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【BF5】DXR(レイトレ)をRTX2070でどの程度動かせるかテストした

   

BF5が何故RTXマシンにオマケされているか?というと、NVIDIAが「最新テクノロジーを体験して欲しい!」と思っているからに他なりません。

というわけで、今回はi7-8700とRTX 2070搭載のマシン「GALLERIA XF」で、BF5のDXR(リアルタイムレイトレーシング)を試してみました。

重いという評判ですがBF5のDXRではどれくらいのfpsが出るでしょうか?

BF5でDXR(レイトレ)を有効にするための3つの条件

まず、BF5にてDXRを有効にするためには3つの条件を満たさなければなりません。

  1. RTX20番代のグラフィックボードを搭載していること
  2. Windows 10 October 2018 Update(Ver 1809)の適用
  3. BF5起動に必要なGeForce Readyドライバを適用していること

この3要件が揃って初めて、DXRの機能を有効にすることが出来ます。

1.RTX20番代のグラフィックボード

現在販売されているRTXのグラフィックボードは以下の通りです。

  1. GeForce RTX 2080 Ti
  2. GeForce RTX 2080
  3. GeForce RTX 2070
  4. (GeForce RTX 2060)※発売予定

>>AmazonでRTXシリーズのグラボを見る
>>ドスパラでRTXシリーズのグラボを見る

BF5において、DXRの最低動作環境がRTX 2070となっていますが、これは執筆現在2070が最も下位モデルであるためで、RTX 2060が出たら対応して最低動作環境を下げてくる可能性はあります。

2.Windows 10 October 2018 Update(Ver 1809)の適用

DXRはWindows10のバージョン 1809以降でしか動かないので、Windows7の人はバージョンアップするかPCの買い替えが必要です。

Windows10のバージョンの確認方法

  1. 画面左下の検索窓に「winver」と入力
  2. 検索結果の「コマンドの実行」を選択

これで上記のWindowsのバージョン情報ウィンドウが出ます。バージョンが足りていない場合はWindowsアップデートを行いましょう。

またはMicrosoftのページから手動で適用も可能です。

3.BF5起動に必要なGeForce Readyドライバを適用

こちらからGeForceの最新ドライバをDLして導入します。BF5のゲームバージョンによって必要なドライババージョンも変化します。

 

BF5のDXR設定

BF5のビデオ設定 > 詳細設定にて以下の項目を順にオンにします。

  1. DX12有効
  2. DXR有効

どちらも再起動を求められます。

もしここで「DXR有効」の選択肢が出ていない場合、Windows 10 October 2018 Update(Ver 1809)の適用が出来ていません。

DXR(レイトレ)の効果

実際にプレイして気づくのは以下のような効果です。

ミラー、ガラス、金属質の反射

車のミラーにちゃんと「そこにあるもの」が反射しています。

BF5の場合そこまで役立つものではありませんが、レースゲームなどではよりリアルなミラー効果が得られると思います。

一番感動したのはRotterdamマップの反射。ガラスに反対側にある物が映り込みます。

風景が反射しているのがすごくリアルで、「おお、すげえ!」となりました。

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これがRTXオフの状態のガラス。もう全然違いますよね。自分が写り込んだり、周りの風景が写り込んだりすることによってリアルな映像が実現されています。

車に対して映り込む自分のキャラクター。今までのFPSだったら自分の姿をゲーム内で見ることはなかったでしょうね。

ガラスに炎が映っています。

こちらではランプがガラスに写り込んでいます。

こういった反射は今までは擬似的に、アバウトにつくられていましたが、DXRによってリアルに作り込むことが出来るようになったのです。

「あるべきもの」がきちんと表示される

例えば船が水面に非常にそれっぽく映り込みます。これだけでもかなりスゴイんですけども

画面から船本体が消えても、ちゃんと水面の映り込み部分が残るんです。これもDXRのスゴイところ。

今までのゲームは、画面から消えたら元となるオブジェクトが都度消されていました。

前後に並んでいる車。後ろの車を燃やすと

前の車でも反射する部分には炎の赤い色が映り込んでいるのがわかります。

燃え上がった炎から感じられる眩しさなどの演出も強化されているように感じました。

特に、「後ろで燃えている」ということが環境光として適用されており、後ろで何が起きているかがわかりやすいです。

このように、DXRでは「見えるべきものが見える」ため、リアリティがグッとアップしています。

RTX 2070でDXR「最高」設定は重いが、「中」なら使える感じ

では、どのくらいのスペックならDXRが利用できるのでしょうか?

グラフィックボード使用率

DXRの懸念は「重さ」ですが、DXRの適用量やマップによっても負荷がだいぶ違います。

画質「最高」設定だとDXRリフレクションを「最高」、「中」設定どちらにしても、GPU使用率は100%付近に張り付きます。

画質を「中」にして、DXRリフレクションを「中」にすると、ようやくグラボ使用率に少し余裕が見えてくる感じです。

「Rotterdam」のfpsを画質、DXR設定ごとに比較!

ガラスや車などの反射の紹介で利用したマルチプレイのマップ「Rotterdam」を検証します。

そう、マップごとじゃないとホントの事が言えないんです。

「BF5はこれくらいで動く」と一律に指針を出すことはできません。

大手メディアでBF5のタイトルとDXR時の数値だけ出しているのは眉唾だと思ったほうが良いです。

実際にマップに出て動かすと、状況によってかなり差が出ることがわかります。

ここではゲームモードを上手く選択して、ほぼ無人状態のマルチプレイで「非常に純粋なDXRの重さ」を計測することが出来ました。

他のプレイヤー、NPCオブジェクトがほぼいない状態で、町中を同じルートで歩き回った時のfpsです。

画質「最高」DXR「最高」
68.9 fps
画質「最高」DXR「中」
90.9 fps
画質「中」DXR「最高」
76.0 fps
画質「中」DXR「中」
102.1 fps

緑と青のDXRリフレクション「最高」によるfps低下がかなり大きいことがわかります。

そして画質を「最高」から「中」へと下げることでも10fps程度稼げるということがわかりました。

ポイントはこれが「無人の時の重さ」ということです。32vs32のバトルが展開されて更にfpsが下がることも考慮する必要があります。

そのため、BF5でRTX2070を使う場合、快適度と画質のバランスから見ても

  • 画質:中
  • DXRリフレクション:中

がおすすめの設定になると思います。

BF5のDXR設定による画質とfpsの違い

設定を下げるほど、画質とトレードオフにfpsが上がりますが、テスト環境ではDXRを「中」以下にしても、体感できるほどのfps向上効果はありませんでした。

「最高」>「高」>>>「中」≧「低」くらいの印象です。

以下のスクリーンショットでは、建物の角で2面のガラス越しに向こうが見えつつ、反射も行うという複雑な描写シーンとなっています。

DXR「最高」設定

DXR「高」設定

DXR「中」設定

DXR「低」設定

比較:DXR最高&中

「なら『中』」で良いか」ということで、「最高」と「中」設定だけを抽出して比較してみます。

左がDXR最高設定、右がDXR中設定です。

高設定までと比べ、中設定以下は銃の陰影が簡略化されているのがわかりやすいです。ガラスの反射はかなりよく見ないと違いがわかりません。

風景を見ると「水の処理」「陰影」がDXRによって作られているか否かの違いが見えてきます。

DXR「最高」設定では左手にある手前の街灯によって、電柱が明るく照らされていたり、路面のブロックがわずかに反射したりしていることがわかります。

DXR「中」設定だとその辺がざっくりしている感じですが、「次世代だなあ~」という感覚は十分に味わえると思いました。

DXRを適用してのオンライン

オンラインでは様々な要素でfpsが落ちるため、どれくらい再現性があるかはわかりませんが、とりあえずはサンプルとして。

画質「中」、DXRリフレクション「中」でのデータです。

Rotterdam Airborneミッション

平均fpsは83fpsですが、数回ガクっとfpsが落ちるタイミングがありました。それ以外は至って快適です。

Arras

Arrasマップでも同様で、平均fpsは104と高いものの、DXRの適用が始まるような場所に近づくと、一瞬ガクっと落ちるということが数回ありました。

DXR未適用時のRotterdam

この一瞬ガクっと落ちるのはDXR未適用でも起きるのですが、元のfpsが高いため目立ちにくいので、ガッチガチに勝利を目指すプレイヤーはDXRはオフに、という感じは否めません。

カジュアルに遊ぶ人やシングルモードなどではDXRをオンにすることで、美しい風景を楽しむことが出来ると思います。

今後のためにどの「RTX」を買うべきか

今後こういった光や反射のエフェクトが増強されたタイトルが今後出てくることを考えると、これから買うならRTX搭載のPCをおすすめしたいです。

そうすると問題は「どのレベルのRTXグラボを買うべきか」になると思います。

RTXシリーズの基本性能まとめ

RTX-OPS 76T 57T 42T 37T
グラボ RTX 2080 Ti RTX 2080 RTX 2070 RTX 2060
CUDAコア 4352 2944 2304 1920
VRAM GDDR6 11GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB GDDR6 6GB
メモリクロック 14Gbps 14Gbps 14Gbps 14Gbps
メモリインターフェース 352bit 256bit 256bit 192bit
メモリ帯域幅 616GB/s 448GB/s 448GB/s 336GB/s
ベースクロック 1350MHz 1515MHz 1410MHz 1365MHz
ブーストクロック 1545MHz 1710MHz 1620MHz 1680MHz
消費電力 250W 215W 175W 160W
推奨PC電力 650W 650W 550W 500W
RTコア 68 46 36 30
Tensorコア 544 368 288 240

 

DXRの快適性で見ておきたいのが最後に示した「RTX-OPS」というNvidia独自の指標です。

これはレイトレがどれくらい出来るかの簡単な指標です。

BF5のFHDでのVRAM使用量

BF5に必要な「VRAM容量」を見ていきましょう。

FHD(1920 x 1080)解像度でDXRをオンにし、Rotterdamマップをソロでウロウロした時のデータです。

画質設定を最高にすると6GB弱となります。また、中設定にすると5GB弱となります。

これがもうちょっと上の2560 x 1080や、WQHDなどでは使用するVRAM量も増える点に注意してください。

RTX 2060

RTX 2060はまだ発売されていないので、データからの推論になります。

搭載VRAMが6GBなので、マルチでの画質最高設定はギリギリかもしれないのですが、中設定で遊ぶことは十分可能だと思います。

RTXリフレクションの重さは、性能的には中設定以下ならば60fps以上が行けるかも?という期待をしています。

BTOなら搭載PCが16万くらいで出てくるかなという感じです。GTX10シリーズでのライバルはGTX 1060よりはGTX 1070 Tiになると思います。

ドスパラならGALLERIA XVあたりの値段で来るのではないかと予想しています。

RTX 2070

今回のテスト機材「GALLERIA XF」が搭載しているグラボです。

VRAMが8GBあるので、画質「最高」設定でも安心して遊ぶことが出来ます。

DXR利用時での快適さを考えると、画質RTXリフレクションともに「中」設定で遊ぶのがオススメです。

コスパを考えるとこのラインは非常に「ちょうどいい」感じです。BTOで搭載PCを買う場合、20万くらいで買えるかな、というラインです。

RTX 2080、RTX 2080 Ti

DXR使用時の快適性をより求めるならばRTX 2080、RTX 2080 Tiとなります。

このあたりは十分に「ハイエンド帯」であり、PCゲームのエンスージアストがチョイスするレベルのグラボになります。

当然、その環境ならではの感動があることも確かで、とにかく最高を求める人なら検討したいモデルです。

BTOで搭載PCを買う場合、RTX 2080で25万、RTX 2080 Tiで30万~という感じだと思います。

そしてこのクラスだと第8世代CPUではCPUがボトルネックになる可能性が高いので、第9世代のi7-9700K、i9-9900K搭載モデルを選択すると良いと思います。

ドスパラの場合では、GALLERIA ZG i7-9700KGALLERIA ZZ i9-9900Kなどがあります。

 


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