【黒い砂漠】放置中の電気代を抑える+放置で別ゲーもやる方法
2020/03/07
黒い砂漠は基本的に放置プレイを推奨するゲームなので、24時間稼働での電気代が気になる方もいると思います。
そこで今回は、なるべく省エネで放置するための基本的なテクニックについて考えてみたいと思います。
省エネ化を利用して、他のゲームを同時に遊ぶためのポイントもご紹介!
Contents
基本的な電気使用量(W)を調べてみよう
CPUがi7-6700K、GPUがGTX 1080というマシンで「黒い砂漠」をプレイ中、どれくらいの電力を消費しているか?をワットモニターで調べてみました。
リマスターモードで遊んでいる状態
シチュエーションにより絶え間なく変化するんですけど、約300W~350Wです。
とりあえず今回は写真を撮った339Wということにしておきます。
ノートPCなどでプレイしている方はこれの半分くらいになるかもしれません。グラボが結構食うんですよね。
この300Wからどれくらい減らせるか?というのがポイントになります。
省エネ設定すると?
そこで、「省エネ設定」をするとこうなります。
195W!かなり減りましたね~!
ポイントは「グラフィック設定」
そう、「グラボが食う」ということで、グラフィック設定を下げまくるのです。
- テクスチャ品質 - LOW
- グラフィック品質 - 最適化モード
これで消費電力がかなり減ります。
もし、日中もつけっぱなしで、外出先からリモートでゲームの操作をする場合など、グラフィックがそこまで重要ではない時はグラフィック品質を思いっきり下げておくと省エネになる、というわけです。
タスクトレイに入れればもっと省エネに
ゲームを表示させずにバックグラウンドで動作させれば更に消費電力は下がります。
ゲーム終了メニューの「タスクトレイ」を選んで、最小化してみます。
タスクトレイに入れると最適化モードから更に50W下がり、146Wになりました。
なので、寝る前などの無操作時はなるべく、タスクトレイに入れてしまうのが吉。
当初のリマスターモードに比べて1/2以下の消費電力になっていますよね。
これをするかしないかだけで電気代が倍くらい違う可能性があるわけです。
リマスターモードゲームプレイ時
最適化モードゲームプレイ時
最適化モードタスクトレイ時
【おまけ】画質を下げると他のゲームも一緒に遊べる
グラフィック設定を下げることには節電の他にももう一つの利点があります。
利用される VRAM やGPU使用率も下がるため、グラフィックボードに余裕ができます。CPUも若干余裕ができます。
そこで、もう1つ別のゲームを立ち上げて遊ぶ、ということが可能になってきます。
別ゲープレイのための設定ポイント
- 黒い砂漠の画質を「LOW/最適化モード」に下げる
- タスクトレイに入れる(=最小化)
- 別ゲーを起動する
- グラボの余力に合わせて別ゲーの画質を調整する
CPUへの影響
最適化モードにしただけではCPUの使用率は底まで下がりませんので、タスクトレイに入れます。
以下はi7-6700K@4.5GHzでのCPU使用率です。タスクトレイに入れるとかなり下がることがわかります。
最適化モードでのゲームプレイ時
最適化モードでのタスクトレイ時
グラボへの影響
最小化時のグラボへの影響は以下の通りです。
黒い砂漠はVRAM 2GBをどうしても消費する
最小化した場合、VRAM は解放されません。ゲームを立ち上げていた時に使っていた VRAM がそのまま保持されるんですね。
なので、他のゲームを遊ぶ場合は VRAM 消費の最も少ない「最適化モード」にしてからタスクトレイに入れます。
1920 x 1080だと、最適化モードでも VRAM を1.8~2GBくらいは使います。
GPU使用率
グラボをどれくらい使うかを比べてみました。おっさんの使っているGTX 1080で以下のような感じです。
余力ができれば出来るほど、他のゲームを並行してプレイした時の快適度が上がります。
リマスターモードでのゲームプレイ時
最適化モードでのゲームプレイ時
最適化モードでのタスクトレイ時
オススメのグラボはVRAM8GB以上のモデル
どうしてもある程度はGPUを使うので、良いスペックのグラボがあると同時別ゲーも快適です。
RTX 2060 SUPER
こちらのグラボはRTX 2060 SUPER。VRAM が8GBあり、コスパが良い製品です。
砂漠最小化で VRAM の残りが6GBになります。
6GBあれば、大抵のゲームを高画質で同時に立ち上げることが出来ると思います。
例えば砂漠を放置しつつDivision2を中設定くらいで遊べるでしょう。
RTX 2080 Ti
RTX 2080 Tiなら11GBを積んでいるので、もうほとんど VRAM 残量を気にしなくていいレベルです。
RTX 2080 Tiは高級機ですが、ドスパラで扱っているPalit製が安く、長期保証もつけられるのでおすすめです。
パワーも十分にありますので、別ゲーをやっていても砂漠を起動していたのを忘れてしまうくらいの快適性を得られます。
メモリも必要
同時にゲームを立ち上げる場合は、メモリの残量にも気をつけたいですね。
メモリは「机の広さ」みたいなもので、ゲームやプログラムをどのくらいその上に広げられるかを決めているのです。
メモリがなくなるとSSDなどにデータを一旦置きにいったりして、動作がカクカクしてしまい、ゲームにならないことがあります。
例えば黒い砂漠(BlackDesert64.exe)は、4GB以上のメモリを使います。
メモリが8GBしかないと、ちょっと他の重たいゲームを一緒に遊ぶのは難しいでしょう。
他のゲームを一緒に遊ぶ場合は16GB以上は必須で、出来れば32GBを搭載すると良いと思います。
PCを買い換えるなら…?
メモリやグラフィックボードなどの交換はある程度知識が必要です。
メモリは自分のPCの仕様を確認し、それに合った規格を選択する必要があります。
グラフィックボードの場合は製品によって消費ワット数が異なり、電源などを増強する必要性も出てきます。
電源も一緒に変えるとなると、まあそれなりに面倒です。初めての方は結構怖いと思います。
「ええい、調べたりパーツ交換なんてめんどくせえ!こちとらゲームだけしたいんじゃ!」という人は、買い替えが一番安心です。
メモリも32GBにカスタムしてオーダーすると机の広さも2倍になり、ブラウザなどをガンガン開いても余裕が出ます。
黒い砂漠の動作でおすすめのPCはこちらの記事で紹介しています。
この中で一番良いのは最強グラボRTX 2080 Ti搭載のGALLERIA ZZ!
実際売れてるんですよね。VRAMも11GB搭載だから同時起動でVRAMが足りないなんてこともまずありません。
32GBにメモリを増やせば、砂漠で釣り放置などをしながら別ゲーを遊ぶことも余裕で出来ちゃいますね。
記事の内容は執筆、更新日時時点の情報であり、現在は異なっている場合があります。 記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
黒い砂漠 ©Pearl Abyss Corp. All Rights Reserved.
Black Desert ©2019 PEARL ABYSS CORPORATION. All Rights Reserved.
サイト上の黒い砂漠の著作物利用に関しましてはPEARL ABYSS社の公認をいただいております。
【今日のおすすめ】
【auひかり】最大10Gbpsの超高速通信!最大126,000円還元キャンペーンキャッシュバックで初期工事費も実質無料!