おっさんゲーマーどっとねっと

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【黒い砂漠】カルフェオンEpisode2の発表内容まとめ

   

新地域実装も間近に控えた黒い砂漠では、オンラインイベントの「カルフェオン Episode2」が行われました。こちらで発表された内容をわかりやすく紹介します。

新クラス「ドラカニア」

新クラスのドラカニアが発表されました。詳細は以下の記事で紹介しています。

カットシーンなどの増強

「果てしない冬の山」ではカットシーンなどを多用するストーリーテリングが行われますが、バレノスメイン依頼にもカットシーンなどを追加することで、迫力のある内容にするとのことです。

YouTubeのPEARL ABYSS MUSICチャンネル

オーディオルームのリュ・フィマン氏が登壇し、黒い砂漠のサウンドトラックを様々な媒体で発売する計画を進めていることを伝えました。また、その中心としてYouTubeのPEARL ABYSS MUSICチャンネルがあるとしています。

PEARL ABYSS MUSICチャンネルは1つのチャンネルで多言語に対応します。イベントなどで行われた生演奏や、2018年のリマスター時の収録風景なども、PEARL ABYSS MUSICチャンネルで見られるようにするとのことです。

オーディオリマスター2

そして、4月に第二弾となるオーディオリマスターが行われます。

ゲームのBGMのリマスターは2018年に行われましたが、リュ・フィマン監督は満足行く内容ではなかったようです。

そして、オーディオリマスター2では全ての地域のBGMの配置がリニューアルされます。

具体的には5つの区分けになります。

  1. 通常のフィールド
  2. ダンジョンを含む緊張感のあるフィールド
  3. 通常の狩り場
  4. 非常に激しく深刻な雰囲気の狩り場
  5. 村・都市・キャンプなどを含む安全地帯

また、今まではBGMが場所によって急に切り替わる、というものでしたが、それが穏やかになるそうです。

狩り場では様々なBGMがメドレーで流れることで、飽きにくくする工夫がなされます。街などの安全地帯では、曲と曲の間に1分ほどの「BGMなし時間」を意図的に挟むことによって、音楽の余韻を楽しんだり、環境音を味わうなどのヒーリング効果を得られるように工夫されます。

地域ごとの音楽は「ランドマーク音楽」として、1曲目はその地域を象徴する音楽が流れるようにして「この場所に来たんだなあ」という感覚が味わえるようになるようです。

また、しばらく地域に滞在すると、リマスター以前の懐かしいバージョンのBGMや、宴会イベントで演奏されたバージョンの音楽も聞くことができるそうです。

狩り場の音楽は「緊張感よりはワクワクする感じを与える曲を中心に構成した」とのことで、BGM面からも長時間の狩りも楽しく出来るアプローチがなされます。この中には、PvP専用の楽曲なども含まれ、PvPをしなかったプレイヤーには特に新鮮な体験となるでしょう。

騎乗時の専用BGMもリマスタリングされて復活し、こちらも馬に搭乗するのにふさわしいワクワクするような音楽を追加する予定だそうです。

オーディオリマスター2は、4月上旬に1次、4月が終わるまでに2次と段階的にアップデートされる予定です。

シャイの楽器に「コントラバス」「エレキベース」「デジタル楽器」が追加

黒い砂漠の作曲・演奏コンテンツを更に盛り上げるべく、「コントラバス」「エレキベース」「デジタル楽器」が追加されます。

果てしない冬の山アップデートにおけるBGMも、民族調の音楽にデジタルサウンドを組み合わせて新天地を開拓していましたが、これがユーザーサイドにも開放される形です。

ロアフレンドリーであるか?という点では、「マッドサイエンティストのマルニがいるので問題ないだろう」とのこと。

JASRAC管理楽曲をゲーム内で演奏できるようになる予定

なお、黒い砂漠はJASRACとの契約を進めており、今後JASRAC管理楽曲をゲーム内で演奏できるように準備を進めているとのことです。こちらは正式な日程はまだ決まっていません。以下のアップデート紹介で触れられています。

https://www.youtube.com/watch?v=PYIIdDjU7Us

狩り場改善

既存の狩場の混雑問題もテーマとして取り上げられ、4つの改善策がキム・ジェヒプロデューサーから紹介されました。

1.狩り場のバランス調整

現在、狩り場としてはシルバー効率が高い「エルビアのオークキャンプ」一択であるという意見があるため、他のエルビア領域を強化する案があるようです。

具体的には精霊武器バフをガンガン出すことによって改善しようということだそうです。

精霊武器は他のプレイヤーに取られることがなくなる

精霊武器は他のプレイヤーに奪われる可能性がありましたが、これを個人化。30分の使用時間とともに10分のCTをつけるようにするコンセプトに変えたいとのこと。

これまでは強いプレイヤーは精霊武器を出すチャンスが大きく、弱いプレイヤーは少なかったのですが、この差が縮まることになりそうです。

2.カルフェオンエルビア

カルフェオンもエルビア狩り場が用意されます。天候によってモンスターのギミックが変わるのが特徴です。

例えばトロルシャーマンを利用して周囲のモンスターを石化させて戦いやすくする、といったものがあるとのこと。

トロル地域はほぼ最高難度で、ガイピンラーシア地下よりも難度が高いとのことですが、様々な難易度で構成されています。

黒い砂漠研究所(テストサーバー)で順次公開されていくようです。

3.エルビアチャンネルの構造改善

狩り場不足の問題はこれだけでは解決しないと考えられるため、エルビアチャンネル自体の構造を改善する案があるようです。

エルビアチャンネルにログインするのではなく、狩場に行ってから「一般狩り場かエルビア狩り場か」を選べるようにするというものです。

4.個人狩り場

1日1時間だけソロで狩りができる「個人狩り場」を作っているとのことです。

仲間のプレイヤーと一緒にプレイできる「オアシスチャンネル」は、限られたプレイヤーだけが得られる権利でしたが、個人狩り場は全てのプレイヤーが利用できるものとなります。

これは当初の「限られた資源の狩り場を奪い合うオープンワールド」というコンセプトからすると逆の方向になってきているとおっさんゲーマーは思いますが、新規プレイヤーとベテランプレイヤーの実力差が非常にある現状を考えると、一定の棲み分けが必要という判断だと思います。

また1日に1時間だけ狩りをするような「ライトプレイヤー」にはこのくらいの保護が必要であるという考えでしょう。

UIの改善も

狩り場情報

これまで、狩り場の情報を提供するUIは「ドロップアイテム情報」だけでした。これが改善されて、適正レベルや攻撃力、関連依頼、モンスター知識や称号情報までひと目で分かるUIを開発中とのことです。

遺物・光明石は別バッグ、加工石は統合

遺物・光明石のアップデートによって、熱心なプレイヤーの方はバッグ内が遺物や光明石だらけになってしまう問題が発生しているようです。

そこで、これらについては別のバッグにまとめるなど、バッグ内に置かないで済む方法を検討していくとのことです。

また、加工用の「加工石」も統合するなど、バッグの空き確保に関する施策が検討されるそうです。

5世代のペット

ペットは5世代が予定されており、これは既存とは異なり「1匹だけ」出せるようにするとのことです。

5世代を1匹出すと、他の4匹のペットが5世代の効果を得られるようにする、というコンセプトのようです。

つまり、5世代を5匹作る必要はないようにするようです。

アイテム転移の「マルニの不安定な燃料」の必要量を50%削減

キャラクター転移システムにおいて、装備をコピーする「アイテム転移」ですが、これに必要なマルニの不安定な燃料の量が4月6日のアップデートで50%減るそうです。

また、各種イベントでも「マルニの精製された燃料」をたくさん獲得できるようにするとのことです。

果てしない冬の山のコンセプト衣装

重帆船のスキン

画像はGMノートより

クオリティアップを行っており、5月の実装を目指して開発されているそうです。

エリクサーのCT

エリクサーのCTを10秒から1秒に減らすようです。

遺物の耐久度をなくす

遺物の耐久度はなくなるようです。

スクリーンショットモードの強化

スクリーンショットモード(Ctrl+U)で「時刻」を変更できるようにするようです。(これはブロガー的にもかなり助かる!)

ただし、雨や雪などの気象状況は変更できないようです。

PKからの保護

新しく入ってきたプレイヤーが上位プレイヤーに圧倒的な戦力でやられてしまうことを防ぐために、解決策を考えていくとのことです。

ゲーム序盤も移動を快適に「持ち主のいない馬」

フィールドに「持ち主のいない馬」という形で、厩舎に登録できないが自由に乗れる馬が置かれるようです。

クーポンや報酬

まとめ:MMORPGとしての多様性を大切に

カルフェオン Episode 2イベントの終盤では、荘園のコンテンツを活かして「さがしもの」をする催しも

黒い砂漠はPvPを中心に設計されたゲームですが、7年の月日を重ねて生活コンテンツなども拡充され、音楽コンテンツなども実装されるなど、非常に幅広いコンテンツがあります。

キム・ジェヒプロデューサーは「黒い砂漠はとにかく出来ることが多く、正解が決まっているゲームではない」として、プレイヤーが魅力を感じる部分が異なり、様々な要素が全て集まってプレイができるゲームを目指しているそうです。

「いつログインしても気分がよく、楽しい思い出を作りながら、いつまでも記憶に残るゲームでありたいと思っています。そのために、過ぎ去った過去も振り返りながら、冒険者様の立場に立って、冒険者様の気持ちになって、何か足りない部分はないか、もっとできることはないかを探りながら、改善を積み重ねて成長し続けたいと思っています。」

 


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