【黒い砂漠】XIGNCODE3のエラーコードと対策
2019/06/13
ゲームセキュリティ「XIGNCODE3」のエラーコードや対策についてまとめていきます。
Contents
XIGNCODE3とは何か
XIGNCODE3は韓国のWellbia.comによって開発されたゲームセキュリティプロセスです。
黒い砂漠ではゲーム起動時に自動的に立ち上がり、主にチートの防止などの役目を果たしています。Windows上で動作しているプロセス(アプリケーション)を監視し、XIGNCODEが適切でないプログラムなどが動作している場合はゲームを強制終了し、以下に挙げるようなエラーコードを表示します。
0xE019100B
連打ツール、メモリにアクセスするツールなど、チートの疑いのあるプログラムが検知された時に発生します。
対策
- 起動中のプログラムを終了させながら探す
- そのプログラムが起動しないようにする
- OS再起動←重要
スタートアップなどに登録されていないかも注意が必要です。執筆現在のXIGNCODE3では、該当のソフトを終了させただけでは同エラーが続きます。OSを再起動する必要があります。
0xE0191009
ネットワークの問題でXIGNCODE3のプロセスである、「xcoronahost.xem」が通信できず、XIGNCODE3がアップデートできない時に生じるエラーです。
Windowsファイアーウォール、各種セキュリティソフトのファイアーウォールなどで通信が阻害されている場合に発生します。
対策
- ファイアーウォールの設定で黒い砂漠フォルダ配下の「xcoronahost.xem」に通信許可を出す
- または、ファイアーウォール自体をオフにする
こちらはOS再起動をしなくても大丈夫でした。
0xE019101A
今までのエラーは公式にも紹介されていますが、この「0xE019101A」エラーは公式のリストにありません。「ウイルス関連」と「OS関連」の疑いがあるようです。
対策:ウイルスチェック&XIGNCODE3更新
XIGNCODE3がウイルス対策ソフトに誤検知されて止められていたり、実際にウイルスに感染している可能性があるようです。
- ウイルス対策ソフトの更新をする
- ウイルスチェックを行う
- 以下のフォルダをバックアップを取って削除
~\BlackDesert_live\bin64\xc (64bit起動の場合)
~\BlackDesert_live\bin\xc (32bit起動の場合) - ゲームを再起動
- ダメな場合はXIGNCODEのフォルダをウイルス対策ソフトで除外フォルダにする
XIGNCODE3自体はランチャーのアップデートと共に更新されます。
画面右下にこの表示が出ている時にも更新されています。不足ファイルなどがある時には基本的に自動的に更新されます。
対策:Windows10環境の見直し
Windows10に関連する問題の可能性もあります。Windows10のアップデートに対し、XIGNCODE3側の対応が追いついていなかった場合などが考えられます。
以下は黒い砂漠の北米サーバーのGMからのレポートです。
Windows 10 Creators Update(ビルド15063)
クリエイターアップデートにアップグレードするとシステムが不安定になり、さまざまな(見えない)エラーが発生する可能性があることが判明しました。これらの問題には次のものが含まれますが、これらに限定されません。
- クライアントは一定の間隔でクラッシュします。これは、起動するたびにおおよその(それ以外は静的な)分の時間が経過した後も、警告なしでゲームがシャットダウンすることを意味します。
- ランダムなカメラの反転と回転。
- 文字やチャンネルを切り替えるときに切断されます。
- ゲームがスムーズに実行されているにもかかわらず、ランダムなクライアントがシャットダウンします。
- BlackDesert64.exeがクラッシュします。
- xcoronahost.xemがクラッシュします。
https://community.blackdesertonline.com/index.php?threads/windows-10-creators-update.31005/
xcoronahost.xemがクラッシュすれば当然、XIGNCODE3関連のエラーも表示されるでしょう。
別のゲームにおいては、Creators Updateを適用しない場合にエラー「0xE019101A」が出るようです。
Windows10「Creators Update」適用を行ってない状態で
公式配布のファイルを適用(上書き)してしまうと
タイトルのエラーが出るみたいです回避方法としては配布されているファイルを上書き前に
戻すと回避できます
「x3.xem」・「xnina.xem」この2つのファイルですhttp://heroes.nexon.co.jp/community/freeboard_detail.aspx?no=30826
どうしても起動できない場合は、Windows10のアップデートの適用をロールバックするなどの対策が考えられますが、一般ユーザーにはなかなかハードルの高い対応方法と言えます。
Windows 10 を以前のバージョンの Windows 10 に戻す方法について
Windowsのアップデートと相性が悪いのはなぜ?
Windows10のアップデートでは、セキュリティ関連のコンポーネント(DLLなど)が更新されます。その構造が既存のものと変わることから、XIGNCODE3などのアンチチートソフトやアンチウィルスソフトが誤検知する対象となったりするようです。
その他のエラー
XIGNCODE3公式のFAQに記載されている中から幾つか紹介します。
0xE0191002
他社製のアンチチートソフト(nProtectのGameGuardやアンラボのHackShieldなど)が起動されていると発生するようです。つまり、nProtectなどを利用したゲームと黒い砂漠のようなXIGNCODE3を利用したゲームを併用する事はエラーの原因になることがあります。
0xE0191003
仮想マシンで起動した場合のエラー。
0xE0191004
Win95、98、ME互換モードでの起動エラー。
0xE0191005
多重起動エラー
0xE0191007
ランチャーなどを使わない非正常起動エラー0xE019100A
多重起動可能なゲームにおいて、多重起動した場合のアップデートエラー。
0xE019100C
当該PCにて不正ツールを使った場合のBAN
XIGNCODE3のエラーとあんまり関係なさそうなこと
今回試してみて思ったより影響がなかったことを書いておきます。
ウイルス対策ソフトでの除外設定
「ウイルス対策ソフトで除外をしてください」という運営からのテンプレ回答がありますが、基本的にはしなくてもXIGNCODE3は動きます。
おっさんは今回「ESETパーソナルセキュリティ」を使ってファイヤーウォールでブロックしたりしましたが、ファイヤーウォールで露骨にブロック指定をしない限りは、特段設定の必要がなく黒い砂漠が動きました。もちろんフォルダ除外設定もしていません。
ちなみにESETの無料体験版はこちらからDL可能です
http://www.eset-smart-security.jp/go/101857/efsp1/
UAC設定の有無
UACについても同様です。UACでプログラムの変更による通知が効いていても、ゲーム起動時に聞かれるだけです。そこでOKにすれば後はXIGNCODE3がエラーになることはありませんでした。
まとめ
- エラーコードによって対応が異なる
- まずはOS再起動から
- 常駐ソフト、アンチウイルスソフトを見直す
- Win10はUpdateの関係で相性が悪いことがあるかもしれない
- 他のプロテクションとの同時起動はおすすめしない
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