【黒い砂漠】ドスパラの「黒い砂漠推奨PC」全機種でプレイしたので比較やおすすめをまとめていく
2019/03/16
この記事は古くなったので2019年版の新しい記事を作成しました!
今までありがたいことに、ドスパラで提供しているすべての種類の「黒い砂漠推奨PC」をお借りして黒い砂漠をプレイさせていただくことが出来ました。
その後、GeForceの新シリーズ「RTX」シリーズのマシンなども触ってみたので、比較しつつ黒い砂漠におすすめのマシンを紹介します。
Contents
ドスパラで買うメリットは「構成を柔軟に変更できること」
ドスパラの注文画面に目立つのは「構成内容を変更する」ボタンです。
つまり「お客様のお好みでパーツを変更できますよ」という柔軟性と自信の現れです。
だから「とにかくコストに拘った最低限動くマシン」にもできるし、「特定の部分だけはきっちり強化したい」という細かなニーズにも対応できるんですね。
例えば学生さんなどはやっぱり、安いほうが良いじゃないですか。容量的な利便性は我慢したり工夫しながら遊ぶから、とにかくゲームの性能がいいやつを安く頼むぜ!となると思うんですよ。
そのへんの自由度が広いのがドスパラの良いところなんです。
コスパが非常にいい
また、BTO関連の他のショップに比べると、コスパが非常にいいことがわかると思います。
例えば目立つ部分では競合していても、他社マシンは拡張性に乏しかったり、ストレージの配置が独特だったり、光学ドライブがついていないなど、よく見るとイマイチな部分が見えてきます。
ドスパラのマシンはその点で言うと他社と同じ値段ならワンランク上のスペックのマシンが買えることが多いです。
理由の一つは、高額なパーツであるグラフィックボードを直接メーカー(Palit)と契約し、正規代理店として仕入れていることです。
だから価格が安く出来るんですね。
「GALLERIA」のスペックと砂漠で出来ること
ドスパラGALLERIAシリーズのそれぞれのマシンスペックを書いていきます。
でもスペックを数値や品名で色々書いてもイマイチピンとこないかもしれません。
そこで今回は、それぞれの項目に「超強い!」など、主観ですがおっさんの一言評価をつけてみました。
どのマシンをそのまま買っても、ちゃんと黒い砂漠は遊べます。「カスタマイズでちょっと変えると更に快適になるよ」というポイントも合わせて紹介。
パーツ/PC | GALLERIA ZZ i9-9900K | GALLERIA ZG | GALLERIA ZV 8700 | GALLERIA ZT 8700 | GALLERIA mini 1060 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | ||||
CPU | i9-9900K (3.60GHz-5.00GHz/8コア/16スレッド) =最強 |
i7-8086K (4.00GHz-5.00GHz/6コア/12スレッド) =超強い! |
Intel Core i7-8700 (3.20GHz-4.60GHz/6コア/12MBキャッシュ) =超強い! |
Intel Core i5-7500 (3.40GHz-3.80GHz/4コア/6MBキャッシュ) =ぼちぼち! |
|
CPUファン | 静音パックまんぞくコース =必要十分! |
ノーマルCPUファン =必要十分! |
|||
CPUグリス | ノーマルグリス =必要十分!(Thermal Grizzly製グリスがおすすめ) |
ノーマルグリス | |||
GPU | NVIDIA GeForce RTX2080 Ti 11GB (3スロット使用/HDMI x1, DisplayPort x3, USB TYPE-C x1) =最強 |
NVIDIA GeForce RTX2080 8GB (3スロット使用/HDMI x1, DisplayPort x3, USB TYPE-C x1) =最強クラス! |
NVIDIA GeForce GTX1070Ti 8GB (2スロット使用/DVI x1,HDMI x1, DisplayPort x3) =かなり強い! |
NVIDIA GeForce GTX1060 6GB (2スロット使用/DVI x1,HDMI x1, DisplayPort x3) =それなりに強い! |
NVIDIA GeForce GTX1060 6GB (MXMカード版) =ぼちぼち! |
電源 | SILVERSTONE 750W 静音電源 (80PLUS PLATINUM / SST-ST75F-PT) =必要十分! |
DELTA 500W 静音電源 (80PLUS BRONZE / GPS-500EB D) =必要十分! |
ACアダプター(230W) =必要十分! |
||
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300/ 8GB x 2/2チャネル) =必要十分! |
8GB DDR4 SDRAM (PC4-21300/8GBx1) =必要最低限!(16GBがおすすめ) |
8GB DDR4 SO-DIMM (PC4-19200/8GBx1) =必要最低限!(16GBがおすすめ) |
||
SSD | Samsung 500GB NVMe SSD (970 EVOシリーズ, M.2, 読込速度 3400MB/s, 書込速度 2300MB/s, 3bit MLC) =最強 |
500GB SSD(M.2) =必要十分! (NVMeへ変更で更に高速化も可能) |
240GB SSD =必要最低限!(500GBがおすすめ) |
250GB SSD (M.2スロット / AHCI接続) =必要最低限!(500GBがおすすめ) |
|
HDD | 3TB HDD =必要十分! |
1TB HDD =必要最低限!(2TB以上がおすすめ) |
無し =必要最低限!(1TB以上がおすすめ) |
||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応) | 無し | |||
サウンド | マザーボード標準オンボードHDサウンド | ||||
ケース | ガレリア専用 KXケース(ATX) =拡張性十分! |
DeskMini GTX/RX =超コンパクト! |
|||
フロントケースファン | 12cm 静音FAN | - | |||
リアケースファン | 背面ケースFAN (12cm 静音FAN) | - | |||
トップケースファン後部 | 14cm 静音FAN (約900rpm) =冷却力アップ! |
なし | - | ||
LAN | ギガビットLANポート x 1(マザーボードオンボード) | ギガビットLANポート×1 (マザーボードオンボード) 無線LAN(便利!) |
|||
Bluetooth | なし | Bluetooth 4.2(便利!) | |||
キーボード | GALLERIA Gaming Keyboard | ||||
マウス | GALLERIA レーザーマウス(3200dpi レーザーセンサー、8ボタン、有線) | ||||
特典 | - | - | [DX] プレミアムパッケージ(30日) ※黒い砂漠推奨モデルのみ |
||
ウルトラモード動作 | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ |
リマスターモード動作 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | △ |
VERY HIGH動作 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
大規模戦闘 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | △ |
静音性 | ◎ | ○ | ○ | ○ | △ |
おっさんのまとめ | The・最強! | 文句なくイチオシ! | リマスターでもサクサク動く! | 画質にこだわらないならこれ! | サブマシンにいいかも! |
ドスパラ商品ページ | GALLERIA ZZ i9-9900K | GALLERIA ZG | GALLERIA ZV 8700(黒い砂漠モデル) | GALLERIA ZT 8700(黒い砂漠モデル) | GALLERIA mini 1060(黒い砂漠モデル) |
「CPU」はi7/i9搭載の「Zシリーズ」が快適
黒い砂漠の戦闘時、キラキラと美しいパーティクルエフェクトが綺麗ですよね。
実は、戦闘中に fps が落ちるのはエフェクトが一つの原因です。エフェクトが結構CPU負荷が高いんです。
なので戦闘でガンガンスキルを出してると、CPUの負荷が瞬間的に高くなるんですね。(そのため、集団戦だとオフにできる設定があります)
そこで選びたいのが強力なCPU。Core i9/ i7を積んだ「Zシリーズ」のマシンです。
第9世代のIntel Core i9を積んだ最強マシンが GALLERIA ZZ i9-9900K。
第8世帯のIntel Core i7を積んでいるのがGALLERIA ZG、GALLERIA ZV 8700、GALLERIA ZT 8700となります。
エフェクトは負荷軽減のために全てのスレッドで処理されている処理のひとつ。8コア16スレッドのCore i9-9900Kや6コア12スレッドのCore i7なら、パワーが十分に活かせます。
また、GPU(グラボ)の負荷は画質で落としやすいのですが、CPU負荷はMMOやオープンワールドである特性的にもなかなか減らしにくいので、CPUの処理力は軽視しないほうがいいです。
グリスだけは良いものを
CPUの温度はなるべく低いほうが良いので、「CPUグリス」を選べるものは、プロのオーバークロッカーも使っている冷却力の高いThermal Grizzly製グリスを選択しましょう。
グリスの違いだけでCPU温度が数℃下がることがあります。
「メモリ」は8GBでも動きますが16GBがおすすめです
メモリは、とりあえず黒い砂漠「だけ」をするなら8GBでも動きます。
ただ、ブラウザで調べ物をしつつ遊んだり、デュアルディスプレイなどにしてYouTube見ながら遊んだり…というようなこともやると思うんですよ。
そういった場合には8GBでは足りなくなることもあると思うので、メモリ16GB未満のモデルは16GBにカスタマイズして注文するのがいいと思います。
GPU(グラフィックボード)の能力の違いは大きいです
GALLERIA mini 1060以外の3機種は、GPUが主に性能の違いとなっています。
そして、これらで出来ることの違いはかなり大きいです。
例えばフルHD(1920 x 1080)の環境で…
- RTX 2080 Ti(GALLERIA ZZ i9-9900K)…ウルトラモードが快適に動作し、リマスターモードは言うまでもない超快適レベル。
- RTX 2080 (GALLERIA ZG)…ウルトラモードが動作し、リマスターモードは超快適なレベル
- GTX 1070 Ti(GALLERIA ZV 8700)…ウルトラモードがなんとか動き、リマスターモードが快適なレベル
- GTX 1060(GALLERIA ZT 8700、GALLERIA mini 1060)…リマスターモードがなんとか動き、VERY HIGHが快適なレベル
こんな感じの印象です。
GTX 1060はVERY HIGHまでだったらかなり良いコスパだったのですが、リマスター後のウルトラやリマスターモードはそれなりに厳しいと思うので、SSを撮るなどの目的だとしてもあまりおすすめしにくくなりました。
リマスター画質を楽しむならGTX 1070 Ti以上が必要だと思います。
【ZZ/ZG/ZV/ZT】ケースは地味だけど使いやすい
GALLERIA ZシリーズはKXケースという独自のケース(PC本体のガワのことです)を使っていて、これはメンテナンスのしやすさを重視しています。
だから、いずれカスタマイズしたいので中をいじれる方が良い…というニーズにガッチリ対応。
ドスパラのPCは、お客さんからの注文に答えて中身を組み替えて出荷するものなので、作業員の方も作業しやすいPCになってるのは当たり前なんですよね。
つまり、パーツ交換などの作業がしやすい、シンプルな作りになっているというわけです。
実際おっさんは、ドスパラのマシンのケースを6年くらい使い、中身を入れ替えたりしながら使ってきました。
今はその頃よりもさらに使いやすいケースになっていますね。
黒い砂漠推奨PCのまとめ
とにかく安く!なら「GALLERIA ZT 8700」
CPUがちゃんとしてるので「安定感」があるのがGALLERIA ZT 8700です。
搭載グラボのGTX 1060の性能を100%引き出すだけのCPUパワーがあります。つまりグラボは能力的には負けますが、GTX 1060の限界を引き出せる一台です。
黒い砂漠は美しい画質も売りですが、MMORPGの中でも類を見ない激しい戦闘アクションが何よりの特徴だと思います。
PvPでもPvEでも、敵の動きを見切り、絶妙なタイミングでコンボを叩き込む気持ちよさは、まるで格闘ゲームを遊ぶかの如き爽快感があります。
そんな戦闘の気持ち良さを味わう場合、何よりも fps や視認性が大事です。
そうすると、華美なウルトラモード、リマスターモードよりも、シンプルなグラフィックのLOW設定などを使い、極限まで fps と見やすさを稼ぐのがベテランのやり方。
それならグラフィックよりもCPU性能の方が大事であって、GTX 1060でも全然足りちゃうわけなんですね。
なので、予算が厳しい場合はグラボだけ後で取り替えるつもりでGTX 1060を搭載したGALLERIA ZT 8700を買うっていうのも、一つの手。
13.9万+税(※執筆時の価格です)という低価格ながら、CPUは妥協のないi7-8700なので、6コア12スレッドのパワーでキビキビとした戦闘を楽しむことが出来ます。
全てのバランスが良い「GALLERIA ZV 8700」
ウルトラモードじゃなくていいや。とりあえずリマスターくらいが動いて、なるべく安くて性能いいやつを頼む!
という人に非常に「妥当」なラインなのはGALLERIA ZV 8700です。
16.5万+税(※執筆時の価格です)で高画質の砂漠が始められるのはコスパ的に強い。とにかくコスパがいいし、ウルトラモードを30~40fps程度で動かすことも可能なので、せめてスクリーンショットの時には最高画質を!という感じで使うことも出来ます。
メモリとかストレージの足りないところは構成の変更で予算に応じてどうぞ!
最強of最強「GALLERIA ZZ i9-9900K」
もう多く語る必要がないレベルで最強。
おっさんは2560 x 1080のメインディスプレイを使っていますが、ウルトラモード画質でも常用していけるレベルの性能を持っています。
レビューは以下の記事で。
ウルトラモードを満喫したいなら「GALLERIA ZG」
Intel Core i7-8086Kと新型グラフィックボードGeForce RTX 2080のパワーで、「もはや何でも動くよね」という感があるGALLERIA ZG。
GTX 1080や1070Tiのマシンと比べると…全然違う。ウルトラだと20fpsくらいは余裕で違いますかね。
また、今後の新作ゲームに搭載される次世代機能「リアルタイムレイトレーシング」「DLSS」などの機能にも対応しています。
なにそれ?という方は、以下の記事を御覧ください。
コンパクトさが重要なら「GALLERIA mini 1060」
とにかく小さいことが重要!それでいてパワフルなマシンをお望みならGALLERIA mini 1060です。
このサイズで黒い砂漠が動くだけでも驚きだと思います。
ただ言ってみれば、軽自動車にスポーツカーのエンジンを積んだ…みたいな尖り方をしていて、ユーザーが中をカスタマイズするのはかなり難しい。
デメリットとしては
- 拡張性がほとんどない
- 自前で修理がしにくい(パーツの入手性など)
- 通常のGTX 1060よりちょっと性能が劣る
- 全開で頑張ると本体からの放熱が激しい(デスク上に置くならスペースが必要)
この4点がネックです。
熱は本体全体から放熱するぜ!というタイプなので、周囲も熱くなる。
ちょっと癖があるけど、可愛いサイズもあって愛着が湧きそうなマシンがGALLERIA mini 1060です。
一番いいのは省エネ性かもしれませんね。ノートPC用のグラボ&電源なので電気を食わないと思います。
- RTX 2080 Ti(GALLERIA ZZ i9-9900K)…ウルトラモードで現状で最も高いレートを出せるマシン
- RTX 2080(GALLERIA ZG)…ウルトラモードが常用できるレベル
- GTX 1070 Ti(GALLERIA ZV 8700)…ウルトラモードがなんとか動き、リマスターモードが快適なレベル
- GTX 1060(GALLERIA ZT 8700、GALLERIA mini 1060)…リマスターモードがなんとか動き、VERY HIGHが快適なレベル
これから買うなら最新の「RTX」で将来性を確保したい
GTX 10XX番代の次のRTX 20XXモデルのグラフィックボードを搭載したGALLERIAがついに販売開始。
思ったよりは安いですね。
そんな最新マシンでは黒い砂漠の快適性はもちろんのこと、「リアルタイムレイトレーシング」「DLSS」など次世代の超画質を満喫できるんです。
- コスパ的に強い:GALLERIA ZG(RTX 2080)
- バランス的に一押し:GALLERIA ZG i7-9700K(RTX 2080)
- 最強を求める人に:GALLERIA ZZ i9-9900K(RTX 2080 Ti)
主にこの3つから選んでみると良いと思います。
GeForce RTXシリーズはGeForce GTXシリーズにはない機能がついているので、今後色々なゲームを遊びたい人にはおすすめですよ!
GALLERIA ZGのレビューと、RTXシリーズのリアルタイムレイトレーシング、DLSSなどの紹介記事はこちらから。
最強のGALLERIA ZZ i9-9900Kのレビューはこちらから。
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