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【黒い砂漠】2019年の黒い砂漠をリマスターモードで戦えるパソコン&スペックを解説します

      2019/09/17

「黒い砂漠をこれから始めたい!」もしくは「やっているけどもっと快適なPC環境にしたい!」という方に向けて、ゲーミングPCの解説をします。

価格や仕様につきましてはBTOの特性上変わることがあり、ドスパラのサイト上の表記が常に正しいものとなります。

また、現行モデルが終了している場合は後継モデルにリンクされています。

黒い砂漠のグラフィックアップデートの歴史

黒い砂漠は一言で言うと、2019年のゲームとしては最重量級のゲームです。

黒い砂漠は2015年のリリースから大きく分けて2回、パフォーマンスに関する大きな変革がありました。

  1. 2017年12月のクライアントサイズの軽量化
  2. リマスター&ウルトラモード画質の追加

2017年末のファイルサイズ半減

まず2017年12月に軽量化が行われて、クライアントファイルサイズが半分になりました。

これはワールドボスの「ベル」にて、人が集まりすぎて落ちる問題をどうにか対処すべく行われた最適化の一環だと考えられます。

軽量化後のグラフィックス。質感低減は最低限に留められた

これのおかげで画質がちょっと下がったのですが、その分VRAM使用量が下がり、ゲームの動作は軽くなりました。

この時には確かにFHDならGTX 1060で十分」という時代でもありました。

リマスター / ウルトラモードの実装

そして2018年には画質が大進化。

YEBIS3という「画面の後処理(ポストエフェクト)」の技術を投入した「リマスターモード」「ウルトラモード」が実装されました。

この画質は他のMMORPGでは味わうことができない

これによってリアルな光源、水の反射、鎧のきらめきなどが与えられました。

リマスタリングで鎧の反射など、写実的な表現が可能になった

最近の黒い砂漠界隈のスクリーンショットはほぼ、このリマスターモード以上が利用されています。

布地にも処理が加えられ、質感の違いなどが見てわかるほどの精細さとなりました。

そのぶん、動作的にはかなり良い性能のPCが求められます。

 

公式発表スペック

公式発表のHIGH環境スペックは以下のとおりです。

  • CPU:Intel Core i7(3.0GHz以上)
  • GPU:GTX 960(VRAM3GB以上)
  • メモリ:16GB
  • HDDの空き容量:28GB以上

ただこれはリマスターモードはもちろんのこと、VERY HIGHすら載せられていないのであまり参考になりません。

また30fpsという低いフレームレートを指標としており、アクション寄りのMMORPGである黒い砂漠の必要条件としてはかなり弱いと思います。

おっさんゲーマー推奨「黒い砂漠」リマスター動作スペック(1920x1080)

当サイトではドスパラのPCの動作レビューを数多く行いつつ、黒い砂漠での動作を逐次確認してまいりました。

重いところで設定を多少妥協しつつ、30fps以下になるべく落ち込まないで遊ぶためのスペックを考えると

こんな感じが2019年スペックでしょうか。

MMOなので「○○fps出ます!」と言い切れないところが残念ですが、ある程度の負荷でもリマスターのままで動作させることが出来ます。公式発表のスペックも満たしています。

特に人数が多く負荷が高い時はCPUのシングルスレッド能力が重要で、出来ることならi7-9700Kやi9-9900K、i9-9900KFを推したいです。

2019年の黒い砂漠をリマスターで遊べるPC候補

まずは候補のマシンと価格を見てみましょう。

PC性能(DX11スコア)

ドスパラ発表のFireStrike(1920*1080 DX11)のスコア順でソートしました。

現在一部マシンはグラフィックボードがSUPERシリーズにグレードアップされているため、もう少しだけ良いスコアになっている可能性があります。

ゲーム性能→

すべてのマシンがi7-8700以上を搭載していることから、CPU的にはいずれも必要レベル以上になっています。

GALLERIA XF以上のマシンはCPUに最新の第9世代Intel Coreシリーズを積んでいます。(i7-9700 / i7-9700K / i9-9900K)

価格的にもお得感が強いため、個人的にはGALLERIA XF以上をおすすめしたいです。

GTX 1060は動くには動きますが、スコアの差を見ていただいても分かる通り、今後のゲームにどれだけ対応できるかという点で疑問符が残ります。

セレンディア神殿のfps

RTX 2080 Ti~RTX 2060機までの実際の動作です。

他のプレイヤーが画面に登場せず、常に同じNPCしか出ないセレンディア神殿内部を敵を倒しながら一周するテストを行っています。

純粋に「低負荷状況でのマシンパワーの比較」となります。

敵がワラワラ湧く狩場だと、以下の結果よりも30fpsは落ちると思っておいた方が良いです。

※2019年夏に一部モデルのグラボはRTX 2070 SUPERに変わりましたので、少しだけ性能が良くなっている場合があります

HIGH/ウルトラモード(1920 x 1080)

HIGH / リマスターモード(1920 x 1080)

各マシンのおすすめカスタマイズとレビュー

ドスパラでは指定回数まで手数料無料の分割払いも行っているので、最も高額なGALLERIA ZZでも、月々5000円程度から購入可能です。

【30万クラス】GALLERIA ZZ

ドスパラ / CPU:Intel Core i9-9900KF / GPU:GeForce RTX 2080 Ti / メモリ:16GB / ストレージ:512GB NVMe SSD, 3TB HDD

GALLERIA ZZは最強のCPUであるi9-9900KFと最強のグラボRTX 2080 Tiを積んだマシンで、ウルトラモードの利用やゲーム配信、他のゲームとの同時起動などのヘビーユースに対応できるマシンです。

RTX 2080 Tiの能力的にも、1920x1080以上の解像度は十分検討できるでしょう。

21:9ウルトラワイド(2560x1080)144Hzモニタを使い切るのにちょうどいいと思います。4K動作も狙えます。

カスタマイズは基本的に手を入れる必要はありませんが、電源だけは信頼性のために、上位のCorsair製品にしても良いでしょう。

動画配信などをする場合はメモリも32GBをおすすめします。

ゲームでの動作については以下の実機レビュー記事をご覧ください。

【25万クラス】GALLERIA ZG

ドスパラ / CPU:Intel Core i9-9900KF / GPU:GeForce RTX 2080 SUPER / メモリ:16GB / ストレージ:512GB NVMe SSD, 3TB HDD

GALLERIA ZGは最強のCPUであるi9-9900KFと、最新のGeForce RTX 2080 SUPERを搭載しているハイスペックモデルです。

グラボのRTX 2080 SUPERはウルトラモード運用には若干力不足を感じるかもしれませんが動作させることの出来るグレードです。

それだけのパワーがあるのでリマスターでは十分です。ウルトラワイドの2560x1080を144Hzモニタで快適に遊べます。

CPUファンはカスタマイズしてScythe 虎徹 MarkⅡ、グリスはThermal Grizzly製グリスがおすすめです。

電源のブランド指定がありませんので、信頼性を高めるためにCorsairなどの上位電源にするのがおすすめです。

以下の記事で実機のレビューをしています。

【20万クラス】GALLERIA XF

ドスパラ / CPU:Intel Core i7-9700 / GPU:GeForce RTX 2070 SUPER / メモリ:16GB / ストレージ:512GB NVMe SSD, 2TB HDD

GALLERIA XFはRTX 2070 SUPERというミドルハイクラスのグラフィックボードを積んでいて、コスパが良くPC初心者にも人気のグレードです。

執筆現在メモリが無料で16GBにアップグレードされていて特におすすめ。

RTX 2070 SUPERはウルトラモードを動作させることが出来ます。リマスターモードでは3桁fpsをたたき出す能力を持っています。

1920x1080~2560x1080の144Hzモニタなどを利用するのに向いています。

実際にGALLERIA XFを利用されている対人プレイヤーの方からは、以下のご意見を頂いています。

集団戦がとてもやりやすくなったなーと感じています!自分はよくワールドボスPKに行くんですけど、前のPCではエフェクトの量や人の多さでカクカクで、「何が起きてるのかよく分からない!」といった状態になることがよくあったんですけど、
XFに変えてからリマスター設定でも80FPS前後をキープできていて、とても快適にプレイできてます!

i7-8700の頃のXFなので、現在はCPUGPUパワーが更に上がっています。それ以上の体験ができるでしょう。

最新スペックのレビュー記事は以下に記載しています。

【15万クラス】GALLERIA XV

GALLERIA XVはRTX 2060 SUPERを搭載しており、1920x1080を60fpsくらいでリマスターモードするのにちょっと余裕があるかな、という感じのスペックです。

CPUは i7-8700で1つ前のモデルになり若干弱いです。メモリが8GBである点がネックとなるので、16GBにアップグレードするのがおすすめです。

個人的にはここがリマスター的に「快適」と呼べる下限だと思います。コスパはかなり高いと思います。

以下はRTX 2060 SUPERになる前の、RTX 2060時点でのレビューです。

ワールドボスでの動作チェック

ワールドボスではどうしてもfpsが低下し、マシンごとの性能差がそこまで出ません。

大人数時(ワールドボス)でのfps

大人数が集まるワールドボスなどでは、プレイヤーの数だけ負荷が追加されるためにかなりfpsが落ち込みます。

今回はカランダに対して

  • リマスター以上の画質
  • 他のプレイヤー表示
  • 他人のエフェクトはオフ(オンは実用的に無理)

にて、各マシンがどれくらい「耐える」のかをご紹介します。

※オンラインゲームの関係上、周囲の人数差などもあるので、そこまで厳密なデータではない点はご了承ください。

以前のGALLERIA XF(i7-8700/RTX 2070/リマスターモード/1920x1080)のカランダfps

i7-8700/ RTX 2070では、戦闘開始前に80fpsあったものが、戦闘が始まると20fps台まで落ち込みます。

最低fpsは20を切るので、他のプレイヤーを非表示にしたり、画質設定を落とさないと厳しい状況です。

これはRTX 2060のGALLERIA XVでも同様のはずです。

GALLERIA ZG(i7-9700K / RTX 2080/リマスターモード/1920x1080)のカランダfps

現状最高峰のi7-9700K / RTX 2080 でも同様で、戦闘が開始すれば30fps台です。

30fpsあるとだいぶ快適性が違ってきます。

GALLERIA ZZ(i9-9900K / RTX 2080 Ti/ウルトラモード/1920x1080)のカランダfps

i9-9900K / RTX 2080 Tiの環境では、グラボ負荷が余裕だったのでウルトラモードで記録を実施しています。

こちらでも戦闘中は30fps台で、グラボは使い切っていません。

 

全体的に純粋な比較ができておらず申し訳ありませんが、とにかく大人数になるとfpsが出ないということはおわかりいただけたと思います。

CPUが良いとfpsが落ち込む場面でも差がつきます。本記事でご紹介しているマシンのCPUはどれも問題ありません。

黒い砂漠におけるPCパーツの解説

このあたりはPCと黒い砂漠の各パーツの相関性が気になる人向けです。

CPUfpsを出すために重要

大人数はCPUがつらい

カランダの例など、大人数が集まった時にはグラボ性能がいくら良くてもfpsが出ません。

大きな差が出ない理由は、CPUです。

ワールドボスの「カランダ」にて他のプレイヤーを表示した場合、CPUの負荷は以下のようになっています。

CPUの1つのスレッド(この場合CPU3)だけ仕事量が非常に多くなっており、その他のCPUへの仕事が回ってこないため、画面出力頻度が落ちるのです。

CPUのシングルスレッド性能が鍵となります。

このため、「人数が増えて落ちる」のはCPUの処理力が足りていない場合が多いのです。

しかし、上図もi9-9900Kのものなので、もはや現存のCPUでこれ以上のパワーのものは存在しません。

i9-9900K/i9-9900KF@3.60GHz(8C/16T)
213 cb
i7-9700K@3.60GHz(8C/8T)
212 cb
i7-8700@3.20GHz(6C/12T)
198cb
i7-6700K@4.5GHz(4C/8T)
188 cb

こちらはCinebench r15での実機でのシングルスレッド性能測定結果です。i9-9900K、i7-9700Kで能力はほぼ変わらず、i7-8700になると10%ほど性能が下がります。

この性能の差がカランダでの10fpsくらいの差となっているのだと思います。

とはいえ10fps程度しか差がつかず、これ以上の上昇を求めるのは通常利用ではちょっと無理ですね。

  • 他のプレイヤーを非表示にする
  • 設定を下げる

などの処置をユーザーが行う必要があります。

このように、ハイスペックマシンでも各種設定を下げないといけないシーンもあるということは把握しておく必要があります。

逆に言えば、あまりにCPUパワーが無いと参加すら難しい可能性があるということです。

fpsが下がると自動的に他のプレイヤーを非表示にする機能(Shift+F5)がありますが、これが思ったように働かないこともあります。

快適な戦闘のために

黒い砂漠はアクションゲーム要素の強いMMORPGです。

一つ一つのスキルの発動タイミングを自分の頭で考え、自分の手で繰り出す点が特色のゲームです。

このため、カクカクだと本当に戦闘にならず、楽しくありません。

高いfpsを出してこそ、滑らかなコンボや相手の攻撃の見切りなどを行うことが出来ます。

設定を下げてもエフェクトなどを表示するとガッツリCPUパワーを食いますので、CPUはなるべく最高のものを選びたいところです。

グラボVRAMを使うということは…

黒い砂漠はテクスチャサイズを削減したものの、他のプレイヤーの衣装などを簡略表示しません。そのため、VRAMは人数が集まるほど使います。

1920x1080のウルトラモードのベルで5.1GBを利用。リマスターでも4.4GBを記録しました。

ご紹介するマシンではVRAM6GB以上を搭載しているので容量は問題ありませんが、VRAMを食うということはそれだけメモリ帯域幅を使うということです。

良いグラボほどCUDAコア数やクロックなど、全体的に性能が良いですが、メモリインターフェースメモリ帯域幅にも格段の違いが設けられています。

グラボごとのメモリインターフェースメモリ帯域幅

    
352bit - 616GB/s
256bit - 496 GB/s
192bit - 336 GB/s

グラボグレードによってVRAM的にも処理できる量にかなり差があることがわかります。

黒い砂漠ウルトラモードでの平均fps(1920x1080)

RTX 2080 Ti搭載のGALLERIA ZZが頭一つ抜けています。このくらいだと1920x1080以上の2560x1080でもウルトラで快適に遊ぶことが出来ます。

RTX 2080 SUPERのGALLERIA ZGは1920x1080までならウルトラで比較的快適に遊ぶことが出来るでしょう。リマスターなら2560x1080でも十分なスペックです。

RTX 2060はウルトラモードでガクッとfpsが落ち込んだのですが、おそらくメモリ帯域幅周りの仕様も一因としてあると思っています。

このようにRTX 2060は明らかに処理力が下がるので、高画質で遊びたい方はRTX 2070以上をおすすめしています。

メモリ:16GBが必須

16GBのシステムでベル討伐に参加した場合、リマスターモードでもシステム全体で8.1GBほどを利用した記録があります。

このため、メモリ8GBモデルでは16GBへの増設か、または最初から16GBのモデルをおすすめします。

まとめ

  1. 黒い砂漠はCPUがかなり大事
  2. ドスパラマシンはCPUグラボのバランスがちゃんとしているので予算に応じてグラボで選べば良い
  3. 最も良いCPUを選んでも、集団戦はかなりfpsが落ちることは避けられない
  4. メモリは8GBで足りないこともあるので16GB推奨
  5. リマスターの動作や他の新作ゲームもプレイすることを考えるとRTX 2070以上がおすすめ
  6. RTX 2070 SUPER搭載で最も安価なのはGALLERIA XFで19万程度
  7. RTX 2080 SUPER搭載のGALLERIA ZGにランクアップすればウルトラワイドディスプレイなどでも快適。25万程度
  8. ウルトラ画質でプレイしたい!ゲーム配信したい!という人はRTX 2080 TiのGALLERIA ZZで差をつけよう

 


記事の内容は執筆、更新日時時点の情報であり、現在は異なっている場合があります。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。

黒い砂漠 ©Pearl Abyss Corp. All Rights Reserved. ©GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved.

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