【2025年】次世代ゲーミングモニター3選 「勝ち」と「美しさ」を両立する最新機種
GALLERIA ZA7R-R58(9800X3D & RTX 5080)の実機レビュー時に感じたことだが、このレベルの「4Kも行けますマシン」になってくると、ゲームごとにモニタ解像度を使い分けたくなる。
「144Hzの4KモニタではFPSゲームでリフレッシュレートが足りないし、240HzのFHDでは高画質ゲームで解像度が足りない」という状況になりやすいのだ。
例えば、お祭り系FPSの「Battlefield 6(BF6)」は、BF2042の反省を生かし、軽く仕上げてきている。
オープンベータでは、DLSSやFSR、フレーム生成などを使わない「100%スケールの最高画質設定」でも、200fps以上の平均フレームレートが出せた。
競技系FPSのVALORANTは射撃場で700fps以上を出す。
これらのFPSは「反射神経で撃ち勝ってナンボ」のゲームだし、240Hz以上のFHDモニタでプレイするのが理想となるだろう。
一方、AAAクラスの画質を持つ「サイバーパンク2077」は、画質を楽しみたい人向けのFPS系RPGだ。
DLSS4の「マルチフレーム生成」を使えば、4Kでも平均185fpsを出すことができる。
この場合は、4K 144Hz以上のモニタが欲しいところだ。
こうなってくると、1台のモニタですべてのゲームを満足するためには、次のどちらかの観点で選ぶことになる。
- FHD / 4Kでモードを切り替えられるモニタにする ←ギミック的に面白い
- WQHDモニタで最高の画質を目指す ←やや保守的だが切り替えがめんどくさくない
この観点で3つのモニタをチョイスしてみた。
Contents
1. JAPANNEXT JN-IPS27G1632UF-HSP【FHD/4K】
- サイズ: 27インチ IPS(AHVA)パネル E-LED
- デュアルフレームレート: 4K(160Hz) & FHD(320Hz)
- 応答速度: 0.5ms(MPRT)
- 輝度:300 cd/m2
- 色域:sRGB:100%、Adobe RGB:87%、DCI-P3:92%
- 入出力端子: HDMI 2.1 x2、DisplayPort 1.4a x2、ヘッドホン出力 x1
- 保証:2年
- 参考価格: 57,255円 (Amazon 2025/9/18)
JAPANNEXTによる革新的デュアルフレームレート技術により、4K(160Hz) & FHD(320Hz)をワンボタンで切り替え可能。
グラフィック重視のオープンワールドゲームでは4K@160Hzの圧倒的映像美を、勝負の分かれ目となるFPSでは320Hzの超高速描画といった使い分けが可能だ。
それでいて、5万円台という驚異的なコストパフォーマンスを実現。
「PCでお金が飛んだので、モニタはせめて安く済ませたい」という層にぴったりである。
今後、ゲーミングPCのパワーアップを狙っている人にもおすすめの一台だ。 PS5でも4K120Hz接続が可能となっている。
こんな人に最適
- 初めてデュアルモードを体験したい方
- コスパ重視で高性能を求める方
- FPSとRPGの両方を本格的に楽しみたい方
2. MSI MAG 274UPDF E16M【FHD/4K】
- サイズ: 27インチ Rapid IPS + Mini LED (1,152ゾーン)
- デュアルモード: 4K(160Hz) & FHD(320Hz)
- 応答速度: 0.5ms(GTG)
- 輝度:最大1000cd/m2
- 色域:sRGB:100%、AdobeRGB:100%、DCI-P3:98%
- HDR対応: DisplayHDR 1000
- 入出力端子: HDMI 2.1 x2、DisplayPort 1.4a x1、USB-C(DP Alt mode) x1、ヘッドホン出力 x1
- 保証:3年
- 参考価格: 92,481円 (Amazon 2025/9/18)
さらに画質を高めたい人向けの、MSIによるデュアルモードモニタ。
1152ものMini LEDローカルディミングゾーンが生み出すDisplayHDR 1000(最大輝度1000)の圧倒的なコントラストが、深い映像美を生み出す。
MSIが誇るRapid IPS技術と組み合わせることで、プロゲーマーレベルのパフォーマンスと、映画レベルの映像体験を同時に実現する。
映像美を売りにしたAAAクラスのゲームをプレイすることが多い人や、クリエイティブ作業などで確度の高い色を扱う人におすすめだ。
こんな人に最適
- 最高画質でのゲーム体験にこだわる方
- HDRコンテンツを本格的に楽しみたい方
- 予算に余裕がありプレミアム機能を求める方
3. LG UltraGear OLED 27GX700A-B 【WQHD】
- サイズ: 26.5インチ 第4世代OLEDパネル(プライマリーRGBタンデム)
- 解像度: WQHD(2560×1440) @ 280Hz
- 応答速度: 0.03ms(GTG)
- 輝度: 最大1500cd/m2
- 色域:DCI-P3:99.5%
- HDR対応: DisplayHDR True Black 500
- 入出力端子: HDMI 2.1 x2、DisplayPort 1.4a x1、USB 3.0(up) x1、USB 3.0(down) x2、ヘッドホン出力 x1
- 参考価格: 108,900円 (Amazon 2025/9/18)
「じゃあ、FHDと4Kの中間のWQHD(2560x1440)がちょうどいいのでは?」と考える人向けの、本質志向の最新WQHDモニタも紹介しておきたい。
LG独自の第4世代OLED技術「プライマリーRGBタンデム」が、従来比20%の省電力化と圧倒的な最大1500cd/m2の輝度を実現する。
「光の三原色からなる本物の白」を実現、色の再現度(DCI-P3)は99.5%に達するという。
DisplayHDR True Black 500対応となっており、より深い黒が出せるのもE-LEDやMini LEDにない特徴だ。
人間の反射神経を超越する0.03msの圧倒的な応答速度は、シビアなゲームシーンでプレイヤーの操作とマシンのシンクロ度を最大限に高めてくれる。
まさに、WQHDという最適解像度一本で「勝つための環境」を構築できる質実剛健なモニタだ。
こんな人に最適
- FPS/TPSで絶対的な優位性を求める方
- OLED特有の鮮やかさと応答性能を体験したい方
- プロレベルのカラーグレーディングを追求する方
- WQHDでの最高リフレッシュレートを求める方
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