NIKKEが強すぎる。意外と女性にも人気らしい。
日本における「勝利の女神:NIKKE」の収益成長が他のモバイルゲームに圧倒的な差をつけている。
2位のスターレイルの2倍の収益成長量
モバイルアプリケーションなどの市場調査を行うSensor Towerによると、2022年11月4日から2023年11月10日までの収益成長量では、2位のmiHoYo「崩壊:スターレイル」に対して2倍近い差をつけているという。
NIKKEの市場としては日本が59.3%と約6割のシェアを占めており、日本が非常に重要なマーケットになっていることがわかる。
次いでアメリカ15.5%、韓国12.2%、台湾3.7%、香港2.0%という形だ。
最新イベントでは日本人が大好きな「温泉」をフィーチャー
執筆現在行われているNIKKEの最新イベント「NEVERLAND」のテーマは「温泉とクリスマス」だ。
一番本作を買ってくれている日本人に寄せた感性で作られているように見える。
ここ数年、海外では70~80'sの日本の古き良き「シティポップ」が若い世代に人気となっているが、NEVERLANDイベントのBGMでもPVに用いられた。
日頃の激しい戦闘の雰囲気から解き放たれ、温泉街でゆったりとくつろぐニケたちと、クリスマスを合わせたイベントで、年末のホリデーシーズンを彩る。
まさに日本人の好む要素を上手く組み合わせていると言える。
NIKKEは「他がやらなかったこと」を成し遂げたタイトル
ゲームとしてのNIKKEの魅力はなんだろうか。
キャラクターは美少女&セクシー路線に見えるし、どう見ても男性向けのゲームに見えるだろう。
実際、男性プレイヤーのほうが多いのだが、日本では3割、韓国では4割の割合で女性プレイヤーもいるという。
個人的には他のモバイルゲームにないシューティング要素と、デフォルメ化せずにフル頭身でキャラクターを描いているところに魅力があるのではないかと考えている。
例えばこういった立ち絵の会話シーンはどんなソシャゲにもある。この点は特に目新しいことはない。キャラが気に入るかどうかだろう。
ポイントはTPSの戦闘シーンだ。ここで突然デフォルメキャラになってしまうゲームも多い中、NIKKEは会話シーンと同じクオリティのキャラクターが戦闘を行う。
Live2Dのキャラと部分的な3D(武器)の合わせ技がポイントで、開発費を抑えつつ、見栄えのある戦闘シーンを作り上げている。
ゲーム性としては、「隠れる/撃つ」のカバーシューターであり、移動はない。このため、移動を含むFPSだと酔ってしまう人でもプレイできる。
基本的にはRPGなのでキャラレベルや装備の強さなどが物を言うが、シューティングゲームとして手動操作すればより強い段階に早く到達できる点も面白い。
日頃の「やること」については、赤い点がついているものが未クリア。わかりやすいUIになっている。
課金圧は「ストーリーのクリアを急ぐかどうか」「期間限定キャラを狙うか」で決まってくる。このあたりはプレイヤーによると思うが、無課金でも問題なく遊べる。
現在は先のNEVERLANDイベントでログインイベントなども行われ、新たなニケも集めやすくなっている。
おすすめはPC版だ。ウルトラワイドモニタにも対応しており、フレームレートの維持もしやすく、迫力のあるプレイが楽しめる。
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