【黒い砂漠】RTX3080搭載GALLERIAで黒い砂漠はどれくらい快適になるかテストした
黒い砂漠は2015年リリースのアクションMMORPGでありながら、2018年に行われたリマスタリングアップデートでかなりヘビーなゲームになりました。
グラフィックボードやCPUで新世代が出るとともに遊びやすくなりましたが、まだまだリマスターやウルトラが満足に動かない!という方も多いと思います。
今回、ドスパラより最新のRTX 3080搭載PC「GALLERIA UA9C-R38」をお借りしたので動作レビューがてら遊んでみました。
CPUはi9-10900Kを搭載しており、ゲーミング最強スペックの一台です。
どれくらい強いかというと、DX12+4Kのベンチマーク「TimeSpy Extreme」のスコアで世界の上位5%に入るレベルです。(ちなみに10000超えてるマシンってグラボ2枚挿しとかの世界なんで普通じゃないです)
メモリは32GBと他のアプリケーションを立ち上げるにも十分であり、超高速M.2 NVMe SSDは1TBでゲームもたっぷり入ります。HDDも搭載されているので、ゲーム動画の保存などはそちらに。
BTOなのでカスタマイズは出来ますが、ほとんどカスタマイズなしで行けちゃうスペックを持っています。
そしてケースのサイドパネルは熱伝導率が高いアルミなんですよ。ヘアライン加工が入っていて高級感があります。
重いRTX 3080を搭載していますが、マザボのPCIeスロットをグラボ重量で傷めません!リジッドカードサポートでケースからしっかり支える機構になっています。これがマジで強い。
なおグラボは貸し出し機ではPalitの3連ファンモデルでした。
PCの詳細なレビュー記事は後で書きますが、マジで即売り切れ案件なのでとりあえずプレイデータ出しちゃいますね。気に入ったら即行っちゃっていいと思います。マジで良い。
Contents
セレンディア神殿でのテスト
黒い砂漠はMMORPGとして、描画するオブジェクトの量によってフレームレートは大きく変わってしまいます。だから人によって、データの取り方によって結果はかなり変わります。
そこで、私はいつも人が来なくて環境変化が少ない「セレンディア神殿」でテストをしています。徒歩で一周しながら特定箇所で特定のスキルを出すという内容です。
スキルでフレームレートがガツンと落ち込むため、必ず決まった場所でのみスキルを発動することでなるべく再現性を高めています。
※限界性能を引き出すためにCPUのHTTをオフにしています
以前i9-10900KとRTX 2080 Tiでもテストをしたんですけど、やはりグラボのパワーが上がった分RTX 3080はフレームレートが出ます。
GPUが限界を迎えるウルトラとリマスターでは、1920x1080という標準的な解像度でも有意な差が見られます。
特にウルトラで100fpsを超えてくる点はなかなかのインパクトです。リマスターでも40fpsほど向上して200fpsを超えるなど、CPUボトルネックが発生しにくい状況であれば黒い砂漠も格段にフレームレートが上がることがわかりました。
GPU的に100%使いきることのないVERY HIGHでも、RTX 2080 TiよりRTX 3080の方が良い結果を残したことも注目です。
2560x1440でも快適そのもの
1920x1080のワンランク上の解像度として、WQHDという2560x1440解像度のモニタがあります。
ただWQHDは正直、RTX 2080 Tiでも黒い砂漠ではややきつかった。だからこそ2560x1080の1080pベースのウルトラワイドがちょうどいいなという感じだったんですね。
しかしRTX 3080になって、WQHDはようやく本領発揮することができそうです。
※限界性能を引き出すためにCPUのHTTをオフにしています
オレンジがRTX 3080でのWQHD解像度のプレイです。
RTX 2080 TiのフルHDよりやや劣るかな?くらいのフレームレートでゲームをプレイすることが出来ます。これなら普段使いしても良いかなって思えちゃいます。
品切れになりやすいからすぐに買おう
というわけで、FHDではなく、WQHDのリマスターやウルトラが実用域となるのがRTX 3080の大きなメリットです。私は普段RTX 2080 Tiを使っているんですが、40fps違う点などヤバめのパワーを感じました。
しかもRTX 3080搭載PCはRTX 2080 Ti搭載PCより安いんです。ドスパラでも大人気なので決めるなら早い方が良いです!
RTX 3080搭載PCは3種類あります。
No1のUシリーズ:GALLERIA UA9C-R38
GALLERIA UA9C-R38は今回のデータ取りで利用したRTX 3080の最上位マシンです。1TBの超高速M.2 NVMe SSDと2TBのHDDが搭載されています。
メモリも32GBあるので増設の必要性は普通は無し!アルミケースはUシリーズだけ!個人的にはイチオシ!
No2のZシリーズ:GALLERIA ZA9C-R38
GALLERIA ZA9C-R38はCPUがi9-10850Kに、メモリが16GB、512GB M.2 NVMe SSD、HDDなしとなって少し安くなったモデルです。
No3のXシリーズ:GALLERIA XA7C-R38
GALLERIA XA7C-R38はCPUがi7-10700に、メモリが16GB、512GB M.2 NVMe SSD、HDDなしのエントリーモデルです。
144Hzのモニタを使う場合、黒い砂漠のようなオープンワールドゲームではCPU性能もそれなりに必要となってくることが多いです。GALLERIA UA9C-R38かGALLERIA ZA9C-R38が良いと思います。
4Kなどの高解像度重視でそこまでフレームレート出さないよ!という場合、RTX 3080の方がいっぱいいっぱいになってCPUは余裕が出るので、GALLERIA XA7C-R38でもいいのかなと。
「電源」はカスタマイズ注文をおすすめ
RTX 3080マシンのどのモデルを買うにしても、電源カスタマイズはおすすめしておきます。
レビュー機の電源がちょっとね、安い奴だったので。具体的に言うとAcBelでした。
AcBelがそんなに悪いかっていうと何とも言えませんが、電源はPCの命であり、無用なトラブルを避けるための投資先の一つです。
システムのエラーはログにも原因が残りやすいですが、電源が突然落ちる場合はほとんど有力な手掛かりが残らず泥沼化しやすいです。
電源はSeasonicの750Wまたは850Wあたりにしておけば間違いないかなと思います。
ワットチェッカーで測った10900K+RTX 3080の電力消費量は、ゲームをしている場合でも大体470Wくらいかな~という感じでした。
CPUとGPUをフルに動かすようなゲームってそこまでないんだけど、RDR2みたいなCPUとGPUゴリゴリなゲームのベンチで530Wくらい。750Wで足りると思います。
瞬間的にもうちょっと上がることがあるかもという保険で850Wって感じですかね。
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