おっさんゲーマーどっとねっと

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Loctekのスタンディングデスク「F3MB」をレビュー

      2020/06/16

「スタンディングデスク」が流行っています。スタンディングデスクとは「立って作業が出来るPCデスク」のことです。 なんとなくイメージは出来るけど、実際に使うとどんな感じなのかは気になるところですよね。 今回はLoctek様のご協力により、既存の机の上に置いて利用できる、ガス昇降式の本格的な机上スタンディングデスク「F3MB」を利用してみました。使用感などをレビューしたいと思います。

Loctekさんが「SSサイズがおすすめです」と仰ってくれたのですが、おっさんはデュアルディスプレイなどの使用感や剛性感を試したかったのでMサイズのF3MBをお願いすることにしました。 F3MBはLoctekのスタンディングデスクでも割と大きめのサイズの方で、天板が53✕80cmあります。そのため届いた時の梱包サイズも相当ありました。正直一人で持つのは難しいくらいの重量があります。

ラインナップ別の本体重量

代表的なラインナップを載せておきます。だいたいどれも30kg以上の耐荷重のあるデスクに載せる前提の商品だと言えます。

商品 名称 サイズ 本体重量 耐荷重 合計重量
415QLeYMTgL._SL160_ F3MB 天板:53✕80cm 高さ:16.5~42.4cm 21.3kg ~15kg 21.3kg~36.5kg
41x29KjVMKL._SL160_ F3W 天板:53✕68cm、高さ:16.5~42.4cm 20.2kg ~15kg 20.2kg~35.2kg
41O0ETuu74L._SL160_ F3SW 天板:50✕55cm、高さ:17~43cm 21kg ~10kg 21kg~31kg

開封のコツ

本体の重量が21.3kgあるため、まず箱から取り出すのが大変。 まずはダンボールの天面だけ開封してから、転がして上下を逆さにし、箱を上に引き抜くように取り出します。中は発泡スチロールの箱で厳重に保護されているので、逆さにして取り出しても大丈夫です。

組み立てはほぼ必要なし!

箱の中は既に組み上がっているスタンディングデスク本体と、着脱可能なキーボードトレイが入っています。スタンディングデスクを設置して、キーボードトレイを取り付けるだけで利用可能です。

デスクに設置するとこんな感じになります。これが最低の高さで、天板はデスクから約17cmです。 キーボードトレイはデスク面よりも14.4cm低くなっています。つまり、キーボードの高さはデスクから2~3cm高いポジションとなります。キーボードトレイは固定がレバー式になっていて、着脱に道具は必要ありません。簡単に取り外しができます。

デスクの昇降

スタンディングデスク右手にあるレバーを引くと、ガスの力で滑らかに上下します。 スタンディングデスクを上げる時はレバーを引きながら天板を軽く上に押すようにします。 下げる時にはレバーを引きながら、軽く手前下に引くようにします。

モニタやキーボード類の設置

MサイズのF3MBでは、15kgまでの耐荷重があります。27型モニタとノートPCを置くくらいは全く余裕ですね。キーボードトレイの耐荷重は2kgあるので、こちらもしっかりした印象がありました。

フルキーボード+マウスだとギリギリか

キーボードトレイは67cmです。テンキー付きのフルキーボードで45cmくらいあると思いますので、マウスは20cm幅くらいで使う感じになります。おっさんはトラックボールなので問題ありませんが、マウスで利用する人はその領域で足りるかをチェックしたほうが良さそうです。

スマホ、タブレット用スタンド

天板手前のスリットには、スマートフォンやタブレットなどを立てかけられるスロットが付いていて、これがまた便利です。スマホの作業をしながらPCをしたりもできますし、タブレットとキーボード、マウスを繋いで作業する時にも見やすそうですね。

スタンディングポジション

こちらはレバーを引いて最上位まで持ち上げた状態です。26cm持ち上がり、設置しているデスクから約43cmの高さとなります。天板70cmのテーブル面に置いたスタンディングデスクですが、身長約178cmのおっさんにはちょうどいい高さです。ガス式なので任意の高さでピタっと止められます。    

スタンディングデスクの使い勝手

by www.fleximounts.jp

使った感じはだいたいこの動画でほとんどイメージ出来ると思います。一番のメリットは「すぐに上げ下げができる」ということで、座りっぱなしを予防するための工夫が感じられます。 これがもし「ハンドルを結構回さないと上がりません」ということだと面倒くさくて上げ下げしないと思うんですね。 ガス式でサッと上げ下げできるからこそ、「ちょっと立って作業しようかな」という気になれるわけです。

モニターアームと組み合わせる

スタンディングデスク「F3MB」は耐荷重が15kgあるので、デュアルモニターでもバッチリ使えます。モニターアームと組み合わせることによって可能性が更に広がります。今回はLoctekのガス式デュアルモニターアーム「D5D」を使ってみます。

クランプで手軽に挟めるので、取り付けは簡単。モニターアームを併用することで複数台のモニターを天板のサイズ以上のエリアに設置することが可能です。

良いところ/惜しいところ

よかったところ

組立不要

これはすごく助かりました。出してすぐに使うことが出来ます。

キーボードトレイ

座った状態でも快適さを感じられます。 大抵、机の中で足を伸ばし、リラックスした姿勢でタイピングするのって難しいんです。机の手前にキーボードがあることってあんまりないですからね。 その点、このキーボードトレイがものすごい使いやすい。猫背にならず、手元でキーボード&マウス操作が出来る。これはいいものです。

上げ下げがめっちゃ楽

さすがガス式の完成度の高さで定評のあるLoctekさんです。この安定感は自信を持っておすすめできます。すぐに上げ下げできないと、わざわざポジションチェンジしようと思えないでしょう。

剛性感がある

作りが大変しっかりしていて、重いものを載せても大丈夫という感じがあります。

惜しいところ

本体重量が重い

まずはこのスタンディングデスク自体が22kgくらいあるということです。使ってみればなるほど、この重さによって圧倒的な安定感があるということはわかります。 しかしながらスタンディングデスクの22kg+天板耐荷重の15kg=37kgに耐えられる机があることが使用前提ポイントとなります。 実はおっさんの安い机は耐荷重が30kg程度だったので、本格的な運用にはちょっと至りませんでした。耐荷重50kgくらいの机でしたら安心して使えそうです。

PC専用デスクになってしまうかも

設置は簡単ですが、なにぶん重量があるため、一度置いたらなかなか動かすのは難しいところ。そのため、PC専用デスクとして使う場合は良いと思いますが、PC作業の他にも何か広くエリアを使うデスクワークをする場合には、ちょっと向かないかなと思いました。普段PCでキーボードとマウスだけほとんど使います。という人なら大丈夫です。

最低高でもちょっと高くなる

構造上仕方がないところですが、最低の高さでもモニタ部が16cmほど高い位置になることは気になるかもしれません。モニタ自体の背が高い場合は注意が必要です。モニターアームを取り付ければ、机の面にフレームをベタ置き状態にも出来るので問題は解消するでしょう。  

机を耐荷重のために買い換えるなら…

スタンディングデスクの耐荷重不足で机を買い換えるくらいなら、机自体が上下するものを選ぶことも検討できます。

電動&クランク式昇降デスク

天板

天板は別売りでサイズを選んで購入できます。 電動も「普通の机として使える」というメリットがある反面、上げ下げにモーター音がするということと、本体自体の重量が結構あるというデメリットがあります。価格は思ったほどは高くないですね。

まとめと感想

  • 立ったり座ったりの切り変えがすぐにできる
  • 机上スタンディングデスクは耐荷重50kgくらいある机で使うのが大前提
  • デスクに机上スタンディングデスクを置くと、PC専用デスクとなる
  • モニターアームと併用するのがおすすめ
  • デュアルディスプレイにも耐えられる剛性感はGood!
  • 耐荷重50kgがない机で机上スタンディング化するならば、昇降式デスクの方が良いと思う

昇降式デスクというものがあることから、机上タイプのスタンディングデスクはあくまでも「既存の机を高さ可変式にする」というためのソリューションであって、高さが可変の机が欲しい場合はどちらかというと昇降式デスクを最初から買ったほうが可用性は広がるなと思いました。 しかしながら、ガス式なので非常に手軽に上げ下げが出来る点については、電動の上げ下げよりも評価できます。 どちらかと言えばSOHOなどの事務作業に向けた製品だと思いますが、長時間PCデスクに向かうMMORPGゲーマーの人で、体力が落ちてしまった人などにも向いていると思いました。

 


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