おっさんゲーマーどっとねっと

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【黒い砂漠】TAAとAdaptiveSharpenで最良画質を得る

   

黒い砂漠のTAAはアンチエイリアスとしての効力は高いのですが、いかんせんボケ過ぎだなあと感じていました。

そこで最近は、GeForce ExperenceとReShadeを併用してAdaptiveSharpenを適用することで解決しています。

TAAとは

ゲーム設定 > 画面設定 > 品質 >アンチエイリアシング項目にあるオプションです。

Temporal Anti-Aliasingの略で、過去の描画を利用してジャギの発生を抑えます。

【黒い砂漠】TAA実装されたけどアンチエイリアスはまだまだ課題アリ(テストサーバ...
https://ossan-gamer.net/post-44689
テストサーバーでTAAが「ちゃんと」実装されました。前に実装されたと言っていた奴は実は動いてなかったみたいで。で、一瞬でわかる動画を撮ってきたので載せておきます。TAA(Tempral Anti-Alias)とはTAAというのは動いている間に前のコマとの差分で滑らかにする技術で、移動中のチラツキを抑える効果があります。黒い砂漠のテストサーバーでは、既存のFXAAに加えてTAAが追加されました。実際にどう変わる？今回はぼかしがかかる画面フィルターをオフにして撮影しています。AAなしAAを切った状態。黒い砂漠の木はかすかに枝葉が揺れる...
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そして上の記事の通り、実装時の個人的評価は正直イマイチでした。でも最近は使ってます。何故か。

TAAは海でのジャギ消し効果が高い

TAAは遠距離の海面ジャギを滑らかにする効果があります。

FXAAで海面の表現がちょっとうるさいとか、カモメなどのオブジェクトが見えづらい場合にはTAAが有効な解決策になることもあります。

あとはやはりFXAAよりもエッジが滑らかなので美しい感じがします。

TAAを活かしつつ画面をシャープにするには

TAAでやや気になるボケを抑えるおすすめの方法は2通りです。

  1. GeForce Experience(+ReShade)でシャープにする
  2. GeForceドライバでシャープにする

１．GeForceExperience + AdaptiveSharpen(ReShade)

1つは、GeForce ExperienceのFreestyleゲームフィルター機能を使って画質をシャープにする方法です。

手軽に「詳細」メニューでも良いですが、より良い画質を実現するにはReShadeのフィルタを追加して利用します。

黒い砂漠内で「フィルタの追加」から「AdaptiveSharpen」を追加します。Sharpening strengthでシャープ度合いを設定し、完了すれば完成です。

メリット

ゲーム内で効果を見ながら調整できるのがメリットです。

デメリット

GeForce Experienceが必要で、ReShadeフィルタもDLしてインストールするなど、ちょっと手間がかかります。余計なソフトを入れたくない場合もおすすめはしません。

興味のある方は以下のページなどをご覧下さい。

【黒い砂漠】Freestyleゲームフィルターで黒い砂漠をさらに高画質化させる
https://ossan-gamer.net/post-39756
画質を捨ててパフォーマンスを得るのが戦闘民のトレンド。でも画質を極めて遊ぶのも満足度が高いですよ。というわけで、黒い砂漠の画質を極めるための設定を考えてみたいと思います。リマスターとウルトラモードはどう違う？フォトリアルな表現を目指す上ではリマスターモード、動かせる場合はウルトラモードが理想です。私も最初はリマスターで十分かなと思ってたんですけどね、ウルトラにしてからやっぱりウルトラだなと思っています。リマスターは特に水面でノイズが出やすいです。反射などはスクリーンスペースレイトレーシングを...
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GeForceExperienceでReShadeが使えるようになった
https://ossan-gamer.net/post-46402
ReShade。「すでに出来上がったゲームの画像に対して、リアルタイムに色調や表現効果を追加するプログラム」と言えばわかりやすいでしょうか。明るさやコントラストの調整をはじめ、アンチエイリアスやレンズフレアエフェクトなど、様々な処理を行うことが出来るDLLです。とはいえ、ゲーム動作に影響を与えることも可能なDLLファイルをゲームディレクトリに設置することは「ゲームの改造」と認められる場合があります。DLLを置いてBANされたらネトゲなんてやってられないですよね。でもせっかくのPCゲーム、もっと画質を細かく調整した...
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２．GeForceドライバでシャープにする

NVIDIAコントロールパネルからドライバレベルで、黒い砂漠にのみシャープをかけることもできます。

3D設定 > 3D設定の管理 > プログラム設定タブを開きます。プログラムにblackdesert64.exeを指定します。リストになければ追加ボタンからblackdesert64.exeを追加します。

Image Sharpening項目を選択してOnにし、Sharpenを0.5くらいに、Ignore film grainは適当に。

Sharpenはシャープの強度を強めます。0.5でかなり強い感じがするので、マイルドにするならもう少し下げても良いでしょう。

Ignore film grainを高くすると海面のノイズが減ります。

OKで適用し、黒い砂漠を起動するとシャープになっているのが感じられるはずです。

メリット

ドライバのみでシンプルに完結するのが魅力です。UIへの影響があまりなく、ナチュラルに感じます。

デメリット

ゲーム中にシャープネスを調整することが出来ません。

Image SharpningはFreestyleゲームフィルターの「鮮鋭化」と同じ？(追記)

Freestyleゲームフィルターには「鮮鋭化」というオプションがありますが、NVIDIAコントロールパネルのImage Sharpningはこれと同じかもしれません。

GeForce Experienceを利用しているけどReShadeを入れるのが面倒…と言う場合は、鮮鋭化フィルタのみで良いかもしれません。

どちらにしてもPrintScreenでのSSクォリティは変化せず

どちらの方法も画面に表示される段階で効果が適用されるため、ゲーム内のSS機能(PrintScreenキー)で撮影した画像にはフィルタ効果が適用されません。

つまりAdaptiveSharpenなどを使えば右の画質になるわけですが、PrintScreenで撮影されるのは左の画像です。

このためSS撮影では

  1. GeForce Experienceなどで画面に表示された情報をそのまま撮影
  2. 4K/8K撮影モードで精細さをカバー

のどちらかになります。

4K/8Kで撮影が可能な場合はそちらの方がトータルクォリティが上がるため、高画質SS撮影用にはあまり向かないかもしれません。

ただ、動画の場合は映っているものがダイレクトに反映されるため、TAAにシャープネスアップをかけることでクォリティが上がります。

 

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