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i9-13900KF(8C8T) & RTX 4090マシンでの4Kにおけるプレイフィール

      2023/02/06

RTX 4090をしっかり動かせる環境ができたので、簡単なパーツレビューと、動かしてみての感想を。

今回のマシン構成

手先が不器用なので組みやすいフルタワーケースにしました。

パーツ部位 購入パーツ (リンクはAmazon) レビュー
CPU q?_encoding=UTF8&ASIN=B0BCFM3CJ4&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=mlos01-22&language=ja_JPi9-13900KF

Pコアx8(HTTで16スレッド)
Eコアx16(16スレッド)
併せて32スレッドのCPU
13900Kでも良かったが映像機能はいらなかったので安い方をチョイスした。5900Xからの乗り換えだが性能は流石の一言。ハイエンドゲーミング用としては文句なし!
★★★★★

クーラー q?_encoding=UTF8&ASIN=B09BQ5K9JC&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=mlos01-22&language=ja_JPASUS ROG STRIX LC II 360 ARGB AIO

安心と信頼のAsetek社製ポンプ搭載。13世代CPU向けのクーラーを買う時はLGA1700ソケットに対応している必要あり。こちらはもちろん対応品。全開時はそれなりの音量になるので回転数調整は必須。
ゲームなら13900KFのPL265W(PL2)動作を60℃前後で実用的なノイズで動かせる感じなので、240mm水冷とか140mm空冷でもいけるんじゃないかな。


★★★★★

マザーボード q?_encoding=UTF8&ASIN=B0BJDZRGRW&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=mlos01-22&language=ja_JPASRock Z790 PG Lightning 13世代CPUは前からあるZ690と新しく出たZ790が使えるのがポイント。安いZ690にするか迷ったけど、BIOS更新などで何かあるとめんどくさいのでコスパ重視でASRockさんのZ790に。
メモリもDDR4と迷ったが将来性のあるDDR5版をチョイス。インスタント設定ではCPUクーラーを選択すれば適切なCPUパワーに設定してくれるので楽ちん。
★★★★
メモリ q?_encoding=UTF8&ASIN=B09HW9886B&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=mlos01-22&language=ja_JPCrucial DDR5-4800 16GBx2 OCメモリと迷ったがとりあえず安いメモリをチョイス。DDR5-4800として問題なく動作。
★★★★★
GPU q?_encoding=UTF8&ASIN=B0BHC2498M&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=mlos01-22&language=ja_JPZOTAC GAMING GeForce RTX 4090 AMP Extreme AIRO 争奪戦の中、売っていたものを買ったらZOTACだった。AB読みで400Wオーバーの消費電力を記録するが、冷却性能がちゃんとしてるので70℃行くかどうか。空冷で問題ない感じ。
★★★★★
SSD SAMSUNG 980 PRO 2TB シーケンシャルリード7000MB/sの爆速SSD。なお、1TBはテスト用のゲームインストールであっという間に埋まった。
★★★★★
電源 玄人志向 PLATINUM KRPW-PA1200W/92+ コスパがいい1200Wフルモジュラー電源。RTX4090に繋がる12VHPWRコネクタケーブルがついている。
★★★★★
内蔵USB2.0ハブ q?_encoding=UTF8&ASIN=B08L8VJS3Z&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=mlos01-22&language=ja_JPNZXT Internal USB HUB 4X PC内蔵用USB HUB 簡易水冷とケースの関係でM/B上のUSB2.0ハブが足りなかったため購入。マグネットが内蔵されており、大抵のケースに張り付くので設置も楽。ケーブルマネジメントの帯もついていてとても良かった。
★★★★★
ケース q?_encoding=UTF8&ASIN=B084SZDJWM&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=mlos01-22&language=ja_JPFractal Design Define 7 XL Black ミドルタワーより一回りデカいフルタワーケース。ケースに対しRTX4090が赤ちゃんみたいなサイズ感になった。組みやすさは最高峰だがケースの持ちづらさも感じる。とはいえ長く使えそう。
★★★★
OS q?_encoding=UTF8&ASIN=B09VSXCY87&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=mlos01-22&language=ja_JPWindows 11 64bit Home 13世代CoreはWin11最新アプデ(22H2)を推奨されている。以前からレンタルPCを使ってWin11で色々なハードウェア、ゲーム、アプリを試してるけど、今のところ問題ない。もちろん、Win10からのアップデートより新規インストールの方が問題が少ないと思う。
★★★★★

【動作音】簡易水冷の制御で動作音コントロールは必須

複数のファンが搭載される簡易水冷はCPU温度・性能と冷却で発生する音のバランス取りが重要ですね。

例えば今回はマザーボードのPhantom Gaming Tuningソフトでファンのコントロールを適切な線形にしてやれば、低負荷時はほぼ無音に。

【電力】電源は1000Wあれば足りそう

3DMark TimeSpyで700W弱という感じ。ゲーマーの場合CPUとGPU両方がマックス動作をする機会がかなり稀なので、多くの場合1000Wで足りそうです。ただ劣化してきた時のことを考えると1200Wあったほうが長持ちしそうな気もする。

もちろん、CPU&GPUに適切にパワーリミットをかければ消費電力をセーブして利用することができます。

【DLSS3】AIでゲーム画像を生み出す超解像度技術

RTX 40シリーズの目玉機能が「DLSS3」で、これは1920x1080などの低解像度から3840x2160(4K)などの高い解像度を生み出す技術の第3世代です。

DLSS3ではAIによるフレーム生成機能があり、CUDAへの負荷をかけることなく「予測される画像」を生成します。

ベンチマークソフトにおけるDLSS各世代の速度の違い

ベンチマークソフトの3DMarkではDLSS3の機能テストが追加されているので違いを比べてみました。DLSS2もかなり早かったですが、DLSS3は更に速いことは確かです。

3DMARK 「NVIDIA DLSS feature test」

DLSSオフ
58.32fps
DLSS1
106.41fps
DLSS2
141.26fps
DLSS3
176.06fps

 

DLSS3は「基本的に」RTX 40シリーズしか使えないことと、ゲーム側がDLSS3に対応していないと利用できないことがネックなので、あまり古いゲームタイトルが採用することはないでしょう。

AIによる予測画像となるため、ディテールが破綻しているケースはありえますが、MSFSのSim Update 11 BetaでDLSS3を試したところ、人の目で気づくような違和感はありませんでした。

【CPU】ハイパースレッディング&Eコアオフは意味がある

UEFIからハイパースレッディング(HTT)およびEコア(高効率コア)をオフにし、Pコア(高性能コア)に全力を出させることも可能です。

13900KFの場合Eコアが16もあるので、PコアのHTTをオフにして8スレッドにしたところで、裏のソフトとかは特に問題ないですね。

もちろん、もっと突き詰める場合はEコアもオフです。

【ゲーム体験】4KやVRでのゲーム体験

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i9-13900KF & RTX 4090で、4KやVRでどのようなゲーム体験ができるか試しました。

※2022/10/27 一部取り直し。

PコアのみのHTTオフでテストする方がRTX 4090をビタビタに限界域にすることができるので、Pコアのみのテストを行いました。

Final Fantasy XV

NVIDIAと作り上げたグラフィックスは激重!だが快適に動く

FF15のWindows版は、NVIDIA協力の下、様々なグラフィックスシステムや、4K TextureなどのDLCを搭載して登場した、かなり気合の入ったタイトルです。リリース当時はハイエンドマシンでもそれらのオプションを利用したら重すぎて遊べないようなタイトルでした。

 今回は4K Texture利用のガチガチの最高設定でプレイ。草木が多いところでの戦闘は重いのですが、DLSSを使用せずとも4Kプレイ時は平均101fpsに。ゲーム最大の120fpsに到達するシーンも少なくありません。何というパワー。

Monster Hunter World : Iceborne

PCでプレイできるモンハンシリーズで、グラフィックスの最高峰にあるのがMHW:IBです。

4Kハイレゾテクスチャも軽々動かすパワー

こちらも4Kで映えるHigh Resolution Texture Packを無料で用意しており、モンスターの質感などが抜群に良くなり、そのぶん重くなるのでなかなか使いづらいものでした。

DX12での最高設定にHigh Resolution Texture Packを入れて、「深雪のダイバー」をテスト。

4Kプレイ時はDLSSを使わずとも平均で121fpsくらいは出て、RTX 4090を使い切ります。

この時代はDLSS1ですが、いかにもアップスケールという感じで画質が落ちてしまうのが惜しい点だったので、ネイティブ4Kで3桁fpsはかなり嬉しいです。

ELDEN RING

60fpsターゲットのタイトルですが、なんだかんだで重いのがELDEN RING。4K最高画質で余裕で60fpsで動きます。

MODでフレームレート解除すれば100fpsも可能

また、MODでフレームレートをアンロックした場合は、場所によりますが平均100fps以上は出る感じでRTX 4090の限界に至ります。

Red Dead Redemption 2

Rockstar Gamesの全力グラフィックスを4K最高設定で堪能しよう

開発費が1010億円に達したのではないかと噂されるRockstar Gamesの過去一番の大作です。

RTX 4090ならDLSSを使わずに4Kネイティブの最高設定で80fps程度は出せるプレイができます。夜のサンドニの美しさがヤバい。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk 2077はDLSS3に対応する予定のソフトですが、10/26時点ではまだDLSS2のままです。DLSS3はよ!

DLSS2でもレイトレは十分快適

DLSS2時点では、4Kの「レイトレーシング:ウルトラ」+ DLSSクオリティで80fpsくらい出ます。RTX 4090が限界。

Watch Dogs Legion

Cyberpunk 2077と同時期に発売され、激重レイトレタイトルとして君臨するタイトルです。結構好きなんだけどあまり人気でなかったね…

サイパンと同じくらいの重さ

こちらもDLSS2で、レイトレーシングを最高レベルに、DLSS品質(クオリティ)にすると、Cyberpunk 2077と同じくらいですね。

Battlefield 2042

4K最高画質で楽しめる

BF2042は4K最高画質で平均100fpsくらいで遊べました。遠い敵を低倍率スコープでも視認しやすいのがメリットであるほか、こんなに美しいゲームだったのか…ということに驚きますね。

黒い砂漠

4Kリマスターは狩り完全実用域。ウルトラモードも動く

4KリマスターでGPUを100%使い切り、サウニール狩りで平均151fpsとなりました。

また、ウルトラモードを4Kで遊べます。狩りでは平均80fpsを記録しました。4Kウルトラが常用可能ってヤバいでしょ。

Assetto Corsa

MODやVRも余裕で動くベンチ結果

MODが人気のAssetto Corsa。バニラ最高設定のベンチマークを走らせたところ、4Kで平均237fpsという前代未聞の値に。

VRでのプレイは今回はちょっとできてないのですが、これならMOD入れてもかなり行きそう。

Microsoft Flight Simulator

※Sim Update 11 Beta時点のレビューです

かつては東京上空で60fps出ない激重ソフトだったのが、DLSS3 + RTX 4090によって、4Kで平均130fps以上が出るゲームに変貌。世界中の空を快適にフライトできます。

4Kでは13900KFを使っても今まで通り60fps強だったりするんですけど、DLSS3の機能でTensorコアによるフレームが生成が行われ、およそ2倍のフレームレートがでているようです。

VRについてもDLSS3が選べますが、CPU負荷的な限界が先に来ているので、DLSSによるメリットは体感できるほど得られませんでした。アンチエイリアスにNVIDIA DLSS SUPER RESOLUTION、NVIDIA DLSSスーパー解像度にDLAA、グローバルレンダリング品質はウルトラ設定でQuest 2の解像度(3616x1840)で、羽田の上をややカクつきながら飛べるくらいです。RTX 4090ならDLSSを使わず、TAAでもいいかもしれません。Quest 2の推奨フレームレートの72fpsを維持できず、ハーフリフレッシュレートの36fpsで動作し、たまにそれを下回っていました。

設定を下げてもカクつきがゼロになるわけでもなく、その割に画面がやたら寂しく感じるので、カクつきを許容しつつ画質を取ったほうが満足できると思います。

まとめ:マジで4K時代

i9-13900KF & RTX 4090で、とりあえず4Kで遊んでみましたが、感想としては以下の通り。

  • なんでも4Kで遊べる
  • それどころか4K144Hzモニタを活かせる
  • DLSS黎明期やそれ以前の重いゲームで、高画質を保って3桁fpsで遊べる
  • VRももちろん強い
  • 13900KFはDX11に対してのHTTオフがいつも通りしっかり強い

せっかくPコア・Eコアを搭載するのに色々オフにして8コア運用するのはどうなんだ?と思うけど、最高の贅沢というほかありません。

とにかく色々ゲームやりたくなるだろうなと2TBのSSDにしたのも正解でした。もう700GBくらいしか残りがない。そのくらい熱中度の高い構成です。

モニタ

モニタに関しては3840x2160の4K144Hzも視野に入れたくなりますね。

また、21:9などのウルトラワイドモニタの方が使い勝手が良い場合、3440x1440の解像度は余裕を持って使えます。

i9-13900K & RTX 4090搭載BTOマシン

今回は13900KFにしましたが、映像出力機能がついた13900Kの方が上位CPUとなります。

BTOマシンとしてRTX 4090を扱っているショップは多くありません。またRTX 4090自体も品薄傾向なので在庫や納期に注意してください。

こんなに高価なのに品薄なのが怖いですが、動かせば圧倒的な性能がよくわかると思います。

フル自作しても60万からかかったので、それを考えると出来上がった製品を買うのは動作保証などの面を考えても賢い選択だと思います。

GALLERIA UA9C-R49 第13世代Core搭載

人気のゲーミングPCブランドGALLERIAのフラッグシップモデルです。

CPU i9-13900K
クーラー 240mm水冷
GPU RTX 4090
メモリ 32GB DDR5
SSD 1TB Gen4 NVMe SSD
HDD 2TB
マザーボード Z790
電源 1000W 
価格(執筆現在) 699,980円(税込)

 

raytrek 4CZZ

GALLERIAを手掛けるサードウェーブの新型クリエイターPC。

CPU i9-13900K
クーラー 240mm水冷
GPU RTX 4090
メモリ 32GB DDR5
SSD 1TB Gen4 NVMe SSD
HDD なし
マザーボード Z790
電源 1200W 
価格(執筆現在) 619,980円(税込)

 

TSUKUMO WX9J-R223/ZB

クリエイターPC White Edition WX9J-R223/ZB

TSUKUMOからはクリエイターブランドのPCとしてホワイトデザインのマシンが登場しています。

CPU i9-13900K
クーラー 240mm水冷
GPU RTX 4090
メモリ 32GB DDR4
SSD 1TB NVMe SSD
HDD なし
マザーボード Z690
電源 1200W 
価格(執筆現在) 649,980円(税込)

 

パソコンショップSEVEN

パソコンショップSEVENはフルカスタマイズ可能な上級者向けのBTOショップです。

 


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