おっさんゲーマーどっとねっと

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「Windows11」マシンのゲーム性能低下問題についてサードウェーブに聞いた

   

「Windows11でゲームをするとゲーム性能が落ちる!?」というニュースが流れていますが、これが本当だとしたらWindows11マシンをおすすめする場合は対策済みのPCかどうかが重要になってきます。

そこで今回はドスパラを運営する株式会社サードウェーブに、Windows11で性能が低下する問題は本当なのか、販売中のGALLERIAシリーズは対策をしているのかなどを質問し、ご回答頂きました。

Windows11でVBS機能をオンにしているとゲーム性能が落ちる?

Windows11でのゲームパフォーマンス低下は、Windows 11に搭載されるVBS(Virtualization-Based Security)というセキュリティ機能によるものです。

Windows 11ではVBSを有効にすることによって、ゲーム性能がパフォーマンスダウンしてしまった…PC Gamerは報じています。

要点は以下のとおりです。

  1. Windows11はVBS機能によってPCゲームのパフォーマンスが約25%低下する可能性がある
  2. Windows11は「Windows11プリインストールPC」でVBS機能がデフォルトで有効にされる可能性がある
  3. VBSはWindows10からWindows11にアップデートした際には自動ではオンにならない
  4. VBSはレジストリとBIOSの設定によってオン・オフを切り替えられる

簡単に言えば、「Windows11搭載PCを買った時、VBSがオンになっているとゲーム性能が低い可能性があるから注意してね」ということです。

レジストリを編集したりしてVBSをオフにすることはできるのですが、PCに詳しくない人はあまり自分ではやりたくないですよね。

そもそも本当にVBSによってパフォーマンスダウンするのでしょうか?

そこで当サイトでは、ドスパラの運営およびGALLERIAシリーズを製造するサードウェーブに対し、VBSによるゲーム性能低下は事実なのか、またドスパラの販売PCはゲーム性能低下に対して対処されているのかを問い合わせていました。

その回答を頂いたのでシェアしておこうと思います。

「VBSでの性能低下はある」とサードウェーブも認めている

サードウェーブでもVBSオンでの性能低下は確認したそうです。

「3DMARK(ベンチマークソフト)でテストしたものなので、全てのケースについて言及したわけではない」ということではありましたが、3DMARKで下がるならPC Gamerの記事の通り、やはりゲームの限界性能が下がるケースが多いと考えて良いでしょう。

また、VBSを無効にした状態ではパフォーマンスが落ちないという点も合わせて確認されたとのことでご連絡いただきました。

サードウェーブのWindows11PCはVBSオフで出荷で対策済み

そして、サードウェーブで販売するWindows11インストール済PC(GALLERIAシリーズなど)については、出荷時の設定は「VBS無効」で製造しているとのことです。ゲームパフォーマンスは安心できますね。

サードウェーブの「VBSオフ」なWindows 11搭載ゲーミングPC

ドスパラでは10/5からWindows 11搭載のPCを販売開始しています。

ゲーミングPCのラインナップとしてはRTX 3070 / RTX 3060 Tiという、ミドルクラス2種となっています。

GALLERIA XA7C-R37【i7-11700 & RTX 3070搭載】

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CPU:i7-11700
GPU:RTX 3070
メモリ:16GB
ストレージ:1TB NVMe SSD

GALLERIA XA7C-R36T 【i7-11700 & RTX 3060 Ti 8GB搭載

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CPU:i7-11700
GPU:RTX 3060 Ti 8GB
メモリ:16GB
ストレージ:1TB NVMe SSD

Windows10を搭載した「Windows11早期アップグレードモデル」を選ぶメリット

VBSによる性能面の不安はなくなったとはいえ、今使っているハードウェアやソフトの対応面など、Windows11だけしか使えないとちょっと不安という方もいるでしょう。

そこでドスパラでは、Windows11にいち早く対応できる、早期アップグレード対象モデル(Windows10搭載)も販売しています。

早期アップグレードモデルのメリットは以下のとおりです。

「Windows11早期アップグレードモデル」は通常モデルより早くアップグレード出来る

Windows11は、Windows Updateのように、オンラインでWindows10からアップグレードが可能ですが、アップグレード可能になるタイミングはMicrosoft側が決めます。

早期アップグレード対象モデルは、年内にもWindows11にアップグレード可能となる予定で、通常モデルより早くWindows11にできます。

Windows10で出荷という点は共通ですが下記の違いがあります
早期アップグレード対象モデル →10/5以降、年内に自動アップグレードが開始される対象
通常モデル →2022年中旬までに自動アップグレードが開始される対象

通常モデルはMicrosoftより、2022年半ばまでに構成や販売時期に応じて段階的に
自動でアップグレードが配信されることが告知されています。
よって既存システムに自動で配信されるタイミングは、最長で8ヶ月程度が想定されます。
これに対して、早期アップグレード対象モデルは年内に配信されるという点で通常に対して
早期アップグレードとされているモデルです。

例えば、ゲーミングPCにはGALLERIA XA7C-R37 Windows 11 早期アップグレード対象モデルがありますが、通常モデルのGALLERIA XA7C-R37もあります。

Windows11はPCによってアップグレードが可能になる時期がだいぶ違う可能性があるので、Windows10モデルを買う場合でもWindows11の利用を見越している場合は、早期アップグレードモデルがおすすめです。

 

自分のタイミングでWindows11にアップグレードできる

年内にWindows11に出来ると言っても、自分の好きなゲームがWindows11でバッチリ動くようになってからにしたいですよね。

早期アップグレードモデルを買ったからと言って、早くWindows11にしなければならないわけではありません。Windows11へのアップグレードタイミングは自分で決められます。

任意でアップグレード可能です。
Windows10としてもサポート期限(現時点で2025年/10月)までは使用可能です。

マイクロソフトもWindows10のサポートは2025年10月まであることを明記していますので、少なくとも2025年10月まではWindows10として利用することが出来ます。

 

Windows11にアップグレードしてもVBSは勝手にオンにはならない

Windows10PCをWindows11にアップグレードする際に、気になるのは冒頭のVBSオンによるパフォーマンス低下問題だと思います。

この点は、ユーザーが自分でVBSのセキュリティをオンにしなければオフが維持されるので大丈夫とのことです。

Windows10インストールモデルとして出荷済み/新規出荷の製品もVBS無効で出荷のため、今後Windows11にアップグレードする際も、VBS無効が維持されることを確認済みです。
*出荷後に何らかの手段で仮想化ベースのセキュリティを有効化していた場合は除きます。

 

Windows11をやめたくなったらWindows10に戻せる

Windows11にアップグレードした後もWindows10に戻せます。ただし、アップグレードから10日以内に戻す必要があるようです。

可能ですが、10日以内に戻す必要があります。(7/8.1→10の時より期間が短くなっています)

 

Windows11 早期アップグレード対象モデル

サードウェーブの「Windows 11 早期アップグレード対象モデル」に選定されている2種のGALLERIAは、私も近い構成を実際にレビューしたことがあります。どちらも鉄板といえるような中堅クラスのマシンで、幅広いユーザーが満足できる製品だと思います。

特に、ゲーミングPCを初めて選ぶ方に必要なスペックを提供するモデルとしておすすめできます。

GALLERIA XA7C-R37【RTX 3070搭載の良バランスゲーミングPC】

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CPU:i7-11700
GPU:RTX 3070
メモリ:16GB
ストレージ:1TB NVMe SSD

早期アップグレードモデルのGALLERIA XA7C-R37は、Intel Core i7-11700とRTX 3070を搭載したミドルハイクラスのゲーミングPCで、Battlefield 2042などの最新ゲームの推奨動作要件を満たしているモデルとなります。

搭載されるグラフィックボードのRTX 3070は「一般的なゲーミングPCよりちょっと良いグレード」であり、最新のWindows 11や今後リリースされるゲームを見据えても安心感があります。

Windows10搭載時の通常モデルは、以下の記事でレビューを行いました。バランスの良いゲーミングPCとしておすすめですよ。

GALLERIA XL7C-R36 【15.6インチの薄型ゲーミングノートPC】

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CPU:Core i7-11800H
GPU:RTX 3060
メモリ:16GB
ストレージ:512GB NVMe SSD

ノートPCでは、GALLERIA XL7C-R36が早期アップグレードモデルとしてラインナップしています。

学校やビジネスシーンでも違和感なく利用できる、主張しすぎないデザインのゲーミングノートPCです。

ゲーミングノートはゲーム時の動作音(ファン)がうるさいイメージがあると思いますが、モード切替が可能なのでパワーを取りたい時と静音性を取りたい時で運用を変えられます。

当サイトでも最新CPUになる前にレビューを行いましたが、「オフィスモード」を使うとパワーを抑えつつ60fps上限になって静かに動作します。オフィスモード状態でも、黒い砂漠の場合は60fpsでの静かなゲームプレイが可能でした。

最新のWindows11搭載モデル/早期アップグレード対象モデル一覧

ドスパラで販売されている最新のWindows11搭載モデル/早期アップグレード対象モデルは以下の公式ページから確認することが出来ます。

 

 


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