もはや100Mbpsはつらいのでプロバイダ変えようかなと思う
2019/02/24
最近はSteamやOriginなどのDL型ゲームプラットフォームが人気です。
基本無料のネットゲームをガンガンDLすることも多くなりましたよね。
そしていつも思うことは「DLがもっと早くなったらなあ…」ということ。
実はおっさん宅は未だにネットが100Mbpsなんですよ。
もうかれこれ10年近く使っているところなんです。安さと「当時の速さ」で選んだんですけど、今ってもう全然桁が違うのね。
見たことありますか?「NURO 光で下り最大2Gbps」って。
Contents
「下り最大2Gbps」が出来る理由がある
2G=2000Mじゃないっすか。。今の20倍!?
100Mbpsでも全然出来ますよネットゲーム。それが20倍?
日頃から当たり前のように100Mbpsを使っていると「その速度、待ち時間が普通」という感覚になってしまっていました。
10年も同じインターネット環境を使っていれば、「DLには○時間かかるのが当たり前だ」と思っちゃうんですよね。
しかも乗り換えがちょっと面倒なインターネットプロバイダともなれば「これくらいでいいっしょ」という思考で止まってしまいます。
100Mbpsで「理論値」という言葉を覚えた私も「まあ2Gbpsは出ないだろう、理論値だしね」ということで、今の100Mbps環境にいるわけです。
回線がNUROになったので配線して有線に切り替えた! pic.twitter.com/ugTdrHS3SX
— nehue (@koborehanashi) February 15, 2019
しかし、確実にネットの速度は実際に進化していました。
え、2Gbpsは出ないにしてもめちゃ速くない?何が違うの?
これは仕組みから理解しないと!
というわけで
「10年経った今、インターネットの通信の仕組みも変わってきているのでは?」
と思い、NURO 光がなんでそんなに速いのか?を調べてみることにしました。
GE-PONとG-PON
一般的な家庭やマンションの光ファイバー回線では「PON」というシステムを使っています。
これはざっくり言えば、1つのラインを皆でシェアする方式です。コレ自体は変わっていません。
問題はシェア方式の中身です。
PONの中には「GE-PON」と「G-PON」という2つの分類があります。
GE-PON(最大1Gbps):自動車みたいなもの
Gigabit Ethernet Passive Optional Network。日本のNTTなどが利用する従来方式。
家のネットの通信方式をそのまんま光ファイバーにも乗せます。
イメージとしては、自家用車が個人が通信したいデータだとして、それを道路でも走らせる感じ。
でっかいトラックが走っていたり、スポーツカーが走っていたりするもんだから、合流したり、渋滞したりしますよね。
G-PON(最大2Gbps):鉄道みたいなもの
そこで出てきたのがG-PON。
G-PON(Gigabit Passive Optical Network)は欧米などで普及しているネットワークです。
「GTC(G-PON transmission convergence)」という新幹線みたいな決まった長さの乗り物で通信します。
そこに通信データを「GEM(G-PON Encapsulation Method)」という形にして詰めます。
これによって効率的なデータ輸送が可能となったから速い、というわけなんですな。
更に次世代規格の「XG-PON」というのもNURO 光では予定していて、下り最大10Gbpsも可能になるとか。
というわけで、NURO 光はG-PONを使っている日本最先端のプロバイダだから速い、ということがわかりました。
NURO光の評判
理屈はわかった、では実際の使い勝手はどうなの?
これだけ人気が出ていると、流石に混雑で遅くなったりしていない?
そのあたりが気になったので、Twitterでツイートしている人を探してみました。
こういうのは鮮度が大事なんで2019年以降のツイートに絞っています。
通信速度関係レポート
まず、速度関連は非常に好評で、数値的にも100Mbpsネットをしているのがバカバカしくなる値がたくさん出ていました。
遂にNURO光開通しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見てください!この回線速度の差を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!#PS4share pic.twitter.com/VC9MxBVGQM— ムスカ大佐@バトオペ2 (@musuka1080) February 17, 2019
午前3時、 #NURO の回線速度
PCの性能限界を感じる
回線速度よりもPCのNICが遅いせいで回線の良さを引き出せていないこれはNIC新調かな…#NURO を契約して本当によかった。 pic.twitter.com/p4JE20FQs0
— ねす@ガーターベルトの正しい使い方を知った (@Ness_vt) February 18, 2019
マンションタイプだけどNURO光サイキョ pic.twitter.com/w8abjbcRGP
— でくす (@dex_ff14) February 15, 2019
で、NURO光にしてからはこんな感じです。快適!! pic.twitter.com/geiF5SR1Ay
— 健翔指圧鍼灸院 (@kensyo_sam) February 18, 2019
NURO光開通
とりあえずの速度 pic.twitter.com/YQUVGZEixz— hal555 (@hal555) February 18, 2019
これマジすげぇよな。有線接続のSoftBankAirでPing100前後なのに、NURO光は無線でこれだもん。無線だから時々跳ね上がるけど誤差の範囲内。 pic.twitter.com/R28LKNC68u
— LifefiL桜木 (@FacsimileNoob) February 18, 2019
2Gbps出てないのはなぜ?
どれも圧倒的に速いですが、2Gbpsは出ていません。何故でしょうか?
それは、NUROが悪いのではなく、私達の利用環境がボトルネックになっているからです。
まず、家まで(WAN側)は2Gbpsのラインが来ているんですね。
しかし、大抵のPCについている「ギガビットイーサネット」のLANポート。
これが1Gbpsを上限としています。ONUのLAN側も1000Base-Tのようです。
なので、事実上は1Gbps(1000Mbps)が上限の場合が多いのです。
有線接続の場合は最大 1Gbps、無線接続の場合は通信規格 IEEE802.11ac における通信で最大 1.3Gbpsとなります。
という注意書きが公式ページにもあります。
実測1Gbps以上を出すのはもう少ししてからで良い
まあでも実測で1Gbps近く出ていれば十分ですわ。
例えば2Gbpsの恩恵を受けるには、ONU以下全てを2Gbps以上の対応品にする必要があるからです。
ケーブルだけならいいけど、「LANアダプターを高級品に取り替える必要があります」となったらどうですか?そこまでして2倍にしたい?
一般的なユーザーは「線だけ変えれば速くなるんじゃ?」と思うでしょう。
それにPS4などのゲーム機も上限は1000BASE-T(1Gbps)です。
だからまだまだ一般的には1Gbpsが事実上上限の世界であると言えるでしょう。
実測1Gbpsならすぐに使える
それでも1Gbps近く出れば十分に早い。100Mbpsの私からしたら10倍ですよ。
LANケーブル(ギガビットと書いてあれば大丈夫)でPCと繋ぐだけですから楽なもんです。
NURO光で貸し出されるONU:ZXHNF660A取説より(※この機種でない場合もあります)
また、NURO 光はONUに無線、有線ルーター機能がついています。
PCへの接続も有線ギガビットLANで1Gbps上限で可能ですし、無線LANもすぐに使えるお手軽さが魅力。
ただ無線の場合は最大450Mbpsなど、速度上限が落ちる場合があるようです。ONUが対応している無線接続形式によります。
開通までの待ち時間は覚悟したほうが良いの?(2/24追記)
評判に戻りますが、「開通工事が遅い」という話です。
なので、これから引っ越して新規にネット回線を契約するという人が選ぶのはつらいかもしれません。
https://twitter.com/CCulfam/status/1097049610214723584
遅すぎだわw申し込みしたの12月で使えるのに最短で3ヶ月、しかもワンチャン延期の可能性あるとかもはや安定して使えるのに半年はかかるってことじゃん。バカじゃないの?OCN申し込んどいて正解でした pic.twitter.com/2yWRY56AJm
— nuro光回線工事2回目待ちのあいむさん☽ (@im_omaru) February 18, 2019
https://twitter.com/tomoyakisoba2/status/1096820833878568960
「すでにネットが繋がっていて、高速化のための乗り換え」だったら数ヶ月待ちを覚悟で申し込むと良いでしょう。
一度繋げばバカっ早になるわけですから、それくらいの待ち時間は良しとしたいかな。
筆者の場合
2月下旬に申し込んで、3月頭に宅内工事を予定。思ったよりは空いている感じです。
宅内工事と屋外工事は別なので、まずは宅内だけお願いしました。
料金はかなり安い
今の契約だと100Mbpsで6000円くらいかかっているんですけどね。
これが月額4,743円(税抜き)で2Gbpsになるなら、もう迷う必要がありません。
今までの光ファイバーをそのまま転用できる「プロバイダの乗り換え」と違って、NURO 光は「仕組み」がそもそも違うわけなんですな。
だからちゃんとした施設工事が必要で、提供エリアもまだまだこれから拡大していくところなんです。
だから結構前は営業が飛び込みで来てて、知名度もなくて怪しいから断ってました。今思えばもったいなかったなあ。
提供エリアは?
- 【関東】東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
- 【東海】愛知、静岡、岐阜、三重
- 【関西】大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
都市部を中心にまだまだ提供地域はこれからと言えるでしょう。
逆に言えば該当地域だったら使わない手はありません。
前に調べてみても駄目だった方も、NURO 光のサイトでエリア確認をしてみれば開通しているかもしれません。
キャッシュバックって具体的に何してるの?
別にキャッシュバックとか要らないんで早く開通したい!というところですが一応。
開通から4ヶ月後に35,000円キャッシュバック!とのことだそうです。 これはありがたい。
工事費も実質無料
工事は宅内と宅外で2回行われます。
工事費として4万円(1,333円 × 30ヶ月の分割払い)がかかるんですが、月額料金から30ヶ月間工事費の支払い分を割り引くので実質無料です。
当サイト内のNURO 光のリンクはすべて35000円キャッシュバックと工事費の割引のキャンペーン対象ページに飛んでいるので、安心してください。
(NURO光の公式サイトを検索し直して飛ぶと受けられないことがあるのでご注意ください)
その他気になることがあったら公式ページへ行ってみよう
とりあえず自分が契約する上で気になる情報を集めてみました。
執筆時点の情報なので、ご覧頂いたタイミングでは内容が異なっているかもしれません。公式ページで改めて確認してみてください。
とりあえず今回わかった「NURO 光はG-PONだから速い」という情報は覚えておいていいと思います。
- 日頃スピードが出なくてゴールデンタイムのネトゲがつらい
- ダウンロードが遅くてゲームがすぐにプレイできない
- SteamやOriginなどでガンガンゲームを落として遊びたい
という方は
- NURO 光公式サイトで対応エリアを確認
- 早めに申し込み
- 楽しみに待つ
ですね!
記事の内容は執筆、更新日時時点の情報であり、現在は異なっている場合があります。 記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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