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空軍仕込みの「OODAループ」はゲームで勝つためにも有効

   

OODA(ウーダ)とは、アメリカ空軍の軍事戦略で生まれた「意思決定(何をするか、しないか)の考え方」です。

時速1000kmを超える空戦では、高速な状況判断のテクニックが生死を分けます。

OODAの考え方は、ゲーム攻略の中でも大いに活かすことが出来ます。

OODAループで意思決定が早くなる

OODAはとにかく迅速に物事を決めるための、アグレッシブな指針のようなものです。

判断が遅れて出遅れてしまいがちな人や、慎重すぎて機を逃しやすい人におすすめです。

私も実際に意識してゲームをプレイしてみましたが、以下の点で効果があると思います。

  • 最低限の準備で始める癖がつく
  • 動き出しが早くなる
  • 美味しい時期が終わる前に素早く参加できる
  • 活動量を多くできる
  • 「でもなあ」と否定して動かない癖を直す

OODAループの4つの要素

膨大なコンテンツがあるMMORPGを例に考えてみましょう。

お金を稼ごう」と考えた時に、OODAに基づいて考えると以下のステップになります。

【Observe】何があるかな?【実データの収集】

最初のOはObserve。攻略する対象に対する情報収集を行う段階です。

今回はお金を稼ぎたいので、どんな金策コンテンツがあるのかを把握します。

  • アイテム相場のチェック
  • アップデート情報のチェック
  • イベント情報のチェック
  • 皆がやっているトレンドのチェック など

これによって、得られるアイテムと価格などの個々のデータを収集します。

【Orient】これは稼げるかも…!?【状況判断】

Orientでは、Observeで得たデータを組み合わせて重要度を判断します。

  • 報酬が大きなイベントがある
  • イベントで大量に利用するアイテムがある
  • これを売ったら自分はイベントに参加できないだろう
  • この人が「売ったほうが稼げる」と言っていた
  • 売って得たお金とイベントの報酬のどちらに価値があるか?

このように、集めたデータを元に判断を行う段階です。

ゲームの経験が少ないと、ここで意思決定がなかなか出来ない場合もあります。

最初のうちは仕方がないので、現状で最適と思われる手段を決定します。

【Decide】これにしよう!これはしない!【意思決定】

判断結果によって、具体的な計画を起こす段階です。

  • 今回はイベント参加用アイテムを売ってお金にしよう
  • アイテム相場が値上がってきたら販売しよう
  • イベントで人の動きが偏っていることを利用して更にお金を稼ごう

ここで「やらない」という選択をする場合もあります。その場合は、Observeの段階に戻り、最適な手を再検討します。

【Act】やることをやるぞ!【行動する】

決めたとおりに行動し、結果を得ます。

  • 一定相場に至ったらアイテムを販売
  • イベントに関係ない美味しい狩場などで狩り

そして結果を見るという「データ収集(Observe)」段階に戻ります。

結果が良ければ現状ベースで次の判断を行い、「実はイベント参加が美味しそう」というデータを見たら、イベント参加するにはどうするか?という計画に持っていくのです。

OODAループを意識してわかったこと

「データを集め、判別し、どのようにやるかを決める」

これだけのことなんですが、ステップとして意識するとなかなか難しい。

自分の感情を含めて、データを扱うことの手助けになる

「OODAに則って進めてみよう」という指針があると、物事を整理しやすくなります。

結果として、集中力が増し、自分の問題点がよくわかります。

特に「雑念」が湧いた時はOODAのステップから外れていくのですごくよくわかる。

つまり、自分のメンタル的弱点はすごくよくわかります。これは素晴らしい。

思考停止状態を引き伸ばさずに動き続ける

オンラインゲームにおける状況は常に一定ではなく、短期間で目まぐるしく情報が飛び交うなど、環境が変わることがあります。

そうすると、何をするか迷うことも多いでしょう。この時にすぐに妥当な目標を見つけて取りかかれるかで差がつくなと感じます。

考えるほど質は上がるかもしれませんが、実行すれば量が増えます。

そして、考えてもわからない時は量を増やしたほうが経験になる。

特にMMORPGなどはそうですよね。

ゲームを初めたばかりの序盤では、正確性を捨てて処理回数を重視し、経験を素早く積む方が良いと言えるでしょう。

私も考えすぎて実行が遅れやすいタイプなので、最近は考えるフェーズに割く時間のバランスにも気をつけています。

OODAと似たようなヤツに「PDCAサイクル」というものがあります。

これはプラン出来るだけの材料がある時にやるものなので、「こまけえこたあいいんだよ、やればわかるさ」という現場感でやっていく時はOODAを意識すると良いと思いました。

 


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