【Starfield】PC版の必要スペック。実際動かすとRTX 4070 Tiで最高設定ギリギリ。
2023/09/09
2023年9月1日にStarfieldの先行アクセスが開始し、宇宙への旅が始まった。
StarfieldはPC版とXbox版しか発売される予定がない。今回はPC版Starfieldを市販のゲーミングPCでテストプレイし、重さなどをチェックした。
※PureDark氏のDLSS2/XeSS対応MODの結果を追記
Contents
RTX 4070 Tiでギリギリウルトラ設定で遊べる重さ
GPU:RTX 4070 Ti 12GB
メモリ:16GB DDR4
ストレージ:1TB(Gen3) NVMe SSD
今回は、GALLERIAシリーズでおなじみのサードウェーブより、RTX 4070 Tiを搭載するGALLERIA XA7C-R47Tをお借りしてStarfieldのテストプレイを行った。
Starifieldはマニュアルエイムでの銃撃戦を行うゲームであるため、フレームレートは60fpsは欲しいところ。
ただ、最高画質設定のウルトラになると、RTX 4070 Tiでも60fpsを出せるかギリギリと言う印象だ。結論からすれば「GPUパワーなんてなんぼあってもいいですからね」というタイプのゲームである。
アップスケール設定について
アップスケーリングにはNVIDIAのDLSSが搭載されず、AMD FSR2が搭載される。
設定はウルトラをベースに、ダイナミックレゾリューション(自動的な内部解像度変更)をオフにし、アップスケーリング設定と解像度のレンダリングスケールを変更して変化を見た。
FSR2 解像度100%はネイティブより美しい
画質的な話で言えば、FSR2をオンにし、解像度100%にした時が、ネイティブ解像度よりも美しく見える。というのも、FSR2はDLSSのように超解像技術として「描き出す」ためだ。これによって、ネイティブ解像度で潰れがちな細部の模様、遠くの細いワイヤーなどが描き足されるため、体感としてちゃんと描画しているように見える。そのぶん、ネイティブ解像度より負荷が高く、重くなってしまう。
軽くしたい時はFSR2で解像度を下げる
4Kのように高解像度のゲームプレイでは、FSR2を利用しつつ、解像度を50%などに落とすことで負荷を下げる必要が出てくる。
Starfieldでは、アップスケーリングを利用する場合、50~100%の間で、1%単位で内部解像度を変更できる。このため、プレイヤーの好みで画質と軽さの丁度いいポイントを探しやすいのは良いことだ。
i7-13700F & RTX 4070 Tiでのフレームレート例
ゲームスタート後、最初の戦闘を終えたあたりのベクテラの屋外空間にてフレームレートを測定した。
以下は解像度ごとにおすすめの設定を太字にしておく。
FHD(1920x1080)
設定 | 参考フレームレート |
アップスケールなし | 67fps |
FSR2 / 解像度100% | 66fps |
ポイントとしてはFHDでもRTX 4070 Tiを使い切るということだ。そしてこれはまだゲーム序盤空間での値である。今後、街などに行って人物オブジェクトが増えた際のことを考えるとちょっと怖い。
FSR2はFHDでも解像度100%未満にできるが、ボケてしまうのでテストしなかった。
WQHD(2560x1440)
設定 | 参考フレームレート |
アップスケールなし | 59fps |
FSR2 / 解像度100% | 57fps |
FSR2 / 解像度50% | 72fps |
RTX 4070 Tiではネイティブ解像度ではWQHDがギリギリという印象。FSR2を使用し、解像度を100%から徐々に下げつつ、60fps以上を狙える場所を狙うと良さそう。
4K(3840x2160)
設定 | 参考フレームレート |
アップスケールなし(ネイティブ4K) | 43fps |
FSR2 / 解像度100% | 40fps |
FSR2 / 解像度50% | 62fps |
4KにおいてはFSR2を利用し、解像度50%にしてようやく60fpsに届くかなというレベル。ただ、これでも60fpsを堅持できるわけではないので、少しグラフィック設定を落としたほうが良いだろう。ウルトラ設定のまま快適にプレイするならRTX 4080やRTX 4090も検討したくなる重さである。
GPU:RTX 4080 16GB
メモリ:16GB DDR5
ストレージ:1TB(Gen4) NVMe SSD
DLSS2でも太刀打ちできない重さ、DLSS3なら少しアップ。(追記)
SkyrimやFallout4などでDLSSに対応させるMODを作成しているPureDark氏が、早くもDLSS2/XeSS対応MODを完成させた。DLSSのDLLを別途DLし、FSR2からDLSSに処理を移すことができる。
早速試してみたものの、そもそもの1920x1080が重いこともあり、4KではDLSS2を使っても軽くなることはなかった。
PureDark氏のMODの本懐はRTX 40シリーズのフレーム生成に対応するDLSS3となる。こちらは原理的にどう考えてもフレームレートが上がる。
DLSS3対応MODはPureDark氏のPatreonで有料メンバーにのみ配布されている。
4K(3840x2160)
設定 | 参考フレームレート |
アップスケールなし(ネイティブ4K) | 43fps |
FSR2 / 解像度100% | 40fps |
FSR2 / 解像度50% | 62fps |
DLSS2 MOD / 解像度50% | 62fps |
DLSS3 MOD / 解像度50% | 89fps |
DLSS3 MODを試したところ、4Kで89fpsを出すことができ、アップスケールなしの2倍以上のフレームレートを実現した。最初は画面のチラツキが気になったが、ENDキーで起動するStarfield Upscaler SettingsからSharpenをオフにすることで快適になった。ただし、テスト時点ではベータ版であり、ちょいちょいフリーズなども発生している。海外発の有料MODということもあり誰にでも奨められるものではないが、ご参考まで。
記事の内容は執筆、更新日時時点の情報であり、現在は異なっている場合があります。 記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
【今日のおすすめ】
【auひかり】最大10Gbpsの超高速通信!最大126,000円還元キャンペーンキャッシュバックで初期工事費も実質無料!