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【黒い砂漠】「指揮ギルドなし」の薔薇戦争が初開催!参加者の反応は!?

   

黒い砂漠では、2024年9月8日に、久しぶりの「薔薇戦争」が行われた。

今回は取材の裏話も交えつつ、参加者へのインタビューをお届けしようと思う。

※本稿は株式会社パールアビスジャパンの提供でお送りします。

指揮ギルド無しで、「第3軍団」だけで開催できるようにアップデート

PC版の黒い砂漠は、2024年9月5日のアップデートで、連盟主ギルドがいない場合でも薔薇戦争が開催できる仕様変更を行った。

薔薇戦争は、カーマスリビア軍とオーディリタ軍の2つに分かれ、300vs300で争われる大規模GvGコンテンツだ。

「連盟主ギルド」が指揮を取り、個人参加枠の「第3軍団」などを含む薔薇戦争参加者へリアルタイムで指揮を出し、共に敵城陥落を目指す。

それだけに、連盟主ギルドの責任はかなり重くなってしまい、最近は試合が不成立になっていた。

そこで、個人参加枠である「第3軍団」だけでも薔薇戦争が実施できるようにアップデートがなされたというわけだ。

おっさんゲーマーも現地取材に

「従軍記者」称号で取材

Pasted-28-1

今回、Pearl Abyss JPに「従軍記者」という役割をいただいたので、戦場の現地取材に赴いた。

従軍記者は中立的な立場で占領戦などの状況を伝えるための役割だそうで、「配信では同じ場所にとどまり続けないように」などの注意点を説明された。

特に、一般参加者が配信を行う場合は常に自分の存在位置や同行する味方の規模を晒すことになる。

十分な遅延を設定したりしないと、相手方に察知されやすく利敵行為になってしまう可能性がある点には気をつけたい。

参加者に捕捉されるおっさんゲーマー

早速、戦争開始20分前にオーディリタ軍の様子を見に行った。すでにプレイヤーが集まり始めている。

指揮ありの薔薇戦争の場合、部隊への割り当てや作戦会議などでかなり忙しい時間帯だと思われるが、第3部隊のみの薔薇戦争では、戦争が始まった瞬間に自動で部隊に割り振られる形だったそうだ。

その後、カーマスリビア軍側も見に行った。10分前ほどになるとかなりの人数が集まってきて賑やかな雰囲気になっていた。

従軍取材、失敗する

そしていよいよ戦争開始!あれ、ちょっと待って!?

Pasted-29

突然周囲が敵性反応となり…その後すぐに死亡してしまった。

状況を釈明しよう。

薔薇戦争は部外者は問答無用でNPCに殴り殺されてしまうので、今回運営から取材用に「追跡者の鷹」というアイテムを支給されていた。

「これを使うと、無敵になって自由に動けるゾイ」という案内だったのだが、実は「しゃがみ静止時だけ無敵」という効果だった。

これでは「従軍」しての取材は無理である。

仕方ないので死にながら移動しつつ、いい感じのスポットを見つけて戦場をしゃがみ観察することにした。

「N7」(カーマスリビア第7聖所)の攻防

今回は中央の「精霊の祭壇」に近い「N7」に陣取って、戦闘の雰囲気をチェックした。

Pasted-30-3

薔薇戦争は拠点の陣取り合戦だ。各拠点となる「聖所」に塔があるのが「中立状態」。塔を破壊すると、破壊した側の軍の守護者NPCが現れて、その軍の「占領状態」になる。

そうやって端から順に聖所を占領していき、敵の城まで攻め込んでいく…というのが、薔薇戦争の大筋の流れだ。

カーマスリビア軍が占領し、カーマスリビア側の守護NPCがでてきた。彼らが倒されるとまた中立に戻る

 

Pasted-30各聖所にはそれぞれ占領時のバフ効果がついている。多くの聖所を獲得するほど有利になりそうだ。

また、敵の城に攻め込む際には中央の「精霊の祭壇」の占領が重要。精霊の祭壇は闇の精霊の怒りを注入して占領する特別な拠点で、最寄りのリスポーン位置であるN7やS8は、各軍で占領しておきたいポイントになるだろう。実際、N7では激しい奪い合いが起きていて見ごたえがあった。

終盤は戦術マップで観察

今回の薔薇戦争はかなり押し引きが見受けられ、マップを見ていても面白かった。

南部を中心に、両軍がお互いの聖所を破壊してリセットにかかる。序盤はオーディリタ軍が押していたものの、終盤はカーマスリビアが押し返す。激しい攻防の末にカーマスリビア軍が勝利した。

約1時間35分の長丁場であった。

参加者へのインタビュー

参加者から見える景色や、今回の「第3軍団のみ」での試合運びはどうだったのかが気になるところである。

そこで、薔薇戦争の終了後、一部の参加者にインタビューを行ったので、その内容に触れつつ内容をまとめていきたい。

どんな強さの人が参加しているか?

薔薇戦争は黒い砂漠のエンドコンテンツPvPの一つだ。参加にはAD(攻撃・防御力の合算値)700以上が求められるが、上限はない。

このため、装備差はモロに出る形なので、コンテンツが楽しめるか不安な人もいるだろう。

話を聞いてみると、今回は普段PvPをしない人たちも結構参加されていたようだ。

参加者の装備レベルも様々だったようで、「装備はトップクラス」というある参加者は、落下死以外で一度も死ななかったそうだし、「痛いというより敵が硬い」と答えた参加者もいた。

とはいえ、「参加基準のAD700ギリギリの参加者は割合としては少なそう」と見る人もいた。

指揮ギルドなしでチームワークは出せるのか?

第3軍団のみで行われる際は、部隊編成も戦争開始直後に組まれるインスタントなものとなる。

そうなると、出たとこ勝負の陣取り合戦になりがちなのでは?と予想していた。

だが、薔薇戦争はもうちょっと高度なようで、両軍ともに状況報告などは活発に行われていたようである。

「途中からチームチャットで行くべき場所や交戦中の場所など報告してくれる人がちらほらいたので動きやすかった」

「2、3人が全体指揮をとっていて、部隊にも応援が欲しい旨をチャットしていた」などの声があった。

指揮ギルドがいたほうが楽か?

指揮ギルドがいた方が楽なのか?という点では、2つの観点がありそうだ。

まずは「参加の気楽さ」である。

指揮ギルドがある場合、第3軍団は指揮に従って行動するという従属関係が発生するし、連盟主ギルドは指揮ギルドとしての責務がある。

そういった点で「第3軍団だけの方が互いに気を使わない分、気楽ではある」という意見はわかりやすい。

ただ、「戦場判断が楽」とは言えないようだ。

実際、初参加の方は「指揮ギルドの指示があった方が何をすればいいかわかりやすい」と話していた。「今回は運良く指揮してくれた人がいたので」という意見もある。

第3軍団のみの開催時には、報連相などの役割を自発的に担う人が出てくるかどうか、それに同調するムードがあるかどうかがポイントになるのかもしれない。

指揮をする「連盟主ギルド」には何が期待されているのか?

では、指揮をする「連盟主ギルド」を目指すギルドに伝えたいことはなんだろうか。

ひとつは報酬だ。

「参加者報酬にシルビアの証がプラスされるので、もうどこでも指揮で出てくれるだけで大歓迎」と、連盟主ギルドが存在する場合に受け取れる「報酬面」を挙げる人がいた。

第3軍団だけだと報酬の「シルビアの証」がもらえないため、報酬が美味しくないのだそうだ。

なお、連盟主ギルドから第3軍団により多くミッションを付与できるように、薔薇戦争でミッション付与の際支給できる「シルビアの証」の総数が5,000個から100,000個に変更されるアップデートも併せて行われている。ゲームとしても連盟主ギルドとして立候補してほしいのだろう。

また、連盟主ギルドによる指揮がないと、指揮官専用スキルや第3軍団へのミッション付与ができない。

この点については、「指揮の負担は大きいと思いますが、単純な殴り合いとは違った戦略的な戦いが楽しめると思います」と、指揮があることでゲーム性が変わることを期待する意見があった。

また、「指示をしてくれると何をすればいいか分かるし、そのミッションをクリアすれば報酬ももらえるので、指示は積極的に出してほしい」と、指揮があることでのわかりやすさや追加報酬を期待する声もあった。

そして、敗北の際には矢面に立ちやすいだけに、連盟主ギルドを気遣う声もあったことを付け加えておきたい。

薔薇戦争の「ここが面白い」

薔薇戦争で感じられた楽しさや盛り上がるポイントについても聞いてみた。

まずは、「逆転劇」だ。

カーマスリビア軍の参加者は「序盤結構オーディリタ勢力が優勢だったんですが、敵の拠点の根本を潰して一気に解放状態に持っていってくれた。 そこからゆっくり巻き返して行けたので逆転劇が楽しかったです」と述べていた。オーディリタ軍の参加者も「以前ほど一方的な傾向にはならなくなった」と述べていた。

そして「コミュニケーションによる協力感」も感じられそうだ。

斥候役をしていた参加者は「後背の陣地に敵がいないとなったときに報告をして、そのチャットを見てくれて集まった味方と無力化したところですね。発言してよかったと感じた部分です。」と、自発的なコミュニケーションが功を奏したことを語る。

比較的初心者でも「味方への貢献要素」があるという。

「敵を倒す以外にもエリアの確保やバフ貯め、兵器の運搬など臨機応変に自由なスタイルで貢献できる」と教えてくれた方もいた。

そして何より、MMORPGらしい「大人数戦の雰囲気」だ。

「拠点戦や赤の戦場以上の人数の大規模戦闘。装備をそこまで気にせずワイワイ楽しめる」という意見は、誰にでもわかりやすいポイントだろう。

報酬についても、拠点戦に参加しない個人でも「煌めく名誉ある勲章」を獲得できる点が良いという方がいた。

改善してほしい点もある

改善点について聞いてみると「連盟主ギルドのハードルが高い」「夕飯時で時間帯が厳しい」「募集時間も忙しい」「報酬が弱い」など、コンテンツ参加が難しい点を挙げる声が多かった。

コンテンツの最たる魅力であるはずの「連盟主ギルド」の立候補がないことにはさまざまな理由があると思うが、ひとまず「開催時間が良くないこと」については筆者も同意せざるを得ない。

最も気楽な第3軍団でも日曜の0:10~15:05の間に応募を行い、17:00~19:00に参加しなければならない。募集と開催時間に剥離があり、バフをつけたりなんなりと参加のための準備が必要で、ヘビーなコンテンツだ。

ひとまず第3軍団だけでもプレイできるようになったのは良いことだが、根本的には参加時間などのコンテンツの重さと、指揮の責務が重くなりすぎないようにする工夫が開発に求められているのではないかと思った。

次回は参加する?

最後に、「次回の開催時に参加したいか?」という声には、回答者全員が前向きな回答だった。

この点は、おそらく運営チームもホッとする結果となったのではないだろうか。

薔薇戦争は、育てたキャラ、装備、キャラコントロールだけではなく、馬による移動、状況判断力、コミュニケーションスキルなど、プレイの集大成が活かせるコンテンツとしては赤の戦場より上位である。

最大2時間の戦闘では、一期一会のメンバーと様々な戦術が楽しめるだろう。

戦車や象などの乗り物もあるので、これまでギルド戦争やPvPに参加したことがない人も、お祭り感覚で一度参加してみるのもいいかもしれない。

 


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