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台風19号「1日避難所レポート」防災セットはどう役立った?環境はどうだった?

      2020/03/08

史上稀にみる超大型台風19号「ハギビス」の影響で、人生で初めて避難所への一泊避難を行いました。

避難で防災セットなどがどう役立ったのかなどを書いていこうと思います。

また、ストレスマネジメントの観点で持って行った方が良い物なども書いていきます。

避難所開設から閉鎖の1日間で配られたもの

私の住んでいる自治体の指定避難所で1日の間に配られた物資は以下の通りです。

  • 毛布 1枚
  • ペットボトル水 500ml
  • アルファ米の非常食 1食分
  • やかんの水
  • 電気(電力源が生きている限り)

あなたはこれを見てどう感じましたか?

私の家族は「3食出ると思った」と言っていました。

避難所のストックはもっとあったでしょうけれども、避難が長期化する恐れや集まる人数が増えることなどを考えると、最低限ずつしか配布しないと思います。

何も持たずに避難しなければならない極限の状況の場合は仕方がないにしても、台風のように事前準備が十分でき、避難所開設が予想できる場合には、やはり自分で一日過ごすためのグッズを用意しておくのは必須と言えます。

「防災セット2人用 地震対策30点避難セットplus」を使いました

避難所にて

私は昨年から「最低限自分の身は守れるように」ということで防災セットを買っていました。まさか買って一年で使うことになるとは思いませんでした。

大人の男性1人なら2人前セットでちょうどいいかなと思います。食料と水、2人用のスリッパなどのグッズを少し抜いて、そのスペースに別途買った大容量バッテリーなどを詰め込めるでしょう。

今回は2018年モデルでの紹介ですが、2019年モデルは一部の内容がアップグレードされているようです。(ラジオとか)

内容物についてはイメージしやすいように、Amazonで買える類似の単品商品を紹介します。防災セットに含まれているものと同等の物は「同等品」と書きます。

非常持ち出し袋 plus+

同品。バッグ自体にこの価格くらいの価値はあると思います。材質と縫製がしっかりしていて丈夫です。自立するので場所も思ったより取りません。あと見た目が良い。

電気機器を入れる関係上、バッグに防水・防汚・防炎加工がしてあるところが特に良いです。中に薬やタオルなどを入れた場合にも湿りません。

今回は一部地域で下水が冠水しました。そんな中で逃げなければならない時、バッグに防水、防汚加工がされていると安心できますよね。

また、EMERGENCYの文字が「現在避難している」ということを周囲にアピール出来ます。家に置いておく時にもわかりやすいです。

レインコート x2

ラップみたいな薄い生地の使い捨てのレインコート。避難時に傘を持つ余裕はないので必須です。180cmのおっさんが着ても大丈夫なサイズ。

良くも悪くも破れやすく片道の使い捨て用という印象。避難所に行く際に着て行きましたが特に文句はないです。非常にコンパクトなのが良い。

缶詰入りの保存パン 100g×4

同等品。実際に入ってたもので、ケーキみたいな感じで美味しかったです。カロリーがちゃんとあるって大事。

でも米も食べたいのでアルファ米も追加で持って行ってそれも食べました。人間食べれば落ち着くからマジで。

マルチツール

入っていたものは8wayでした。

  1. ナイフ
  2. ハサミ
  3. 缶切り
  4. 栓抜き
  5. マイナスドライバー
  6. やすり
  7. プラスドライバー
  8. コルク抜き

屋内退避でこれらを使わないでしょ…と思ったら、早速保存パンを切り分けたり取り出すのにナイフを使いました。

また、食器が別途ない時、手が汚れているけど物が食べたい時、ナイフに刺してそのまま食べたりとか出来るからなんだかんだで使えます。

缶詰を持っていく場合は缶切りも使えますよね。プルトップ缶が最近は多いですが、プルトップが折れたら缶切りが必要です。

ウェットティッシュ(からだ拭きタオル)

同等品。大判のウェットティシュ。アルコールがついていないのでお肌に優しいです。汗をかいた後などにさっぱりします。

速乾性アルコールジェル

(品薄の時期だったのでありませんでした)

特にトイレ周りに威力を発揮。例えば今回はトイレに石鹸がなかったのでトイレから出た後などに使いました。

水のいらないシャンプー

同等品。「髪のにおい、かゆみ取りスプレー」だと思えばまあまあかな…。最低限の仕事はします。

祖父が入院した時に泡タイプの方を使いましたが、そちらの方がしっかりしてました。

パワーブーストようかん

同等品。今回は食べるほどの日数ではなかったけど、2日目などになって甘いものが欲しくなったら食べていたと思います。

血糖値が下がると人間はやはりイライラしたり不安を増すので、甘い物やお菓子類が欲しいところです。

5年保存水 500ml x 6

同等品。ペットボトル入りの保存水。味は普通の水で全然飲めますね。昔買った缶入りの保存水はとても美味しくなかったので好印象。

レジャーシート

避難所でも床が綺麗とは限らないので必須。

エアー枕、スリッパ、耳栓、アイマスク x2

避難所でも土足で良いとは限らないのでスリッパは必須。エアー枕も硬い床の上などで寝ることになるので必須です。

耳栓も必須。でも個人的にはMOLDEXのお試しを買って、自分に合うのを探しておくのが良いと思います。

音は骨伝導でも聞こえるので完全カットは出来ませんが、耳栓でどこまでカットできるかでかなりストレス度合いが違います。

ちっちゃくて意外と無くすので複数入れておくのもアリ。

アルミブランケット

寒い時に巻いたりレインコートの代わりにしたりするアルミの大判布。今回は出番がありませんでしたが、冬場だったら多分着たと思います。

配布される毛布は床に敷き、アルミ布を纏って寝るのがよさそうです。

夏は日よけに使えるとのこと。

手回し充電ラジオライト(スマホ充電器)

2018年モデルでは、ライトは問題がなかったんですが、ラジオの現在周波数がわからずノイズしか入らなくてラジオが使い物になりませんでした。

そういった使いにくさからか、現在のモデルは以下の製品に変更されているようです。

モーリアンヒートパック(食品加熱袋)

同等品。加熱袋に発熱剤と温めたい食べものなどを入れて、水を入れるだけで約100℃ まで温まるパック。自衛隊でも採用されているそうです。

避難所などでは二次災害防止のため火気厳禁で、コンロなどは使えませんでした。これは状況を考えればどこでもそうだと思います。

そのため、自前ではこういった食品加熱袋を使用するしか温かい食べ物を食べる手段がありません。

発熱は15~20分間持続します。今回はお湯を持って行ったので使わなかったのですが、長期化したり冬だったら確実に使ったと思います。

常備用カイロ x2

同等品。カイロもお腹が冷えたらお腹に当てたり、ペットボトル水に巻いて少し温めてから飲んだりと使い道があると感じました。長期保存タイプ。

ローソク

同等品。避難所では火災防止のため火気厳禁でした。許可が出ないと使えないでしょう。

ガムテープ

今回は事前の窓ガラスの補強などに使いました。避難所では使いませんでしたが、使いどころは確実にあると思います。

  • 怪我の止血
  • バッグや服の破れなどの補修、強化
  • 物の固定
  • ガラスの飛散防止

緊急用ホイッスル x2

未使用のため評価できず。

救急セット

同等品。バンドエイドや包帯、安全ピン、ハサミなどの簡易医療キット。

これは基本として、ここに常備薬や持病などがあればお薬などを追加で入れておくと良いですね。

中身は時々メンテした方が良い気がしました。

三角巾 x2

三角巾は止血に使ったり骨折時に腕を支えるなどに使えます。

非常用簡易トイレ3回分 x2

今回は未使用で済みました。断水したらお世話になったでしょう。

非常用給水袋

同等品。給水があった時用のバッグ。3L入り、ジッパーで止められるようになっていて、ただのビニール袋とは作りが違います。

また、ジッパーつきなので食品保管用や、水を入れて凍らせて冷却材にするなどの利用法も考えられます。

軍手 x2

滑り止めが付いた軍手。体育館などでは床が汚いので、シートを敷くのは基本となります。

軍手も例えば素手で触りたくないものに利用するなど手袋としての役割があります。

マスク x2

蛇腹の普通のマスク。一枚一枚がビニール包装されています。台風時は空気も悪く、避難所も換気が出来ないので必須です。

乾電池 x4

同等品。ラジオなどに詰められる単3の乾電池。

緊急時連絡シート・防災アドバイス

緊急時の連絡先や避難場所などを書いておくためのシートです。グッズ類のリストが書いてあるのでチェックのためにも良いと思いました。

製品全体の評価

自分で用意しようとしたら気づかないところまで配慮されているので、グッズを買い揃える時間がない方にはお勧めです。

個々の製品をチェックしていて気づいたのは、重要度の高いものはちゃんとケチらないで作っている感じ。

  1. バッグ
  2. 食べ物、飲み物
  3. 衛生用品

このあたりは高評価です。

逆に評価がちょっとイマイチだったのは

  1. 手回し充電ラジオライト
  2. 救急セット

ですかね。ラジオライトは改善されたみたいですが、私は別途しっかりしたバッテリーと携帯用ラジオやライトを買ってもいいと思いました。

救急セットは中身が海外製なので、不安な場合は国産のちょっといい絆創膏などに詰め替える前提でいた方が良いかなと思いました。

また、消毒ジェルやカイロ、マスクなどは1~2日でなくなる程度の量感で揃えているのもポイントだなと思いました。大きなボトルは確かに入りません。

必須追加品

ゴミ袋

ゴミ袋はあった方が良いですね。避難所で出たゴミ類を持ち帰ることが出来ます。

また、避難所が土足禁止の時にはスリッパ履きで、靴や傘などは自己管理になります。その時にゴミ袋に入れれば避難所を汚さずに管理できます。

カナル式イヤホン

スマホで音楽などを嵐の轟音の中で聞けるので欲しかった…

そしてこれは普段使いと絶対分けて、安いので良いから避難バッグに入れておくべきです(入れ忘れるから)

避難に適した格好を考える

台風避難など準備が出来る場合、基本的にはスポーツウェアなど、速乾性・通気性の良いものをレイヤードにするのがよさそうです。

台風の時期などはとにかく湿度が高くて蒸れます。

冬の場合はその下にヒートテック系を着ると良いと思います。あまりにタイトな新品はストレスを感じさせるので、着慣れたものが良いです。

靴は長靴よりは運動靴がよさそうです。増水してひざ丈などまで水が来た場合、長靴だと全部水が入っちゃいます。

車で避難できる場合の備え

台風の場合や山間部などで徒歩で避難することの方が危険性が高い場合などは、車で逃げられるうちにさっと逃げた方が安全な場合があります。

そういった場合は車へ積載できる以下のグッズを追加しておくことで、避難所で更に快適に過ごすことが出来ます。

私は非常食LEDランタン正弦波の大型バッテリーなどを追加注文しました。

避難所の体育館内へのテントの持ち込みも可能とのことだったのでポップアップテントも持っていきました。

電気が提供される場合に備え、自分の分のコンセント口を増やせるように電源タップを所持品に追加しました。

また、食事も期待せず自前で賄えるように水筒やポットにお湯を入れて持っていくことにしました。電気に依存せず保温性が高いガラス魔法瓶は一日温かさを保ちます。

避難セットに含まれているものよりも強力な耳栓も追加しました。

後は常備薬関係ですね。私はストレスでお腹が弱くなりやすいのでその手の薬を重視していきました。

低気圧による頭痛やめまいなどの低減のため、酔い止めも買いました。

避難所の確認と追加準備

自治体の防災課に連絡をして以下の内容を聞きました。

  • 避難場所
  • 持ち込み可能なもの
  • 避難方法(車を使えるか否か)
  • 避難発令はどのようなタイミングで行われるか
  • 避難所で提供されるもの・されないもの
  • 過去にどれくらいの人数が来たか

まずは避難場所です。これがちょっと想定よりも遠い体育館でした。

避難指示もある程度天候が悪化してからでなければ出ないとのこと。明確ではありませんが予想時刻を教えてもらいました。

割とアップダウンがある土地で悪天候の徒歩移動はきついと思い、車での避難ができるかなどを聞き、許可をもらいました。

避難の際には車を使わないのは途中でスタックして緊急車両などの妨害になることを防ぐため…と言われますが、自分の命もかかってますんでそうも言っていられない場合もあります。

今回は台風の初期段階で避難する旨を伝えていたので、途中でスタックして動けなくなるリスクも低いと自治体も判断したのでしょう。

また、タクシーが動いている場合もあり、タクシーで避難した方もいらっしゃるようです。

本当は徒歩で荷物を余裕で運搬できるくらいの天候時点で避難所を開けるべきだと思いますが、今回は結局、風雨がある程度強まってから開所されました。

この辺りは国の出す警報レベルと連動しているのですが、今回千葉県は早期に開けていたらしいので、各自治体がどう考えているかになります。

避難行動

事前に荷物と気持ちをまとめる

予定の時刻前に車への避難道具積み込みをほぼ終了し、避難警報を待ちます。

台風が接近し、雨脚がかなり強まってきたころにようやく避難場所が開設されたとの連絡が出ました。

戸締りを確認し、ブレーカーを落とし、家族ですぐに車で避難所へ向かいました。

ここまでに家族の意思決定が出来ていないとすぐに動けませんので、日頃から防災についての準備を話し合いましょう。

避難所での陣取り

職員さんに挨拶をし、陣取りなどの指示をもらいます。

避難所に入った時点で既にサバイバルなので、自分でストレスコントロールをする必要があります。遠慮しないで良い場所を取りましょう。

私は今回早くに行ったのでいわゆる「強ポジ」を確保することが出来ました。いわゆる「隅」です。

例えば人通りの激しそうな出入口や汚臭のするトイレ付近から遠いところに位置取ることで、少しでもストレスを減らす作戦でした。

避難者は時間と共にぽつぽつとやってきましたが、思ったほどの人数ではありませんでした。

しかし夜になって更に風雨が強くなってくると人は結構増えてきました。

避難が後になればなるほど、部屋の中央部などストレスの多い場所しか残りません。さっさと覚悟を決めて逃げるべし。

避難中

事前準備の大切さを思い知る

プライバシーを守るテントや温かな飲食物、スマホで遊んでいられるだけの十分なバッテリー、風雨の騒音から身を護る耳栓などが揃った状況は、かなり初期ストレスを減らしてくれたと思います。

それでも、普段の生活に比べると徐々にストレスがのしかかってきます。何といっても、台風が通り過ぎるまでの1日は避難所の中でトラブルが起きても外に出られないわけです。

気圧の変化もすごかったので酔い止めを飲み、耳栓をして、職員の方に毛布をもらってテントで少し寝ました。酔い止めのもたらす適度な眠気で意外と眠れました。

私の事前の準備を見て「そこまで準備しなくていいだろう」と苦笑いしていた家族も「揃えてくれて本当にありがとう」と言ってくれました。

おしゃべりは最高のリラクゼーション

起きている間は一人でスマホをいじってる人も少なくありませんでしたが、スマホの一番不安になるところは「電池が減る恐怖」です。

予備バッテリーがあれど遠慮がちな使い方になり、「やっぱり非常時なんだなあ」と実感して鬱々とした気分になってきます。

そこで家族でトランプなどをして時間を潰しました。

やっぱり時間を潰すにはなるべく電気に頼らず、誰かと喋る方が良いです。

私はもし一人で避難したとしたら、近くで同じように一人でいる人に声をかけて一緒に過ごしたと思います。

実際、皆が非常事態で不安でしょうし、自然と見知らぬ一人者同士は集まっていました。

それくらい、閉塞感のある状況から意識をそらして時間を潰すことがストレスマネジメントでは重要だと思いました。

人と交流するきっかけとしてもトランプはよさそうです。

老若男女問わず色々な遊び方が出来ますし、一人でもシャッフルして遊んだりできます。持っていくのに場所も取りませんしね。

テントが与える安心感と安全

テントを持って行った理由はセキュリティとストレス対策です。

今回は体育館ということで見晴らしがよく、数人の職員さんがどこも見渡せたので特にトラブルはありませんでした。

しかし、場所によっては治安が悪いという話も聞きますし、女性が一人で避難などをする場合は特に不安だと思います。

また、所持品でも避難所での「レアグッズ」などを持っていると盗難などのリスクがあります。そういったものを隠すスペースとしても重要だなと思いました。

そして、他人の視線というのはただでさえ人にストレスを与えます。外が気になる人が近くをうろうろしたり、こちらを見てきても仕方ないのですが気になりますよね。

視界を遮るものがないとたぶん、避難所にいられるのは1日が限度だと思いました。

とにかく、マジでテントやパーテーションは避難に必須だと思うんで避難所に常備して欲しいなあと思います。

でもそれがないのが現状ですから、自分で小型のテントを用意するしかありません。下のテントで大人1~2人が入れる感じです。

例えば家族2人で逃げるとして、力のある一人が2人用防災バッグを背負い、もう一人が小型のリュックとテントを持っていくなどの役割分担をするとよいかもしれません。

これに入って耳栓をして毛布で寝ると、ストレス度は一気に下がります。マジで。

灯りも癒しになります。

食事や水は十分には出ないと思った方が良い

自分で食べるものや水などは必ず用意しておかないといけません。

「食事が出ます」と聞いていたので3食出ると期待しましたが、夕飯にアルファ米の食事が水と共に1食出ただけでした。

出るだけでも相当有難いんですが、空腹時のストレスはかなり高いので持参したお菓子や防災セットに入っていた保存パンも食べました。

「避難してください」で手ぶらで来た人たちのストレスは相当なものだったと予想できます。

コンセントはシェアする準備を

電気は超大事!電気が通じているうちはタップなどを必ず使ってコンセント口を増やしてシェアしましょう。じゃないとトラブルの元です。だから自分で最低2つ口はあるタップを持っていくのです。

台風避難なので事前にスマホなどを満充電してきた人がほとんどのようでしたが、中には「充電したつもりができてなくて」という人もいました。

防災用品が整っている場所なら違うかもしれませんが、片田舎の避難所はマジで避難して命を守るだけの場所なので、情報は各自で仕入れなければなりませんでした。

最近はUSB充電の物も多いので、USBポートがついた電源タップがあるとケーブルだけ持っていけばいいので助かると思います。自宅にも欲しいですねこのタイプ。

当然、電気がない場合に備えて大型のバッテリーがあると安心です。正弦波のものだと出力ワット数以内のどんな機器でも安心して使えます。

避難の終わり

台風が過ぎ去ると土砂災害の警報がある中、夜中にもかかわらずぼちぼち人が帰っていきました。

うちも父が帰りたがっていましたが、未だ警報レベルが下がらない中でトラブルを起こすリスクがあったので、一晩我慢してもらいました。

明るくなって雨もやみ、風も収まり、一抹の不安と共に帰宅しました。

ブレーカーをメインから順にオンにし、水道を開け、電気水道に問題がないことを確認。

雨漏りや窓の割れ、浸水なども予想しましたが運よく問題はありませんでした。

学んだこと

  • 自治体は本当に最低限のことしか提供できない。プライバシー保護などは二の次三の次。
  • 避難時にもできるだけ平穏時と同様の「暮らし」が出来る準備を自分でする必要がある
  • 防災セットは確かに必要なものが入っているが、中身を確認してプラスアルファは自分で仕上げる
  • 安全に避難できるなら小型テントなども持っていきたい
  • 人の視線や物音は結構なストレスになる
  • しばらく一緒に過ごすので助け合いは大事
  • とはいえ一線を越えさせないプライベートスペースの確保は非常に重要

私は周到な準備をしていったので、おそらく避難所でも「普通の生活」に近い1日を過ごすことが出来ました。

知らない人たちと限られた空間で安心して過ごすために、「まずは自分が安心できること」はとても大切です。

不安から子供が泣いたり、うろうろする人がいたりします。これはストレス解消をしているのだだと思って気にしないことです。

そして自分が同じようにストレス解消行動をしてしまうことも許すことです。

そしてお互いがお互いを気にしないために耳栓をしたり、アイマスクをしたり、可能ならパーソナルスペースを作ることは物資の補給と同様にとても大切だと思いました。

 

避難用持ち出し袋を持っていない人は、プロ厳選の防災セットを買ってみるのが良いです。買うだけで揃うお手軽さが助かります。

特にバッグの質が良かったのでバッグ単品もおすすめです。普通のリュックだったら中がびしょびしょだったろうなあと思いました。バッグ単品はこちら。

更に余裕があれば、これを使ってキャンプをしてみると良さそうです。

インドア派の私はキャンプの必要性って今まで全く考えたことなかったんですけど、非日常を過ごす訓練になると思いました。

 


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