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【黒い砂漠】2023年の黒い砂漠を振り返る

   

4Gamerで2023年の黒い砂漠振り返り記事を書かせていただいたので、うちの方ではそちらで書かなかった切り口で書いていこうかなと。

ウサとメグで初めて「キャラ付け」をした

ウサとメグの実装で、長年やってきたプレイヤーは「おっ」と思った。

それは「キャラ付け」されているということだ。

黒い砂漠はこれまでMMORPGとしてプレイヤーの分身的な扱いであったと思う。

プレイヤーキャラは喋らなかったし、意思を持った動きはあまりしなかった。

どちらかと言うと意思を持っていたのはバディである闇の精霊で、闇の精霊に動かされる記憶喪失の主人公…といった側面があったわけだ。

ところが、ウサとメグはこちらの大陸にやってくる前のバックグラウンドが掘り下げられていて、しかもボイス付きでめちゃめちゃ喋る。

ここまでキャラの個性が描かれたクラスはこれまでになかったよなあ、というのが彼女たちの最初の印象だった。

なぜそのような演出にしたか?というと、やはりトレンドだと思う。

近年、キャラそのものを前面に出したRPGが爆発的に人気を生んでいる。例えばNIKKEなどだ。キャラに個性を付け、それを魅力として好みが異なるプレイヤーに訴求する。

そして、それぞれファンが増えると、二次創作やコスプレなどによる宣伝効果なども出てくるというわけだ。

 

ウサとメグについては仲違いしており、これまでの登場クラスキャラクターの中では最もアイデンティティを発揮している。

今後実装のクラスでもこのようなキャラクター性を主張していくのか注目したい。

朝の国は韓国がベース。観光プロモにも使われた

黒い砂漠は中世ヨーロッパ風の風景からスタートし、中東や山岳地帯などをベースにしてきた。

朝の国はゲーム内で「海を超えた異国の地」として描かれており、李氏朝鮮をモチーフにしている。

ベースとなる地域が明らかになっている点では、ハイデルのフランスに次いで2つ目の地域である。

RPG系のゲームで、アジアの地域というと日本や中国がモチーフにされることが多く、古代の韓国をモチーフにしたタイトルは珍しい。

なお、韓国では韓国観光公社とのタイアップも実現しているようだ。

朝の国はボス戦闘と狩猟がメインコンテンツの地域となっているため、あまり行かない人もいるかも知れない。

西側(Part2)は現在開発中とのことで、実装されれば再び賑わうことになるだろう。

 

ウルキタのぬるぬる動くカットシーン

最新地域「ウルキタ」が秋に実装された。

こちらは朝の国から一転してオスマン帝国をモチーフとしているのか、実在の固有名詞「イェニチェリ」を利用したり、銃を持つ部隊も登場する。

メイン依頼では、NPCのモーションが丁寧に起こされたカットシーンを見ることができる。特に冒頭の「演劇」は非常に滑らかに動いていたのが記憶に新しい。

Pearl Abyssは2022年にモーションキャプチャスタジオを完成させるという報道があったので、そちらが利用された形だろうか。

Pearl Abyss,モーションキャプチャースタジオなどの設備を導入した“パールアビスアートセンター”を設立 (4gamer.net)

しかし気になったところもある。NPCがよく動くだけに、プレイヤーキャラだけ割と棒立ちになってしまったり、既存のアニメーションの使いまわしになってしまっているところがあって、描写クォリティが一定ではなかった点だ。

その原因は、もしかしたら自由度が高いキャラメイクにあるのかもしれない。

黒い砂漠はプレイヤーキャラは身長から指の長さまで任意のキャラサイズを実現できるゲームだが、それを保ちつつ、リアルタイムのカットシーンで破綻しないような動きを作るのはかなり大変そう。

そこを克服すると、一段とクオリティの高い人形劇が楽しめそうなので、なにか良い案を考えてほしいものだ。

なお、ウルキタのストーリー自体は個人的には良かった。

凋落した王家の王子「バリーズ3世」が、ウルキタ地域の腐敗した民心に絶望しつつ、王子としてどのような役割を果たしていくべきかの成長を描いている。

システムとしても、矢印に沿っていくだけではなく、自分で文章を読んで状況を確認するようにしたことで、当事者意識が増したのが良かった。

ただ、これがやや難しいと感じた人もそれなりにいたようだ。

黒い砂漠と近代化の流れ

イェニチェリのあたりで「火器を使うクラスがくるかな?」と予感した人はおそらく正解だ。

キム・ジェヒ統合開発プロデューサーは、韓国で行われた深夜トークで「銃クラスを開発している」と明言した。

黒い砂漠はこれまでずっと銃を扱うクラスは世界観に合わないとしてきたが、さすがに26もクラスを作ると近接武器と弓と魔法だけではバリエーションが厳しくなってくるのは否めない。

また、衣装関連についても現代的な衣装を実装する予定であるとした。

ウィッチ用のベレー帽、ビキニスタイルの女性水着など、「割と現代的なスタイル」はすでに予兆があった。

黒い砂漠がこれまで重視してきた「いわゆる中世」的なファンタジー系衣装から、一気に現代的なブレザースタイルが示唆されたことに違和感がある人はいるだろう。

もうちょっと段階を踏め、というのもよくわかるけど、今急いで必要なのは見た目の新鮮さやバリエーションだ。

「この衣装を着てゲームをしたい!」という気持ちを呼び起こすことである。

最近リリースされた衣装は個人的にはデザインもよく、以前より洗練されてきたと思うので、色々挑戦してみてほしいと思う。

カルフェオン宴会は事前のティザー発表一切なし。何が来るかお楽しみ

クラス間調整や利便性アップなど、いろいろなところにコストを割いてきたが、やはり人を呼ぶのは「新要素」である。

これを書いている翌日、2023/12/16には、15:00からカルフェオン宴会が行われる。

昨年の宴会ではウサやメグの情報などを事前に情報をじわじわ出していたが、今年については新情報について完全に秘匿されており、当日の発表への期待を一層高めようとしている。パブリックビューイングも行われるなど、日本運営チームとしても力が入っているイベントだ。

当サイトでも速報的に発表内容をまとめていく予定なのでお楽しみに。

 


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