おっさんゲーマーどっとねっと

「黒い砂漠」をはじめ、PCゲームやゲーマー向けの情報をお届けするブログです。記事には商品やサービスのPRを含みます。

PC版「黒い砂漠」2024年も楽しめる8つの理由!

      2024/02/27

黒い砂漠をリリース1年目から遊んでいる筆者が、黒い砂漠の「今」をお伝えする。

私「おっさんゲーマー」は4Gamer.netで黒い砂漠の公認記事を書かせていただいているのだが、そちらで書ききれない、改めて伝えたい魅力がたくさんあるのだ。

注目ポイント:「2023年最高のMMORPG」として選ばれた

まずはニュースをひとつ。

北米大手メディアのMMORPG.comが行ったPlayer’s Choice Awards(ユーザー投票)において、黒い砂漠が2023年のBest MMO Of The Yearに輝いた。

MMORPGファンの投票による受賞。メディアが直接選ぶものとはまた価値が違う。

黒い砂漠はワールドクラスのタイトルといえど、プレイヤー数は世界トップではない。それにもかかわらずプレイヤーベースの評価が高かったわけだ。

評価が高かった理由は、もう一つの受賞から読み取れる。

Best MMO Expansion of 2023」という賞だ。

2023年最高に拡張されたMMOという意味である。

つまり、拡張スピードやアップデート量がとんでもない次元だったというわけだ。

補足:そもそも「MMORPG」とは何か?

MMORPGをまだプレイしたことがない人向けに、どういうゲームジャンルなのかを説明したい。

MMORPGは「一つのゲーム内空間に100人などが集まれるようなオンラインRPG」と考えてもらうと良い。

イベント風景

オンラインで多人数が集まれるメタバース的空間に、RPGとしてのゲーム性がついているのがMMORPGだ。

とはいえ、大勢が苦手な人はいる。飲みだって、大勢の宴会、1:1のサシ飲み、1人で気楽に…などのスタイルがあるように、MMOもいろいろな遊び方ができる方がいい。

それに、オンラインゲーム上では見知らぬ他人と出会うわけで、相手のゲームやコミュニケーションの能力がどのくらいかもわからない。こう考えると、なんだか面倒だな…と思ってしまうだろう。

そこで、黒い砂漠の場合、ソロプレイで大抵のことができるように配慮されている。

もちろんMMOなので、ほかの人とのかかわりも作ろうと思えば作れる。

想定されるプレイスタイルは以下のような形だ。

  • 世界の中の一人として。ソロ主体でマイペースに遊ぶ。
  • 友人や家族と一緒に。小規模オンラインゲームのように遊ぶ。
  • 新たな友人たちと共に。ギルドに入るなどしてネット上の人たちと交流する。

このどれもが立派なMMORPG体験だと私は思う。

MMORPG「黒い砂漠」の強み8選

クラス「アーチャー」

黒い砂漠の強みを一言で言えば、黒い砂漠の昔からの強みをブラッシュアップしつつ、とにかく遊びやすくなるように改善が続けられていることだと思う。

この記事では以下の内容を紹介していく。

  1. 戦闘操作が楽しいMMORPG: 3Dアクションゲームと見間違えるほどのアクティブな戦闘
  2. ソロプレイ重視: 1人で好きな時間にゲーム進行できる仕組みを維持
  3. 個性の発揮: プレイヤーごとに差が出せるキャラメイク
  4. 大規模な世界: 真のオープンワールド + MMOを楽しめる
  5. 手軽に味わえるMMO感: 「ワールドボス」など、気軽に参加できるマルチプレイコンテンツ
  6. 生活コンテンツ: ゲーム内での暮らしを実現する、作りこまれた生活コンテンツ
  7. 緩和と配布: 8年の運営でコンテンツが大量にあるため、緩和や配布が大量にできる
  8. 毎週のアップデート: どんどん遊びやすく、新たなコンテンツやイベントが供給される

1. 戦闘操作が楽しいアクション系MMORPG

黒い砂漠の操作系を最初に紹介しよう。何より黒い砂漠はアクションがウリのゲームだからだ。

MMORPGというと、「敵をクリックして攻撃」を指示するのが昔は一般的だった。これだと、自分がそのキャラ…というよりは、キャラがそこにいて、それに指示を出している感覚が強い。

黒い砂漠は、アクションゲームのようにノンターゲティングアクションの操作を採用しており、自分でキャラを直接動かしている感覚が強く感じられるのが特徴だ。

最新クラス「スカラー」で戦闘イメージを掴んでみよう

なにはさておき、次の動画をみてもらえば雰囲気は一発である。24秒あたりから技の紹介なのだが、左上にコマンドが紹介されているところに注目。

コマンドを入力するとその技が出て、それを組み合わせながらコンボを決めて戦うゲームなのだ。

なお、黒い砂漠は「クラス」という職業とキャラが紐づいた概念があり、使う武器と技、性別、衣装などはクラスごとに決まっている。

2023年12月、黒い砂漠は新クラスとして「スカラー」が登場した。上の動画はスカラーの紹介動画というわけだ。

黒い砂漠はスカラーを含めて27ものクラス(職業)があり、スカラーの操作の忙しさは中くらい。初心者が黒い砂漠をはじめるのにピッタリだ。

Pasted-124-1

2. おひとりさま歓迎!ソロでしっかり遊べるシステム

MMORPGでは、一度もしゃべったことのない他のプレイヤーといきなり組まされるゲームもある。

あなたがアクションゲームに慣れていないのに、黒い砂漠で序盤からパーティーを組まされるとしたらどうだろうか。

私だったら、ちょっと嫌である。特にオンラインゲームに慣れていない人は、コミュニケーション面でも不安という場合もあるだろう。

黒い砂漠は大丈夫だ。基本的にソロ活動で成長に困ることがほとんどないので、もうなんというか、一人で好きにやってOKだ。

ゲームに慣れてきたら他の人と関わったりギルドに入ってもいいが、ソロが気楽すぎてギルドはいいや、という人も結構いる。

のんびり慣れていけば大丈夫

成長に関しても、「知り合いがいないからアイテムが手に入らない」とか、「根回しして譲ってもらう」というわずらわしさはない。

アイテム売買に関しては、すべて「取引所」という場所を介して公平に行われるので安心してほしい。

3. 他の人とは違う!あなたのこだわりのキャラクターを作る

新クラス「スカラー」のカスタマイズ例

ゲームを始める際にはクラスをベースにキャラメイクを行う。細部にわたるキャラメイクの自由度も驚かれる要素の一つだ。

顔の上には40か所以上、三次元的に動かせる調整ポイントがあり、グラデーションヘアカラーやオッドアイなど、顔の各部位を細かく調整し、完全にオリジナルなキャラクターを作り出すことが可能なのだ。

クラス「ソーサレス」の作例

自分の好みが反映しやすいので、そのキャラを見るだけで誰の作風かがわかるほど。

また、「ビューティーアルバム」という、ほかのプレイヤーにキャラメイクデータをダウンロードしてもらえるコンテンツもある。センスがよければ人気作者になれるかも!?

ちなみに、キャラ作成についてサーバーを意識する必要はない。チャンネル(ch)という小さなサーバー単位で動いているが、どのチャンネル間でも移動できるためだ。日本の黒い砂漠プレイヤーなら誰にでも会いに行ける。(ただしPCとCONSOLEは別サーバー。ゲーム実装状況も違う)

4. オープンワールドの没入感がすごい

キャラを作ったら冒険開始。とりあえずはメイン依頼(ストーリー)を進めていくと思うが、そこで驚くのはどこまでも世界が続くオープンワールド設計だろう。

オープンワールドって何?という方は、次のシナリオをイメージしてほしい。

Pasted-124

自宅から街に出て、10分ほど馬を走らせて港に行く。そこから自分の船に乗り換え、さらに10分かけて別の島に行く。

この時、オープンワールドではないエリア制のゲームだとどうなるか?

家から街に出る時にローディングがある。そして、船に乗るときにまたローディングがあり、海のエリアから大陸に降り立つときにローディングがある…という感じだ。海の船旅シーンがないこともある。

エリア制だと「その世界にいる感じ」はかなり薄れる。エリア切り替え時には突然モンスターが消えるなど不自然だ。とある宇宙を舞台にしたゲームも、ロードがあり過ぎて「こんなの宇宙じゃない」と怒られたのは記憶に新しい。

黒い砂漠はどれだけ移動してもバックグラウンドロードでずーっと景色が続いていく。だから、没入感がすごいのだ。ぜひ気が済むまで走り回ってみてほしい。

なお、2023年には「朝の国」と「ウルキタ」が新地域として実装されたので簡単にご紹介。

朝の国

東方の新たな大陸「朝の国」が実装。モチーフは中世の韓国で、黒い砂漠に初めて登場した純東洋風の地域となる。

ストーリーを進めることでワープで行けるが、船でも行ける。一度は船で出向いてその距離感を感じてほしい。

朝の国の港町。降り立った瞬間めっちゃ東洋。もともと西洋世界観なので「別の国に来た」という感じがすごい。

ストーリー的にちょっと前後してしまうものの、新キャラクターもここからゲームスタートをすることもできるようになっているのがポイント。

黒い砂漠にあったこれまでの大陸風景とは異なり、どこか懐かしい、そして異国情緒も感じられる風景が広がる。

個人的に好きな竹林の風景。画面からマイナスイオン出まくりである。ここはボスと戦うマップでもある。

瓦屋根の建物もディテールがすごい。

もはやちょっとした韓国旅行気分。

高所からは絶景が楽しめる。

ウルキタ

最新地域「ウルキタ」は、これ以上なく装備を強化したベテランプレイヤーのためのモンスターハンティングエリアとして登場した。

ストーリーは初心者でも問題なくこなせるようになっていて、内容としても個人的には「朝の国」以上に良かった。

没落した王家の王子「バリーズ3世」にまつわるストーリーが展開されるのだが、これがしっかりとした情感を持っていて、いわゆる「先が気になるストーリー」に仕上がっているのだ。

バリーズ3世。若くて未熟、世に絶望している彼の行く末は…

面白いストーリーは、喜怒哀楽のなんでも良いので「人の心が動くこと」が必要だ。黒い砂漠はこれまでどうしてもお使い的なストーリーが多く、「この人物を助けたい」と思うようなフックがちょっと不足していたところがある。

ウルキタについてはバリーズ3世が思わず説教したくなるくらいにネガティブで、何でそんなに陰気なのか、その理由が気になる作りになっている。

また、ウルキタでは「状況を把握して問題を解決する」という要素が取り入れられていて、いわゆる「矢印の指す方向に行くだけ」ではなくなった。

なんだかよくわからないけどストーリーが進んでいた…ということはなく、「プレイヤーが自分で解決しているぞ!」という当事者意識が強く感じられた。

新都市「アスフェルカン」の入り口。ここから物語が動き出す。

アスフェルカンの町の中には青い矢印が出ている人がおり、彼らから問題解決のヒントを得ることができる

とにかくこの地域は治安が悪く、あちこちで揉め事が見られる。

ムズガルは鉱山労働者の村だ。ここでも助けを求める人がいる。

鉱山で労働させられる人たちが掘っているものとは?

5. 気軽なマルチプレイ!大人数参加コンテンツでMMO感を楽しむ

ちょっとゲームに慣れてきたら、オンラインっぽい遊びもしてみたいはず。

シーズンチャンネルで始めると誰にも会わないこともあるかもしれない。ほとんどのプレイヤーは普段は一般チャンネルにいるからだ。

ピンクの枠が初心者が最初に誘導されるシーズンchだ。ここは成長特化サーバーで、シーズンを終えた一般プレイヤーは青枠のchに分散している。人の気配を感じたいときはシーズンキャラでも一般chに行ってみよう。

初心者におすすめ!「ワールドボス」

普段はソロで好きなことをやっていても、時には「MMOだなあ~!」という感触を味わいたいものだ。

他の人と楽しめるコンテンツはいろいろあるが、知り合いも誰もいない初心者におすすめなのは「ワールドボス」である。

ワールドボスは決まった時間に決まった場所に登場する大型の敵。パーティーを組む必要もなく、みんなで気持ちよくタコ殴りで倒せばOKだ。

一般chに移動して、ワールドボスに参加してみよう。「おっ、人いるなあ」と感じられるはず。

今の参加目安だとLV56くらいだろうか。とにかく気軽に参加してほしい。サクッと倒して報酬をもらおう。

ワールドボス討伐には多くのプレイヤーが集まる

 

6. ゲーム内で暮らそう!充実の生活コンテンツ

特にソロ派の人に楽しんでほしいのは「暮らし」だ。黒い砂漠は生活コンテンツの解像度がかなり高いMMORPGになっている。

黒い砂漠の中には、先進攻略などは放っておいて、ただ「住んでいる人」が間違いなく存在している。自分の好きなことだけ楽しむプレイスタイルは、ちょっとした癒しだ。

生活コンテンツのほんの一部を垣間見てみよう。

街や村には様々な建物があるが、大抵の建物や部屋は「住居」として借りることができる。他の人の入居状況に関係なく、序盤から好きな場所が借りられる。それぞれ間取りが違い、たくさんあるので迷いどころ。

部屋を借りたところ。手前のドアの外はサーバーの共用空間、キャラがいる部屋はプライベートのインスタンス空間なのだが、ここがシームレスに繋がっており、暗転ローディングはない。(家具はロードされるが)

家にベッドを置くとそこで寝ることができる。横になっていると「行動力」というスタミナのような要素が多めに回復するが、その間操作ができない。意味はあるが、どちらかとういとイマーシブなアクションだ。

オープンワールドゲームで移動手段は非常に重要。黒い砂漠の場合は「馬」がとても高い価値を持つ。馬を交配したり育成する「調教」コンテンツは長く人気を保っている。

「釣り」は誰でもできるお金稼ぎの代表格。釣り糸を垂らして放っておけば魚が釣れ、貿易商などに売りに行くことで現金化する。魚は料理にも使える。

「狩猟」は火縄銃や狙撃銃を使ってハンティングするコンテンツ。火縄銃は腰だめ撃ち、狙撃銃はADSあり。倒した動物から肉や皮、血などが得られる。

狩猟で得た肉は「料理」に使える。できた料理はバフアイテムとして自分で使うほか、プレイヤーに売ったり、NPCに売ったりしてお金にできる。

大型の帆船を持てば「交易」が可能になる。「航海」レベルを上げることで、より高速に船を走らせることも可能。海上戦闘を有利にするため、最上位の「重帆船」を目指そう。

7. 初心者向けのプレゼントや改善が盛りだくさん!

もちろん、ゴリゴリ成長して強くなっていくのが楽しい!という人も多いだろう。

安心してほしい。黒い砂漠は初心者にめちゃめちゃ優しい。

それは、8年積み上げたコンテンツがあるからで、少しくらいサービスしてもへっちゃらだからである。

数年前ではレアだったコンテンツが、今はもう簡単に「配布」されてしまうほどだ。その一つが「幻想馬」だ。

Pasted-38-12

幻想馬「アドゥアナート」は羽の生えた白馬。滑空ができ、機動力が非常に高い。

自力獲得がなかなか大変な幻想馬が、家門(アカウント)あたり1回のみ無条件にもらえるようになった。3種類の幻想馬のうち、空を滑空できる「アドゥアナート」が初心者におすすめだ。

こんな感じでめちゃめちゃ移動力が高く、いろんなところをショートカットしながらオープンワールドの奥深さを味わえる。

真IVブラックスター武器。私も使ってます。

また、最上位一歩手前の武器「真IVブラックスター武器」も確実に1種類獲得できるなど、快適にプレイしてもらうための緩和や改善が2023年に大量に行われた。

対人戦、対モンスター戦闘、お金儲け、コミュニケーションなど、初心者がどんどん先に進んでいけるように緩和されている。

8. 毎週アップデート!どんどん実装&翌週改善

黒い砂漠は「小さく実装して機能を拡充していく」というアップデートスタイルが特徴で、毎週何らかのアップデートが行われている。

新機能も割と粗削りな状態で出てくることが多く、翌週になると「新機能のUIをもうちょっと良くしました」といった改善がすぐさま入ったりする。この点では「もうちょっと完成度高めてから出してよ!」と思うことも正直あるが、このスタイルだからこそここまで拡大できたのかもしれないとも思う。とにかくフットワークの軽さは折り紙付きだ。

大規模なアップデートについてはさすがにもうちょっと時間をかけて行われる。

今後実装されるアップデートなどの発表会が年に2回行われるのが通例で、2023年12月に行われた「2023カルフェオン宴会」では、今後の計画が多数発表された。

世界中のサービス地域に生中継の発表会放送が行われる。

2024年に入っても新コンテンツのほか、緩和や簡素化が続く予定となっているので、初心者の方もさらに遊びやすくなるだろう。

PC版「黒い砂漠」を始める時のポイント

黒い砂漠には公式サイト版とSteam版がある。これについては公式サイト版がいい。

また、過去にPmang(GameOn)運営時代に遊んでいた人のアカウントは、Pearl Abyssへの移管の際に消えてしまっているので、新規にプレイを始めてほしい。

現在の環境なら、その頃のアカウントのレベルに到達するのはあっという間だ。

 

以下の記事でゲームの始め方や、Steam版と公式サイト版のどちらが良いのかなどを解説しているのでぜひ参考にしてほしい。

 

PCゲームに慣れている方は、以下から会員登録後、公式サイト版クライアントをDLしてプレイを開始しよう。

 


記事の内容は執筆、更新日時時点の情報であり、現在は異なっている場合があります。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。

黒い砂漠 ©Pearl Abyss Corp. All Rights Reserved.

Black Desert ©2019 PEARL ABYSS CORPORATION. All Rights Reserved.

サイト上の黒い砂漠の著作物利用に関しましてはPEARL ABYSS社の公認をいただいております。

【今日のおすすめ】

エネチェンジで電気代を比較!激安電気会社が見つかる!

【auひかり】最大10Gbpsの超高速通信!最大126,000円還元キャンペーンキャッシュバックで初期工事費も実質無料!

ひきこもりニートでも稼いでゲームに課金出来る時代

 - 初心者ガイド ,