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【黒い砂漠】これだけは知っておきたいフレームレート(fps)アップのポイント

   

Pasted-11-1黒い砂漠では、フレームレートを上げることで内部処理速度が上がり、結果として攻撃速度が上がってしまう。

つまり、フレームレートが高いとスキル回しが速くなるので、強くなるわけだ。

というわけで、黒い砂漠の基本的なフレームレートの上げ方を紹介する。

対象はグラフィックボードにGeForceを搭載したゲーミングPCだ。

0. CPUの設定(やれる人だけ)

これはPCのCPUによるのだが、以下の設定を切ると良い。

  1. [Intel] ハイパースレッディングテクノロジー(HTT)、[AMD] SMT
  2. [12世代以降のIntel] Eコア

黒い砂漠は8スレッドあれば動くので、最近の8コア以上を搭載しているPCであれば余裕で動く。

8コア16スレッドよりも、8コア8スレッドの方が力を発揮しやすい。

また、12世代以降Intel機では、効率コアのEコアがゲームプレイ時には蛇足になる場合がある。Eコアを切ることで、温度上昇や、間違ってゲーム処理がEコアに割り当てられて性能が出し切れないケースを防ぐことができる。

ただ、これらはよほど突き詰める場合にだdけ試せばよいだろう。

普段から動画編集などのマルチスレッド処理を行う人は、HTT/SMT/Eコアなどを切ってしまうと処理速度が下がってしまう。

1. 何もしていないとモニタリフレッシュレートが上限に

ゲームやグラボの設定に入っていく前に、なにも設定していない黒い砂漠がどういう挙動を示すかを解説していく。

Pasted-9

黒い砂漠のゲーム内には垂直同期設定がないため、ゲームの動作はモニタ(というかディスプレイ設定)のリフレッシュレート(Hz)が上限になる。

Pasted-4例えば60Hzモニタなら60fpsが上限、144Hzモニタなら144fpsが上限だ。これは全画面モードでも変わらない。

以降はこれの対策をしていく。

2. GeForceドライバの設定を変更する

Pasted-10

NVIDIAコントロールパネルを開き、3D設定の管理 > プログラム設定からBlack Desert(blackdesert64.exe)を指定する。

続いて、以下の項目を設定する。

  • 低遅延モード:ウルトラ
  • 垂直同期:高速
  • 電源管理モード:パフォーマンス最大化を優先

垂直同期の「高速(Fast Sync)」は、内部的には垂直同期をオフにしつつ、描画は垂直同期を行うというもの。

例えば、内部的に歯60fps以上でブンブン回りつつ、画面は60Hzモニタに合わせて60fpsで描画される形になる。

垂直同期オフの利点を生かしつつ、画面が乱れないのでおすすめだ。

3. 全画面モード&High / 最適化モードを試す

最近のGeForceドライバを利用時、黒い砂漠は全画面モードを選択しないと垂直同期がオフにならない。

Pasted-5

設定 > ウィンドウ設定 > ゲームウィンドウ設定で「全画面」を選ぶ。

 

Pasted-6

続いて、品質設定では、「テクスチャ品質」はHIGH、「画面品質」は最適化モードを選ぶ。

テクスチャ品質がLowの方が速そうに見えるが、VRAM使用制限がかかるのか、スタッター(カクつき)がひどくなりやすい。このため、私はフレームレート重視の際にもHIGHを常用している。

Pasted-7

この設定では、今回の測定場所では240fpsに上がった。 (当然PCスペックによる)

3. UIをそぎ落とす

黒い砂漠はUIがCPU負荷となっており、チャットやマップのUIは消せば消すほど軽くなる。

通常時:240fps

Pasted-8

少しUIを減らした時: 300fps

Pasted-8-1

めちゃめちゃUIを減らした時:359fps

Pasted-9

 

フレームレートアップのポイント:「強いCPU」を使う

黒い砂漠はDirectX 11を利用したタイトルで、CPUによるボトルネックが出やすい。

以下は、RTX 4070 Ti搭載PCでリマスターモードで狩りをした時の平均fpsだが、CPUによってWQHDくらいまでは明確に差が出る。

リマスターよりも設定を下げれば、この差はより顕著になるだろう。

リマスターモードでの狩り時の平均フレームレート例

GALLERIA
XA7C-R47T
(13700F)
GALLERIA
XA7R-R47T
(7800X3D)
GALLERIA
ZA7C-R47T
(14700KF)
1920x1080 174fps 208fps 184fps
2560x1440 151fps 160fps 156fps
3840x2160 76fps 77fps 75fps

 

というわけで今年の実機レビューでは、以下のRyzen 7 7800X3D機種がFHDベースでは最も強かった。

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CPU:Ryzen 7 7800X3D
GPU:RTX 4070 Ti 12GB
メモリ:16GB DDR5
ストレージ:1TB(Gen3) NVMe SSD

 

 


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