【黒い砂漠】M.2 SSD「960 EVO」で体感は変わるのか!?
2018/11/01
今回どのようにプレイテストをするか迷ったんですけど、ローカルのゲームデータをそのままM.2に移し、シンボリックリンクで読み込ませるというお手軽な環境移行でプレイしてみることにしました。結果としてはこの単純な移行でも効果がありましたよ。
SSDからゲームファイルをコピー
まずは黒い砂漠のゲームフォルダを960 EVOにコピーします。
事前にわかっていたけどやっぱり驚いた点があります。
\コピーが早い!/
読み込み側は普通の(?)SSDですが、読み側のリミットである秒間490MBでコピーしていくから、2分くらいで52GBのファイルコピーが終了。
シンボリックリンクを作成
このあとコマンドプロンプトでmklinkを使って、黒い砂漠フォルダを960 EVOに切り替えます。
コピー先(M.2 SSD)が G:\BlackDesert_liveの場合
- 「G:\BlackDesert_live」フォルダに「C:\GameOn\BlackDesert_live」フォルダの中身をコピーしておく
- 「C:\GameOn\BlackDesert_live」フォルダの名前を「BlackDesert_live.bak」などに変える
- コマンドプロンプトで「mklink /d C:\GameOn\BlackDesert_live G:BlackDesert_live」を実行(カッコは除く)
これだけで終了。
mklinkで生成された「BlackDesert_live」はショートカットのように働き、GドライブのBlackDesert_liveを読みに行ってくれるようになります。
問題が出たらリンクを削除して、.bakフォルダの名前をもとに戻せばOK。
おまけ:HDDへのコピー
比較用にHDD(7200rpm)にもコピーしたのですが、こちらは54MB/s出れば良い方でした。9倍の差!
ローディングの差
キャラ選択ボタンからゲーム画面遷移までの時間を計りました。
SATA6GB/sが22.51秒に対し、M.2は20.09秒、約10%の短縮となっています。
CCや復活時など、ローディング時間が重要な時には結構大きいかもしれません。
HDDとは13秒の差がついています。
ゲームプレイでは細かな引っ掛かりが解消
こちらは8世代駿馬でフルHDでの最高画質、最高仕様(β)設定で遊んだ時の動画です。
連続ドリ瞬でガンガン走り回った時でもひっかかりが減ったように感じました。
ちょっとこの動画では撮れてないのですが、今までのSSD環境ではハイデルやカルフェに突っ込んだ時に「一時停止」する現象がありましたが、その時間も短縮されました。
描画関係はオブジェクトが多い際にGPUロードが99%になったりと瞬間的な頭打ちを感じるので、1080 Tiを使ってみたいところ。
気になる「温度」は問題なし
M.2は熱い熱い言われていてすごいビビらされていたのですが、前記事で取り付けたヒートシンクのおかげか、普通にゲームプレイしている限りは50℃行くこともありませんでした。これ、BTOで買った標準ケース+ケースファンなしの状態です。ケースファンなどを取り付ければさらに3~5℃くらいは下がるかも。
例えば動画をずっと書き込み続けるとか、そういった用途だと温度が上がるんじゃないかなあと思いますが、ゲーム用ストレージにする用途くらいだと安いヒートシンクを着けるだけで、他は特に気にせず使えると思います。
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