PC版FIFA23が起動しないのはセキュアブートのせいだった
EA SPORTS FIFA 23のPC版が動かなくて苦労した。カーネルレベルのアンチチートを採用しているからだ。
1. セキュアブートを有効にする (おそらくWin11のみ)
Windows11の場合、セキュアブートがオンになっていないと、アンチチートシステム「EA AntiCheat」が起動せず、ゲームが起動しない。
Windows 11をお使いの場合、「FIFA 23」をプレイするには、セキュアブートを有効にする必要があります。
セキュアブートとは、「PCの起動 (ブート) 時に悪意のあるソフトウェアが読み込まれないように設計された重要なセキュリティ機能」だ。
セキュアブートが有効になっているかは、システム情報を起動して確認できる。
上図のように「セキュアブートの状態」が無効になっている場合、これを有効にする必要がある。
セキュアブートの有効化の手順
セキュアブートが有効になっていない場合は、UEFI(BIOS)で有効にする必要がある。Windows上には設定項目がない。
UEFIの画面はマザーボードによって構成や用語がやや異なるため、メーカーごとのマニュアルを参照いただきたい。以下はAsRock製のマザーボード(Z790)の場合だ。
CSMを無効にする
UEFIの表示を「詳細モード」にし、「起動」メニューから「CSM」を無効にする。CSMとセキュアブートを一緒に利用してはいけないことはMSDNにも書かれている。
セキュリティ > Secure Bootで、次の手順を行う。
- Secure Boot Modeを「Custom」にする
- 「セキュアブート用キーをクリア」を押す
- 「デフォルトのセキュアブート用キーをインストールする。」を押す
- Secure Boot Modeを「Standard」にする
- セキュアブートを「有効」にする (なっていない場合)
- 設定の保存をして再起動
システム情報からセキュアブートの状態が「有効」になったことを確認する。
これでFIFA23が起動するか確認しよう。
もし、まだ「EA AntiCheat Launcher is already running.」といった文言が出る場合には、EA AntiCheatが上手く起動していないので、PC再起動後に次の手順を試す。
2. EA AntiCheatの再インストール
C:\Program Files\EA\ACフォルダに、EAAntiCheatInstaller.exeファイルがあるので、実行する。
プルダウンメニューから、FIFA 23を選ぶ。EA Anticheatがインストールされている場合、(Installed) FIFA 23という形になっているはずだ。
その左下の「アンインストール」ボタンを押して、FIFA 23のEA Anticheatを一旦アンインストールする。
そのままもう一度同じ位置にある「インストール」ボタンを押して、FIFA 23のEA Anticheatをインストールする。
記事の内容は執筆、更新日時時点の情報であり、現在は異なっている場合があります。 記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
【今日のおすすめ】
【auひかり】最大10Gbpsの超高速通信!最大126,000円還元キャンペーンキャッシュバックで初期工事費も実質無料!