【黒い砂漠】韓国で「嫌がらせ」への対策本格化。「MPKのデスペナ廃止」「ベリアサーチ削除」など

韓国の黒い砂漠運営チームは、プレイヤー間での嫌がらせ行為への対策を続けているが、新たに3つの対策を打ち出している。

1. "MPK"のデスペナルティを廃止

MPKとは、モンスターを利用したPK(プレイヤーキル)だ。具体的には次のような流れで行われる。

1. プレイヤーAが狩りをしている
2. プレイヤーBが強制攻撃をONにし、Aを攻撃して体力を削る
3. プレイヤーBがAにCCなどを入れ、行動不可にしつつギリギリ倒さない
4. モンスターがAを攻撃し続け、Aが倒される
5. Aは「モンスターに倒された」扱いとなり、水晶が割れるなどのデスペナルティが発生する

通常、プレイヤーに倒された場合は水晶破壊などのデスペナルティを受けない。

しかし、ラストアタックがモンスターだった場合は、モンスターによる死亡とみなされて水晶が割れてしまう。

これを悪用する形で、PKをする際にわざと「寸止め」し、モンスターにラストアタックを取らせるのが「MPK」行為だ。

これは以前、日本でも公式に禁止されたプレイとなるが、システム的に偶然にMPKとなってしまう可能性は残されていた。

【黒い砂漠】粘着行為・MPK・演奏や撮影の妨害などが規約違反に

https://ossan-gamer.net/post-78847

Pearl Abyssの「黒い砂漠」サービスチームは、プレイヤー同士の問題となりやすい以下のハラスメント行為について、警告や制裁の対象となることを発表しました。「MPK」「粘着行為」「演奏や撮影などを妨害する行為」は、利用規約第13条15（1）に抵触今回具体的に挙げられたのは、「MPK」「粘着行為」「演奏や撮影などを妨害する行為」の3つのケースです。これらは利用規約第13条15（1）に抵触するとのことです。15. 以下に該当する行為(1) 悪意を持ってゲーム運営/システムを利用し、他のユーザーに迷惑をかける行為黒い砂漠会員登録ペ...

おっさんゲーマーどっとねっと

そこで、今回韓国では次の内容でシステムとして対応する方針のようだ。

- 強制攻撃を受けてから一定時間以内にモンスターに死亡する場合、該当キャラクターは水晶破壊を含む死亡ペナルティを受けません。
- 上記の状況で最後に被害者を攻撃した加害者キャラクターは性向ペナルティを受けます。

2. プレイヤー位置検索(ベリアサーチ)の廃止

ベリアにいる「黒いローブの男」は、他のプレイヤーの居場所を教えてくれる機能を提供している。

この機能を使うことで、「特定のプレイヤーに付きまとう」などの嫌がらせ行為をすることが可能だった。

そこで、今回韓国では次の内容で対応する方針のようだ。

- 黒いローブの男NPCによる位置確認機能が削除されます。

3. ゲーム内の不健全なチャットへの取り締まり

ゲーム内チャットで暴言を吐くなどの行為に対しては、違反申告に対して処理専任のチームを構成し、より迅速に対応するとのことだ。

- 不健全チャット利用時制裁次数に対する利用制限強化：3次以上からゲーム接続制限で適用
（最大次数が繰り返される場合、永久接続制限措置が適用されることがあります。）
- 不健全チャットに対する制裁はアカウント単位ではなく人単位で進行します。

これらの対策は2月中に行われる予定と発表されている。

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