【BF2042】PC版Battlefield 2042を快適にプレイするための設定方法
2023/03/17
2021/11/12からBattlefield 2042(以下BF2042)のアーリーアクセスが始まっています。
大人数FPSゲームなので基本的に動作が重いですが、各種設定を適切に行うことで快適なプレイは十分可能です。
Contents
NVIDIAコントロールパネル
解像度の変更
解像度の変更項目で、モニタのリフレッシュレートを決定します。基本的に最大値で良いでしょう。
3D設定の管理
NVIDIAコントロールパネルから3D設定の管理を選び、Battlefield2042(bf2042.exe)を選択します。リストにない場合は「追加」ボタンから追加します。
そして、以下の項目を設定します。
- テクスチャフィルタリング:ハイパフォーマンス
- 垂直同期:オフ
- 最大フレームレート:任意の値(モニタのリフレッシュレートと同値など)
デスクトップのサイズと位置の調整
デスクトップサイズの位置と設定から、スケーリングタブで以下の設定を行います。
- スケーリングモード:「縦横比」または「全画面表示」(例えば21:9ディスプレイで16:9で利用する時は縦横比にする)
- スケーリングを実行するデバイス:「GPU」
- 「ゲームとプログラムによって設定されているスケーリングモードを上書きする」にチェック
「BF2042.exe」のプロパティ設定
BF2042の実行ファイルである「BF2042.exe」のプロパティを開きます。
BF2042.exeは、Steam版なら Steam\steamapps\common\Battlefield 2042フォルダにあります。
「互換性」タブから「全画面表示の最適化を無効にする」にチェックを入れます。
次に、「高DPI設定の変更」ボタンを押します。
高DPIスケール設定の上書き セクションの、「高いDPIスケールの動作を上書きします。」にチェックを入れます。
また、拡大縮小の実行元は「アプリケーション」を選んでOKを押します。
BF2042側のおすすめ設定
何らかのゲームモードを選ぶと「オプション」が選べます。オプションから「表示」の設定を行います。
画面のセットアップ
- フルスクリーンモード:フルスクリーン または ボーダレス
- フルスクリーン解像度:モニタの解像度
- リフレッシュレート:モニタの最大リフレッシュレート
モードは動作の重さ的には割と何でもいい感じ。ただ、ボーダレス(ウインドウ)にしてもゲームを表示したままサブモニタへマウス移動できないので、フルスク的な挙動をするので特に恩恵などなさそう。解像度はモニタの最高値に合わせ、リフレッシュレートは最大に。
視野角(FOV)
- 視野角(FOV):105
- ビークルの3人称カメラ 視野角 (FOV):88
- 視野角(ADS):オン
視野角は、どれだけ横幅が見えるかです。広くするほど端が歪みますが、とりあえず広いほうがいいんじゃ!という人も多いのではないでしょうか。なので基本MAX値。
なお、画面負荷的にはFOVを高くするほど表示される領域が増えるので、処理量が増え、フレームレートは落ちます。同じグラフィック設定でも、FOVが最低の人と最高の人ではフレームレートが変わると思います。
視野角(ADS)は、右クリでADS(構えてスコープ覗き)した時にも視野角効果を適用するかです。ここはオンがいいです。オフだとADS時は既定のFOVとなり、グイっとすごくズームした感じになるためエイムがワンテンポ遅れます。
ちなみにこのゲーム、スイッチわかりづらいけど、緑のほうが選択状態です。
グラフィック設定
- 明るさ:お好みで
- ハイダイナミックレンジ(HDR):お好みで。対応モニタを使用して、Windows上で有効になっている場合に選択可能
- モーションブラー:0
- 色収差効果:オフ
- フィルムグレイン効果:オフ
- ビネット効果:オフ
- レンズの歪み効果:オフ
基本的には全部オフが最も軽いはずです。大抵はモーションブラーが最も無駄かつリソースを食います。
グラフィックのプリセット
- グラフィックのクオリティー:低
最も重さに関係するポイントであり、お好みなんですけど、高いフレームレートを期待するならグラフィックのクオリティー「低」一択です。
RTX 3080以上をお持ちの方で、リッチなグラフィックスを楽しみたい場合は、少し上げてもいい。
詳細
- ダイナミック解像度スケール:オフ
- DLSS:オフ
- レイトレース アンビエントオクルージョン:オフ
- NVIDIA Reflex 低遅延モード:有効+ブースト
- 先行フレームレンダリング:オン
- 垂直同期:オフ
ダイナミック解像度スケールは、内部解像度の自動調整機能っぽいのですが正直言うと優位な差は感じられなかったです。
平均 | 1%LOW | |
ダイナミック(100% | 148fps | 81fps |
ダイナミック(25%) | 141fps | 75fps |
オフ | 143fps | 79fps |
※ソロのコンクエストで測定
高い解像度だったりするとなにかの違いがわかるかもしれません。
ダイナミック解像度スケールをオフにしている場合のみ、DLSSが使えます。DLSSはGPU負荷が高い時には有効だと思いますが、1920x1080くらいならオフで良いと思います。
レイトレースアンビエントオクルージョンは、レイトレーシングを使って陰影を強化する機能です。勿論重いので画質重視ではない場合はオフにします。
NVIDIA Reflexは遅延をおさえるモードです。これは私は有効+ブーストの最も早い設定としています。
先行フレームレンダリングはオンにすると描画が安定、オフにすると遅延が少ないというジレンマを持つ設定項目です。私はそこまで遅延が気にならないのでオンにしています。
垂直同期はオフにしています。フレームレートのリミットが欲しい場合はNVIDIAコントロールパネルからアプリに対して行うと良いかなと。
BF2042のPCスペック的なポイント
ほとんどの人が選択するであろう、グラフィックプリセット「低」モードで1920x1080でのお話です。
公式の推奨スペック
- OS: 64-bit Windows 10
- プロセッサー(AMD): AMD Ryzen 7 2700X
- プロセッサー(Intel): Intel Core i7 4790
- メモリ: 16GB
- ビデオメモリ: 8GB
- グラフィックカード(NVIDIA): Nvidia GeForce RTX 3060
- グラフィックカード(AMD): AMD Radeon RX 6600 XT
- DirectX: 12
- オンライン接続要件: 512 KBPS以上のインターネット接続環境
- ハードディスクスペース: 100GB SSD
CPU負荷が高め
BF2042は、最大128人でドンパチする史上最大のBattlefield作品ということもあり、CPU負荷が高いゲームです。
Ryzen 9 5900XのSMTオフでのオンラインコンクエストでは、12コア中8コア(8スレッド)程度が大抵70%以上の使用率で使われていました。
「低」モードだとRTX 3070 Tiの使用率は60%程度です。それで100fps前後です。
つまり、「低」モードでもGPUはある程度必要ではありますが、何よりCPU性能を重視した方が良いという見解は、OBT時から変わりません。
現行トップクラスのゲーミング性能を持つ5900Xで100fpsです。本当に公式推奨のi7 4790(2014年の製品)で動くのでしょうか…
RTX 3070 Tiで平均100fps前後は出る
Ryzen 9 5900X & RTX 3070 Ti、メモリ32GBという環境で、1920x1080で100fpsくらいで遊べるかなあという感じです。
Ryzen 9 5900X & RTX 3070 Ti環境で、コンクエスト「カレイドスコープ」を蘇生&SMGの距離感でプレイした際は、平均99fpsでした。
とはいえ、90fps程度出れば、リリース直後のBFの操作感としては良い方ではないかと思っています。
BF2042を最高画質で遊べる最強PC
この記事を書いた頃は上記のような設定を必要としていましたが、最新のPCでは妥協無しの画質MAXでも十分遊べるのでご参考に。
RTX 4090
私も使っている、ゲームから映像編集などのクリエイティブまで何でもできる最強環境のひとつ。コンクエストを「レイトレーシングアンビエーショノクルージョン(RTAO)」をオンにしつ最高設定で、FHDなら189fps、WQHDで153fps、4Kでも106fpsという平均フレームレートを実現。
RTX 4080
GPU:RTX 4080 16GB
メモリ:16GB DDR5
ストレージ:1TB(Gen4) NVMe SSD
セカンドラインであるRTX 4080も良いですよ。同じくRTAOをオンにした状態の最高設定で、コンクエでFHD170fps、WQHD122fps、4Kは81fpsという平均フレームレート。FHD~WQHDくらいまでを最高画質で楽しめます。
RTX 4070 Ti
GPU:RTX 4070 Ti 12GB
メモリ:16GB DDR4
ストレージ:1TB(Gen3) NVMe SSD
コスパに優れるRTX 4070 Tiは2042では時間の都合上テストできなかったのですが、能力的にはFHDなら妥協なし画質が十分遊べるはずです。
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