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【黒い砂漠】i9-9900Kでのハイパースレッディング有無によるfps変化のテスト

   

8コア16スレッドより8コア8スレッドにした方が良いの?

という疑問について、簡単ではありますがfps変化のテストをしてきました。

Contents

9900Kのハイパースレッディングオン/オフでどれくらいfpsが変わるのか?

  • CPU: Core i9-9900K
  • GPU: GeForce RTX 2080 Ti
  • 全画面モード
  • 2560 x 1080(21:9 ウルトラワイド)

での計測です。

ハイパースレッディングオフを8C8T、オンを8C16Tと示しています。

定点観測:ハイデル / Remaster 

HTTあり(8C16T)
114.33fps
HTTなし(8C8T)
129.53fps
  • 8C16T : 平均114.33fps
  • 8C8T : 平均129.53fps

ハイパースレッディングオフにすることで約15fps向上しました。

定点観測:ハイデル / Low – VeryLow

HTTあり(8C16T)
128.78fps
HTTなし(8C8T)
143.99fps
  • 8C16T : 平均128.78fps
  • 8C8T : 平均143.99fps

ハイパースレッディングオフにすることで、こちらも約15fps向上しました。

セレンディア神殿:周回テスト Remaster

HTTあり(8C16T)
170.66fps
HTTなし(8C8T)
165.66fps
  • 8C16T : 平均170.66fps
  • 8C8T : 平均165.66fps

GPUを使い切っており、GPU側でボトルネックが発生したためか、差がほぼ出ませんでした。

セレンディア神殿:周回テスト Low-VeryLow

HTTあり(8C16T)
253.01fps
HTTなし(8C8T)
284.04fps
  • 8C16T : 平均253.01fps
  • 8C8T : 平均284.04fps

負荷の低い場合ではおよそ30fpsの違いが出ました。

 

結論:砂漠の場合はハイパースレッディングをオフの方がfpsが出やすい

私の9900K + RTX 2080 Ti環境ではハイパースレッディングをオフにすることで、設定やシチュエーションにより15~30fpsくらい伸びました。

ハイパースレッディングの設定方法

コア数、GPUの能力がともに十分な場合、ハイパースレッディングをオフにすることで9900K(KF)の能力を十分に発揮することができるでしょう。

PC起動時にF2でUEFIを開く

PCを再起動、または起動する時、メーカーロゴが出ているタイミングでF2またはDelキーを押してUEFIの設定画面に入ります。

これ以降はPC(マザーボード)によって画面が異なりますが、大体同様の流れです。

詳細モード、Advancedなど詳細設定ができるモードに入る

Advanced設定からCPU設定に入る

「Intel Hyper Threading Technology(HTT)」を有効、または無効にする

出口、終了などのメニューをクリック

大体画面の右上。

設定を保存して再起動する

これでハイパースレッディングの設定が変わります。

※UEFIに入れずにWindows10が起動してしまう場合

Windows10で高速スタートアップ機能がオンになっている場合はUEFIに入れません。

その場合はWindows10を起動した後に以下の手順を行います。

画面下の検索窓にcontなどと入力し、コントロールパネルを開きます。

「ハードウェアとサウンド」をクリック

電源オプションの「電源ボタンの動作の変更」をクリック

「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック

シャットダウン設定の「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、変更の保存を押します。

この後再起動すると、F2でUEFIに入れるはずです。

高速スタートアップを有効にしたい場合は、UEFI設定後に高速スタートアップを有効にしてください。

コアとスレッドについて

ハイパースレッディングとか8C16T(8コア16スレッド)とはなんぞや?という話もざっくりしておきます。

コアは「作業人数」

最近のCPUはコアと呼ばれるCPUの実体が複数入っていて、マルチコアCPUと呼ばれます。

人数を並べるのがめんどくさかったんで例では4コアにしましたが、最近の主流は6~8コアです。

Core i9-9900KやCore i9-9900KF、Core i7-9700Kは8コアを搭載しています。

スレッドは「作業ライン」

CPUのコアを「人」に例えるなら、CPUのスレッドは手の本数(同時作業できるライン数)です。

例えば4コアなら基本は4スレッド。1コアが1つのスレッド(仕事)を担当できます。

ハイパースレッディングで「2つ」の処理を1コアが使えるように

IntelのCPUでは「ハイパースレッディング」という、1つのコアで2つの作業を同時に行える技術を搭載しているCPUがあります。

i9-9900K、i9-9900KFはハイパースレッディングを搭載しています。

言ってみれば両手が使えるようになった感じ。

1つのコアが両手で処理するので2スレッドになり、4コアx2スレッド=8スレッドです。

i9-9900Kの場合は8コア x 2スレッド=16スレッドになります。

ハイパースレッディングの効率

上図は1コアで2スレッドを捌いているイメージです。

両手で1つの作業をするのではなく、右手と左手で2ラインの豆を選別します。

では、効率はどれくらいアップするでしょうか?

右手のラインと左手のライン、両方に気配りをしないといけないですよね。

両手が使えるから2人分の作業ができるか?というと、そこまで効率は上がらないでしょう。

ハイパースレッディングでも同様に、効率的になる処理量は2倍にはなりません。

HTTなし(8C8T)
3609
HTTあり(8C16T)
4329

私のテスト環境では、ハイパースレッディングなしの9900Kに対し、ハイパースレッディングオンでは120%程度の効率でした。

本当に2倍にするにはコア自体を倍にした方がいいわけですが、それでも20%トータル処理力が上がるのは魅力です。

Windows10でのコア数とスレッド数の確認方法

Windows10ではタスクマネージャーの「パフォーマンス」タブからCPUの種類やコア数、スレッド数を確認できます。

コアはそのままコア数です。

論理プロセッサ数がCPUのスレッド数の合計です。

左に「プロセス数」「スレッド数」がありますが、これは同時に動いているプロセス(ソフト)の数と、プロセスが生み出した合計スレッドの数なので、CPUの性能とは別です。

黒い砂漠とハイパースレッディングの実態

ハイパースレッディングをオンにすれば、理想的な環境では20%性能処理力が上がります。

例えば、CPU能力をテストするためのベンチマークソフトや動画編集ソフトは、多くのスレッドをきちんと並列で使えるように設計されています。

だから20%処理能力が向上し、意味があるのです。

対して黒い砂漠では特定のスレッドに処理が集中しがちです。イメージとしてはこんな感じ。

特にプレイヤーやエフェクトが増えるほどこの傾向が強くなります。

これによってfpsが頭打ちになるのです。

黒い砂漠では以下のような事象が起きています。

ハイパースレッディング オン

黒い砂漠では2コア目のスレッドをゴリっと使う割合が高いのですが、コア2(2番目のコア)の第1スレッドの2-1(黄色)がもっとも仕事をしているのが分かります。

コア2の第2スレッドの2-2もそこそこに利用されます。

ごちゃっとしているのでその2つを抜き出してみましょう。

コア2は2-1で結構いっぱいいっぱいなのですが、2-2の仕事もしなければならず、なかなか同時にこなす負担は大きいです。

そのため、75%程度しか能力を発揮できていません。

また、全体的に使用率が高いのは7個~8個のスレッドくらいで、他は割と遊んでいます。

つまり暇なコアと忙しいコアがあるわけです。

ハイパースレッディング オフ

暇なコアを減らせ!

ハイパースレッディングをオフにすると、黒い砂漠の場合はそれぞれのコアに適切に処理が分担されます。

コア2(赤)も全力で1つの仕事ができ、結果として限界性能が高まるのではと考えています

ハイパースレッディングがないCPUで良いかは使い方次第

この結果を考えると、i9-9900Kよりもちょっと安く、ハイパースレッディングがないi7-9700Kを選ぶのもアリですよね。

i7-9700Kとi7-9900K(9900KF)ではハイパースレッディング以外にも性能差があるので、その点も考慮するといいと思います。

CPU i7-9700K i9-9900K i9-9900KF
コア数、基本スレッド 8
ハイパースレッディング
(スレッド)
なし あり
(16)
ベースクロック 3.60 GHz
ターボブースト時クロック 4.9GHz 5.0GHz
キャッシュ 12MB SmartCache 16MB SmartCache
バススピード 8 GT/s DMI3
プロセッサグラフィックス インテル® UHD グラフィックス 630 なし

 

ハイパースレッディング

16スレッドを使うかどうかです

私のように動画編集を行う人にとって20%早いエンコーディングは魅力的です。

長時間の動画になればなるほど、その恩恵にあずかれるでしょう。

また、今後のゲームはDirectX 12以降を対象としたゲームエンジンに徐々に移行していくと思います。

その際にマルチスレッドに対応したゲームで威力を発揮するかもしれません。

オフにすることができる機能ですので、あって困るものではありません。

ターボブースト時クロック

純粋に性能がi7-9700Kよりi9-9900K、i9-9900KFの方が100MHz上です。

カタログスペックの動作クロックは「シングルコアのみ動かした場合」なので、通常のマルチコア動作ですともう少し低く

  • i9-9900K/i9-9900KF:4700MHz
  • i7-9700K:4600MHz

が定格動作上限となります。

キャッシュ

メインメモリより小さくて高速なメモリです。

CPUメモリの速度を超えた現在、メモリの読み書き速度はボトルネックです。

そこでCPU側に一時的な物置きとなるキャッシュを用意し、メモリアクセスとの速度差を緩和します。

これの容量が9900K、9900KFの方が大きいので、一度に多くのデータを扱えます。

プロセッサグラフィックス

CPUに映像出力機能があるかどうかです。9900Kの廉価版となる9900KFには内蔵されていません。

私は9900Kを使っていますが、プロセッサグラフィックスはUEFIからオフにしていて使っていません。

複数モニタを使う場合も、グラボから出力すればOKです。

グラボが故障した場合のバックアップにはなりますが、性能的に黒い砂漠のようなゲームを満足に動かすことは出来ませんので注意が必要です。

BTOなどでPCを購入する場合、保証期間内なら修理に出せばOKなので、あまり重要度は高くないかなと思いますね。

今回の結果から「黒い砂漠おすすめのBTOPC」を考えると…

今までと特にチョイスは変わりません。GALLERIA Zシリーズがおすすめです。

  1. 使い方に合わせてグラボのレベルからチョイス!
  2. i9-9900KF/i9-9900K/i9-9700Kなどのゲーミング最強CPUを好みで選べる!
  3. Zシリーズは一般的なSSDより高速なNVMe M.2 SSDを搭載しているので、OSの起動やゲームの読み込みも爆速!

という感じです。

GALLERIA ZZ(RTX 2080 Ti)

i9-9900KF + RTX 2080 Tiでハイエンドなゲーム性能を実現するドスパラ最高峰のPCです。

リマスターモードを144Hzウルトラワイドモニター(2560×1080)でゴリゴリ動かす上ではRTX 2080 Tiは理想的なグラボです。

私もZZに搭載されていたものと同じRTX 2080 Tiを買いましたが、GTX 1080から乗り換えて本当に良かったと思っています。

CPU

黒い砂漠においてはCPUのi9-9900KFのハイパースレッディングは無駄が生じるため、本記事で紹介したようにUEFIでオフにするとfpsが上がります。

それはもちろん「グラボに余裕がある場合」という前提になりますが、RTX 2080 Tiならまず心配ないでしょう。

少しでも安くしたい場合はCPUを8コア8スレッドのi7-9700Kに変えてもいいと思います。

動画編集などのクリエイティブな作業をする人は9900KFのままがいいかな!

GPU

一つ下のRTX 2080とは別格の性能です。

2080も悪いわけじゃないんだけど、その上にこれがあると…実際触っちゃうと「こっちかなー!」となってしまいますね。

2070 < 2080 < 2080Ti…という感じだったら2080も奨めるんですよ。

しかし実際は

2070 < 2080 <<<<<2080Ti

これ。まさにこれ。

例えばVRAMの多さも魅力。2070と2080では同じ8GBですが、2080Tiは11GBもある。

黒い砂漠と他のAAA級ゲームを同時に起動したりして遊べます。

砂漠もプレイしつつ新作ゲームを遊びたい時あるじゃないですか。そういう時に砂漠を落とす必要がない!

例えばおいしい釣りイベなどが行われている時には特に嬉しいです。

メモリ

複数ゲームを同時起動する場合はメモリも食います。32GBあると安心です。

ドスパラ「GALLERIA ZZ」商品ページ

GALLERIA ZF(RTX 2070)

i7-9700KがRTX 2070の能力を余すところなく引き出し、バランスの良さで万人におススメできる一台です。

CPU

基本のCPUはi7-9700Kです。i9-9900KやKF同様、黒い砂漠の混雑時の限界性能は高いです。

9900KFや9900Kにカスタムもできます。

GPU

CPUが優秀なのでRTX 2070の限界を余すところなく引き出します。

限界が比較的高いので満足度は高いと思います。GTX 1070などから乗り換える場合に良い候補。

GTX 1080からだとグラボ性能的にほとんど変わらないかもしれません。1080からなら2080Tiに行ってほしい!

144Hzなどの高リフレッシュレートのゲーミングモニターを使うと、fpsの限界はちょくちょく見えると思います。

とはいえ、画質を落としてでも最高のゲームパフォーマンスを得たいガチ勢にとってはCPUがかなりコスパのいい一台だと思います。

100fps前後出れば十分、という場合にはリマスターでの運用も行けるグラボです。

メモリ

売れ筋のXFはメモリが8GBなのがネック。最初から16GB積んでいるZFはカスタム不要です。

ドスパラ「GALLERIA ZF」商品ページ

GALLERIA ZV(RTX 2060)

Core i7-9700KとRTX 2060を搭載しています。

CPU&GPU

CPUGPUのバランス的には断然CPUが勝っているモデルです。

リマスターモードにはちょっと力不足ですが、VERY HIGH以下メインならこれで行けるでしょう。

VRAMが6GBとちょっと控えめではありますが、最新AAA級ゲームも動きます。

最近のゲームで重たいタイトルであった「ANTHEM」もRTX 2060で録画しながらプレイすることができました。

画質高めでフルHD(1920×1080)くらいで60fpsちょいを狙うか、画質をぐっと落としてfpsを稼ぐか、あるいはその間か…という感じで自分なりの使い方を練る感じですね。

メモリ

最初から16GB積んでいるのでカスタム不要です。

ドスパラ「GALLERIA ZV」商品ページ

 

 


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