おっさんゲーマーどっとねっと

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黒い砂漠の評価@2020年上半期。砂漠5年目のおっさんブロガーの視点

   

2015年よりMMORPG「黒い砂漠」を現役でプレイしている私が2020年の黒い砂漠上半期を振り返ります。

これ以上なく個人的な評価になりますが、私のように「黒い砂漠が抜群に合っていた人」はどのあたりを評価しているのか?という目線で見ていただければと思います。

基本無料MMOとして最高峰のオープンワールド&グラフィックス

黒い砂漠はMMORPGとして現状最高レベルのグラフィックスを提供するゲームです。それが基本無料で楽しめてしまうので一度はプレイしてみて欲しいタイトルです。

MMOのように多くのキャラが集まるゲームでは負荷を下げるために画質は抑えめになりがちです。その点黒い砂漠は「MMOとしてここまでやれば十分」と評価していいほど、高い画質を誇ります。

例えば強烈なのがこの水の表現。もはや写真です。ここに飛び込めるんです。ゲームを始めてすぐに!

そして黒い砂漠の何よりもスゴイ点、やってみて驚く点は、このグラフィックスのままどこまでも続く真のオープンワールドということです。

世界の果てまでどこまでもシームレスに走っていけます。途中でローディングなどで途切れることはありません。建物内も含めて完全なオープンワールドです。

ここまでよくできたオープンワールドは、パッケージタイトルでもなかなかありません。

ゲームはリアルタイム4時間で一日が経過します。特に夕陽がめちゃくちゃキレイなんですよ。夕陽を見るたびに立ち止まってSS撮っちゃうくらい美しい。

とにかくまずはグラフィックに驚いて欲しい!美しい世界でキャラを動かすだけでも楽しいと思える人も多いと思います。

広がる世界にすぐに旅立てる!自由度の高いプレイが可能

ゲームの自由度の高さも黒い砂漠の魅力です。

よくあるRPGは、「この町はレベルがいくつくらいになると行けるようになって…」といった制限があったりしますよね。

黒い砂漠では、最初から制限なしにどこでも行けます。だから風景を楽しむためにレベリングしなくてもOK。

もちろん、街からちょっと離れたところには強い敵がいたりするのですが、街と街を繋ぐ道に強敵が立ちふさがっていたり、見えない壁に阻まれるなどはありません。

最初の村についたら安い馬を買って、ストーリーを無視して気ままな旅人生活を開始。そして、いきなり遠隔地に住んで料理人生活を始める…なんていう、効率とはかけ離れたロールプレイも可能です。

サンドボックスゲームが好きな人は、そういう自由なプレイが好きだと思うんですよね。気ままに出歩いて、世界の広さを体験してみてください。

アクション×MMORPGとしての完成度の高さ

黒い砂漠はMMORPGの中でもノンタゲ系のアクションMMORPGです。

ワンボタンでお手軽にカッコイイコンボアクションが出せるゲームではありません。どれだけ上手く動かせるかはその人のPSによって全く異なってきます。

それでいてノンターゲティングだから直感的。武器を振った範囲に敵がいれば当たるし、敵の攻撃は回避挙動以外にもシンプルに距離を取ることで回避できます。

三人称画面ゲームとしては珍しく、設定画面を出すことなくカメラを自由な距離や位置に無段階設定できるので、迫力あるシーンを録画する「魅せプレイ」と、「実際に効率を出すプレイ」をシームレスに変えることが出来ます。

2015年の当初は4クラスでした。2020年は「ハサシン」が増えて20クラスになります。これだけ選択肢があると、きっと自分の好みのキャラクターが見つかるでしょう。

そして、課金すれば全てのキャラクターを1アカウント内に作成して遊ぶことが出来ます。全てのクラスを試すことが出来ます。

伝承アップデート以降、エフェクトが非常にきれいになりました。この動画はエフェクトが見やすいようにスロー編集しています。ピカーン!という感じでめちゃくちゃキレイです。

強化が簡単になった「シーズンサーバー」

黒い砂漠の武器や装備は、素材を使って「強化」をして強くするタイプです。

例えば装備強化は生活コンテンツ(採集)で獲得した素材を利用します。

  1. 採集
  2. 強化素材ゲット
  3. 召喚ボス討伐
  4. 修理素材ゲット
  5. 装備強化
  6. 成功するまで1~5

これには賛否両論ありました。戦闘だけしたいのに、強化のために採集コンテンツをプレイしなけれならないからです。

そこで2020年に登場したのが一定期間中に装備強化を成し遂げる「シーズンサーバー」と、その中で使える「トゥバラ装備」です。

トゥバラ装備は完全に戦闘だけで強化が完結する装備です。

  1. 狩り(戦闘)
  2. 強化素材、修理素材をゲット
  3. 装備強化
  4. 成功しても失敗しても1へ

とにかく好きな敵を狩りまくれば強くなるというシンプルさ。採集や召喚など一切不要。戦って得たドロップを使って強化を行うので、効率的な成長サイクルとなっています。

更に、トゥバラ装備はボス装備の1段階下の強さを持っていることから、とりあえずストーリーを進めたいプレイヤーにとって十分な戦力を得ることが出来ます。

9月から次のシーズンが始まります。8/26までは夏のシーズンをやっているので、とりあえずゲームシステムに慣れつつ報酬をゴリゴリもらって、次のシーズンをガッツリやってみる!というのも良いと思いますよ。

「情強」になって勝つ!統合取引所

「失敗する装備強化なんてしたくない!」そんな人でも大丈夫。完成したボス装備なども売買できるのが黒い砂漠の魅力です。

黒い砂漠では統合取引所という場所で、ユーザー間のアイテム売買のすべてを行います。

そのため、極端なことを言えば生活コンテンツでひたすら安全にお金を稼いで、ボス装備を買ってから冒険開始…なんてこともできます。

お金で装備を買う楽しみ方をする場合は、シーズンサーバーではなく一般サーバーにキャラが必要です。一般サーバーのキャラのみが、取引所で購入できるアイテムを装備できます。

 

統合取引所は相場制になっていて、アイテムの人気に伴って価格が上下します。つまり、アイテムを何に使うかを知ることも攻略なのですね。

「今はこれが安い!」など、相場情報をこまめにチェックすることで有利なゲーム運びをすることができるのです。

また、統合取引所は2020年に今年めでたくスマホに対応。ゲームにログインしていない時でも外出先からアイテムを売買することができます。

仕事のお昼休みにアプデ情報を見ながらアイテムに予約出来て超便利。ギルドチャットもできます。

「ソロ系MMO」という時代のニーズに合っている

ネトゲで必ず出てくる悩みがあります。それは「他の人との関係」です。

例えば「エンドコンテンツではPT必須!」みたいなゲームをしていると、特定の時間にログインしないといけない重圧感があったりします。

そして、固定メンツがいないとコンテンツができないなど、ゲームそのものを続けられるかどうかにまで他人の存在が関係してきます。

社会人の方は仕事で忙しくてなかなか人に合わせられないということも多いですよね。そして、大抵学生さんの方がゲームシステムをよく知っていて、上手かったりします。

そんな中で他の人の足も引っ張りたくないし、貴重なゲーム時間だから足を引っ張られたくもない。でもなんとなく人との繋がりは欲しい。

そういうオトナのわがままニーズにガッツリ応えてくれるゲームが黒い砂漠なのです。

黒い砂漠はMMORPGですが、基本的にソロで進行できます。

定時に湧くワールドボスでさえ、他の人と一緒に適当に殴ってればOK!PTを組んだりする必要はありません。自分のペースでじっくりゲームに慣れていくことが出来るのです。

しょっちゅうPTを組まないといけないゲームだったら多分私は5年続いていなかったと思います。ソロ主体のゲームだからブログと並行でやってこれました。

もちろん、友人やギルメンとPTを組んで狩りをしたり、クエストを進めることもできます。その方が効率が良いこともありますが、PTが強制ではないということです。

最近はPTでプレイしたい人向けのPvEコンテンツも増えてきましたが、やらなくても問題ないです。

不定期ログインの人、日々のプレイ時間がまちまちの人、あまりゲームが得意ではない人などなど、やりたい時にやって気負わずに落ちたい!そういう向きの方には黒い砂漠は抜群に相性がいいのです。

基本無料でコンテンツの最後までいつでも気軽にプレイできるのが魅力です。

恐ろしく細かいキャラクリで無限に時間が溶けちゃう

MMORPGにおいて、キャラクターは自分の分身だったり理想の存在として作ることが多いのではないでしょうか。

黒い砂漠は「キャラメイクの個性」にかけては右に出るタイトルがありません。キャラで超強いアイデンティティを発揮できます。

顔のいじれるパーツが半端なく多いため、かなり自由度が高いのです。人のキャラの顔だけを見て誰なのか判別できるレベルです。

だから、あまりMMO的に楽しむ予定がなくても、キャラを作成して出会った人と一緒に撮影してるだけだっていい。ひとりひとりのキャラがコンテンツだからです。黒い砂漠でしかできない楽しみ方のひとつです。

2020年は男女キャラ共に髪型が3種ずつ増えました。ヘアスタイルはやや被りがちだったので、これはキャラクリ勢的に嬉しい所です。

また、2020年はキャラの造形をいつでも変えられるプレミアムパッケージに、アバターの色を自由に変更できるメルブのパレットが一体化。

今までよりもお手軽に、自由なキャラクリを楽しめるようになりました。

作曲&演奏コンテンツの実装

シャイというクラスでは楽器を演奏することが出来ます。フルート、ギター、ドラムの3パートを使い、MIDIのような要領で打ち込み音楽を創ることが出来ます。

もちろん他のプレイヤーに聞かせることが出来るので、演奏会などを楽しんでいるプレイヤーも増えてきています。ただし著作権には注意です!作曲が出来る人は是非ゲーム内であなたの音楽を聞かせてね!

PvEコンテンツ「不滅の奈落」

2020年は、PvE系のエンドコンテンツとして、「不滅の奈落」という闘技場が実装されました。1vs1で相手の弱点を上手く突きながら戦っていきます。

装備レベルが求められるのはもちろん、キャラクターのスキルをしっかり把握していないと勝てません。まだ実装したてで粗削りなところはありますが、今後が楽しみなコンテンツです。

ギルドコンテンツ

ギルドコンテンツは拠点戦、占領戦というギルド間戦争が主眼に置かれているのは今まで通りです。ある程度ゲームを進めつつ、黒い砂漠に一定の時間を割ける人でないと戦争は十分に楽しみきれないと思います。私も昔ちょっと参加しただけでそれ以降やっておらずあまり語れません。

それだけに、本気で始めたらめちゃくちゃハマるんだろうなあと思います。誰もが勝てるゲームではないからこそ勝利に価値がありますよね。

以前は非戦争ギルドはプレイコンテンツがギルド育成くらいしかありませんでしたが、最近は海洋ギルドボスの「カーン」が実装され、マイペースに楽しんでいるギルドも多いと思います。

強化や育成不要のPvPを楽しめる「プレミアムキャラクター」

黒い砂漠は対人戦における装備を整えることも攻略要素ですが、初心者とベテランが対等に戦う機会も用意されています。

それが同じ装備グレード同士で戦える「プレミアムキャラクター」というキャラ枠です。最新実装のキャラはしばらく使えませんが、初心者もベテランも同一条件でPvPを楽しむことが出来ます。

Pearl Abyss運営について

ゲームオン(Pmang)運営からPearl Abyss運営に移管しましたが、データはまだ残っています。以前のプレイヤーの方でデータ移管してプレイするための手続きを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サポートに関しては紛失した高額アイテムの復旧が可能になったり、可能な範囲でしっかりサポートしてくれている印象はあります。私も馬がどうしても見つからない時に「このキャラが乗っています」と教えてもらったりしました。

また、ちょっとしたGMイベントを開催したりと、よりユーザーに近い位置でゲームを盛り上げようという姿勢は好印象です。まだちょっと不慣れな感じはありますけど応援したいですね。

開発的にはアジャイルな感じで「すぐ出来そうな点から少しずつ実装、バランスなどは反応を見て改善」という開発スタイルを採っています。

アップデートの速度は比較的早く色々なコンテンツが出てくる反面、説明が不足していたりバランスが取れていないことは結構よくあります。

そのため、新コンテンツを全力でやるかどうかも「賭け」なところがあり、その賭けに乗った人の結果で調整しているようなところも感じられます。

なので先行利益ギャンブラーはスタダするし、慎重派はしばらくしてアプデが落ち着いてから手を付ける感じでしょうか。

初心者は実装からしばらく経って評価が落ち着いたコンテンツをプレイするとハズレが少ないのではないかと思います。

2020年上半期の総合評価

黒い砂漠はこれまでベテラン向けのエンドコンテンツの追加が多かったのですが、2020年は大々的に初心者サポートが行われた年になります。

最も革新的だったのはシーズンサーバーでしょう。初心者が行き詰ることがないように再編されてPKもない安全なサーバーです。もらえるアイテム類も豪華なので、初心者からベテランまで多くのプレイヤーで賑わいを見せました。

シーズンキャラは1つしか作れなかったので、別のキャラで遊んでみたい場合は一般サーバーに作るか、または作り直しが必要な点がちょっと惜しかったかなと思います。それでも過去最高に初心者が育ち、初心者とベテランの差が限りなく近いサーバーだったと言えます。

当初は「MMOなのにシーズンなんて合わないのでは?」と思っていましたが、初心者はじっくりゲームに慣れることが出来つつ、過去最速で火力を手に入れられるので良いアップデートだったのではないでしょうか。

ベテランも用を済ませたらサクっと退散することができたので、新キャラ育成は面倒ではなかったです。(私の場合はしっかりプレイしたのは5日くらい)

新キャラクター追加は続々行われており、1月にガーディアンが実装され、9月にはハサシンが控えています。

PvP生まれのMMOですが、これだけキャラが増えてくるとバランスを取るのは正直難しいだろうと見ています。

新キャラ実装後に実用になるまで非常にスピーディーになりましたし、色んなキャラを作りまくってライトに楽しむ分には文句のないゲームです。

戦闘コンテンツも生活コンテンツも、MMORPGとして長期プレイしてもらうためのコンテンツ量は十分用意されており、序盤のコンテンツはストレスなく進められるように工夫されていると思います。

グラフィックの作り込みは非常に細かいので、時には立ち止まって風景やMOBのデザインなどを眺めてみてください。様々な作り込みに驚くと思います。

 


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