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「ゲームに飽きた」はなぜ起こる?ずっと楽しめる人は何が違うのか解説!

   

ゲームに限った話ではないのですが、物事を楽しむには考え方のコツがあります。

今回の記事では「難しさ」と「技術力」を軸に、ゲームの楽しみ方を考えていきたいと思います。

この記事を読むことで、自分が「ゲームに飽きた」と思うのは何故か。どのような課題を持っているのかがわかります。

「技術力」と「難しさ」のバランスが重要

ゲームの楽しさを決める指針として、自分の技術(スキル)をフルに活かせるか?(横軸)があると思います。

そして、自分にとって十分にチャレンジできる難易度か?(縦軸)があります。

ゲームをプレイしていれば、そのゲームに求められる技術がついていき、ゲームが楽しくなっていきます。

しかし、難易度が高すぎるとつらいし、簡単すぎると興味を持てません。

楽しむために目指したい3つの状態

ゲームをやっていて、どういう時が楽しい状態だと言えるでしょうか。

私は主に3つあると思います。

  1. ゾーン:無理のない高い難度を、高い技術で攻略。時間を忘れて没頭できるくらいハマり、めちゃくちゃ調子がいい状態。
  2. マスター:高い技術を極め、程よいバランスで安定した状態。
  3. リラックス:飽きない程度の高い技術を使いながら、低難度を癒しのためにプレイする状態。

ゾーン状態の人はもはや突き抜けていて、誰にも止められず、文字通り違う次元にいます。1時間ゲームをプレイしているくらいのノリで6時間遊んでいたりします。
ゾーンに至るには決して無謀なほど難しいことをしていないのがポイントで、自分にとって良い感じに挑戦的かつ、高い技術を使う内容となります。

リラックス状態の人は自分のできる範囲で無理をせずゲームをすることを目標とし、楽しみや癒しのためにゲームをしています。

そして、技術を極めたのがマスターです。

始まりは技術が不足していると感じることから

ゲームの初心者は技術のない状態からゲームをスタートするでしょう。

どうしたらうまくなれるかを考えます。

難しすぎたら「知識」で補う

とりあえず難しいことをやってみても、当然うまく行きません。

たまたま成功しても、「運が良かっただけ」以上の手ごたえを得られません。

自分でゲームをコントロールしている感覚も得られません。

それは、技術を使った手ごたえが足りないからです。

技術も知識も使わないものには関心を持てない

テクニックも要らず、挑戦のしがいもないゲームがあるとしたら…

そんな内容のゲームは熱中することはありませんし、ほとんど関心も持たないでしょう。

ゲームに飽きた人には何が起きている?

「ゲームに飽きた」

誰も初めから飽きることはありません。少しやって慣れてきた時に「飽き」が来るのです。

特に飽きてやめていく時は、挑戦をしなくなった時です。

  • 目標が難しすぎた
  • 楽なゲームプレイを追い求め過ぎた
  • 技術力を高めることをしなかった、または諦めた

もしこの状態になっている時、自分に適切な難度とスキルアップを目指してみるだけで、また興味が湧く可能性があります。

コツを掴めばあと一歩

技術がつき、頑張ればできるようになってきた状態です。

これもまだ苦しさが残っている状態です。

この状態のままゲームプレイをすると、つらくて長続きせず、「飽きた」に落ちることもあります。

しかし、技術さえつけば一番良い状態に移行できます。

「難しさ」+「高度な技術」= 時間を忘れるのめりこみ

高い挑戦度と高いスキルの両方が身に着くと「ドハマリ」の状態になり、高いモチベーションが持てます。

スポーツなどで言われる「ゾーン」もこの状態のこと。

これがゲームプレイの1つの理想形であり、めちゃくちゃ上手くなる時です。

いかにしてこの心理状態を維持するかがポイントなんですよね。

挑戦しないで「リラックス」を得る

高度に極めたゲーム技術は、リラックスのためのゲームプレイのベースとなります。

高い技術を持ちつつ、挑戦的ではないゲームプレイです。

例えばBOT撃ちやスキル回し、レースをしないでドライブするなど、熟達した者だけが達することのできる「高度な暇つぶし」です。

自分の出来る範囲で、自分の持つ高度なスキルを利用する。

チャレンジする内容ではないですが、高等技術を使っているので飽きないわけですね。

マスター

高度な技術を身に着け、ちょうどいい難易度を維持している。これがマスターしている状態です。

しかし、挑戦意識がやや薄くなるので、時には自分で火をつけた方が良かったりします。

どうしたらゲームが楽しくなるか?

技術を上げながら段々難しいことをする

ほとんどのゲームが自然とこうなっていると思います。テクニックを使えるようにしながら、自分にとって丁度良い難しさを得ていきます。

高難度ゲームは自分の技術だけが頼り

最初から最後まで難しいゲームがあります。

こういったゲームが何をさせているかというと、ずっと高難度を維持したまま、プレイヤーの技術力だけを高めることによって、「自分が上手くなった」ということだけを強調させる働きがあると思います。

とはいえ、そううまくいかない時もあります。慣れてきて「あ、これパターンゲーだ」と気づいて難度が下がった時、または難しすぎてついていけない時には飽きてしまいます。

飽きたら技術を磨く

飽きた時にまたやる気を再燃させることは当然可能です。

足りないものは難度や技術です。例えば「ノーミスクリア」「RTA」「縛りプレイ」「効率化」など、どんなゲームでも高難度化することが可能でしょう。

これによって突如面白さが再燃することがあります。

リラックスしたい人は難度を下げて熟練度を上げる

ゲームでめちゃくちゃ頑張っているけど疲れてしまった、という人は、難度が高すぎるかもしれません。

少しハードルを下げ、簡単なことを確実に出来るように、リラックス方面に持って行くと楽しめると思います。

ゲームを極めてしまったら?

もしそのゲームを極めたとしたら、二通りの楽しみ方があると思います。

  1. 難度を更に高め、縛りプレイや競技系の遊び方をする(レースのような感じ)
  2. 自分のリラックスツールとしてほどほどに遊ぶ(ドライブのような感じ)

ただし、リラックスは注意が必要です。あなたのゲーム技術をなるべくフルに使わないと飽きてしまうからです。時にはチャレンジも必要なのです。

自分の技術に見合った、ほど良い難度にチャレンジし続けること。またその状況を自分でセッティングして創り出すこと。

これがゲームを長く、深く楽しむためのコツだと思います。

 

本記事を書く際には、ミハイ・チクセントミハイの「フロー」の概念が大変役に立ちました。

何でも楽しめる人になりたい方は勉強してみる価値があると思います。

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