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【アズレン】アズールレーンのガチャ(建造)が緩めである理由

   

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アズレンをやっていてよく聞くのが「課金がそこまで必須ではない」という意見です。課金せずともゲーム内でキューブを使って建造(ガチャ)ができるので、SSR(金枠)のキャラクターが結構手に入りますよね。ある意味ではそこがアズレンの日本での競争力の一つにもなっていると思います。

そこで疑問に思うのはやはり「どうしてそれが実現できているのか?」ということです。

アズールレーンは中国のゲームをローカライズして提供しています。ともなれば、まずは中国のゲーム事情をあたってみるのが良いと思いました。

中国の「オンラインゲーム運営規制」

中国では昨今、オンラインゲーム中毒などの問題が顕在化し、社会問題となっています。

2016年12月、中華人民共和国文化部(日本でいう文化庁)が制定した「オンラインゲーム運営の運営を規制する通知」というものがあります。これは近年中国でもオンラインゲーム業界が発展しつつも、ユーザーの権利、保護が充分でないことから策定された――というのは建前。詳しくは後述します。

代表的な規制

こちらが条文です。気になる点を抜粋しますと…

  • 公式ウェブサイトにすべての仮想アイテムや付加価値サービスの名前、性能、内容、数量、取得確率を表示すること
  • ランダムに選択されたユーザーのガチャ結果を90日以上記録し、公表すること(プライバシー情報は隠す) ランダム選択された公開情報は真実で効果的でなければならない
  • 運営者はユーザーがゲームに課金した額、取得した仮装アイテム、サービス、そのたのコンテンツの名前などを180日以上保存すること
  • 一時的なイベントで仮想アイテムを増やし、バージョンを変更する場合は、名前、機能、価格設定、換算率、有効期間、ギフト、振替、取引情報などをゲームの公式サイトおよび、ゲームに表示すること
  • 2017年5月1日より施行

こういった感じでした。

また、Kulturさんでは「ガチャで手に入るものと同じ性能を達成できるものを他の手段(ゲーム内の仮想通貨等)でも提供せよ」という条文があるように紹介されていますが、おっさんの翻訳力ではそれはわかりませんでした。そういう文面もあるのかもしれません。

いずれにせよ言えることは、今や中国のネットゲームの規制は日本よりは相当厳しいということです。

中国がネトゲ会社に厳しい理由

ユーザー保護…という観点が建前というのはなぜか。それは非常に政治的な理由が絡んでいるからです。上記のガチャ施策は、2017年10月に行われた中国の共産党大会(最高指導部の選出会)と密接に関わっています。

共産党への批判を防ぐ

ひとつは、ユーザーがネットゲームへの不満を募らせ、それが中国共産党(習近平国家主席)への批判となることを防ぎたいからです。中国外から政治的思想や政府批判が入ってくる可能性のあるメディアは徹底的に排除しています。

また、ネット企業に対しての締め付けの意味もあります。TwitterやGoogleなど、中国でサービスが出来ない企業の代わりに、中国のアリババなどのネット企業がSNSなどを提供しているわけですが、それら中国ネット企業の時価総額はアジアでもトップクラスとなっています。それらの企業も大きな力と見て、「国(共産党)を悪く言うんじゃねえぞ」という圧力としても締め付けているわけです。

というわけで、党大会の前に色々な動きがあって、上記のネトゲ規制法も5月に施行されたばかりというわけですね。

ゲームユーザーとしては歓迎できるガチャ対策ですが、一党独裁の社会主義国家としての中国だからこそ、ネット企業規制も迅速に行われたという点は気に留めておくべきでしょう。

ガチャに違和感を覚えるガチャ運営

というわけで、アズールレーンに話を戻しましょう。

おそらくは上記の様相からするに、中国内のアズレン開発&運営は消費者からの不満で通報されると廃業になってしまうくらいの圧力がかかってるんじゃないかと推測されます。そのベースで、ある程度緩めの集金システムを「取らざるをえない」のではないかなというのがまずひとつ。

その上で、「ユーザーファースト」な日本運営のYostarによってアズレンは日本に入ってきたという点がもうひとつです。

話題の『アズールレーン』はたった10名の会社が運営! 社長が”今のガチャ文化に違和感”を抱いた結果、SSR出現割合が7%になる【インタビュー】

Yostarの社長へのインタビューも色々な見方ができてくるでしょう。中国内のさまざまな表現の規制から解き放たれ、自由にやりたいために日本にやってきた。日本法人のmiHoYoの社長も務めた。ちなみに、miHoYoの崩壊3rdもまた、中国ゲーとしては驚くべき出来だったので以前記事で紹介しています

運営についての評価は時期尚早

スタートアップでサービスしまくるのはどこのゲームも一緒です。黒い砂漠も最初の頃は「アバターなどの単価は高いけどガチャがなくていいよね」と評価していました。最近は時々間接的ガチャが実装されて評価を二分していますね。

「今のガチャって正直なところ望ましくないじゃないですか。」

Yostar社長の意見はもっともです。なので7%に当たり確率を上げた。それもわかります。

ただ、7%の確率で今後も欲しいSSRを引き続けるには、どうやっても課金が必要です。例えば当サイトの5%シミュレーターを使うとわかると思いますが、5%程度の当たり確率は1発で引くこともあれば、50回以上引いても出ないことがあります。

そういう意味では「ガチャゲーの中ではマシ」というレベルであって、必ずしも「ガチャの不満や依存性を解決した」と言えるレベルではないということです。人気がなくなれば集金のために確率を変更したり、もっとエグい回収方法を取らざるを得なくなります。さもなければゲームサービスの中止しかありません。そういった確率で遊ばせる業界だということは十分理解することが必要です。

個人的にはガチャが好きではないので辛めの意見になってしまいましたが、アズレン運営が今後も評価の高い運営を続け、ソシャゲ業界に良い影響を与えてくれることを期待しています。

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