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GeForceユーザーのためのAMD Radeonのポイント

   

ゲーミングでRadeonを選ぶ人も増えて来たかもしれません。

GeForceを使ってきた方には、使い方などが結構変わる点があります。

私がレビューして気づいたレベルではありますが、Radeonを使う時に必要になった情報をまとめてみました。

GeForceのあの機能は、Radeonでは何という名前?

RadeonとGeForceで同じような機能があります。

Radeon GeForce
補助ソフト AMD Radeon Software GeForce Experience
スーパーサンプリング 仮想超解像度(VSR) DSR
可変リフレッシュレートモニタ対応機能 FreeSync G-SYNC
DX11の遅延低減 Radeon Anti-Lag 低遅延モード
画面のシャープ化 Radeon Image Sharpening
(対応ゲームのみ)
画像のシャープ化
ハードウェアエンコーダ VCE NVENC
レイトレーシング(DXR) 対応 対応
(専用コアあり)
超解像度技術 FidelityFX Super Resolution
(対応ゲームのみ)
DLSS
(対応ゲームのみ)

 

AMD Radeon Software

AMD Radeon Softwareは、GeForceで言うところの、GeForce Experienceのようなソフトと言えます。

ドライバレベルの各種機能や画質設定や録画機能を備えています。

ALT + Rでいつでも呼び出せる

AMD Radeon Softwareは常駐型のソフトとなっており、デスクトップはもちろん、ゲーム中でもALT + Rキーでオーバーレイを呼び出すことが出来ます。

スクリーンショット撮影や動画撮影など、細かくキーバインドが可能です。また、ホットキー自体にマスタースイッチがあり、一括でオン・オフを切り替えられます。

垂直同期(VSYNC)の切り方

垂直同期はゲーム側で設定できる場合もあれば、黒い砂漠のようにゲーム側で垂直同期がオンに設定されるゲームもあります。

ドライバレベルで垂直同期を切るにはAMD Radeon Softwareから、以下の方法で行います。

「グラフィックス」メニューのRadeon Enhanced Syncを有効にします。これだけです。

黒い砂漠の場合は、全画面モードはもちろん、フルウインドウモードでも垂直同期をオフにすることが出来ます。

GeForceでは特定のドライバから不可能になった挙動ですが、Radeonの場合は可能でした。

ただし、全画面と判定された時のみ動く機能のようで、Alt+Tabでウインドウを切り替えて戻ると垂直同期がオンになってしまうこともありました。

その場合は、フルスクリーンとフルウインドウを行ったり来たりすればまた垂直同期オフが復活します。ゲームとの相性はありそうです。

ハードウェアエンコードエンジン「VCE」

RadeonにはVCE(Video Coding Engine)というハードウェアエンコード機能がついています。簡単に言えばGeForceのNVENCのようなものです。VCEを使うことでCPUの負荷を減らしつつ、ゲームプレイを録画できます。

VCEを利用できる録画や配信の機能は、AMD Radeon Softwareに含まれています。

配信はYouTube、Twitch、Twitter、Facebookなどのアカウントと連携が可能です。

インスタントリプレイ機能もあり、最大20分までの直前のゲームプレイを録画できます。

OBSを使う場合

もちろん、使い慣れたOBSを使うことも出来ます。

OBSでVCEのハードウェアエンコードを使う場合は、エンコーダから「AMD Advanced Media Framework」とついている選択肢を選びます。

  • H.264/AVC Encoder (AMD Advanced Media Framework)
  • H.265/HEVC Encoder (AMD Advanced Media Framework)

FreeSync

AMD FreeSyncテクノロジーは、可変リフレッシュレートを実現する技術です。ゲームのフレームレートとモニタの描画のタイミングを合わせてなめらかに表示してくれます。

AMD FreeSyncテクノロジーを利用したモニタは数多く販売されており、G-SYNC対応モニタより安いのが魅力です。

G-SYNCが1fpsから対応するのに対し、FreeSyncは40fpsからなど、カバーするリフレッシュレートの最低値は狭いです。

とはいえ、普段から40fps以下の環境でのゲーミングをする人は中々いないでしょう。「60fpsにちょっと足りない状況」を補うのには十分です。

DLSSに対抗するFidelityFX Super Resolution(FSR)

Radeonの弱点として、GeForceが最近の4Kゲーミング技術を実現するために使っている「DLSS」という技術が使えないという点があります。

DLSSはAIを使った超解像度処理です。GeForce RTXシリーズはDLSSのためにTensorコアを搭載するなど、先進的な技術が使われています。

これに対抗する必要があるRadeonとしては、Radeonで利用できるFidelityFX Super Resolution(以降FSR)という技術を用意し、2021年7月にリリースしました。

以下は、GODFALLで実際にFSRのパフォーマンステストをしてみた記事です。

 

FSRは、執筆現在では限られたタイトルでのみ対応となっているので、今後どの程度普及するかがポイントとなります。

 


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