おっさんゲーマーどっとねっと

「黒い砂漠」をはじめ、PCゲームやゲーマー向けの情報をお届けするブログです

「黒い砂漠を超えるゲーム」には何が必要か?現状のシステム評価、考察

   

黒い砂漠の対抗馬が全く出てきません。MMOならではの開発の難しさもあると思います。では、今の黒い砂漠ユーザーが「移行しても良いかも」と思えるレベルのMMORPGとは何なのか。逆に言えば「黒い砂漠ならではの魅力」とはなんなのか。その点について考えてみたいと思います。

多分、ベテランの人には「あまりにも当たり前」になってしまった部分だと思いますが、改めて考えてみると黒い砂漠の根幹のシステムはかなり凄いと思うんですよ。

完全にシームレスなオープンワールド

愛馬と共に、ロードを挟まずに世界の端から端まで駆け抜ける。バックグラウンドローディングによって、キャラクター選択意外にロード画面がない。

ただそれだけで、ゲーム世界への没入感は圧倒的に高まりました。

黒い砂漠をプレイして以降、移動にローディングを挟むゲームをプレイすると、どこか嘘くさく感じられるようになってしまったほどです。

また、地形はコピーで増やされているわけではなく、どこもユニークです。

ベテランの人はマップがなくても、今どこにいるかわかるでしょう。めちゃくちゃ開発コストがかかっている感じがします。

見えるところはどこにでも行ける、高い踏破性

黒い砂漠の世界は「ボクセル」ベースで作られているのが特徴です。背景はすべて「積み木」のように作られていて、すべてに「当たり判定」が存在します。

これによって柵は乗り越えられる対象であり、手が届けばあらゆる場所によじ登ることが出来ます。

ジャンプ力を上げなければ到達できない場所もあります。

つまり、自分なりの移動ルートを作り出して競争したり、意外な所から奇襲したり、凹凸を気にしながら馬の移動スキルを使ったりと、移動自体に面白さや奥深さがあるのです。

ここまでしっかりと「高低差」に意味があるMMORPGを触ってしまうと、ただの壁に遮られてしまうゲームの世界は非常に浅く見えてしまいます。

圧倒的なディテールのキャラメイクシステム

キャラクターメイキングの奥深さ、自由度はMMORPGのみならず、ゲーム史上過去最高峰と言っても過言ではないと思います。

この点では他のゲームのキャラメイクとの差別化に圧倒的に成功しています。

そのディテールの細かさは、キャラクターを見ただけで誰の作品かがわかるほどです。

それほどの個性故に、プレイヤーが集っての「撮影会」などもよく行われています。

過去には一部の髪型、顔型などは課金アイテムでのみ利用可能でしたが、それも無料化されました。

今なら無料でキャラクターメイキングのすべてを楽しむことが出来るのです。

アクションゲーム並の激しい戦闘

ノンターゲティングアクションを採用し、圧倒的な戦闘の爽快さを実現しました。

この戦闘システムに慣れてしまうと、もはやそれまでのクリック系MMORPGには戻れません。

戦闘効率を上げるためにはプレイヤーの腕前が大きく関係する点は、既存のMMORPGと一線を画しているでしょう。

多彩なクラフティングなどの生活システム

生活系システムも色々ありますが、料理一つとっても

  • 必要なツール類の自作または購入(木を切り石を掘って料理道具を作る)
  • 調味料や野菜を栽培して収穫
  • 動物を屠殺して肉を取る
  • 調理
  • NPCまたはユーザーに販売

という細かなステップに分かれています。

これらは実際にキャラクターを当該地域まで移動させて作業をする拘りのシステムです。

肉を取るために狩猟銃で攻撃をしたり、そこから屠殺ナイフで剥ぎ取り、持ち帰ります。

メニューをクリックしてポン!というわけではなく、「食材を取りに行く手間」がかかる。

時間がかかるので面倒だと思う人にはとことん向いていないですが、だからこそ「現地での生活」という感じが味わえるコンテンツだと思います。

最序盤から持てる住居

住居獲得へのハードルが低いのは良いポイントだと思います。料理や錬金などの生活コンテンツをするには住居が必要になります。そのため、黒い砂漠では最序盤から住居を借りることが出来ます。

上のSSは借りた当初の状態です。製作や課金で家具などを揃えて、お気に入りの空間を作りましょう。

豊富で滑らかなアニメーション

住居で作った料理はどこでも食べられます。すべての料理に異なるグラフィックが実装されているわけではありませんが、少なくともサンドイッチ系、飲料系、定食系などによって別のアニメーションが用意されています。

このように、各クラスに約1500のアニメーションクリップが存在し、多彩で細やかなアクションを見ることが出来ます。例えばしゃがんでの採集には、草を刈る、剥ぎ取る、血を吸う…などの種類があります。コストダウンのために同一のアニメーションを使い回されそうな部分ですが、それらをちゃんと別物として作っているところにこだわりを感じます。

これは貿易品を背負って歩いている所です。歩みが遅い理由をグラフィックできちんと説明しています。

実際、MMOという不特定多数のキャラクターが存在する中で、これだけの種類のアニメーションを動かすのは大変なことです。黒い砂漠ではプリロードでアニメーションを用意しておく部分と要求があってから読み込むアニメーションを分けるなどして、問題を解決しています。

何をやっても遊んでいける

何をやってもプラスになり、好きなことを続けていける点も良いところです。

例えばストーリーを最初から放棄して料理人の道を目指すことも出来ます。ひたすら狩りをしてもいいし、釣りをしても良い。採集活動に励んでも良い。

釣りや加工貿易などは放置ゲーなので、あんまり忙しいプレイは苦手、という人でもマイペースに楽しめます。

圧倒的に美しいリマスタリンググラフィック

基本無料MMORPGでこれが楽しめちゃうの!?と驚いてしまうほど、様々な点が改善されたグラフィックも特徴です。

水とかもう…水ですよね。

甲冑は輝き、布のテクスチャは触り心地まで感じられます。 

染色剤を使うことによって色だけでなく質感までしっかり変わるようになりました。

「黒い砂漠」の課題

運要素の強さ、周回要素

強化やレアドロップなど「運」が絡む要素が非常に多くなりがちなのはネトゲの常。運用途はゲームの延命としては手軽で一般的な方法である反面、ストレスを感じる要素でもあります。

そこで黒い砂漠の強化は「潜在力突破確率増加(スタック)」という「失敗回数に応じて強化成功確率が上がる」というシステムを実装しました。

これはよく考えたなと思いました。失敗は積立になり嬉しくなってくるわけです。

──結局失敗なんですけどね。はよ成功して?

プレイヤー間トレードがない

全てのプレイヤー間売買は「取引所」で行われ、プレイヤー間取引は出来ません。

これはちょっと寂しい気もしますが、ある程度仕方ない部分かもしれないと最近は思っています。

つまりこれは、BOTやRMTなどとの戦いです。それらを防止するため、個人間の資産のやりとりは出来ないようになっているのです。

BOTがうようよしているMMOも少なくない中、人気MMORPGとしては比較的健全な環境を保っていると思います。

また、すべてがオープンな取引の場に晒されることで、組織に与していないソロプレイヤーでも、お金さえ貯めていれば完成装備を手に入れるチャンスがあるなどのメリットも見過ごせません。

基本はソロゲー

PTでワイワイ進めるゲームスタイルではありません。基本はソロでストーリー、金策、ボス討伐などを取り組みつつ、PT、集団要素としては、一部難しめのデイリークエストやエンドコンテンツ的な狩りPT、ワールドボス、そして拠点戦/占領戦などを目指していきます。

黒い砂漠は課金額などを考えても、間違いなく大人向けのMMORPGです。社会人など時間的に忙しいプレイヤーが都度PTコンテンツをやっていられるか?という点では、この「基本ソロ志向」は妥当だと思います。

なのであまりコミュニケーションが多いタイプのMMOではないので、誰でも遊べると思いますが、もう少しCo-opコンテンツがあってもいいと思います。

UIがいまいち

アイコンがひたすら並ぶバッグはちょっと前時代的で、同じアイコンの別アイテムなど、ぱっと見で判別できなかったり、ソートが出来ないなど痒いところに手が届いていません。

色々なところが時々改善されているのですが、まだまだ「よく出来たUI」とは言えないですね。

ただ、たとえNPCとの会話中でもUI非表示(Ctrl+U)を押してSS撮影ができるってのはなかなかエライ。

クラス間のバランス

「バランスを取り続ける」と言っていた調整は果たしてもう終わったのか?いや、別の方に労力が割かれていて一旦終わっただけなのか?

とりあえず新職が来たらそれが強いから使っとけ!というどこにでもありそうな問題は黒い砂漠にもあります。

強キャラを突き詰めたところで弱体化、というサイクルが繰り返されると、1キャラをやり込むのはちょっとコストやリスクが高い気もします。

これらを新しいMMOは超えられるか?

以上、おっさんが個人的に「黒い砂漠、この辺がすごいぞ」「課題はなんだろう」と思う点をまとめてみました。

ここまで拘って作られたMMORPGは今後そう簡単に出てこない時代でもあると思いますが、是非、ライバルとなるようなMMOが出てきてほしいですね。

黒い砂漠については世界の構築や見た目など、開発費かかってそうだな~と感じる部分は誰でも享受できるので、ゲーム内フォトグラファーなどの遊び方は、仕様変更もそこまで影響がなく遊べる楽しみ方ですね。

自分の好きな見た目にするためにアバターを買って、新しい武器が使えるLV56くらいまでに育てるだけなら大したコストは掛かりません。

生活システムについても、好きなことをやって遊べます。のんびり遊んでいる人は比較的不満が少ないように見えます。

課金のアイテムがやや高めなのも、ここまでに解説したあらゆるシステムを考えれば妥当かなと考えられるレベルだと思います。

とにかく黒い砂漠の世界を味わってしまうと、グラフィックやアクションなど、他のMMOが物足りなくなるのは間違いないと思います。まだやっていない人は是非遊んでみて下さい。

資料:Pearl Abyss

 ・VOXEL-based AI Navigation Library Development for MMORPG

・Black Desert Online: Taking MMO Development to the Next Level

 

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