最近のグラボはそのまま取り付けると重すぎてヤバイ!?
2020/03/07
自分でグラボなどを組み付けたことのある人はご存知かと思いますが、パソコンの内部パーツの中で(多分)いちばん重量があるのがグラフィックボードなんです。グラボは近年大型化していて、その自重で基盤が曲がらないように基盤の補強のための金属がついているのですが、その金属がついているからこそ更に重くなるという問題があるわけなんです。
グラボをそのまま取り付けた場合の最悪の事態とは
これ、マザーボードのPCIe端子(グラボを挿すところ)が崩壊した写真です。
画像検索してみたもののオリジナルの出典はどこだかよくわからないし、まあこれほどのことは滅多に起きないと思いますよ。
とは思いつつも、後部のブラケット(ネジ止めする部分ね)があるとはいえ、1kgあるグラボを支えるPCIeスロットの耐久性がどれくらいかはわかりません。
というわけで、なるべくスロット部分の負担を減らすことが大事!そのために「支え」を取り付けてみることにしました!
長尾製作所「VGAサポートステイ」
今回買ったのはこれ。お値段がお手頃だったのと、コンパクトで良さそうだったので購入。姉妹品に「VGAサポートS」という短いのもあるんだけど、底面に電源置くタイプのPCケースだと多分長さが足りないです。
こんな感じで、延長部分と、グラボを載せるフック部分をネジで止めて設置するだけ。お手軽かつ場所を取らない支え商品です。
今回は延長部分も取り付けたものの、かなり短めにセット。上のフック部分は仮留め状態のまま、グラボの先端部分に合わせて設置します。グラボを支えられる高さでフック部分を本締めすればOK。おしまい。簡単でいいでしょ?
構造上、フック部分は足すことが出来るので、例えばSLIなどでグラボを2枚にしたら、もう1セット買ってフックだけ足せばいいですね。その場合は位置的にグラボの前から支える感じかな。
「グラボ突っ張り棒」ってのもある
ドスパラが出しているのがガス式のVGA Holderという商品で、これはケースの上下をこの棒で突っ張って、間にあるアームでグラボを支えるタイプ。
約385~683mmまでのPCケースに対応しています。
突っ張り棒の難点
まずは、上下に場所を取るということですかね…設置場所がかなり限られる気がするので、ケースとの相性はありそうです。
そして価格。ガスで上下に突っ張るので強力に設置できそうな感じはありますが、ちょっとお値段がするかなあ。
というわけで、今回は
これで様子を見てみようかと思いました。
これすら入らないケースだとそもそも大型のグラボを使うのもよろしくないと思うので、ケースの買い替えをおすすめします。
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