コミュ症ソロ民のための「ネトゲ立ち回り術」~その6:先輩は「教えない」もの!?~
2016/10/01
ネトゲ立ち回り術も第6回となりました。今回は「ネトゲで先輩になったら」というテーマ。
ゲームもある程度慣れてきて、ギルドにも馴染んできた。そうするといつまでも自分が新人という立場でもなくなってきます。新しいメンバーが入ってきたり、初心者の人が入ってくることもあるでしょう。そんな時にはどのような立ち回りのテクニックがあるでしょうか。
Contents
コミュニケーションは相手のレベルで
コミュニケーションは相手と対等な話題ですることを心がけたいものです。例えば知識の優劣が関係するような話題はなるべく避けましょう。
新人が面白くない話題の例
- 装備、アイテム自慢
- 課金自慢や課金を奨める
- 聞いてもいないのにゲーム講座が始まる
- まだ到達していないゲームレベルの話 etc...
こういった話題は知らず知らずのうちにしてしまうものです。また、ギルドチャットもこういった話題が中心になりがちです。良かれと思ってのことも新人にとっては負担になることも少なくありません。(本当に新人さんごめんなさい) 時々は自分が新人だった頃を思い出してみましょう。
新人と楽しめる話題の例
- 今後どのようなプレイを目指すか
- 今プレイしているゲームの面白いところ(ただし伝わる範囲で)
- ゲームの印象
- 食べ物の話
- 季節、天気の話 etc...
つまり相手と対等に話ができる話題を選びましょう、というだけのことですね。食べ物や季節、天気の話は合コンとか行った時にも使えますよヽ(=´▽`=)ノ
よくある会話
ギルドに新しく入った新人さんと、道端でひょっこり出会いました。
例)
[wc_box color="primary" text_align="left"]あなた「新人君こんにちは!」
新人「どうも~、こんにちは~」
あなた「今何やってるの?」
新人「○○クエやってるところです~!結構大変ですね・・・」
[/wc_box]なるほど、○○クエは何度か挑戦してコツを掴めばクリアできますが、初見ではまずクリアできないクエストです。
さて、ここでどういうコミュニケーションを取るべきでしょうか。
多くの人がここで、新人にコツをすぐに教えてしまいますが、おっさんの答えは以下のとおり。
「そうだね~、そこは大変だったなあ。頑張ってね!」
これで十分なのです。特にプラスにもマイナスにもなりませんが、ひとつ大切なことを行いました。
それはなんでしょうか・・・
新人の成長スピードをわざわざ早めない
これです。MMORPGはレベルが高いプレイヤーがエライ、強いゲームです。このことを考えれば新人にはしばらく、新人っぽく過ごしてもらうことが大切だということがわかるでしょう。しばらくゲーム進行に悩んでもらったり、無駄なスキルを振ってもらったり、効率の悪い狩りをしてもらう必要があります。
もちろん、わざと嘘の情報を流せ、と言っているわけではありません。アドバイスをしないだけで十分です。それだけで、新人の成長スピードはそのままになります。
このことは社会でもよく行われています。「先輩が何も教えてくれない!」というやつはこの一環です。
会社が他の組織と対抗するために組織力を高めることを理念としていても、その組織の中でも競争が必ずあります。自己犠牲を払ってまで効率化を進める組織員など、そういないのです。
MMORPGでも一緒です。ギルドが他のギルドよりも抜きん出るためとはいえ、ギルド内の優劣を疎かにはしないですよね。自分の稼ぎを捨ててまで組織力アップを選びますか?
つまりここで新人は考えるのです。「どうやったらこの組織から情報を得られるだろうか?」と。それが前回の「可愛い新人を目指せ」なのです。
教える知識は価値の低いものから
さて、新人に嫌われずに優位を保ち続けるにはどうしたらいいでしょうか。基本的にはゲームプレイの役に立たないコミュニケーションだけしっかり取っていればOKです。
しかし中にはめんどくさい向上意欲のある新人がいて、いろいろ聞いてくるんですよね。そういう相手には価値の低い知識から少しずつ教えてあげましょう。
情報の価値は3つの観点で決まる
まずは新鮮さ。新しい情報は価値があります。採れたての情報は新人にわざわざ教える必要はありません。
次に希少性。まだまだ人が知らない情報、一般的ではないものは、自分の中に寝かせておいたほうがいい可能性があります。
最後に興味を引く情報。誰もが知りたい情報は価値がありますよね。
「まだ新しくて非常に希少性が高く、誰でも知りたいような情報」っていうのはものすごいトップシークレットなわけです。新人は「古くて今となっては常識だけど誰でも知りたいような情報」で十分喜んでくれます。
まとめ:知識をひけらかすと追い抜かれる
いかがでしたでしょうか。「おっさんほんとセコい!」と思ったら大正解です。これが大人のやり方ですからね(๑•̀ㅂ•́)و✧
しかしゲームで勝つプレイをするということは、ここまで考えるということでもあります。なんにせよ、聞かれたからといって1から10まですべてを正直に話さないことです。あなたの知識は大変な時間をかけて得たものですから、その時間をそっくりそのまま相手にあげてしまうなんてとってももったいないことですよ。知識は財産。賢く使いましょう!
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