「絶対キーマウの方がやりやすい」を証明するモンハンワイルズ設定ガイド
モンハンシリーズは久々で、最後にちゃんとプレイしたのはアイスボーンだった。アイスボーンまではゲームパッドで遊んできたのだが、黒い砂漠のおかげでキーボード&マウス(キーマウ)のアクションに慣れたため、ワイルズはキーマウ操作を中心にプレイしてみた。
HR140を超えるまでプレイし、確信したことがある。
「絶対キーマウの方がやりやすいわ…」
そもそもモンハンシリーズは「多様なアイテムを使いこなして狩りをするゲーム」であるが、昔からそれに対してゲームハード側の「ショートカットキー」の数が足りていないゲームだった。なので、「モンハンって長いスライダーメニューを左右に動かしながらアイテムを探しつつ狩りをするゲームでしょ?」と思っている人は、まだいるかもしれない。(PSPとかの世代の人は特に)
また、モンスターハンターワイルズは、2つの武器を切り替えて戦闘ができるゲームだ。つまり、最初に尻尾を切ったら弓に持ち替えて、届かない部位を撃って破壊する…なんてことができる。また、セクレトの騎乗戦闘などもできるし、その場合は高速で動き回りながら正確なエイムを決める必要がある。そのうえで、「閃光→シビレ罠→捕獲麻酔玉」といったフィニッシュを、思いついた瞬間にパパッと実現できるようにしようじゃないか。
そんな「思い描いたモンハンのプレイ」が、この記事の設定を行うことでできるようになるはずだ。
- パッド由来のオートカメラ移動をオフにしてTPSゲーム風の扱いやすさを実現する
- 多用するアイテムなど、覚えやすいショートカット設定の紹介
- キーマウでわかりにくい「釣り」や「ノールック採集」などの操作がわかる
Contents
カメラの設定
システム > オプション > CAMERA
まずはカメラの設定から。パッド準拠でオートエイムみたいなものがやたらとついてくるので、それらを全部切って完全マニュアル動作にする。
- ロックオン:OFF
- 坂道カメラ補正:補正しない
- オートセンタリング:通常時:OFF
- オートセンタリング:騎乗時:OFF
- 壁登り開始時のカメラリセット:リセットしない
- 照準方向:タイプ2
オートエイムは楽なのだが、自分のと敵の位置はわかりやすいものの「周りの環境」がわかりづらくなってしまうデメリットがある。
マウスでのマニュアルエイムに慣れると、周囲の地形などもしっかり理解し、完全に自分の腕前で勝負している感覚が得られる。
キーコンフィグ
ESC > システム > キーボードキーコンフィグ
ショートカットキーなどの設定。
メニュー操作、近接武器種共通、遠距離武器種共通の3つの設定項目がある。
「近接」「遠距離」の2つについて、以下の点を共通で設定した。
同時押しアクションの割り当てを削除
「武器操作」項目にある、マウスのサイドボタン(進む・戻るボタン)が割り当てられている以下のキーをDelキーで削除。他のキーで代替できるので、もっと有用な機能に割り当てた方が良いと判断した。
動作 | メインキー |
同時押しアクション (マウスの左右同時クリックと同じなので削除) |
|
集中モード/納刀時スリンガー照準(長押し) (Altキーでトグルするのでそちらを使う) |
全域マップを開く
「ダイレクトメニュー」の設定項目内にある「全域マップを開く」を、マップのMの右隣にあるカンマ( , )キーに設定。さらに、サブキーとしてマウスの「戻る」ボタンにも設定した。
動作 | メインキー | サブキー |
全域マップを開く | , (カンマ) | マウス「戻る」ボタン |
「全域マップ」は通常 M > Rキーの2ステップで開くものだが、何百回と開く画面なので、1キーになる分「時短」になる。
「キーボード用ショートカット」の設定例と用途
キーボード用ショートカットは12個(=12枠)のキーを設定することで、プリセットを切り替えずに瞬時にアイテムや道具を使ったり、救難信号を打ち上げたりできる。
数字キーの列を使うが、利便性を考えて後半のメインキーを変更する。
動作 | メインキー | 登録例 |
キーボード用ショートカット:1枠 | 1 | 最適体力回復 |
キーボード用ショートカット:2枠 | 2 | 最適状態回復 |
キーボード用ショートカット:3枠 | 3 | スリンガー閃光弾 |
キーボード用ショートカット:4枠 | 4 | スリンガー肥やし弾 |
キーボード用ショートカット:5枠 | 5 | スリンガー音爆弾 |
キーボード用ショートカット:6枠 | 6 | 生命の粉塵 |
キーボード用ショートカット:7枠 | 7 | 砥石 |
キーボード用ショートカット:8枠 | 8 | シビレ罠 |
キーボード用ショートカット:9枠 | 9 | 捕獲用麻酔玉 |
キーボード用ショートカット:10枠 | 0 | 携帯食料 |
キーボード用ショートカット:11枠 | Num0 | 貴重品 |
キーボード用ショートカット:12枠 | マウス「戻る」キー | その時よく使うもの |
キーマウだとWASDキーを中心に移動しつつ使いたいので、左手で手が届くのはせいぜい「7」のキーまでくらいだろう。
そのため、11枠と12枠のキーを変更した。
11枠はテンキーの「0」に設定。デカくて押しやすく、6や7などと間違えて押すことは絶対にあってはいけないものを設定する。例えば「秘薬」。普段は1キーで自動的に回復量を判断して回復するが、秘薬は使ってくれない。このため、緊急時は右手でテンキーの0(Num0)を押して全回復することにした。大体大技を食らって転倒して起きた後に使うため、右手が離れても間に合う。
また、12枠はマウスの補助ボタン「戻る」に設定。場面によってすぐに使いたいツールなどを設定している。
ゲーム内の「ショートカット登録」のコツ
実際にショートカットに使いたい物品は、ESC > アイテム・装備 > ショートカット登録 で登録できる。
ここもキーボード&マウスの特性を最大限に活かす登録方法がある。
回復やスリンガー、罠などは基本的に固定。「2枠」を入れ替えて運用
F1~F8までのキーで、まったく別の内容のパレットを作れるが、私の場合は基本的にはどのパレットでも、回復や戦闘の基本的なことはできる形にし、一部の内容だけ切り替えて使っている。
キー単押しですぐにツールをセットしたいからキーマウでやっているのであって、F1~F8キーでのパレットの使い分けは最小限に抑えたい。
そこで、10枠までは回復系などを基準に同じにしておき、11枠12枠を戦闘や採集用などのツールに割り当てることで使い分ける。
基本のショートカット
以下のショートカットをすべてのパレットに同じように適用する。
これで、1~0キーまではどのパレットでも機能とキーが固定化される。
動作 | 登録例 |
ショートカット:1枠 | 最適体力回復 |
ショートカット:2枠 | 最適状態回復 |
ショートカット:3枠 | スリンガー閃光弾 |
ショートカット:4枠 | スリンガー肥やし弾 |
ショートカット:5枠 | スリンガー音爆弾 |
ショートカット:6枠 | 生命の粉塵 |
ショートカット:7枠 | 砥石 |
ショートカット:8枠 | シビレ罠 |
ショートカット:9枠 | 捕獲用麻酔玉 |
ショートカット:10枠 | 携帯食料 |
パレット(タブ)の複製がないので設定がややめんどくさいが、一回やってしまえば終わりである。F1 > 1枠 > 最適体力回復 → F2 > 1枠 > 最適体力回復…といった形で、同じ項目をパレットを変えながら設定していくと操作量が少なくて済む。
用途別の「11枠・12枠」
そして、用途別で11枠と12枠にその時々のツールやアイテムを設定する。
1~0のショートカットは先までと同じように機能するので、とにかくどのパレットがアクティブになっていても、戦闘のキー配置やフィーリングが変わらないのが良い。
それに、ほとんどの場合F1~F3を切り替えるだけで用が済んでしまう。
戦闘後のコミュニケーションなどをもっとやりたい場合は専用のパレットを作るかもしれない。
パレット | 11枠(Num0) | 12枠(マウス「進む」) |
F1 (戦闘用) | 秘薬 | 落とし穴 |
F2 (金冠厳選用) | 秘薬 | 双眼鏡 |
F3 (捕獲・釣り) | 捕獲用ネット | 釣り竿 |
F4 (ボウガン弾のクイック調合) | リストから調合 > 火炎弾 など | リストから調合 > 拡散弾 など |
F5(コミュニケーション) | サイン | グッジョブ |
キーボードでの釣りの操作(遅巻き、早巻き)
キーボードでの釣りはきちんと機能しているが、イメージしていた操作とちょっと違うので最初は戸惑った。
ルアーを投げた後、WキーとSキーを交互に押すことでリールを巻く。左手の中指と人差し指でWとSをパタパタと交互に連打する形になる。
WとSの入力の間がないようにしないといけなし、WとSを同時に押すと機能しない。
また、求められる入力スピードはある程度早い。
1秒にどのくらいWSを押せばいいかというと、目安としては以下の感じ。令和に連打ゲーをやるとは思わなかった。
1秒間に押す目安 | |
遅巻き | WSWS |
早巻き | WSWSWSWS |
交互に押す速度が早ければ「早巻き」になり、大型魚などを釣りやすい。ゆっくりなら「遅巻き」になる。キャラクターがリールを巻くアニメーションの速さや、ルアーが巻き戻ってくる速度で違いを判断できる。
巻き続けながら竿が引っ張られて前につんのめるようなキャラクターモーションが発生したら、左クリックで釣り上げる。大型魚の場合はそこからひっぱり合いになるので、AとDで魚の向きに合わせて糸の負荷を減らし、ジャンプしたらジャンプ方向にキー(ほぼW?)を入れて左クリをし、左右に動かなくなった時にWとSで巻き上げる。動き出したらまたAとDで負荷を逃がす。これを釣り上げまで繰り返す。
また、Sキーには「しゃくり」という、ルアーをピクっとさせる機能がついており、エスカナイトやイカなどを釣る時に、巻きの代わりに使う。それらも大物は上記同様の操作となっている。
「ノールック採集」フックスリンガーで視界外のアイテムを取る
画面左に「付近のアイテム」が出ている状態で、右クリックを押しっぱなしにしつつ、Qで採りたいアイテム選択、Fで獲得。
キーマウならそこまで必須ではないか…と思いきや、敵から視界を外さずにアイテムを取れるので意外と大事かも。
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