【FH6】Forza Horizon 6をクラウドゲーミングとPCで遊び比べた感想

Forza Horizon 6(以下FH6)は、日本の風景を取り入れたオープンワールド系のカジュアルレーシングゲームだ。
PC版(Steam / GamePass)とXbox版があり、PS5版は今後発売予定。しかしPS5版は明確なリリース日が決まっていないこともあって、PS5版を待つか、今何かしらの方法で遊ぶか迷っている人もいるのではないだろうか。
今回は、PC版(Steam)と、Xbox Game Pass Ultimateのサブスクで使える「Xbox Cloud Gaming」上で、FH6を遊び比べてみた。
ゲーミングPCと月額1,550円のクラウドゲーミングでどのような体験の差があるだろうか。
Contents
ハイエンドPCで遊んだ後でも、十分遊べるXbox Cloud Gaming
まず、筆者はFHシリーズの経験者だ。PC(9800X3D & RTX 4090)で70時間ほどFH6をプレイし、レースやドリフトなどの操作感が問われるコンテンツはすべて★3でクリア。オンラインレースも一位になるなど、それなりにやりこんだ。
今回、PCでのプレイでは4Kモニタを利用し、DLSSアップスケーリングはバランス設定を使用しつつ、レイトレーシングもフルで利用した。フレームレートはフレーム生成オフで90fps前後といったところだ。
これらはもちろん文句のないクオリティであるが、その後遊んだXbox Cloud Gaming版の操作感やビジュアルも「想像より悪くなかった」というのが正直なところで、ちょっと興味がある人がプレイするのには非常にコスパが良いと言える。
Xbox Cloud Gamingの良いところ
- グラボなしのPCやモバイルデバイスなど、プレイ環境を問わない (ただし、要ゲームパッド)
- パフォーマンス / クオリティの画質設定が選べる
- 300km/hくらいならなんとかなる程度の遅延
- パフォーマンス設定でもしっかり雰囲気のあるゲーム画面
- サーバー側でゲームが動いているので省エネ
Xbox Cloud Gamingの惜しいところ
- 遅延によって細かなステアリング修正が難しい(ドリフトや一般車間の高速すり抜けなど)
- 突き詰めるタイプのゲームプレイはやや能力不足
- クオリティ設定は30fpsで遊んでいるような感覚
- 映像をストリームして遊ぶので、ネットワーク負荷が高い
- 操作せずに起動しているとタイムアウトになる
総評
ドライブはもちろん問題なく楽しめるし、レースについても、おそらくAクラスくらいまでのクルマなら問題なく勝てるのではないだろうか。また、本作は対NPC戦であれば、ゲームスピードそのものを遅くする機能や、敵車の難易度調整機能も細かい。「お金を稼いで売っているクルマを買う」という楽しみも十分できる。
クラウドゲーミングなので映像についてはやや圧縮感はあるものの、逆にそれがゲーム内オブジェクトの粗隠しにもなっている感じもして悪くない。ドライブ程度なら「クオリティ」で、高速レースやドリフトなど、レスポンスが重要なら「パフォーマンス」設定にすると良い。パフォーマンスでも十分実用的なグラフィッククオリティを実現していて、最適化がよく出来ていると思った。
では、PCやXbox実機にした場合に受けられる恩恵は何だろうか?
それはやはり、フルスペックで限界まで挑めるゲームプレイが楽しめることだろう。
Xbox Cloud Gamingでは、300km/hオーバーなどの高速域での一般車回避が難しかったり、ドリフトでの繊細な姿勢制御もフレームレートと遅延の双方から限界を感じやすい。
また、高速で安定したネットワークがあってこそのクラウドゲーミングだ。ネットワークに依存しない安定したゲームプレイなどもPCやXboxのメリットに挙げられる。
ゲームコンテンツを隅々まで遊び尽くす場合には、クラウドよりはPCやXbox Series Xが良いだろう。
目的・環境別のプレイ方法まとめ
自分が持っている端末ごとのおすすめのプレイ方法をまとめてみた。
| マシン環境 | おすすめプレイ方法 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Windows 10 22H2以降のゲーミングPC Windows 11 ゲーミングPC |
Steam(買い切り) Xboxアプリ(買い切り) PC Game Pass(サブスク) |
高フレームレートや4K ウルトラワイド レイトレーシングを含む細かな画質設定 自由なコントローラーまで詰めたい人 |
| Xbox Series X|S | Xbox パッケージ/ダウンロード版(買い切り) Xbox Game Pass(サブスク) |
PC設定を触らず、安定したコンソール体験で遊びたい人 |
| 非ゲーミングPC スマートフォン タブレット Mac 一部Fire TV Meta Quest スマートテレビ等 |
Xbox Cloud Gaming(サブスク) | まず試したい人、外出先でも続きを遊びたい人 グラボなしの端末で遊びたい人 |
なお、PCやXbox Series X|Sでも、ゲームソフトそのものを買わず、XboxのGame PassサブスクでFH6が遊べる。
つまりPCやXboxを持っている人はSteamでFH6を買わずとも、PC版のXboxアプリ上から、Game PassでFH6をプレイできるのだ。Steam版を買ってもMicrosoftアカウント側でアカウント連携されるため、Steamで遊んだ後、PCやXboxのGame Pass版や、Xbox Cloud Gaming版でも同じデータで遊べる。つまり、外出先などではXbox Cloud Gamingでプレイし、自宅ではゲーミングPCでガッツリ、という遊び方もできるわけだ。
Xbox Cloud Gamingで遊ぶ
Xbox Cloud Gamingで遊ぶには、サービス利用券の「Xbox Game Pass Ultimate」が必要だ。
FH6を含むXbox Game Passのゲームライブラリおよび、Xbox Cloud Gamingが含まれている。
1か月パスならFH6ゲーム本体を買うよりも安く、FH6を体験することが出来るのでコスパがかなり高い。
PCやXboxを所有している場合にもこれでFH6を1か月遊んでみて、その後も長くプレイするようならゲーム本体を別途購入、という形でも良いかもしれない。
Xbox Cloud Gamingの隠れた注意点として、放置プレイでの接続の維持が難しいという点がある。
FH6はオートラン放置でXPやお金を稼ぐことができるのだけど、Xbox Cloud Gamingではしばらく無操作だと一次停止にされてしまうのだ。
こういった点からも、ゲームを長期遊んで稼ぎ効率や速さを突き詰めて遊ぶなら、クラウドよりはPCやXboxのほうが良い。
クラウドゲーミングはあくまでも「ライトにちょっと遊んでみたい人向け」と言える。
Xbox Series X|S で遊ぶ
Xbox Series X|Sは家庭用ゲーム機だ。Series Xの方が性能が高く、PS5並。Series Sは低価格モデルとなっており、グラフィックレベルなどがちょっと下がる。
なお、Xbox Series X|Sでマルチプレイをするには、Game Pass Essential 以上、または Game Pass Premium / Ultimateが必要になる点に注意。(PS5のPSNと同じような感じ)
ゲーミングPCで遊ぶ
ゲーミングPCでオンラインプレイをする場合、FH6のソフトを買い切りしていれば、マルチプレイにGame Passは不要なのがメリットだ。
Steamストア掲載の公式PC要件は次の通り。FH6は最低要件でもメモリ16GB、SSDには空き容量167GBが求められる。
| 項目 | 最低要件 | 推奨要件 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 22H2 バージョン19045以上 | Windows 10 22H2 バージョン19045以上 |
| CPU | Intel Core i5-8400 AMD Ryzen 5 1600 |
Intel Core i5-12400F AMD Ryzen 5 5600X |
| メモリ | 16GB RAM | 16GB RAM |
| GPU | NVIDIA GTX 1650 AMD RX 6500 XT Intel Arc A380 |
NVIDIA RTX 3060 Ti AMD RX 6700 XT Intel Arc A580 |
| DirectX / ネットワーク | DirectX 12 / ブロードバンド接続 | DirectX 12 / ブロードバンド接続 |
| ストレージ | 空き容量167GB、SSD必須 | 空き容量167GB、SSD必須 |
FH6目当てでPCを買うなら、単に「動くPC」ではなく、どの解像度・フレームレート・画質で遊びたいかを先に決めたほうが失敗しにくい。
ここでは、Xbox Series Xクラスの安めPC、レイトレを楽しめるPC、最高環境クラスのPCに分けて考える。
おすすめゲーミングPC
MDL.make Ryzen7 5700X × RTX 5060
178,800円(税込)〜販売ページ確認時点。価格・構成・発送目安は変動する場合あり。
Ryzen 7 5700XとRTX 5060 8GB GDDR7の組み合わせで、FH6をフルHDからWQHD中心で遊びたい人に向いた一台。価格を抑えつつ、ゲームだけでなく普段使い、軽い配信、軽い動画編集まで対応するエントリー構成だ。
- CPU:AMD Ryzen 7 5700X、8コア16スレッド、3.4GHz〜4.6GHz
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB GDDR7、HDMI×1 / DisplayPort×3
- メモリ:16GB〜64GB DDR4-3200、デュアルチャネル
- SSD:M.2 500GB〜4TB。FH6用なら1TB以上がおすすめ
- マザーボード:AMD A520 チップセット、MicroATX
- 電源:650W / 850W / 1000W、80PLUS GOLDから選択
- 保証:1年間センドバック保証、公式LINEサポート、将来カスタマイズ/修理の購入者割引
- 本体サイズ:幅210mm × 高さ422mm × 奥行365mm
FH6向けには、SSDを1TB以上、予算が許せばメモリ32GBにしておくと扱いやすい。RTX 5060は4K最高画質や重いレイトレーシングを狙うクラスではないが、フルHD高画質やWQHDの画質調整前提なら現実的な入門〜中級機になる。
FH6をPCで始めたい人向けの安めPC枠。公式推奨GPUより新しいRTX 5060搭載で、価格を抑えたい人向け。
ドスパラ THIRDWAVE AD-R7X56A-01W Ryzen7 5700X搭載
199,980円(税込)販売ページ確認時点。価格・在庫・出荷日は変動する場合あり。
同じRyzen 7 5700X × RTX 5060構成で、ドスパラのB550マザーボード採用モデル。標準構成は16GBメモリと500GB Gen4 SSDなので、FH6用にはメモリ32GB化とSSD 1TB以上へのカスタマイズを検討したい。販売ページでは翌日出荷表記があり、納期を重視する人にもおすすめ。
- CPU:AMD Ryzen 7 5700X、8コア16スレッド、3.4GHz〜4.6GHz
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB GDDR7、HDMI×1 / DisplayPort×3
- メモリ:16GB DDR4-3200、標準は16GB×1
- SSD:500GB SSD、M.2 NVMe Gen4
- マザーボード:AMD B550 チップセット、MicroATX
- 電源:650W、80PLUS BRONZE
- 付属:Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版
- 保証:持込修理保証1年
- 重量:約10kg
MDL.makeの安価モデルと比べると価格は上がるが、B550チップセット、Gen4 SSD、大手であるドスパラの販売・サポート規模や納期面を重視するなら比較候補になる。
少し小型で置きやすいのもポイント。ケースレビューはこちら。
ドスパラ THIRDWAVE AD-R7X57A-05W Ryzen7 9700X搭載
338,080円(税込)販売ページ確認時点。価格・在庫・出荷日は変動する場合あり。
レイトレーシングやWQHD高画質で、Xbox以上の画質を狙う本格的な一台。
Ryzen 7 9700XとRTX 5070 12GBの組み合わせで、RTX 5060搭載機より明確に上の画質・フレームレートを狙いやすい。標準で32GB DDR5メモリを搭載する点も、これから長く使うPCとして扱いやすい。
- CPU:AMD Ryzen 7 9700X、8コア16スレッド、3.8GHz〜5.5GHz
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5070 12GB GDDR7、HDMI×1 / DisplayPort×3
- メモリ:32GB DDR5-4800、標準は32GB×1
- SSD:500GB SSD、M.2 NVMe Gen4
- マザーボード:AMD A620A チップセット、MicroATX
- 電源:750W、80PLUS GOLD
- LAN:2.5Gb対応LANポート
- 付属:Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版
- 重量:約10kg
FH6用としては、WQHD高画質、4K+DLSS、レイトレ設定を楽しみたい人向け。ただし標準SSDは500GBなので、FH6本体だけでなく他ゲームも入れるなら1TB以上への増量を強く推奨。メモリは32GB×1構成のため、デュアルチャネルよりフレームレートが下がる可能性がある点には注意が必要だ。
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OZgaming 【P30series】 Ryzen7 9800X3D・RTX5070
339,800円(税込)販売ページ確認時点。価格・在庫・販売期間・出荷日は変動する場合あり。
ゲーム性能を重視したRyzen 7 9800X3D搭載モデル。
RTX 5070 12GBに加えて、32GB DDR5メモリ、1TB Gen4 SSD、B850M系マザーボード、Wi-Fi 7対応まで標準でまとまっている。
FH6だけでなく、CPU負荷が高いゲームや配信を視野に入れるなら強い候補になる。
- CPU:AMD Ryzen 7 9800X3D、8コア16スレッド
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5070 12GB、HDMI×1 / DisplayPort×3
- メモリ:32GB DDR5-4800、16GB×2
- SSD:1TB M.2 NVMe Gen4
- マザーボード:MSI PRO B850M-P WIFI/OZ、空きメモリスロット×2、M.2空き×1
- 電源:850W、80PLUS BRONZE、ATX3.1
- ケース:ZALMAN P30 V2、2面ガラスパネル、ARGBファン搭載
- CPUクーラー:Thermalright PA120SE ARGB、ナノダイヤモンドグリス
- ネットワーク:有線LAN 5G、Wi-Fi 7 / Bluetooth 5.4対応
- 本体サイズ・重量:幅221mm × 高さ426mm × 奥行409mm、約15kg
- 保証:1年保証。販売ページでは2〜3営業日で出荷表記
RTX 5070搭載機としては、CPUが9800X3Dになる点が大きい。FH6で高fpsを狙うだけでなく、CPUボトルネックが出やすいゲームにも備えたい人向け。標準でSSD 1TBなのも、FH6の容量を考えると扱いやすい。
CPU性能も重視したレイトレPC枠。おすすめ度は高い。
OZgaming 【P40 Prism】 Ryzen7 9800X3D・RTX5080
465,800円(税込)販売ページ確認時点。価格・在庫・販売期間・出荷日は変動する場合あり。
4K高画質や高フレームレート、配信・動画編集まで視野に入れた最高環境寄りの候補。
Ryzen 7 9800X3DとRTX 5080 16GBの組み合わせに、32GB DDR5メモリ、1TB Gen4 SSD、360mm簡易水冷、7基の冷却ファンを標準搭載する。
- CPU:AMD Ryzen 7 9800X3D、8コア16スレッド
- GPU:MSI製 GeForce RTX 5080 16GB、HDMI×1 / DisplayPort×3
- メモリ:32GB DDR5-4800、16GB×2
- SSD:1TB M.2 NVMe Gen4
- マザーボード:MSI製 AMD B850 ATX DDR5、空きメモリスロット×2、M.2空き×1
- 電源:850W、80PLUS BRONZE、ATX3.1
- ケース:ZALMAN P40 Prism、3面強化ガラスのピラーレスデザイン
- 冷却:Thermalright Core Vision 360 ARGB 360mm簡易水冷、ARGBファン7基
- ネットワーク:有線LAN 2.5G、Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3対応
- 本体サイズ・重量:幅235mm × 奥行452mm × 高さ495mm、約18kg
- 保証:1年保証。販売ページでは2〜3営業日で出荷表記
FH6を4Kの高画質で遊びたい、レイトレーシングや録画・配信もまとめて余裕を持たせたい人向け。
RTX 5070搭載機より明確に上のGPU性能を狙える一方で、標準電源はBRONZEなので、長く使うならGOLD電源などへのカスタマイズも検討したい。
最高環境クラス枠。RTX 5080まで上げて、4Kや配信など、色々楽しめる性能に
ゲームコントローラー
ゲームパッドはXbox用がおすすめ
ゲームパッドについては、個人的にはXbox用の標準コントローラがおすすめだ。深めのトリガーで絶妙なアクセル/ブレーキ操作ができて満足度が高い。
私はゲームオタクなので、Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2を使っている。レビューは以下の記事で。
ハンコンはよく調べてから
ステアリングコントローラー(ハンコン)の操作感は、舗装路とダートが入り混じるFH6において調整が難しく、Xでもあまり評価が高くないようだ。また、「レースで強いのはパッド」という意見もあり、これは以前から変わらない。本作ではドリフトもパッドのほうがやりやすいという意見もある。
とはいえ、雰囲気的には最高だ。Hシフターとクラッチをガチャガチャやりながら軽トラでドライブする感覚はパッドでは味わえない。個人的にはレースやドリフトなどの競技コンテンツをパッドでやって、フリーローム的にぶらぶらするのにハンコンを使うのが良いと思う。
なお、コントローラーの公式対応リストはこちらのページで紹介されている。執筆現在正式にXbox/PCに対応しているのはLogicool(Logitech)のG PRO、RS50、G923、G920 Driving Forceなど。ホリのForce Feedback DLX、Overdriveシリーズなども対応している。
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