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コミュ症ソロ民のための「ネトゲ立ち回り術」~その8:上を見ない~

      2017/11/17

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ネトゲ立ち回り術第8回。今回は「他人との比較方法」についてです。ソロプレイを貫く人はもちろん、ギルドに所属している人にも大切な考え方になります。私達は誰もが人と自分を比べてしまうもの。それは社会的な本能によるものですから抗うことは出来ません。ネトゲはそこを非常に上手く利用して対抗心や購買意欲を煽ってきます。

だからこそ上手く自分の心をコントロールできれば「ネトゲ疲れ」することなく、自分らしいプレイができるんですよ。

ネトゲのビジネススタイルを考えよう

ネトゲのプレイスタイルを考える前に、ネトゲはどのように売上を上げているのかを考えてみましょう。

売り切り型のオフラインゲームとネトゲで最も異なるところは他人の存在です。Co-op(協力プレイ)にしろPvPにしろ、他人の存在を意識させるように作られています。

例えばギルド。ギルドの中にも成績がありますよね。成績はなんのためにあるのでしょうか。もちろん、競わせるためです。

黒い砂漠の場合は、ギルドのお仕事であるギルドミッションを行ったポイント(活動量)が数字としてきっちり現れます。その他、レベルから行動力貢献度まで、全てが競争の対象となります。

その他にも、見た目が華やかになるアバターや染色なども他人に影響を与えるコンテンツです。羨望の眼差しが次の売上を呼ぶわけですね。

このように、人と人を競わせることによって熱中させ、際限なくアイテムを買ってもらうことがネトゲビジネスの基本なのです。比較させようとする力が非常に強いことを認識しておく必要があります。

 

競争とは競い争うこと

他人との比較に常にさらされると言っても過言でないネトゲの世界。ここで他人との比較方法を誤るとドツボにはまってしまいます。

ギルドに入ることを望まない人の中には、おそらくこういった点に警戒している人もいるかもしれません。ギルドに入って有益なネトゲ生活を得たいが、他人との競争に晒されて惨めな気分を味わうのは嫌だという葛藤です。この点は平穏なネトゲ生活をおくる上で大変重要なポイントになります。

人間はどう頑張っても競争意識が働きます。これは心理学でいう「社会的比較」というもので、自分の社会においての立ち位置を確認するための行動です。人が自分よりも上を行けば焦りの感情が生まれます。焦りは時として相手を妨害しようという気持ちにもなります。つまり、焦りが争いを生むのです。

日本では出る杭は打たれると言いますが、一歩抜きん出ることの出来ない人の気持ちを考えれば当然のことなのです。

 

比較するなら「下方比較」に限る

それではなるべくそういった争いごとを避けたい人はどうすればよいでしょうか。

答えは簡単です。常に精神的優位をキープすれば良いのです。誰もが無意識にこれを行っているのではないでしょうか。課金売りして強さを求めたり、長時間プレイしてレベリングに励んだり、はたまたアバターなどの見た目だけは負けないぞ、と力を入れていたりするわけですね。

ここで大切なことは、自分のできる範囲以上のことをやらない、ということです。ゲームへの投資額にせよ、プレイ時間にせよ、自分の生活を脅かさない範疇で行うのは大前提です。だって余暇時間のゲームですから、それで十分なはずですよね。

もしそれでも腑に落ちない、となれば、それは比較対象が良くないのかもしれません。

「自分よりも上の相手」に追いつくことばかりを考えている場合、それは挫折してしまうことも多いでしょう。もちろん上を目指す努力も必要ですが、どうやっても追いつけない相手と比較していたら苦しいだけです。ただただ、挫折感や敗北感を味わうことになるでしょう。

エンジョイ勢にとって一番良いのは、自分よりもちょっと下だと思う人と自分を比べること(下方比較)です。例えば、リアルでも自分よりも成功している友人と自分を比べたら、すごく惨めな気分になってしまうでしょう。しかし、自分よりもひどい状況にいる友人を想像すれば幸福感を感じられます。

ちょっとひどい考え方のようですが、これはあくまでも考え方です。わざわざこんなことを考えているということを人に言ってはいけません。

上手な下方比較の例

ギルドに入ったけどパッとしない。自分よりいつも上を行く人がいる。このギルドはあのギルドより弱い・・・そういう場合はそこからいかに目線を外していくかが大切。

例えば、大手ギルドの中では下の方のランクに甘んじていても、そのギルドより弱いギルドがたくさんある、と考えれば自分が誇らしく思えるでしょう。自分より強い仲間がいて良かったですね!楽させてもらいましょう!

中小ギルドでもその中では上の方ならば、そのギルドにはもっと下の人がいるはずですから、これもまた自信が持てるでしょう。

ギルドに入りたてでまったくの下っ端でも、コミュニケーションなどが怖くてソロを貫いている人もいるわけですから、勇気を出してギルドに入ったというだけで幸福と考えられるでしょう。

レベリング勢はレベルが下の人を見て安心するかもしれませんが、社会人の人は「こいつら仕事してないんだな」と思って安心すれば良いのです!

そのように考えられるようになると、実は組織全体にとって有益なのです。

どんな状況でも余裕がある、人当たりも良い人になることが出来ます。そんな人は例えギルド内で誰かと誰かが争っていようが、いつでもマイペースでいられるのです。自分が争いの発端になることはないでしょう。

下を向いたまま登れ!

「でも上を見ないと上に行けないんじゃ・・・」と思うかもしれません。確かにそれはその通りです。しかし見続ける必要はないのです。設定をしたら、見なくていい時は見ない。必要な時だけ見ればよいのです。

例えばひたすら狩りをしてレベルを上げたい時に、自分の武器がちょっと弱いことが気になっているとします。「武器が強くなればもっと効率が上がるのに」と考えますよね。

しかし、いくら武器が弱くても狩りをすれば経験値が上がるのです。

例えば、黒い砂漠でクザカは買えないけどリベルトは持ってるような人は、クザカギギギ...」と思うのではなくて、「緑武器より全然強いしコスパがいいぞ、やったね!」というところにいかに視点を持って行くかです。

モチベーションの保ち方こそがゲームを楽しく遊ぶ秘訣です。

まとめ:比較対象を意識的に設定しよう!

いかがでしたでしょうか。自分と人と比べることは避けられないことです。だからこそ上手な比較の方法を身に付ける必要があります。ゲーム中で強い劣等感を感じても気にする必要はありません。気になるのはゲームの中だけで判断しているからです。ゲームも生活の時間を割いてプレイしているもの。その他の時間が充実していたら、あなたは十分「勝ち」なのです。

 


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