【黒い砂漠】スキル回し(コンボ)とスキル特化は共にある
なぜ、素早くスキルを繋げられるコンボを知ることが重要なのか?
単体で強いスキルをドカンと出すだけではダメなのか?
その答えが「スキル特化」にある。
プレイヤーを強化する「バフ」や敵を弱体化する「デバフ」をスキル発動時に付与できるようにするのが「スキル特化」だ。
つまり、スキルコンボの役割は時間あたりに効率よくダメージを与えたり、CCのためでもあるのだが、「短時間あたりにスキル特化によるバフやデバフを効率的にばらまく」という仕事も兼ね備えているわけだ。
だからこそ、スキル特化は自分が使う「コンボ」と一緒に考える必要がある。
Contents
スキル特化とコンボの関係の例
https://twitter.com/ossangamernet/status/1654209156214296586
今回、ウォーリアの覚醒で遊んでいたのだが、主にエルビア狩り場で使うPvE用のスキルとして、以下のようなコンボとスキル特化を使っていた。
最初に敵の防御力を下げ、自分の攻撃力を上げ、クリティカルや攻撃速度をあげてから強力なスキルに繋がるようにしている。
アーマーブレイク始動はエクスプロードの怒り100などを撃ちたい時に大きな効果を発揮するが、敵の堅さによっては端折ってエクスプロードで始めたりもするため、エクスプロードにもアーマーブレイクと同じスキル特化を入れている。
No | スキル | スキル特化 | スキルと特化の目的 |
0 | コンボ:アーマーブレイク(Q>Space) | モンスター攻撃力+20 / 7s 相手の防御力-15 / 10s |
敵の防御力-30で大きく下げつつ スキル特化で更に-15、自分の攻撃力も上げる |
1 | エクスプロード(↑+左クリック) | モンスター攻撃力+20 / 7s 相手の防御力-15 / 10s |
敵の防御力を下げ、自分の攻撃力を上げる No.0を使わない場合もあるので、 No.0と同じスキル特化を設定。 |
2 | コンボ:オーバーウェルム(Space) | 攻撃/詠唱速度+7% / 7s クリティカルダメ―ジ+3% / 5s |
以降の攻撃の速度を上げる 以降のクリティカルダメージの効果を上げる |
3 | 連:天空斬(右クリック) | 命中率 +4% / 7s 相手の回避率-4% / 10s |
以降に与えるメインスキルダメージのために 命中率を上げる |
4 | デッドリーインパクト(Shift+左クリック) | - | 強力なクリ100%攻撃2種。 実際私のDではエルビアで殴られると痛いため、 No.4を後にして5で背後を取りに行くことが多い。 ここまでのスキルはすべてクリ100%なので 特化でクリ率を上げる必要はないし 装備としてもクリ潜在を重視する必要がない |
5 | コンボ:デッドスマッシュ(Shift+右クリック) | ||
6 | コンボ:ハートレスブロウ(左右クリック) | モンスター攻撃力+30 / 7s 攻撃/詠唱速度 +10% / 7s |
最上位のスキル特化を持つ大技。 ここではNo.7~9を強力にするため、 攻撃力+30と攻撃速度+10%を選んだ。 No.1や2の同様のスキル特化効果が時間的に 残っているが、こちらのスキル特化の方が 強いため上書きされる。 |
7 | コンボ:アンクルブレイク(↓+F維持) | - | No.6発動後の隙を消す相性のいいスキル。 |
8 | スピンスマッシュ(↓+左クリック) | クリティカル確率+20% / 7s クリティカルダメ―ジ+3% / 5s |
HP回復効果を持つスキル。 このためにも命中を十分確保しておきたい。 これらスキルはクリティカル50%のため、 クリティカル確率と、時間的にそろそろ切れる クリダメアップを付与した。 |
9 | コンボ:クレイジースピン(左クリック維持) |
コンボスキルのスキル特化には2種類ある
コンボスキルを見ていると、スキル特化のつき方が2種類あることがわかる。
- 親スキルのスキル特化を継承するタイプ
- 独立してスキル特化を設定できるタイプ
親スキルのスキル特化を継承するタイプ
親スキルに設定されたスキル特化が、そこから派生するコンボスキルでも同様に作用する場合が1パターン目だ。
例えば5の「コンボ:デッドスマッシュ(Shift+右クリック)」は4の「デッドリーインパクト(Shift+左クリック)」が親スキル、9の「コンボ:クレイジースピン(左クリック維持)」は、8の「スピンスマッシュ(↓+左クリック)」が親スキルだ。そして子スキルは親スキルで設定した特化効果が発動する。例えば、子の「コンボ:デッドスマッシュ」は単発でも出せるが、その際には親スキルである「デッドリーインパクト」のスキル特化が発動するのだ。
たとえば、4と5を連続発動すると、4と5のそれぞれのスキル発動時に4で設定したスキル特化が発動する。1つのスキル特化枠で2スキルに効果が与えられ、コスパが高いのが特徴だ。特に「デッドスマッシュ」と「デッドリーインパクト」は単体で分けて使っても使い勝手が良い。
独立してスキル特化を設定できるタイプ
対して、0の「コンボ:アーマーブレイク」、2の「コンボ:オーバーウェルム」はコンボスキルとされながらも、独立したスキル特化項目になっている。
つまり、起点スキルとは「別の」スキル特化効果を付与することを期待できるわけだ。3の「連:天空斬」も実質コンボスキルであり、同様にスキル特化は独立している。
こういった、スキル特化が独立したコンボスキル群を、コンボの最初の方に持ってきて、異なる種類の効果的なスキル特化を組み立てて火力を上げると良いと思う。
そして、コンボによって素早くバフ・デバフ付けができるのが攻撃がスキルの回転が早いクラスの強みだと思う。
PvEにおける有効なスキル特化
PvEにおいて、火力アップに貢献しやすいスキル特化の内容は以下のようなものがある。
PvEで「効く」スキル特化
- モンスター追加攻撃力アップ
- クリティカル確率アップ
- クリティカルダメージアップ
- 敵の防御力減少
- 攻撃速度アップ
- バックアタックダメージアップ
- 命中力アップ
- 敵の回避率ダウン
これらを絶え間なく、無駄なく重複してかけられるようにスキルに設定することで火力を上げていくことが理想になる。
ただし、それぞれの効果は効果時間があるため、発動時間が長いスキルを中心にしたスキル回しの場合は維持が難しくなりやすいため、優先度を考える必要もあるだろう。
モンスター追加攻撃力
モンスター攻撃力はモンスターにのみ影響するPvE用の追加攻撃力だ。メイン武器などに「モンスター追加攻撃力+●●」と書いてあるものと同様となる。表記攻撃力の高いヌーベル補助武器よりもクツム補助武器の方が基本的に狩りで強い理由の一つが、この「モンスター追加攻撃力」にある。基本的に初心者はモンスター追加攻撃力を盛ってどんどん上位狩場を目指していれば問題ない。
PvEのスキル特化でも、基本的にモンスター追加攻撃力を絶やさないことが重要になってくる。+20などが設定されているスキルが多いが、CTが長いスキルなどでは+30の値を追加できることもある。+30を常にキープできるクラスは限られるが存在し、一例としては伝承格闘家がある。
ただ、狩場によってはモンスター追加攻撃力をひたすら上げればよいというわけでもないそうだ。海外有志の研究によれば、キャラクター情報の「戦闘情報」から見られる、キャラクター&武器&装備等よる「攻撃力の最終能力値」と「モンスター追加攻撃力」の合算が実際の攻撃力となり、それには狩り場ごとに「有効な上限(キャップ)」が存在するという。
出典:https://docs.google.com/document/d/1ikkAhwMTdrz1Z7PMuzRBjyGttrk20eFdMTstMTOunqo/edit
つまり、A270が目安のエルビアのサウニールでは、一定以上の装備&モンスター攻撃力にしてもそれ以上効率が上がらなかったりするという。
具体的な数値などはこちらのシートにまとまっており、100%の列に表記された範囲内ならロスがないことになる。
私はこれら情報の信憑性、正確性についてはコメントできないが、狩場における適正攻撃力というものが目安程度だということは感じていたので、ある程度指標としている。
クリティカルやバックアタックなどの特殊攻撃
クリティカルヒットをすると、ダメージ200%となる。クリティカルヒットはそのキャップを無視してダメージを与えることができるため、キャップに到達している「格下の敵」などを乱獲する時の効率が変わってくる可能性がある。もちろん格上にも有効だろう。
クリティカル確率を重視する場合は、利用する消耗品(クロン定食や霊薬など)、水晶などのセットアップによってクリティカル潜在力を上げることが重要になってくる。太古防具やボス装備、ブラックスター装備などではクリティカル潜在力は一切上がらないからだ。ちなみに、クリティカル潜在力は5段階にすると18%クリティカル確率が上がる。
また、クリティカル100%の攻撃に対してクリティカル「率」を盛っても仕方がない。その場合、クリティカル「ダメージ」を上げる方に振ると良いだろう。
バックアタックは敵の背後からの攻撃に対する特殊効果でダメージは150%となる。バックアタックには確率がなく、攻撃が命中すればバックアタックが発生する。バックアタックとクリティカルは同時に影響させることができるので、敵の背後を取りやすいクラスやスキル回しの場合には重視したい要素だ。敵によっては「背後」という判定がない場合があり、そういう敵を相手にする時は全く意味がない。
ダウンアタックやエアーアタックにはそのCCを起こすためのスキルが必要となる。PvEではそれらCCが効かない敵も少なくないため優先度は低いが、有効な敵を沢山狩る予定の場合は考慮する余地があるかもしれない。
敵の防御力減少
敵の防御力を減少させることは、相手の「ダメージ減少」を下げることになるそうだ。つまり、単純に与えられるダメージが上がる。また、比較的効果時間が長いため、コンボの最初の方に混ぜて行くと良さそうだ。
また、防御力減少は重複して効果が発揮される場合があると予想している。例えば、「アーマーブレイク」には通常の防御力-30効果があるが、そこにスキル特化で防御力減少-15をつけた場合、-45になるという意味だ。これは、敵のデバフアイコンにその2種が併記されることによる予測である。
攻撃速度/詠唱速度アップ
攻撃速度/詠唱速度アップはシンプルにDPS(時間あたりの火力)が上がることになる。スキル特化の効果を始動でなるべく重ね掛けし、素早くメインの火力スキルに繋げるためにも、早めに上げておきたい。攻撃間の隙も減るので被ダメージを抑える効果もある。ただし、スキルCTが短くなるわけではない点には注意が必要。
命中率アップ・敵の回避率ダウン
命中が不足すると当然スキルが当たらない。ミス表記をよく見る狩場では命中率を上げたり、敵の回避を下げる意味があるだろう。黒い砂漠には「命中力」と「命中率」という命中関連の表記があるが、スキル特化では「率」のため信頼度が高いと思う。例えば、スピンスマッシュのようなHP回復スキルは、それが命中した時に初めてHPが回復する判定となるため、攻撃を外しやすい敵に対しては信頼性が低い。ここを補うのが命中率アップである。命中率アップは自己にかかり、回避率ダウンは相手にかかる。優先度的には発生後、どの相手にも有効な命中率アップで、その上で堅い敵などには回避率ダウンをかける。
装備の話
最近は魔力水晶や遺物、光明石などによってもビルドの自由度が高まってきた。つまり装備もスキル特化と関係がある。
(モンスター追加)攻撃力を上げる
例えば、適正攻力270(A270)といった表記攻撃力があって、自分のAが260くらいであまりダメージが通らない時、スキル特化はもちろんのこと、遺物・光明石や魔力水晶でも「全ての攻撃力」や「モンスター追加攻撃力」を上げると、ある所からしっかりダメージが入るようになる可能性がある。シーズンのトゥバラ装備をベースに、より上位の狩り場に挑戦する時にはとにかく攻撃力を色々な要素で上げたい。
光明石の調合効果の例
[野獣] モンスター追加攻撃力 +9 |
火の光明石:天敵 火の光明石:天敵 火の光明石:天敵 五色の光明石 |
[猛攻] 全ての攻撃力 +9 |
火の光明石:激怒 火の光明石:激怒 火の光明石:激怒 火の光明石:激怒 |
[一撃必殺] モンスター追加攻撃力 +10 クリティカル確率 +10% |
火の光明石:天敵 火の光明石:天敵 火の光明石:合口 火の光明石:合口 |
水晶の例
反逆する精霊の水晶 | 精霊(2) | 最大HP +175 全ての攻撃力 +5 モンスター追加攻撃力 +5 スキル経験値獲得 +5% |
古代紅炎魔力の水晶 - 武力 | なし(制限なし) | 全ての攻撃力 +5 |
アクラドの水晶 | アクラド(2) | 全ての命中力 +3 モンスター追加攻撃力 +5 |
消耗品の例
- シンプルなクロン定食(モンスター追加攻撃力 +30)
- 侵食された狂奔の霊薬(モンスター追加攻撃力 +35)
- 勇気の香水(全ての攻撃力 +20)
種族ダメージを上げる
逆に、攻撃力が狩場の攻撃力キャップに近くなってしまった場合に、更にダメージを上げたい時dwには別の方向性が考えられる。
そのひとつが「種族ダメージ」の向上だ。種族ダメージは攻撃力キャップとは別の計算らしい。種族ダメージには「人間族」「亜人族」「カーマスリビア族」があり、対応した種族に追加のダメージを与える。敵の種族が何かは、敵を攻撃した際に画面上部に表示されるHPバーの横のアイコンで確認できる。ただし、種族ダメージは通常の攻撃力に対して平均85%程度の効率だという。
光明石の調合効果の例
[野獣:人間族] 人間族追加ダメージ +12 |
火の光明石:腐敗 火の光明石:腐敗 火の光明石:腐敗 五色の光明石 |
[野獣:亜人族] 亜人族追加ダメージ +15 |
火の光明石:咆哮 火の光明石:咆哮 火の光明石:咆哮 五色の光明石 |
[野獣:カーマスリビア族] カーマスリビア族追加ダメージ +15 |
火の光明石:堕落 火の光明石:堕落 火の光明石:堕落 五色の光明石 |
魔力水晶の例
赤い精霊の水晶 | 精霊(2) | 最大HP +100 全ての攻撃力 +5 人間族追加ダメージ +3 |
赤の戦場の水晶 - 武力 | 赤い戦場I(2) | 全ての攻撃力 +5 人間族追加ダメージ +3 |
バルタラ精霊の水晶 | 精霊(2) | 最大HP +150 全ての攻撃力 +5 カーマスリビア族追加ダメージ +3 |
装備の例
- ナクの耳飾り(カーマスリビア族追加ダメージ)
- マノスルビーリング(人間族追加ダメージ)
- マノストパーズリング(人間、亜人以外の全種族へ追加ダメージ)
消耗品の例
- 激怒の霊薬(人間族追加ダメージ+25)
- 強力なグリフォンのエリクサー(カーマスリビア族追加ダメージ+17)
- 厳しい亜人狩りのエリクサー(亜人族追加ダメージ+15)
クリティカルダメージを上げる
オールマイティに役立ちそうなのはクリティカルダメージを上げることだ。スキルにクリティカル100%が並ぶようなクラスは特に効果的だと考えられる。
光明石の調合効果の例
[猛烈なる影] モンスター追加攻撃力 +7 バックアタックダメージ量 +5% クリティカルダメージ量 +2% |
火の光明石:天敵 火の光明石:天敵 火の光明石:影 火の光明石:一撃 |
[弱点攻略] 全ての攻撃力 +8 全ての命中力 +12 最大持久力 +75 クリティカルダメージ量 +5% |
火の光明石:激怒 火の光明石:命中 風の光明石:肺 火の光明石:一撃 |
魔力水晶の例
不浄な魔力の水晶 | 追加ダメージ増加(2) | クリティカルダメージ量 +10% 全ての攻撃力 +2 全てのダメージ減少 -2 |
無限の魔力水晶 - クリティカル | 追加ダメージ増加(2) | クリティカルダメージ量 +10% |
ネセル補助武器
クリティカルダメージ量 +10%
モンスター追加攻撃力 +50
全ての抵抗無視+10%
ネセル補助武器は、狩場に対して十分に攻撃力+モンスター追加攻撃力がある場合に、クリティカルダメージ+10%を稼ぐための手段として利用されることがある。
消耗品の例
- 鋭い看破のエリクサー(クリティカルダメージ量 +15%)
攻撃速度を上げる
攻撃速度・詠唱速度潜在力
シンプルなクロン定食あるいは珍味豊かなクロン定食と、ボスメイン武器で5段階は達成できる。
錬金石・精霊石
ベルの心臓などの錬金石や精霊石を装備し「使用」することで4%などの攻撃速度アップを得られる。
魔力水晶の例
名誉ある勇気の水晶 - アクラド | アクラド(2) | 全ての命中力 +3 モンスター追加攻撃力 +7 攻撃/詠唱速度 +1% |
名誉ある勇気の水晶 - オルカス | オルカス(2) | 全ての命中力 +3 人間族追加ダメージ +7 攻撃/詠唱速度 +1% |
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