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「黒い砂漠」をはじめ、PCゲームやゲーマー向けの情報をお届けするブログです。記事には商品やサービスのPRを含みます。

GALLERIA RM5C-R36T実機レビュー。小型でハイパワーなゲーミングPC

   

ドスパラで販売しているGeForce RTX 3060Ti搭載のゲーミングPC「GALLERIA RM5C-R36T 第11世代Core搭載 」を実機でテストしました。

MicroATX機で、設置しやすい小型のケースになっているのが特徴です。CPUに第11世代Core i5-11400を搭載しており、想像以上にパワフルなマシンでした。

Contents

GALLERIA RM5C-R36Tのスペック

GALLERIA RM5C-R36Tのスペック詳細です。注文時にカスタマイズが可能です。

パーツ等 標準構成 おすすめカスタマイズ
OS Windows 10 Home 64ビット (ディスク付属)
CPU インテル Core i5-11400
(2.60GHz-4.40GHz/6コア/12スレッド)
CPUファン 静音パックまんぞくコース
CPUグリス ノーマルグリス ナノダイヤモンドグリス OC7
など
グラフィック NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB
(HDMI x1,DisplayPort x3)
電源 650W 静音電源
(80PLUS BRONZE)
メモリ 16GB DDR4 SDRAM
(PC4-25600/8GBx2/2チャネル)
SSD 512GB NVMe SSD 1TB NVMe SSDなど
ハードディスク/SSD なし WD 1TB SSD
8TB HDDなど
光学ドライブ なし お好みで
サウンド マザーボード 標準 オンボードHDサウンド
ケース ガレリア専用 SKMケース (MicroATX)
スタンダード(ガンメタリック)
LAN 1Gb 対応LANポート×1(オンボード)
マザーボード インテル B560 チップセット マイクロATXマザーボード
PCIe 4.0 x16 ×1 / PCIe 3.0 x1 ×2
メモリスロット x4(最大128GB)
SATA 6Gb/s ×6 / M.2_1 slot (Key M)PCIe 4.0 x4
M.2_2 slot (Key M)PCIe 3.0 x4
※M2_2ソケットとSATA_2ポートは排他利用となり、
同時に使用はできません。
入出力ポート 前面:USB 3.2 Gen1 Type-A x4
背面:USB 2.0 ×4 / USB 3.2 Gen 2 Type-A ×1
USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1
キーボード なし お好みで
マウス なし お好みで
サイズ 220(幅)×440(奥行き)×425(高さ) mm
重量 約14Kg
保証 持ち込み1年保証 3年延長保証

※上記は執筆現在の構成となります。最新の内容はGALLERIA RM5C-R36T製品ページでご確認ください。

GALLERIA RM5C-R36Tの外観と機能

外観

ケースはガンメタリックなグレーカラーです。前面パネルの周囲には逆U字型にLEDが設置されており、電源を入れると光ります。設定で色を変えたりオフにもできます。

 

アクリルサイドパネルから中を覗くことが出来ます。ファンなどが正しく動いているかを外から確認するためにも役立ちます。

デザインはミドルタワーのSKケースとほぼ同じなのですが、ミドルタワーPCよりも小さい、MicroATXのSKMケースとなっています。2Lのペットボトルと比べると大きさはこんな感じです。

重量の比較はしていないのですが、ケースサイズが違うためミドルタワーモデルより若干軽いかな?という感じ。箱から出す時や設置時などの取り回しは楽に感じました。

前面のコンソール部分です。ストレージインジケータはストレージアクセスに応じて光ります。M.2 NVMe SSDでは光りません。

前面にはUSBポートが4つ、ステレオミニのオーディオ端子があります。斜めになっているので設置場所はデスクの上下を問わずアクセスしやすいです。

リアです。電源は底面配置です。

USB2.0端子が4つある他、高速なUSB 3.2 Gen2端子(Type-A)が1つ、同Type-C端子が1つあります。USB3.2 Gen2はUSB 3.2 Gen1(=3.1 Gen1,3.0)の2倍の10Gbpsの上限速度となっています。

USB3.2 Gen1
5Gbps
USB3.2 Gen2
10Gbps

ホコリの侵入を防ぐフィルターが充実

PCは長く利用しているとホコリが内部に侵入し、ヒートシンクやファンなどに付着して冷却性能低下を引き起こします。

ホコリの侵入を防ぐため、GALLERIAのケースは各所にフィルターが取り付けられています。

フロントサイドの吸気口は細かなフィルターでホコリが入らないように工夫されています。

底面の電源吸気部も着脱可能なフィルターが取り付けられており、ホコリが電源内部に入りにくくなっています。

天面は物が置きやすいフルフラットになっていますが、ここもフィルターつき。分解して清掃も可能です。

ケース内部

ケースファンはフロント x1,トップ後方 x1、リアの3箇所に、140mmファンが搭載されています。裏配線のおかげで内部がすっきりしているため、エアフローは良好です。

フロントのケースファンです。

3.5インチベイは電源カバー部の上にネジ止めされています。HDDを追加オーダーすると、ここに収まります。

マザーボード背面側です。主要な配線が背面側を通る「裏配線」になっています。配線はキレイに収まっていて、ケースカバーと干渉するようなことはありませんでした。

背面側には2.5インチベイ(SSD用)2つついています。

【M/B】H570シリーズマザーボード

貸出機ではマザーボードにASUS B560M-Aが搭載されていました。

【CPU】Intel Core i5-11400(6C/12T)

CPUはIntel11世代Core i5-11400(6コア/12スレッド)を搭載しています。

CPUクーラーについては、貸出機ではサイドフロータイプの12cm角クーラーが搭載されていました。

ファンはメモリとの干渉を防ぐ為にリア側に取り付けを行っているとのことでした。

Microsoft Flight Simulatorをプレイ中のCPU温度です。室温26℃では、CPU温度は最大67℃で収まっています。

十分低い温度ですし、ゲーム中ではFHDでもCPUよりグラフィックボード性能の限界が先に来る事が多いため、CPU冷却力は必要十分だと思います。

Cinebench r15

マルチスレッド性能(当サイト調べ)

マルチスレッド性能は中間的な性能です。

Ryzen 9 5900X
12C/24T
3637
Ryzen 9 3900X
12C/24T
3160
i9-10900K
10C/20T
2627
Ryzen 7 5800X
8C/16T
2615
i9-10850K
10C/20T
2588
i7-11700
8C/16T(TDP制限解除)
2222
Ryzen 7 3700X
8C/16T
2105
i9-9900K
8C/16T
2060
i7-10700
8C/16T
1990
i7-11700
8C/16T(TDP65W)
1780
i7-9700K
8C/8T
1540
i7-10700
8C/16T(TDP65W)
1545
i5-11400
6C/12T
1520
Ryzen 5 3600
6C/12T
1489
i7-9700K
8C/8T
1409
i7-8700K
6C/12T
1378
Ryzen 5 3500
6C/6T
1036

シングルスレッド性能

ゲームに重要とされるシングルスレッド性能は高い能力を持っており、i9-9900Kを越えます。

Ryzen 9 5900X
12C/24T
267
Ryzen 7 5800X
8C/16T
266
i7-11700
8C/16T
243
i9-10900K
10C/20T
228
i9-10850K
10C/20T
227
i5-11400
6C/12T
221
i9-9900K
8C/16T
213
i7-9700K
8C/8T
212
i7-10700
8C/16T
211
i7-9700K
8C/8T
210
Ryzen 9 3900X
12C/24T
208
Ryzen 7 3700X
6C/12T
207
i7-8700K
6C/12T
201
Ryzen 5 3500
6C/6C
186

※当サイト調べ

【グラボ】NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB

グラフィックボードは、NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GBが搭載されます。貸出機ではZotac製のシロッコファンモデルが搭載されていました。

グラフィックボード温度(デフォルト)

静音性重視のファン設定になっており、限界状態を続けるとデフォルトでは84℃まで上昇して温度リミッターが発動し、パワーセーブが行われます。

グラフィックボード温度(ファン50%)

MSI Afterburnerなど、GPUユーティリティソフトでGPUファン回転数を50%にあげてやると、室温26℃下においてはGPU温度は80℃程度に抑えられ、1800MHz以上のブーストクロックを維持することができました。

RTX 30シリーズの中ではミドルクラスに位置

RTX 3060 Tiの性能はRTX 30シリーズの中ではミドル帯となっていますが、旧世代機と比べると高い性能であることがわかります。

Tom's Hardwareによる総合評価

RTX 3090
100%
RTX 3080 Ti
97.9%
RX 6800 XT
93.5%
RTX 3080
93.2%
RTX 3070 Ti
81.5%
RTX 2080 Ti
77.4%
RTX 3070
76.3%
RTX 3060 Ti
69.6%
RTX 2080 SUPER
66.8%
RTX 2070 SUPER
59.6%
GTX 1080 Ti
57.8%
RTX 3060
54.7%
RTX 2060 SUPER
50.6%
GTX 1080
45.2%
GTX 1660 SUPER
37.9%
GTX 1070
36.7%
GTX 1660
32.8%
GTX 1650 SUPER
28.5%
GTX 1060
26.5%
GTX 1650
20.9%
出典:GPU Benchmarks and Hierarchy: Graphics Cards Ranked

モニタとの接続

グラフィックボードの接続端子はHDMI端子x1、DisplayPort端子x3が搭載されます。背面上部ではなく、この端子でモニタと繋いでください。

【M.2 NVMe SSD】512GB M.2 NVMe SSD

メインストレージであるM.2 NVMe SSDは、グラフィックボードを外すと確認できます。保護カバーがヒートシンクの役割を兼ねており、密着して冷却性能を高めます。

テスト機ではPHISON製のRead3500MB/sのM.2 NVMe SSDが搭載されていました。SATA接続のSSDより7倍くらい高速です。

テスト機搭載 SSD
3500MB/s
SATA SSD
500MB/s

 

512GBのSSDだと100GB級の大容量ゲームを4本入れるだけで埋まってしまうので、色々なゲームを並行プレイする方は1TB以上のNVMe SSDへのアップグレード注文がおすすめです。

【電源】650W 80PLUS BRONZE

電源はブランド等の指定はなく、80PLUS BRONZEという電源効率のグレードであることだけが指定されています。

貸出機では、電源にはDELTA製の650W電源が搭載されていました。

消費電力

アイドル時
54W
黒い砂漠
356W
砂漠最小化放置
109W

消費電力は、ゲームであればCPUとGPUを高い水準で使ってもトータルで360W程度で、標準の650W電源で容量は十分です。

電源は消耗品なので、24時間起動の黒い砂漠プレイヤーやマイニングで利用する方などは、もうちょっと良いグレードにした方が良いかもしれません。

静音性や長寿命化などを狙いたい場合は、カスタマイズでSeasonic 750W(FOCUS-GX-750S)などを選んでも良いでしょう。

【メモリ】16GB PC4-25600(DDR4-3200)

メモリはPC4-25600(DDR4-3200)の8GBが2枚で16GBとなっています。速度を活かせるデュアルチャネルです。

動作音

停止時(基準)
37.2dbA
アイドル時
38.9dbA
ゲーム中
40.5dbA
GPUファン50%
42.8dbA

デジタル騒音計を使い、本体のサイド50cmからの動作音を測定しました。室温は26℃です。

個人的な感覚では、これまでのレビュー機の中では静かな方だと思います。

高負荷時の騒音源は主にグラフィックボードだと感じました。貸出機ではグラフィックボードがシロッコファンで小径のため、少し高めの音がしました。

グラフィックボードの温度リミットが発生するため、GPUファンを少しだけ回してやることで性能を最大限に発揮できますが、その場合約2dbくらい動作音が大きくなります。

ハイエンド機だと高負荷時に44dbAくらいになるので、全体的に静かに動作するようチューニングされていると思います。

ベンチマーク

3DMARK TimeSpy(DirectX12テスト)

定番のベンチマークソフト、3DMARKのDX12テストです。

ゲーム画面のようなリアルタイムレンダリングのカットシーンを表示するテストです。

DirectX12で動作させるTime SpyではCPUでのスコアも算出するため、CPUの能力でも点差が大きく開きます。

先代のRTX 2070 SUPER搭載機と同等以上の結果が出ています。

GALLERIA ZA9C-R39
i9-10850K & RTX 3090
17355
GALLERIA ZA9R-68XT
Ryzen 9 5900X & Radeon RX 6800 XT
16599
GALLERIA UA9C-R38
i9-10900K & RTX 3080
16070
GALLERIA ZA7R-R38
Ryzen 7 5800X & RTX 3080
15258
GALLERIA XA7C-R38
i7-10700 & RTX 3080
14841
GALLERIA XA7C-R37
i7-10700 & RTX 3070
12689
GALLERIA XA7C-R37(11700)
i7-11700 & RTX 3070
12036
GALLERIA RM5C-R36T(11400)
i5-11400 & RTX 3060 Ti
10414
GALLERIA XA7C-R70S
i7-10700 & RTX 2070 SUPER
9855
GALLERIA XA7R-R36
Ryzen 7 3700X & RTX 3060
8650
GALLERIA XA7C-G60S
i7-10700 & GTX 1660 SUPER
6364

※当サイト調べ

3DMARK Fire Strike(DX11テスト)

DirectX11テストのFire Strikeです。こちらもRTX 2070 SUPER搭載機より良い結果が出ています。

GALLERIA ZA9R-68XT
Ryzen 9 5900X & Radeon RX 6800 XT
36818
GALLERIA ZA7R-R38
Ryzen 7 5800X & RTX 3080
33583
GALLERIA ZA9C-R39
i9-10850K & RTX 3090
30630
GALLERIA UA9C-R38
i9-10900K & RTX 3080
29579
GALLERIA XA7C-R38
i7-10700 & RTX 3080
27076
GALLERIA XA7C-R37
i7-10700 & RTX 3070
25964
GALLERIA XA7C-R37(11700)
i7-11700 & RTX 3070
23187
GALLERIA RM5C-R36T(11400)
i5-11400 & RTX 3060 Ti
22631
GALLERIA XA7C-R70S
i7-10700 & RTX 2070 SUPER
21148
GALLERIA XA7R-R36
Ryzen 7 3700X & RTX 3060
19598
GALLERIA XA7C-G60S
i7-10700 & GTX 1660 SUPER
14727

※当サイト調べ

FF14ベンチ(紅蓮のリベレーター)

FF14のエンジン(DX11)を使ったベンチマークソフトです。FF14ベンチではCPUの影響力が割と大きいです。

GALLERIA ZA9R-68XT
Ryzen 9 5900X & Radeon RX 6800 XT
25835
GALLERIA ZA7R-R38
Ryzen 7 5800X & RTX 3080
25809
GALLERIA ZA9C-R39
i9-10850K & RTX 3090
24146
GALLERIA UA9C-R38
i9-10900K & RTX 3080
23242
GALLERIA XA7C-R37(11700)
i7-11700 & RTX 3070
21750
GALLERIA XA7C-R38
i7-10700 & RTX 3080
21693
GALLERIA XA7C-R37
i7-10700 & RTX 3070
20767
GALLERIA RM5C-R36T(11400)
i5-11400 & RTX 3060 Ti
19479
GALLERIA XA7C-R70S
i7-10700 & RTX 2070 SUPER
18738
GALLERIA XA7R-R36
Ryzen 7 3700X & RTX 3060
17080
GALLERIA XL7C-R36
i7-10875H & RTX 3060
15263
GALLERIA XA7C-G60S
i7-10700 & GTX 1660 SUPER
14897

※当サイト調べ

VRMark Orange Room

VR環境での快適性を示すVRMark Orange Roomのテストです。2264x1348の解像度を想定しています。

Oculus Riftの最低要件はもちろん、VRMarkの推奨fpsを余裕でクリアしています。

Beat Saberなど、軽めのVRゲームには十分な力を持っていると言えるでしょう。

GALLERIA ZA7R-R38
Ryzen 7 5800X & RTX 3080
368.51fps
GALLERIA ZA9R-68XT
Ryzen 9 5900X & Radeon RX 6800 XT
301.08fps
GALLERIA XA7C-R37(11700)
i7-11700 & RTX 3070
286.83fps
GALLERIA RM5C-R36T(11400)
i5-11400 & RTX 3060 Ti
258.58fps
GALLERIA XA7R-R36
Ryzen 7 3700X & RTX 3060
244.7fps
GALLERIA XL7C-R36
i7-10875H & RTX 3060
171.18fps
VRMark推奨fps
109fps
Oculus Rift最低必要fps
81fps

※当サイト調べ

VRMARK Blue Room

重量級のVR環境をテストするBlue Roomでは、5120x2880という高解像度を想定しています。重めのVRゲームレベルになるとちょっと厳しい値ですね。

GALLERIA ZA9C-R39
i9-10850K & RTX 3090
131.09fps
GALLERIA ZA9R-68XT
Ryzen 9 5900X & Radeon RX 6800 XT
118.67fps
VRMark推奨fps
109fps
GALLERIA XA7C-R37(11700)
i7-11700 & RTX 3070
85.18fps
Oculus Rift最低必要fps
81fps
GALLERIA RM5C-R36T(11400)
i5-11400 & RTX 3060 Ti
72.67fps
GALLERIA XA7R-R36
Ryzen 7 3700X & RTX 3060
54.93fps
GALLERIA XL7C-R36
i7-10875H & RTX 3060
54.37fps

※当サイト調べ

PCMARK 10 EXTENDED

PC MARK 10 EXTENDEDでは、ウェブブラウズや写真編集、ビデオチャット、Excelなどのスプレッドシート、デジタルコンテンツ制作、そしてゲーミングまでの総合的な評価を算出してくれます。

近年のゲーミングデスクトップPCとしてはミドル級の能力があると認定されました。

GALLERIA ZA9R-68XT
Ryzen 9 5900X & Radeon RX 6800 XT
11252
GALLERIA ZA7R-R38
Ryzen 7 5800X & RTX 3080
10571
GALLERIA UA9C-R38
i9-10900K & RTX 3080
10434
GALLERIA ZA9C-R39
i9-10850K & RTX 3090
10354
プレミアムゲーミングPC
10311
GALLERIA XA7C-R38
i7-10700 & RTX 3080
9887
GALLERIA XA7C-R37(11700)
i7-11700 & RTX 3070
9623
ハイエンドゲーミングPC
9466
GALLERIA XA7C-R37
i7-10700 & RTX 3070
9337
GALLERIA RM5C-R36T(11400)
i5-11400 & RTX 3060 Ti
8807
ゲーミングPC
8753
GALLERIA XA7R-R36
Ryzen 7 3700X RTX 3060
8105
GALLERIA XL7C-R36
i7-10875H & RTX 3060
6934
ゲーミングノートPC
5773
オフィス用ノートPC
3916

※当サイト調べ

ゲーム10タイトルの平均fps

比較的動作が重いAAA級タイトルや、高いフレームレートが求められるFPS/TPSなどのゲームタイトルを中心に計測したものの平均値です。

FHD(1920x1080)
119.8fps
WQHD(2560x1440)
96.6fps
4K(3840x2160)
65.1fps

4K解像度も、グラフィック設定を少し下げたり、DLSSを利用すれば動作すると言えます。

計測タイトル

  • 【やや重オープンワールド】Red Dead Redemption 2 ベンチマーク(Vulkan)
  • 【重いフラシム】Microsoft Flight Simulator 2020 東京上空(DX11)
  • 【軽いFPS】VALORANT 射撃場ソロテスト(DX11)
  • 【重めFPS】Apex Legends トレーニングモード(DX11)
  • 【軽いMMO】Final Fantasy XIV 暁月のフィナーレベンチマーク(DX11)
  • 【やや重アクション】モンスターハンターワールド:アイスボーン 「深雪のダイバー」ゲームプレイ(DX12)
  • 【重いMMO】黒い砂漠 リマスターモードゲームプレイ(DX11)
  • 【激重オープンワールド】Watch Dogs Legion ベンチマーク(DXR)
  • 【やや重レースゲー】Assetto Corsa ベンチマーク(DX11)
  • 【激重オープンワールド】Cyberpunk 2077 ゲームプレイ(DXR)

それぞれ1920x1080(FHD)、2560x1440(WQHD)、3820x2160(4K)の解像度でテストしました。

【RDR2】Red Dead Redemption 2

高画質な設定でWQHDで平均60fps以上で遊ぶことが出来るでしょう。

「画質重視」最高設定 (Vulkan) 平均フレームレート

FHD
76fps
WQHD
62fps
4K
41fps

精密プリセットレベルを「画質重視」の最高側にスライダー設定し、ベンチマークモードの値を取得しています。

【MSFS2020】Microsoft Flight Simulator

Microsoft Flight Simulatorは、アップデートで軽量化し、CPU負荷が下がりましたので、十分遊ぶことができました。

東京上空 ウルトラ設定 (DX11) 平均フレームレート

FHD
60fps
WQHD
46fps
4K
28fps

生成オブジェクトが多くて重い東京上空でテスト。羽田空港を離陸し、東京スカイツリーまで移動した際の平均fpsを測定します。

FHDで十分遊べる他、4Kでもやや重いですが動作させることができます。

富士山周辺 ウルトラ設定 (DX11) 平均フレームレート

FHD
77fps
WQHD
57fps
4K
31fps

地上オブジェクトが少ない地域でのテストです。WQHDまではフレームレートが順当に上がりますが、4Kはあまり変わりませんでした。

VALORANT

VALORANTでは、RTX 3060 Tiで十分実戦に耐えるフレームレートを出しています。

射撃場 最高設定(DX11)平均フレームレート

FHD
267fps
WQHD
270fps
4K
264fps

トレーニング用の射撃場を使って最高設定でのテストを行いました。フレームレートが比較的落ちやすい「オーディン」を使ってスキルテストからスパイク解除シナリオまでを通してプレイしました。

今回のテストではFHDから4Kまでで差がついていません。CPUの限界が先に訪れているためです。

ソロでのテストなので、実プレイでのfpsはこれより落ちると思いますが、十分高い水準にあると思います。

Apex Legends

Apex Legendsでは最高画質設定でも十分に戦えるフレームレートが出ています。

トレーニングモード 最高設定 (DX11)平均フレームレート

FHD
220fps
WQHD
165fps
4K
96fps

画質を最高設定にして変化の少ないトレーニングモードを進めた場合の平均fpsを測定しました。

トレーニングモードは負荷が低めなので、実プレイ時にはもっとfpsが落ちると思いますが、設定を下げればFHDで144fps以上のプレイに十分なフレームレートが稼げるでしょう。

【FF14】Final Fantasy XIV

FF14は、4Kモニタでも快適なプレイが出来ると思います。

暁月のフィナーレベンチマーク 最高設定 (DX11)平均フレームレート

FHD
164fps
WQHD
134fps
4K
78fps

暁月のフィナーレベンチマークの平均フレームレートを取得しました。

FHD、WQHDはもちろん、4Kでも全く問題のない性能を発揮しました。

【MHW:IB】モンスターハンターワールド:アイスボーン

モンスターハンターワールド:アイスボーンは、美しいハイレゾテクスチャパックDLCを使って、WQHDで60fpsを出せそうです。

クエスト「深雪のダイバー」最高設定+ハイレゾテクスチャパック (DX12)平均フレームレート

FHD
87fps
WQHD
62fps
4K
34fps

MHW:IBのテストでは重いマップである「渡りの凍て地」で動作を見ています。今回は「深雪のダイバー」でチェックしました。DX12で雪品質も最高設定でプレイしました。HDRはなしです。ハイレゾテクスチャパックを使用しています。

ダイナミックレンジもよほど良いHDRディスプレイでなければ効果が感じられないので32bitとしています。

FHDならハイレゾテクスチャありでも80fpsオーバー、WQHDで60fps級のプレイができそうです。4Kについては30fps級になりました。

黒い砂漠

黒い砂漠はリマスターのFHDや2560x1080のウルトラワイドがおすすめの設定となります。

戦闘では好みに応じてVERY HIGH以下に落とした方が良いかもしれません。

テストでは、クザカが湧くセレンディア神殿内を一周しての平均fpsとしています。

戦闘については周回上で攻撃を行うポイントと使用スキルを決め、なるべく各テストで差がないようにしています。

屋外の実戦的なフレームレートよりは高めに出ますがご了承ください。

全画面モードかつハイパースレッディングオフの8コア8スレッド設定でテストしています。

セレンディア神殿 HIGH / ウルトラ (DX11, HTTオフ)平均フレームレート

FHD
45fps
WQHD
29fps
4K
5fps

最高画質のウルトラでは、FHDならなんとか使えるかなと言う感じです。

セレンディア神殿 HIGH / リマスター (DX11, SMTオフ)平均フレームレート

FHD
133fps
WQHD
90fps
4K
47fps

リマスターではFHDや2560x1080のウルトラワイドモニタなどが実用的な解像度だと思います。

セレンディア神殿 HIGH / VERY HIGH (DX11, SMTオフ)平均フレームレート

FHD
174fps
WQHD
151fps
4K
86fps

VERY HIGHまで落とすと、4Kでも実用出来るレベルとなります。

セレンディア神殿 HIGH / VERY LOW (DX11, SMTオフ)平均フレームレート

FHD
196fps
WQHD
196fps
4K
158fps

VERY LOWまで落とすと、CPUのボトルネックとなって、FHD,WQHDではあまりフレームレートが変わらなくなります。

Watch Dogs Legion

Watch Dogs Legionでは、レイトレオンならDLSS高性能で、レイトレオフのウルトラではDLSSオフで遊べます。

ベンチマークモード レイトレ最大、最高設定、DLSS高性能、HD Texture Pack (DXR)平均フレームレート

FHD
45fps
WQHD
41fps
4K
18fps

レイトレ最大の最高設定をベースに、DLSSを「高性能」にした場合です。

FHDで平均45fpsということで、もう少し設定を下げたほうが良さそうです。

ベンチマークモード 最高設定、レイトレなし、DLSSなし、HD Texture Pack (DXR)平均フレームレート

FHD
66fps
WQHD
53fps
4K
29fps

レイトレなしのDLSSなしだと、FHDでも平均60fps程度出すことができます。

Assetto Corsa

Assetto Corsaでは、FHDなら重い首都高MODもSolなどのMODを入れて遊べるレベルです。

ベンチマークモード 最高設定 (DX11)平均フレームレート

FHD
151fps
WQHD
114fps
4K
68fps

MODなどを入れられるレーシングシミュレータ「Assetto Corsa」のベンチマークモードの結果です。インストール直後での最高設定です。

個人的にはFHDまでならアリだと思います。

サイバーパンク2077

サイバーパンク2077では、「レイトレーシング:中設定 + DLSS」でFHD解像度がおすすめです。

比較的重かったワトソンのカブキ地域、銃砲店付近で18:00~19:00の間のフレームレートを計測しました。

実用域としてはFHDからWQHDまでで、レイトレを使う場合はDLSSが必須です。

レイトレーシング:ウルトラ、DLSSパフォーマンス(DXR)平均フレームレート

FHD
60fps
WQHD
52fps
4K
30fps

ウルトラ、DLSSなし(DX12)平均フレームレート

FHD
69fps
WQHD
44fps
4K
22fps

GALLERIA RM5C-R36T まとめ

良いところ

  • ミドルタワーより小型のケースで設置がしやすい
  • ゲーミング用としてコスパに優れたCPU
  • LEDが光る新しい設計のケース
  • 裏配線でエアフローが良い
  • 電源部が斜めでどこからでも押しやすく、USBポートも挿しやすい
  • SATA SSDより高速なM.2 NVMe SSDを搭載
  • USB3.0の2倍高速なUSB 3.2 Gen2搭載
  • 軽作業やアイドル時は省エネで静か

惜しいところ

  • 強いて言えばグラフィックボードの温度
  • MicroATXなので拡張性は最低限

総評

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CPU:i5-11400
GPU:RTX 3060 Ti
メモリ:16GB
ストレージ:512GB NVMe SSD NVMe SSD

今回レビューしたGALLERIA RM5C-R36Tは、ミドルクラスのマシンとしてバランスが良くまとまったPCでした。

MicroATXでミドルタワーより少し小型なので、卓上などに設置しやすいこともポイントになります。

FHDモニタでのゲーム性能は十分にあり、ゲーミングPCデビューにはぴったりです。

高画質なゲームではFHD60Hzモニターで60fpsでプレイ、FHD144Hzのゲーミングモニターを使う場合には少し画質を落とす感じで十分遊ぶことが出来ます。

 

レイトレや4Kも思ったよりは動きますが、本格的に最高設定にてプレイする場合はRTX 3070以上、重たいゲームではRTX 3080が理想的です。

 


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