【黒い砂漠】FOV変更で世界の見え方はどう変わるか
2020/03/07
FOV(Field Of View)とは視野角のことで、簡単に言えば「どれだけの縦横の範囲が画面内に見えているか」の度合いです。
戦闘ゲームの場合は広く設定することが多く、おそらく戦闘系ギルドの人なんかは先輩に「最大にしろ!」などと言われているのではないでしょうか。
そこで今回は、黒い砂漠でのFOVの設定方法とともに、「FOVを変えると何が変わるのか?」についてお伝えしたいと思います。
黒い砂漠のFOVの設定場所
ゲームの設定、「画面」項目の中の「視野角調整」がFOV設定です。デフォルトでは55になっています。
FOVの数値について
黒い砂漠におけるFOVの設定数値は、「垂直視野角」(縦方向の見える範囲)の数字だと思います。
最近のゲームでは垂直視野角を設定し、それに従って横の視野角を決める「HOR+」という方式を採っているためです。
つまり、デフォルトの「55」は垂直55°です。
55の場合、16:9ディスプレイの場合は水平では85°の視野が得られています。
FOV設定値と得られる視野角(16:9 & 21:9)
「視野角調整」 設定値 |
水平視野角 |
|
16:9 | 21:9 | |
40(最小) | 65° | 80° |
55(デフォルト) | 85° | 101° |
59 | 90° | 105° |
75(最大) | 107° | 121° |
40に下げると65°です。
75に上げると16:9ディスプレイの場合は107°の視界が得られます。
昔から言われる「FOVは90」というのは水平視野のことだと思うので、水平視野で90°を得たい!という場合には、59で設定すると良いはずです。
ちなみに21:9のディスプレイっていうのはこういうやつです。
FOVを広くする
広くすると広範囲が見え、若干ズームアウトしたような感じになります。
広範囲が映ることにより処理するオブジェクトの量が増え、PCの負荷が上がります。
広範囲が見えるので索敵などの周囲の状況確認はしやすくなります。しかし遠くのものが小さく見えるので、遠距離攻撃の照準はシビアになるという隠れた短所があります。
また、距離感が掴みづらくなり、近距離攻撃の場合でも間合いが読みづらくなるおそれがあります。
画としては若干端が歪みます。
FOVを狭くする
次にFOVを狭くした場合です。狭くすると見える範囲が狭くなり、ズームインしたような感じになります。
処理範囲が狭まるのでPCの負荷は下がります。
遠くのものが大きく見えるので、遠距離攻撃の照準は楽になります。索敵などの周囲の状況確認は難しくなります。
画としては歪みが減ります。
FOVの違いによる見え方比較
左側がFOV40、右がFOV75で、ズームを行って自キャラのサイズを合わせた状態です。
つまり、FOVはズームと似ているようで全く違うものなのです。
両端の見える範囲がかなり違うことが確認できますね。もちろん、上下の見える高さもちがうことがわかります。
さらに、前にいる馬やNPCとの距離感が違うことにも着目してみてください。
画の雰囲気もかなり違うのではないでしょうか。
FOVを下げると迫力が出る
一般的なSS撮影をする場合は、FOVを下げると迫力があり、歪みのない画が撮れるでしょう。
UI非表示モード(Ctrl+U)では、Shift+↓でFOV下げ(狭く)、Shift+↑でFOV上げ(広く)することが出来ます。
FOVを下げることによって対象の大きさをアピールすることができ、まるでそこにいるかのような画を撮ることが出来ます。
戦闘においてはFOVを上げたほうが、カメラを動かさなくても敵の索敵ができるので楽です。ただし、迫力は減ります。
まとめ
- 最近のFOVの設定は大抵「垂直視野」を設定するHOR+方式
- 16:9ディスプレイの場合、垂直59度で水平90°の視界が得られる
- 視野を広くする設定は戦闘向きだが、遠距離が小さくなり狙いにくくなる
- 視野を狭くすると良い感じのSSが撮りやすい
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