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30fpsと60fpsの違いがわからないなら比較動画を見ればいいじゃない

      2019/09/01

30vs60ゲームにおいてfpsは大変重要です。

ではfpsがどう決まり、どれくらいあればいいのでしょうか?

今回はゲーム初心者の人にもわかるように、fpsについての概要や、30fpsと60fpsではどれくらい滑らかさが違うのかを動画でご紹介します。

 

fpsとは?

fpsとはFrames Per Secondの略で、秒間フレーム数のことです。

つまり1秒間に何枚パラパラ漫画の絵を表示するかの数、ということですね。フレームレートとも呼ばれます。

秒間パラパラ漫画数が多ければ多いほど、なめらかに見えるというわけです。

動画のfpsは大体一定

動画の場合、fpsを決めて製作します。例えば30fpsだったり、60fpsだったりです。

ゲームのfpsは一定ではない

ゲームの場合のfpsは必ずしも一定ではありません。

例えばこんな感じ。

  1. ゲームマシン(ゲーム機、PC)の性能
  2. ゲームソフトでその瞬間にかかる負荷

この2つが関係してfpsが決まります。

なので、キャラクターがいっぱい出てくるシーンでは1人しかいないシーンに比べてfpsが下がります。

fpsとリフレッシュレート

なるほど、fpsがどうやって決まるかは分かった。

「ではfpsが決まったらそのfpsが見えるんですね?」

そう簡単ではありません。

ゲーム機やPCの映像を見るにはテレビやモニタが必要です。(以下モニタ)

今度はモニタが秒間何コマ表示できるのか?が関係してきます。

その単位がリフレッシュレート(Hz)です。

リフレッシュレートモニタの情報書き換え頻度のことです。

単位はHzで、秒間の書き換え数を示します。

たとえば60Hzならば秒間60回の書き換えを行います。

 

モニタはリフレッシュレートを超える描画はできません。

そのため、PC側で120fpsを出力していても60Hzのモニタを使っていたら60fpsまでしか目視することは出来ません。結局60fpsなのです。

fpsとFPS

「エフピーエス」という用語はゲーム用語でもありますよね。First Person ShooterのFPSです。どちらも同じ場面で使われることもありますので私は書き分けることが多いです。

単語として表記する場合には、ゲームの方を大文字で、フレームレートの方を小文字で表記することが多いです。

  • FPS = First Person Shooter
  • fps = Frames Per Second

これが正式というわけではまったくありませんが、私の知る界隈では割とそういう使い分けをしている人をよく見かけます。

30fpsと60fpsを比較してみよう

YouTubeでも30fpsと60fpsの違いを見比べることが出来ます。まずは60fps動画の再生時に以下の点を確認してください。

1080p60fps

このように、1080p60、または720p60となっていることを確認してください。最後の数字がfpsです。

「流れるもの」は違いがわかりやすい

30fpsと60fpsで一番大きく違いを感じられるのは物が流れるような映像です。そのため、画面全体が横に流れる映像などは、fpsが低いほどカクついた印象を受けやすくなります。

fpsが低いとスピード感が出る

この「fps比較」の動画を途中で止めてみてください。

60fpsよりも30fps、24fpsと少なくなるにしたがって円の描画量が微妙に減っています。つまり、途中の情報が抜けるのです。

抜けた情報があるとスピード感が出たりします。スピード感は見えない情報があるから感じるんですね。

弊社では主に20~30fpsに設定しておき、滑らかさを表現したり、そこから間引く事でスピード感を表現したりしています。

フレームレート(fps)って何? アニメ動画制作デジクレア より

車載動画も、30fpsの方が車の流れが速いように感じませんか?

風景としてスピード感を楽しみたい場合はあまり高いfpsではないほうがいいのです。

しかし、高速な映像から情報を読み取らなければならない場合は当然高いfpsがあったほうが有利です。

レースゲームなどで1/1000秒を刻むブレーキングポイントを探る!といった時に、フレームが抜けていたら情報が得られません。

60fpsだからカクつかないわけではない

60fpsの動きを目を凝らしてみていると「あれ、あんまりなめらかじゃない?」と思う人もいるかもしれません。そう、60fpsで十分なわけではないのです。今は120Hz、144Hzのリフレッシュレートを持つモニタなどもあります。つまり人間は120fps以上をも見分けられるということです。ご紹介したシンプルな比較動画でも、120fps版を作ったら「うわあとってもなめらか!」と感じることになります。ただ、YouTubeでは現状60fpsまでの動画しかありません。

fpsが高いと酔いにくい?

人間は「予期した動きと異なる動き」を感じた時に酔いやすいと言われています。

このため、自動車などで酔う時にはサングラスなどで視界を遮る対処法が有効です。

車を運転するようになると酔いにくくなるのは、車の動きと視界の動きを自分で予期できるからです。

fpsが高いことで、物事が省略される度合いが低くなります。

そのため、画面をスクロールさせるなど動きが激しい時にも期待通りの映像が得られます。

つまり、fpsが高ければ予期した画面の動きが得られ、酔いにくくなると考えられます。

ただしそれは「fpsが安定している」ことが大前提であって、30~60fpsを行き来しているものと、30fpsで安定しているものだったら後者のほうが酔いにくい映像になるでしょう。

ハイスペックPCは健康にも良いし、遊べるゲームジャンルが広がる

つまり、高いfpsを安定して叩き出すことの出来るハイスペックなゲーミングPCは、ライトゲーマーにとってもプレイの快適性を上げる意味で有効といえます。

酔いやすいのは慣れで克服できることも多いですが、そもそも良いマシンを使えば酔いにくくなる可能性が高いのです。

人間がどれくらいまでのfpsを認識できるかはまだまだ研究段階ですが、少なくとも60fpsで十分ではありません。

低いfpsでは、それに目や神経が認識を合わせるために疲れやすくなります。目の疲労は一時的に視力を低下させるなどのリスクが有ります。

私は144Hz=144fpsを表示できるモニタとPCを購入して初めて、FPSなどのシューティングゲームが楽しくなりました。

1日に何時間もゲームをするならば、ゲーム用品にお金をかけるのは当たり前。疲労を少なくするためにも良いマシンとモニタを揃えたいものですね。

 


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