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【黒い砂漠】TcpAckFrequencyのおかげ?CC落ちが解消

   

おっさんが黒い砂漠で悩まされていたのがCC(キャラクターチェンジ)連続で行った際の切断。
しかし、PC新調してちょっとしたネットワーク周りの設定も行ったらほとんど起こらなくなりました。

とりあえず、関係ありそうだなと思うところを備忘録として残しておきます。

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CPUのアップグレード

今までの2.8GHzのi7から、4.0GHzのi7に換えました。処理に余裕ができたのは確かです。

Intel CPU Core i7-6700K 4GHz 8Mキャッシュ 4コア/8スレッド LGA1151 BX80662I76700K

メモリの増設

今まで結構ギリギリだったメモリ使用量。余裕を持たせるべく32GBに増設しました。

32GBとかほぼ使い切らないんですけど、おっさんの場合は

  • 黒い砂漠
  • 画像編集ソフト
  • Chromeでタブいっぱい開いてブログ書き
  • たまに他のゲーム同時起動

なんてことをやっているので、16GBじゃ足りなかったんですね。
今回増設してみましたが、既に22GBくらいは実際使っていることが判明しました…
ヘビーユーザーの方は増設も検討してみると良いかもしれませんね。

おっさんが買ったDDR4メモリ

今もう1本で16GBなんてメモリがあるのですね。

CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 16GBx2枚 288pin (無期限保証)(Ballistix by Micron) W4U2400BMS-16G/W

マザーボードによって利用できるメモリの種類や、認識できる最大容量が違うので注意してください。

マシンアップグレードを検討している方は、この辺も見てもらうとよいかと思います。

Core i7 6700K+GTX 1080環境での黒い砂漠 | おっさんゲーマーどっとねっと

TcpAckFrequency(TAF)の設定

さて、おそらくこっちが本題じゃないかなあと思っているもの。

TcpAckFrequency(以下TAF)は、Windowsのレジストリを編集していじれるネットワーク関係の項目です。
今回、M/B新調でLANアダプタも変わったので、これを設定してみました。

TcpAckFrequency(TAF)とは

TcpAckFrequencyは、未解決の TCP 受信確認 (ACK) 数がいくつになったら遅延 ACK タイマを無視するかを決定する、Microsoft Windows XP および Microsoft Windows Server 2003 の新しいレジストリ エントリです。

Microsoft | Windows XP および Windows Server 2003 で TCP ACK の動作を制御するための新しいレジストリ エントリ より

なるほどわからんですな。詳しく見ていきましょう。

TCPの受信確認(ACK)が行われるパターン

TCP接続では以下の2つの場合に「受信確認(ACK)」が行われます。

  1. n回受信したら受信確認を送信する
  2. 最後に受信して、200ミリ秒経っても次のセグメント(データ)が来ない時に送信する

とまあこんな感じで、ネトゲだったらサーバからデータをもらったのを「もらったよー!」とn回ごとに報告するんですね。

初期設定ではnが「2」になっています。
つまり、サーバからデータを2個もらうまで「2個めまだかなー(´・ω・`)」と200ミリ秒待ってるんです。
200ミリ秒以内に届けばその時点受信確認(ACK)を送り、200ミリ秒経つと、「1個だったよー(´・ω・`)」と送るわけなんですね。
いずれにせよ、この待ち時間の間、通信処理は止まってます。
TAF設定を変更することで、このnを「1(=毎回)」に変更できます。
そうすると毎回「もらったよー!」とすぐ報告するので「2個めまだかなー(´・ω・`)」がなくなるわけですね。

TAF=1のメリット

ネトゲの場合はたったひとつ。

時間あたりの処理量が増えるので、MOBやPOT連打などの動きが早く滑らかになったりします。

どれくらい早く、なめらかになるか?というと、別ゲーではこういう事例があります。

TAF=1のデメリット

主に3つあります。

  1. ネットワーク機器(ルーターなど)へ休みなく負荷がかかるため、それらが壊れやすくなると言われています。
  2. 毎回応答などを行うために通信速度が下がります。
  3. レジストリを設定する項目ですので、レジストリ編集方法を誤るとパソコンの動作をおかしくしてしまったり、起動できなくしてしまうおそれがあります。

このようにリスクは少なからずあります。
物理的破損のリスクは少なからず上がりますし、通信速度もチューニング原理的に下がります。
レジストリは、関係ないところを削除したり編集しなければ大丈夫です。

このため、メリット>デメリットだと考える場合のみ、自己責任で設定することをおすすめいたします。

TAFの設定方法

では早速、TAFの設定方法を見ていきましょう。
Windowsのレジストリを編集して適用します。

概要

サブキー :
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\<Interface GUID>

エントリ :
TcpAckFrequency

値の種類 : REG_DWORD、数値
有効な範囲 : 0 ~ 255
デフォルト値 : 2

Microsoft | Windows XP および Windows Server 2003 で TCP ACK の動作を制御するための新しいレジストリ エントリ より

サブキーは、TAFの設定を行いたいネットワークアダプタを指しています。
アダプタのサブキー中にエントリ「TcpAckFrequency」を作成し「1」を設定します。
以下詳細な手順を説明します。(Windows7の場合です)

1.コマンドプロンプトを開く

cmd

Win+Rでファイル名を指定して実行を開き、「cmd」と打ってEnter

2.ipconfig

コマンドプロンプトが立ち上がったら、ipconfigと入力してEnter

ipconfig

するとこのように「イーサネットアダプター ローカルエリア接続」の設定が出るはずです。
この中のIPv4アドレスの値(この場合192.168.1.109)を控えておきます。

3.レジストリエディターの編集

そのまま、regeditと打ってEnter

レジストリエディターが起動します。

画面の左ペインから

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces 

までフォルダマークを開いて辿っていきます。

regedit

3-1.①の中から、2で控えたIPv4アドレスが含まれているサブキーを探す

上図の①の項目({~}のサブキー)のいずれかにひとつだけ、正解があります。

一つサブキーを選んでは、右ペインの

  • DhcpIPAddress
  • IPAddress

のいずれかの値をひとつずつチェック…と言う形で探します。

――というのが基本だけど、Ctrl+Fを押して検索窓を開き、控えたIPv4アドレスを入力して検索するのが早いです。
一致したものは必ず上記のサブキーの中のものかを確認してください。

3-2.TcpAckFrequency項目を作る

IPv4アドレスが一致するサブキーが見つかったら、その項目の中に「TcpAckFrequency」という項目を作ります。
すでにある場合は3-3の手順へ飛んでください。

サブキーを選択した状態で、メニューの編集(E)→新規(N)→DWORD(32ビット)値(D)を選びます。

すると、右ペインに新規項目「新しい値 #1」ができるので、名前を「TcpAckFrequency」に変えます。

3-3.TcpAckFrequencyの値を1に設定

tcpackfrequency

「TcpAckFrequency」の項目をダブルクリックして編集画面にします。
値のデータを「1」にして、OKを押します。

4.システムを再起動する

OSを再起動すると、TcpAckFrequencyの設定が有効になります。

元に戻したい場合は

作成したTcpAckFrequencyの項目を削除するか、または値を「2」に書き換えます。(デフォルトが2のため)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
どれくらいの人が黒い砂漠の「CC落ち」を経験しているかわかりませんが、おっさんの場合は、数キャラCCを繰り返すとほぼ確実に落とされていました。

今回のマシンアップグレードおよび、TAFの設定で通信頻度が上がったことにより、おそらく「タイムアウト」のようなものがなくなったのではないかと考えています。
まあもしかしたらフラセボで、明日からまた落ちまくる、という可能性もあるわけですが…
少なくとも3日はCCで落とされてないです。

CCは置いとくにせよ、200ミリ秒=0.2秒の遅延の有無は、一刻を争うMMORPGにおいては大きな差となります。
また、TAFの設定はOSのチューニングにあたるため、一度設定すればすべてのネトゲで有効な設定となります。

リスクもあるために必ずしもおすすめはしませんが、「こういうものもあるんだなあ」ということで!

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