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4Kモニターでゲームをプレイすると「何を感じるのか」について

   

「4Kモニターでのゲームって実際どんな感じなの?」

私が4Kデビューする前に一番気になっていたことが、プレイフィーリングです。

4Kゲーミングではどういった点が変わって見えるのか?ゲームにどういった影響があるのか?という点を書いてみようと思います。

4Kとは何かのおさらい

3840x2160解像度のことを「4K」と呼んでいます。

フルHD(1920x1080)4枚分の細かさで表示できます。表示できる最も小さな粒子が4倍細かいのです。

精細さのイメージとしてはこれくらい違います。

遠くの敵がよく見える

4倍細かいと言うことは、遠くにいるキャラクターも4倍細かく描かれるというわけです。

Divison2など、TPSのシューティングゲームで遠くの敵を撃つ時も、よく見えます。

上記シーンの4Kでの等倍です。結構距離があってもディテールまでしっかり描画されていることに驚きます。

斜めの線が美しくなり、ジャギ感が減る

4Kでは斜めの線が美しくなるため、全体的にジャギを感じにくくなります。

ゲームなどの3DCGで、斜めの線がガクガクしていることを「ジャギ」と呼びます。ジャギはなるべくなくしたいですよね。

そこで4Kです。4Kは縦横がフルHDの2倍の細かさとなります。

4Kに解像度が上がれば、斜めの線のアンチエイリアスも縦横2倍に複雑化出来るので、とてもきれいになります。

3Dゲームの画面において「斜めの線」は常に表示されているため、解像度が高いとそれだけで画面が美しく、違和感なく感じられるのです。

遠景がより細かく表示され、チラツキが減る

4Kは1080pに比べ、遠景のチラつきが少ないです。

上図では、1080pだと帆船のマストのロープが途切れ途切れになっていますが、4Kでは適切に表示されています。

1080pでロープが途切れ途切れになっている部分は、見ている角度や距離によって変わります。それがチラつきの原因になります。

フルHDから4Kに行った時よりも、4KからフルHDに戻ってきた時、4Kがいかにすごかったかを感じるでしょう。

今まで気が付かなかったようなところにチラツキを感じるからです。

細かなドットによって構成されている所が特にチラチラする。

こんなにエッジが汚かったのか!と驚くくらいです。

「これを気にしないように潜在意識で消していたのか…」

「これって3D酔いの原因の一つなのでは?」

そんなことを考えるくらいには気になります。

「フルHD画面の違和感」に気づいてしまう点が4Kの本当のヤバさなのかもしれません。

重くなるけど45fpsくらい出ていれば許せちゃう

4Kの良い所ばかり書いてきましたが、4Kが普及しない原因は「処理の重さ」にあります。

フルHDの4倍の細かさで描き出すため、フレームレートがめちゃくちゃ落ちます。

私は普段、144Hzモニタでゲームをしている人なので、最初に60fpsの4K環境に行った時は「こんなんでゲームが出来るか!」と思いました。

しかし、慣れてしまいます。60fps出ていない環境でさえも慣れてしまいます。

どれくらいフレームレートが出ていれば許せるかと言うと、45fpsくらい。

なぜ45fpsかというと、G-SYNC Compatible モニタ(Freesync)の許容範囲がそれくらいだから。

G-SYNCオンの状態で45fpsくらい出ていれば「4Kキレイ~うふふふ」と楽しめました。

そうです、G-SYNCが重要です。

60fpsに届かなくてもなめらかに表示するためには、グラボとモニタが同調している必要があります。G-SYNCまたはG-SYNC Compatibleモニタを使うことで実現可能です。

実は4K60Hz規格のモニタではG-SYNCやG-SYNC Compatibleモニタって新製品ではまずないんですけどね。FreesyncモニタをG-SYNCオンにして使う感じになると思います。動作保証外行為です。

 

FreesyncなモニタでG-SYNCが上手く動作した場合、60fpsを切った時のカクツキはなくなります。

しかし、60fps以下であることは変わりなく、激しく画面を動かすゲームは向いていません。

RPGやアドベンチャーゲーム、一部のゆったりしたレースゲームくらいですかね。45fpsでプレイできるのは。

ウォッチドッグスレギオンやサイバーパンクはこの4K@45fpsくらいで長い時間遊びました。黒い砂漠も4Kで動画を撮ったりして楽しんでいます。

Division2は敵が大体前にいることが多く、遠距離の撃ち合いが出来るのでギリギリ遊べる感じかな…

当然、ガチなシューティングには向いていません。

4Kモニタだけに絞らないで、使い分けるのがベストだと思う

やはり動作的な重さもあるので、4Kへの完全移行はまだおすすめ出来ない感じです。

やっぱり、フレームレートが欲しいゲームと、画質が欲しいゲームって別なんですよね。

なので使い分けが大事だと思う。

私の環境的にはこんな感じ。

  • メインモニタ:G-SYNC対応のウルトラワイドFHD@144Hz
  • サブモニタ:4K@60Hz

これはコスパ的にも割とバランスイイと思う。4K@144Hzは難しい。4Kで100fpsも出せる環境やゲームが限られますからね…

黒い砂漠も、狩りをゴリゴリにやりたい時はウルトラワイドで、動画撮影やキャラのアップを楽しみたい時は4Kと、使い分けています。

21:9のおすすめ。144Hz対応でフルHDとWQHDの中間くらいの負荷。

4Kモニタはこれを使っています。

「画質設定を下げて4K」はアリ?

どのくらい下げる必要があるかによりますが、個人的には微妙です。

そこまでやるならWQHDやフルHDで最高画質にした方が満足度が高い気がしますね。

やはり、目的のゲームが十分な画質で4Kで動くだけのPCスペックがあって、その上で4Kモニタを買った方がいいと思います。

例えばFF14を4Kで遊ぶならRTX 3070くらいでいいと思いますが、最新レイトレゲーを4Kで遊ぶならRTX 3080が欲しくなると思います。

 


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