Steamコミュニティマーケットの使い方。まずはトレーディングカードを売ってみる!
2020/04/06
Steamにはコミュニティマーケットというユーザー間取引の場所があります。今回はSteamのゲームでついてくる「トレーディングカード」を売りながら、コミュニティマーケットの販売の流れをご紹介したいと思います。
Contents
コミュニティマーケットについて
Steamのコミュニティマーケットは、Steamのユーザー間でゲーム内アイテムの売買をSteamウォレットのクレジット(リアルマネー)を使って取引する場所です。
コミュニティマーケットで売買されているアイテムはいろいろあります。
例えば「PUBG」「CS:GO」「Warframe」などのシューターや
「Path of Exile」のようなハクスラも、コミュニティマーケットで取引できるアイテムがあります。
Steamウォレット内に入れたお金でしか取引できないので、「現金への換金」は不可能ですが、売却するとSteamで購入できるゲームの資金にすることができます。
もちろんコミュニティマーケットのアイテム購入にも使えます。
このあたりは最後に説明しますね。
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Steam トレーディングカードとは
Steam トレーディングカードは、Steam上のゲームをプレイすると獲得できる「バーチャルカード」です。
これも実は、コミュニティマーケットでの取引が可能になっています。
Steamでゲームを買う時に、「Steam トレーディングカード」という項目があれば、そのゲームは対応していることになり、ゲームプレイで手に入れることができます。
そして、ゲームをプレイしても最大でそのタイトルのカードリストの半分までしか手に入れることができないのが基本です。
「残りカードドロップなし」になっちゃうともう出ないというわけ。
では、残りはどうするかというと「他のプレイヤーから買う、交換してもらう」という形になり、コミュニティマーケットの出番というわけです。
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Steamトレーディングカードを集めるといいこともある
Steamトレーディングカードを集めてバッジを作ると、以下のような特典がランダムで受け取れるようです。
- プロフィール背景のカスタマイズが可能
- ゲームやDLC用のクーポンゲット
- Steamチャット、スレッド、プロフィール用の絵文字
- プロフィールショーケース(他の人にプロフを見せる機能)
実利としては値引きになるクーポンがありますが、どのタイトルでも値引きに使えるわけではありません。ゲームタイトル指定のクーポンだからです。
よほどのSteam大好き侍じゃないと集めるメリットは薄いですね。
コミュニティマーケット利用の準備
というわけで、試しに手持ちのSteamトレーディングカードをコミュニティマーケットで売ってみましょう。
お金に関わることなので、最初に利用準備が必要です。
Steamガードを導入する
コミュニティマーケットの利用時、すぐに販売したい場合はスマホなどでのモバイル認証を行う必要があります。
これを行わないと、後述する「ホールド期間」が発生し、その間売ることが出来ません。
Steamのアプリを使います。
モバイルも初回認証後は即時取引ができないので数日間待つことになります。(ホールド期間よりは短いです)
なので、今後コミュニティマーケットで売買してみようかな?と思っている人はとりあえず、SteamアプリでSteamガードを有効にしておくことをオススメします。
アイテムの売り方(出品方法)
Steamガードを有効にしたら、早速売ってみましょう。
基本のアイテム売買
コミュニティマーケットの「アイテムの売却」から、コミュニティマーケット販売対象のアイテムを所持していれば売ることが出来ます。
このように売却履歴がグラフで出るので値付けの参考にしましょう。
自分が受け取りたい金額か、購入者が支払う金額を設定し、利用規約に同意して、「アイテムを販売対象と指定選択します」を押します。
(トレカの場合)アカウントのバッジ画面からも可能
Steamトレーディングカードの場合は、バッジ画面からも販売が可能です。
Steamのメニューで自分のアカウント名→バッジを選ぶと、こんな画面になります。
これが所持しているトレーディングカードです。FF15のカードを売ってみましょうか。
ゲームタイトルを選ぶとバッジの一覧が出ます。ここで「Sell these cards on the Market」のボタンを押します。
コミュニティマーケット画面
コミュニティマーケットの画面に移ります。ここで出品額を決め、Steam利用規約に同意して出品します。
相場の確認
各カードの名前の文字列をクリックすると、詳細な相場を確認できます。
各カードの出品額および出品数状況がざっくりわかるようになっています。ここから相場を見極めて売っていくことができます。
なお、先程の一覧で売れる画面では、購入希望価格の最も高い値段に自動設定されるようですので、おそらくすぐ売買成立するんでしょうね。
合計額に納得したら「出品する」ボタンを押します。
Steamアプリで「確認」
スマホのSteamアプリ側で「確認」を選ぶと、このように「売るもの」が出てきます。
ここで「出品リスト作成」をタップすれば、出品となります。
出品のホールドについて
もし、Steamアプリを導入せず、Steamガード連携していない場合「ホールド」と呼ばれる猶予期間(待ち期間)が発生します。
メールにて再度確認が来ます。「出品リスト作成」を押すと、出品の「ホールド期間」になります。
アイテム盗難などを防ぐため、取り消しができるようにSteamによって預かり状態にする期間が「ホールド期間」です。
この期間がすぎると自動的に出品されるので、特に販売を急がない場合は放っておいても大丈夫です。
もし急いで出品したい場合は、ホールドになっている出品を「削除(取り消し)」し、Steamガードなどを導入してから再度出品してください。
売れたらSteamウォレットを確認
無事に登録した品が売れると、メールでこんな感じの連絡が来ました。
Steamクライアントの右上にSteamウォレットの残高が出ますが、そこにも追加されています。
Steamウォレットの残高の使い道
Steamウォレットの残高は、Steamで購入するゲームの資金になるということがおそらく最も重要です。
上図は本記事で説明したカード売却後、新しくゲームを購入しようとする画面です。元の値段からウォレット残高分の金額が自動的に引かれたものが支払い金額として表示されました。
つまり、Steamウォレットに残高があると、Steamでゲームなどを購入する際に、最初にSteamウォレット内の額が全額利用されます。
今後Steamでゲームを買うならば、ウォレット残高は1円たりとも無駄にはならないわけです。
もちろん、コミュニティマーケットでゲーム内アイテムを購入するのに使っても良いでしょう。
コミュニティマーケットを見ればわかりますが、ゲームによってはかなり高額(万単位)のレアアイテムなども取引されています。
そういうレアを求めてゲームを遊ぶのもアリかもしれませんね。
(Steamで結構ゲームを買っている人は)とりあえず要らないトレカを売ってウォレット残高を作る…というところから試してみると、売買システムに対してより理解が深まると思います。
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