無料体験できる電子書籍読み放題「Kindle Unlimited」の賢い使い方を紹介する
2018/11/06
紙の本を買って読むという行為。今の時代は結構「贅沢なこと」かもしれないんです。
だって紙の本は…
- 保管場所を取る
- 要らなくなったら売ったり捨てる手間がかかる
- 読んだら片付けないと部屋が散らかる
- たくさんを一度に持ち歩くことは出来ない
- 場所を選ぶ
- 読む時に両手が塞がる
- 買いに行く、または届けて貰う必要がある
- 地震や天変地異によって本棚が倒れたりする
- 本自体が劣化する
Webの世界に慣れすぎるとこれらの「物理的制約」がかなりのストレスになるからです。
よほど紙であることに意味がある本じゃないと、もう紙の本は要らないなと思うのです。
おっさんが欲しいのは本による情報や読んだ満足感であって、本という物質じゃないんスよ。
しかし、書籍からでなければ手に入れられない情報、書籍から得るべき情報はまだまだたくさんあります。
というわけで、amazonの「Kindle Unlimited」という電子書籍読み放題サービスに目が止まりまして。
どんなもんかなと思って使ってみたらめちゃくちゃ便利だったので紹介したいと思いました。
Contents
Kindle Unlimitedでできること
- コミック、雑誌、小説、ビジネス書、実用書、洋書など、幅広いジャンルから好きなだけ読み放題
- スマホ、タブレット、PC、Mac、Kindle端末などで利用可能
例えばこんな感じで、Kindle Unlimited対象の書物は、購入部分に「読み放題で読む」というボタンが出るんですね。
気になったらこれを押して、どんどんライブラリに貯めていく。
そして、時間のある時にスマホやPCなどからガンガン読んでいけるんです。
一冊ずつ買わなくていいからお金がセーブできるし、不要ならすぐポイできる。
気になった本の必要な部分だけどんどん情報を取り入れていけるというわけ。
とにかく気になったら読んで「こんな感じかあ」と情報を身に着けていくのが、コスパ最強の今時の見聞の広げ方です。
読み放題だって「本を読みました」になりますからね。話題作りにもいいですよ。
和書12万冊以上、洋書120万冊以上が読み放題
これ2016年のデータですからね。2年経っていて、どんどん新書が入ってきてるからもっと増えているはずです。
Kindle Unlimitedの読み方
無料でKindle Unlimitedに登録する
Kindle Unlimitedは月額980円のサービスですが、30日間の無料体験を受けられます。
この間に「そこまで価値はないな」と思ったら解約しちゃえばOK!
ガンガン本を追加する
Kindle Unlimitedに加入したらとりあえずKindle Unlimitedのリストページに行ってブックマークしておきましょう。
このページでは左にジャンルの一覧が出てくるので、Kindle Unlimitedにどんな書籍があるかを探しやすいんです。
気になる書籍が見つかったら、下のボタンを押していきます。
このボタンがついている本は全て読み放題です!すごいなあ。
気になるタイトルをどんどん追加していきましょう!
PCなら「Kindle Cloud Reader(ブラウザ)」か「Kindle for PC」で読む
PCやMacなどのコンピュータで使う場合は2つの方法があります。
「Kindle Unlimitedで読む」ボタンを押した後の画面で
この「Kindle Cloud Readerで今すぐ読む」ボタンがある場合、Kindle Cloud Reader(Webブラウザ)ですぐ読めます。
Kindle Cloud Readerのページに行っても、ライブラリに登録した本を見ることが出来ますよ。
ただし、本によっては上記ボタンが表示されず、Kindleアプリでなければ読めないものもあります。
その場合はKindle for PCやKindle for Macをインストールして使います。
Kindle for PCは割と直感的に使えると思うので操作は心配ないです。
Android、iOSなら 「Kindle電子書籍リーダー」で
AndroidやiOSの場合は「Kindle電子書籍リーダー」アプリを使って読むことが出来ます。
アカウントで登録した本が同期されているのでPCと併用もできます。
時間のある時にPCで登録して、出先ではアプリで、なんて使い方もできますね。
Kindle電子書籍リーダー
Android: Google Playからダウンロード
iOS: iTunesからダウンロード
Kindle Unlimited 会員契約の確認と解約
Q. 無料体験期間の終わり(有料開始日)を知るには?
Kindle Unlimited 会員登録を管理ページを開きます。
このように、いつから有料になるかがわかります。
この期間までに解約すれば、料金は請求されません。
Q. 解約方法は?
Kindle Unlimited 会員登録を管理ページを開きます。
画面の「メンバーシップを管理」項目で Kindle Unlimited会員登録をキャンセルを押します。
「メンバーシップを終了」を選択します。
読み放題には読み方のコツがある
読み放題サービスはメリットだけではなく、デメリットもあります。
それは、読みたい作品が読み放題にはないことの方が多いという点です。
これは定額の動画サービスなどでも一緒ですよね。超人気作は別料金みたいなものです。
ですので、読み放題は「質より量」でどんどん本を見ていくのが上手な使い方です。
特にチョイスの仕方としては
- ちょっと気になるけど自分が絶対に買わないであろう本
- 名の知れた出版社の本
- 価格が高めの本
これを徹底的にクリックして読んでいく。
先入観の「つまらなそう」「役に立たなそう」というフィルターをなるべく外してどんどん読む。
「ちょっとでも気になる!」→「クリック!」です。
これをやらないと元が取れません。
ここでの紹介タイトルも、クリックで飛ぶとKindle Unlimitedのボタンがでますんで、気になったらどんどん読んでみて下さい。
そして、つまらなかったらすぐ閉じて他を読む。
そうやって美味しいところだけをいただくのです。
おっさんは特に実用書系の本が好きですが、役立つ内容はEvernoteにガンガンコピってまとめています。
例えばね、そういう情報ってまとめておくと「参考文献」としてブログで使えたりするんですよ。
Kindle Unlimitedラインナップからおすすめをピックアップ!
では、個人的なおすすめ書籍をどうぞ。
「お金」とはなんだ?
落ちこぼれの高校生が東大を目指す「ドラゴン桜」でお馴染みのマンガ家、三田 紀房の作品。
──各学年成績トップ6人のみが参加する「投資部」に入った財前孝史。「投資部」の使命は3000億を運用し、8%以上の利回りを生み出すことだった!
「お金」という人間の普遍の悩みとテーマを題材にしたマンガで、投資などを中心にしており、大人が読んでも確実に面白い作品です。とにかくグイグイ読ませる。
出版業界の生き残り戦争を描く
先日、「SNSマンガを書籍化しても売れない」というツイートがありました。
そんな、(電子)書籍界隈の現状についてわかるビジネス系コミック。
出版の世界がどうなっているのか、未来はあるのかなどをわかりやすく伝えています。
マンガで食べていきたい人、マンガのファンの人などにはキツーイ内容だけど、リアルだなあ。
アニメーターとか、クリエイティブで食べていきたい人は特に読む価値のある作品だと思いますね。
ラノベは人気の理由があった
「売れている本」には理由があります。
ラノベの多くは若い人向け。表現がストレートで読みやすいのが特徴です。
実際読んでみると本当に易しい。どこまでも易しい。中学生でも読める。何も引っかからない。
その上で、最近の若い人、ぼっちな人がどんな事を考えているのか。そういう視線を得られる作品ですね。
買うほどでもないが、無料では読めない「イラストのコツ」
「オリジナルキャラが描けたら良いなあ」と思うことがあります。
とはいえ、アート系の実用書って買っても合わないことがあるから、意外と手を出しにくい。
おっさんなんかドラえもんを描いても伝わらないくらいの画力です。
そんな、イラストを全然やったことがない人でも専門書を気軽に手に取りやすいのは読み放題のいいところ。
これを全部読めちゃうだけで月額料金の元が取れる気がします。
名作で学ぶ英語は身につきやすい
バイリンガルコミックとは、北米でコミカライズされた作品に、日本語の注釈をつけているものです。
セリフなど、日本語と英語が両方書いてあるんですね。
...become a boy i my dreams... 夢だけでも男の子になれたらなぁ…
吹き出しには英語で書いてあって、欄外に日本語訳が書いてあるんです。
意味のわからない所だけ欄外を読む、みたいな感じですかね。
私達は義務教育で英語を習うんで、意外と基本は出来てるんですよ。
でも、日常的な言い回しって、学校で習うような形式張った形じゃないですよね。
そういうのをマンガのような口語から学んじゃおうというわけ。
興味レベルが最初から高い状態での学習は吸収効率がいいです。
まともな写真+まともなレシピ
料理のレシピ本も、電子書籍的にポイントが高いです。
「でもレシピってWebでいっぱい見られるよね?」
たしかにそのとおり。
しかし、「本物」はやはりまだまだ、Webには少ないです。
まず、高品質な写真と、見て楽しめるデザイン。
そして、経験に裏打ちされた調理法。
本自体にコストが掛かっているのがわかります。
コストが掛かっているものは読み手も熱を感じ、やる気にさせてくれます。
おっさんもまた、超めんどくさいパスタを作りたくなってきました。
「雑誌とは何か」を改めて知る
雑誌って「立ち読み」の定番ですよね。
でも今時、立ち読みのために本屋は行かないし、コンビニでも雑誌を読んでる人を前ほど見かけなくなってきた気がします。
そりゃあね、暇つぶしの代名詞だったのが、今はみんな好きな場所でスマホを見てますから。
そんなわけで雑誌も売れなくなってきたので、結構読み放題に並んでるんですよ。
だからといって、中身が陳腐になったか?というと、必ずしもそうではない。
雑誌はわかりやすさのお手本であり、デザインも優れていて見ていて魅力的です。
普段あんまり興味がないジャンルこそ、雑誌でちょろっと見てみると面白いものですよ。
趣味の専門書
趣味の専門書も同様に、Webにおけるマルチメディアの発展によって、本でやる意義がほぼなくなったと言えます。
そんな時代ですが、専門書を書く人は今でも「本には価値がある」と思って全力で書いている。
だから、ちゃんとした内容のものが多いんです。
もちろん、力量に合わずに無理して仕上げて意味不明になったハズレも多い。
だから、とにかく開いてノーリスクで見られるのが読み放題のいいところ。
当たりを引いた時には本当に宝物になります。
生活の知恵
子供向け…とされている本を大人になって改めて手に取ると、全く成長していない自分に気付かされることがあります。
この本は、部屋の片付けが苦手な人に「決める力」「まとめる力」「続ける力」が不足しているということを教えてくれます。
誰にも注意されなくなった大人にこそ読んで欲しい一冊です。
ずっと読みたい書籍は買うと良い
読み放題と言えども、中には凄く良く出来た作品があって、何度も読みたいものとも出会えると思います。
そりゃあ、普通に売っている作品でもあるので当然ですよね。
そんな時には「単品で買う」のです。
こうすれば、Kindle Unlimitedを解約した際にも、手元に残ります。
このように、Kindle Unlimitedは一定の期間使って良書を漁るツールの1つだと考えると、かなりコスパ良く使えるのではないかと思います。
外出時、似たり寄ったりのスマホゲーよりはよっぽど刺激がありますよ。是非一度どうぞ。
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