おっさんが最初に買ったのはドスパラのマシンだった。その理由とは…
最近BTOメーカーの「ドスパラ」と「ALIENWARE」との対談がALIENWARE ZONEに載っていました。ドスパラの強みや狙いなど、納得した点があったので、おっさんの昔話と共に紹介したいと思います。
ゲームごとの「推奨PC」は初心者には心強い
おっさんが初めてゲーム用途のPCで選んだのがドスパラのマシンでした。何が決め手だったかと言えば「AION(MMO)の推奨PC」だったからです。
おっさんが本格的にPCゲームの世界に目覚めた時期は結構遅くて、多分2009年くらいだったと思います。それまでPCはMacを使っていて、ゲーム機は主にコンシューマー派でした。
そして、最初にゲーム用にPCを買う時はやっぱり、PCにどれくらいの性能を求めれば良いのか全然わからなかったんですよね。
ゲームごとに「動作基準」があるじゃないですか。あれの型番見てどれくらいの人が理解できるのか?というと結構厳しいと思うんです。
特にグラボなんて型番だけ見たって性能なんてわからない。
詳細な性能指標を見ても今だって「これがあれば何 fps 出るな」とも言えないわけなんです。動かしてみないとわからないが正解。
だから、「ゲーミングPCにこれから入っていく人」にはなおさらPCの選び方なんてわからないわけですよ。
というわけで、新規の方が入りやすくするためにも「ゲームの推奨PC」についてを広める必要があったのです。
ゲーム推奨PCについてドスパラの瀧吉氏は、以下のように語っています。
柳澤:GALLERIAブランドでは、特定のゲームに対する"推奨パソコン"という取り組みを積極的に行っていますよね。
瀧吉:ゲーミングパソコンを買うとき、ユーザーの視点からすると「遊びたいゲームが動くのか?」が大事なんですが、PCメーカーが明確に「動きますよ」と言うことができない状況が長く続いていたんです。
そこでGALLERIAでは、ゲーム単位で「推奨」という取り組みを積極的に行うことにしました。最初に推奨を始めたのは残念ながらウチではないんですが、普及させたのは間違いなくGALLERIAですね。
少し前までは、グラフィックボードのドライバーを最新のものにするとゲームが動かないこともあったので、そこもしっかり対応しているドライバーを確認してPCを構築したりもしていました。
ドスパラは10年以上前からメジャーなゲームごとに「推奨PC」を出す取り組みをしていて、「これを買えば動きますよ」という指標を出してきていました。
これがまずPC初心者にはすごく助かりますよね。
おっさんはその頃AIONをやりたかったのですが、PC初心者には今のPCでは何が足りないのかなんてわからないですよね。
そこで、とりあえず「安いし推奨してるしこれ買っとくか!」くらいの感じでドスパラで買いました。
「目的のゲームを遊べるPCをきっちり届ける」というドスパラの役目は、「推奨だから選んどけばOK」という選び方でもきっちり果たされたわけです。
そして、その後画質に物足りなくなってきて、快適にしたい!もっと綺麗な画面で遊べるなら投資してもいいかな?と考えて、グラボを買い替えたり、マザー&CPUを買い替えたり、といったPC内部のグレードアップに興味を持っていくわけですね。
いつでも「やりたいゲーム」が先にあり、そのために知識をつけてきました。
ドスパラは「買える価格」を重視している
柳澤:ちなみに、GALLERIAのコンセプトって、あらためて教えていただけますか?
瀧吉:あこがれも大事だけれど、ゲーマーが心地よく遊ぶためのパソコンをキッチリ届ける、ということも重要だと思っています。
このゲームやりたいな、と思ったときに「これくらいなら払えそう」という現実的なプライスを提供していくのが我々の役目なのかな、と。コストを考えて、必要な部分は落とさず、ゲームプレイに影響がないところは削ったりなくしたり……。そこをしっかり考えて構築しています。
柳澤:そういう細かいカスタマイズを自分たちの判断ですぐできるところが、やっぱりGALLERIAはいいなあって思いますね。
PCを買う時、多くの人には予算があります。だからこそ、「このくらいなら払えそう」が最重要。
PCゲームをこれから始めようとか、購入で悩むのって、「ゲーミングPCの価格」じゃないですか。
特に初心者は何よりもPCに関して無知です。ゲームPCの相場なんて知らないし、なるべく安いPCで動かしたいわけですよ。
おっさんが最初にドスパラで買ったAIONのモデルは10万でした。それでもその頃は「PCって高いなぁ」と思っていました。
家ゲーマーにとって、PCの価格の比較対象は、XBOXとかPS4などの家庭用ゲーム機だからです。
パソコンでゲームをする人が最初に当たる壁がその「価格意識」です。ここはもう、画質がいいからとかパソコンだからとか、そういう理屈じゃなかなか乗り越えていけないんですよ。
「ちょっとキレイなくらいならPS4でいいや」なんですよ。少なくともおっさんはそうだった。
最近だとPCを使って動画配信をしたり、ハイスペックなゲームがようやく許されるようになってきたので15万くらいなら…という感じではありますが、家ゲー中心にやっていた人がゲーミングPCを買うのって、そんな簡単なことではないと思います。
だから価格は超大事だし、買ってすぐ使えることも大事。そうなると、新規の人に勧められるのは、コスパの良いBTO一択です。
ドスパラは最近最初からSteamクライアントをインストールしてるんですが、そのあたり、ゲーマーの心理をよくわかってると思う。
新しいPCにしてもすぐに、今までのSteamのゲームが遊べますからね!
ドスパラは庶民の味方
というわけで、価格的に見てもドスパラは「庶民のBTOショップ」であるということは言えると思います。特に学生さんなどは助かりますよね。
例えば高級ラインのゲーミングPCで言えば今回の対談相手のALIENWAREがあります。ALIENWAREはゲーミングPCの中でも歴史があります。
だってGTX 1080搭載マシンで24万超えてくるんだもん。良いマシンは50万超ですぜ旦那。
その分良いパーツを使ったり、妥協のないものづくりをしていると思います(特にケースとかカッコいい)ので、ドスパラの瀧吉氏の言うように「憧れ」としてのブランド力があると思います。
なので、良いものなら値段はいとわない!という人だったら、ALIENWAREは良いと思うんです。
しかし、今の日本で30万50万をポンとPCに払える所得を持っている人がどこまでいるかっていうと疑問であり、特に所帯持ちの人のお小遣いの中からゲーム用PCを買う…となるとやっぱり「ファミリープライス」である方が奨めやすいですよね。
昔と違ってグラフィックに凝ったゲームや大人数でプレイするオンラインゲームが増えてきたこともあり、ゲーミングPCの快適グレードは更にハイスペックなものが求められるようになりました。
そんな時、ドスパラのGALLERIAならALIENWAREのGTX 1080モデルと同じくらいの金額でGTX 1080 Ti搭載マシンが買えるわけで、やっぱりコスパはかなり高いと思います。
これからも庶民の味方としてドスパラさんには頑張って欲しいです。
引用元
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