GUIで動くStable Diffusionのまとめ【ローカル動作】
2023/01/06
無料で使える画像AI「Stable Diffusion」に、Windowsでローカルで使えるGUIバージョンが複数登場しています。
Contents
【前提】Windows PCの要件
(GUI版を含む)Stable Diffusionを利用するためには、NVIDIA製のグラフィックボードを搭載したPCが必要です。RadeonなどAMD製GPUはスペックが良くても不可です。Stable DiffusionではPyTorchという機械学習ライブラリを使っているのですが、WindowsではそれがAMD製GPUに対応していないからです。
また、グラフィックボードのスペックとしては「10GB以上のVRAM」を搭載しているものが理想とされています。
8GBのVRAMのグラフィックボードでも利用可能ですが、出力可能な解像度が下がります。
VRAM10GB以上を搭載するNVIDIA製グラフィックボード
- NVIDIA GeForce RTX 4090 (VRAM 24GB)
- NVIDIA GeForce RTX 4080 (VRAM 16GB)
- NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti (VRAM 12GB)
- NVIDIA GeForce RTX 3090 Ti (VRAM 24GB)
- NVIDIA GeForce RTX 3090 (VRAM 24GB)
- NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti (VRAM 12GB)
- NVIDIA GeF0rce RTX 3080 12GB(VRAM12GB)
- NVIDIA GeF0rce RTX 3080 (VRAM10GB)
- NVIDIA GeForce RTX 3060 (VRAM 12GB)
- NVIDIA RTX A6000 (VRAM 48GB)
- NVIDIA RTX A5000 (VRAM 24GB)
- NVIDIA RTX A4000 (VRAM 16GB)
- NVIDIA RTX A2000 (VRAM 12GB)
GeForceは一般用途、RTX Aシリーズはプロ向け製品です。
Aシリーズは大容量VRAMを搭載しつつ省エネなモデルです。3DCGやAI開発などに使われるものですが、ゲームも可能です。
Stable Diffusion Web UI
現状最もおすすめです。既にPython環境やStable Diffusionをインストールしている場合でも干渉せず、高機能です。
以下の記事でインストール方法を紹介しています。
Stable Diffusion GRisk GUI
ver0.1時点では、英語テキスト(prompt)からの生成に対応しています。
NMKD Stable Diffusion GUI
ver1.2.0では、英語テキスト(prompt)からの生成のほか、画像をベースに生成するImg2Imgに対応しています。
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