【黒い砂漠】粘着行為・MPK・演奏や撮影の妨害などが規約違反に

2022/05/30 2022/06/04

Pearl Abyssの「黒い砂漠」サービスチームは、プレイヤー同士の問題となりやすい以下のハラスメント行為について、警告や制裁の対象となることを発表しました。

Contents

「MPK」「粘着行為」「演奏や撮影などを妨害する行為」は、利用規約第13条15（1）に抵触
MPKに該当する行為 (2022/6/4追記)
粘着行為に該当する行為
演奏や撮影などを妨害する行為
迷惑行為にならない例
違反行為の申告(通報)方法

「MPK」「粘着行為」「演奏や撮影などを妨害する行為」は、利用規約第13条15（1）に抵触

今回具体的に挙げられたのは、「MPK」「粘着行為」「演奏や撮影などを妨害する行為」の3つのケースです。

これらは利用規約第13条15（1）に抵触するとのことです。

15. 以下に該当する行為
(1) 悪意を持ってゲーム運営/システムを利用し、他のユーザーに迷惑をかける行為

黒い砂漠会員登録ページ内利用規約より

専門用語などもありわかりにくい部分もあると思うので、公式発表を引用しつつ解説していきます。

MPKに該当する行為 (2022/6/4追記)

・他の冒険者に「投げる」、「倒す」などの行動を阻害するスキルを使用した後、モンスターを誘導し、モンスターに攻撃させる行為。
・周囲にモンスターが存在する場所でのPVP時に、モンスターが被害者側に攻撃を始めた際、モンスターが被害者を倒すよう加害者側が攻撃の手を緩めたりその場を離れたりするなどの、モンスターのAIを悪用する行為。
　- 周囲にモンスターが存在している場合でも、自身が攻撃の手を緩めずに自身で相手のHPをゼロにした場合はPKと判断し、迷惑行為とはしない

※2022年6月3日 18時57分追記
　なお、仮にモンスターが相手のゼロにした場合でも、ご申告いただいた動画などを確認のうえ、状況に応じた判断をさせていただきます。

https://www.jp.playblackdesert.com/News/Notice/Detail?boardNo=4467&countryType=ja-JP&boardType=1&searchType=&searchText=&currentPage=1

MPKとは、「モンスターを利用したPK」であり、意図的に自分でPKをせず、モンスター(MOB)を使って他のプレイヤーを倒す行為です。

これがどうして悪質なのか？というと、モンスターによってキャラクターが倒された場合には水晶が割れるなどのペナルティが課されてしまうためです。

PvPに同意していないプレイヤーが一方的に高額アイテムを破壊されてしまうことになるため、MPKはPKとは全く違う性質のものであると言えるでしょう。

「安全なPK」とは何かも言及されています。「自身で相手のHPをゼロにした場合はMPKではなくPK」だそうです。

MOB火力の高い狩場では、PKを仕掛ける場合にMPKにならないように気を配る必要がありそうですが、追記によると「状況に応じてMPKかを判断する」とのことです。

論より証拠ということで、PKをする側、された側のどちらも、動画などを撮っておいた方が良さそうですね。

粘着行為に該当する行為

・特定の冒険者が「チャンネルの移動」や「違う狩り場や場所に移動」といった行動でその場を離脱しても、その冒険者を追跡し、対象冒険者のゲームプレイを長時間妨害する行為
　- 安全地帯ではない場所での演奏や撮影、雑談などを行っている冒険者を攻撃することは迷惑行為ではない。
　- PKされた冒険者がその場で復活した場合に、復活した冒険者を即座にPKすることは迷惑行為とはしない。

https://www.jp.playblackdesert.com/News/Notice/Detail?boardNo=4467&countryType=ja-JP&boardType=1&searchType=&searchText=&currentPage=1

粘着行為についても線引きが行われています。

チャンネル移動や狩場移動など「そこから離脱したプレイヤーを追いかけてプレイを妨害する行為」は粘着行為となるようです。

演奏や撮影などを妨害する行為

・演奏や撮影会など、ゲーム内の機能を楽しむ何らかのゲームプレイを行っている際に、騒音やスキル、行動（周囲を動き回る）などで他の冒険者のゲームプレイを妨害する行為
　- 安全地帯ではない場所での演奏や撮影、雑談などを行っている冒険者を攻撃することは迷惑行為ではない。
　- PKされた冒険者がその場で復活した場合に、復活した冒険者を即座にPKすることは迷惑行為とはしない。

https://www.jp.playblackdesert.com/News/Notice/Detail?boardNo=4467&countryType=ja-JP&boardType=1&searchType=&searchText=&currentPage=1

騒音や邪魔をする行動で演奏や撮影会などのゲームプレイを意図的に妨害することが明確に禁止されます。

演奏や撮影「など」とされているように、安全地帯での牧歌的ユーザーイベントが含まれる場合もあるかもしれません。

迷惑行為にならない例

　- 安全地帯ではない場所での演奏や撮影、雑談などを行っている冒険者を攻撃することは迷惑行為ではない。
　- PKされた冒険者がその場で復活した場合に、復活した冒険者を即座にPKすることは迷惑行為とはしない。

https://www.jp.playblackdesert.com/News/Notice/Detail?boardNo=4467&countryType=ja-JP&boardType=1&searchType=&searchText=&currentPage=1

迷惑行為にならないことについては2つの例が挙げられています。

まずは、「安全地帯ではない場所」で演奏や撮影、雑談などをしている冒険者を攻撃することは問題ないとのことです。安全地帯の外は戦闘地域であるため、妥当な線引きだと言えるでしょう。

危険地帯でユーザーイベントなどを行う場合はPKのリスクがあることを気に留めておく必要があります。ユーザーイベントなどはなるべく安全地帯で行いましょう。

そして、PKされた冒険者が復活した時、それを即座にPKし続けることも問題なしです。私の解釈ですが、PKされてその場で復活するということは、反撃を行う意図があるとみなされるのでしょう。

違反行為の申告(通報)方法

- ご申告される際は、 [サポートセンター > お問い合わせ > 申告/制裁]より情報提供をお願い致します。
- ご提出いただく情報と併せまして、関連するログ等と照らし合わせ、必ず中立的な判断をいたします。正確な情報の提出をお願い致します。

- 利用規約に基づいて制裁された事項について異議を申し立てたい場合も、 [サポートセンター > お問い合わせ > 申告/制裁]よりご連絡ください。

※[サポートセンター > お問い合わせ > 申告/制裁]からお問い合わせいただくには公式ホームページへのログインが必要です。

規約違反疑いのあるプレイヤーはサポートセンターから申告(通報)ができます。その際にはスクリーンショットや動画などで証拠を残しておくことが重要になりそうです。

最低限、PrintScreenでスクリーンショットを撮っておきましょう。動画撮影については、GeForceを利用している場合、GeForce Experienceに内蔵される動画撮影機能「Shadow Play」が便利です。