【黒い砂漠】連載「ヴァルキリー(VK)基礎ガイド」Part7. PvPガイド
2020/06/16
Contents
回避行動の基礎知識
ヴァルキリー基礎ガイド最後の記事のテーマはPvP(対人戦)です。
対人戦は積み重ねてきた基礎が余すことなく試される舞台であり、熟練のプレイヤー達がひしめき競い合うまさにエンドコンテンツのひとつです。
この記事では主に複数のプレイヤー同士が戦う集団戦の状況を想定し、厳しい戦場で生き残る方法やスキルの使用テクニックにスポットを当てます。
まず第一に重要なのは、危機的状況を回避する手段です。
ほとんどのプレイヤーは集団戦に参加するようになったら何も出来ずに死ぬというところからスタートし、生き延びる手段を身に着けた後に自分が出来ることを探していくからです。
CCのシステムと前方ガード/SA/無敵については別の記事にて詳しく解説を載せているので、より詳しく学びたい方は下記の連載記事をご参照ください。
連載「ヴァルキリー(VK)基礎ガイド」
Part.1 クラスの特徴と育成
Part.2 スキル効果の知識とビルド
Part.3 スキル操作の知識
Part.4 スキルキャンセルと連携
Part.5 狩りのガイド
Part.6 PvPコンボ構築
> Part.7 PvPガイド
頻繁に利用する前方ガード(FG)
スキル発動モーション中に前方ガードが発生しているスキル
ガーディアンシールド・シールドチェイス・追撃・ジャスティスカウンター・聖なる剣など頻繁に用いるスキル及び、メイン武器から覚醒武器へと持ち替える動作に前方ガードが設定されており、特にPvPにおいてVKの生存力に大きく関わってきます。
VKは回避行動を前方ガードに依存する割合が高く、スキルの再使用待機時間中は基本的に前方ガードが発生しないことに注意が必要です。
Qキーで発動する能動的なガードスキル
VKのQガードはソード状態で防御姿勢、ランス状態で強靱な防禦がそれぞれ発動します。ガード耐久値が10を下回ればガード状態が解除されることに留意してください(盾が割られると表現されます)。
ガードスタンス中はガード耐久値が回復しないため、戦闘中は他のスキル使用動作を挟んで耐久値回復を図ります。
後方に下がりながら攻撃を受ける時に自動で発動(いわゆるSガード)
ソード・ランス状態ともに↓方向キーで下がりながら敵の攻撃を受けると自動的にガードの判定が発生し、その後ガード状態を維持します。
QガードとSAとスキルの関係
VKのガードスキル(防御姿勢・強靱な防禦)は前方ガードの発生と同時に、「キャッチを除く全ての状態異常抵抗力が発生する(後ろで攻撃をする際も適用)」という効果によって、背後からのCCに対しても保護されています。
ただし、追撃・シールドチェイスを使用した後にガード態勢へ移行するまでのギャップが存在することを改めて思い出しましょう。
ガードゲージの回復動作
ダメージとCCから保護されるガードはVKの生命線であり、HP・神聖力・持久力と同様に管理すべき第4のリソースといって差し支えありません。
昨今のPvPにおいては全体的な火力のインフレーションによってVKのガードといえどすぐさま耐久値を削られてしまい、ガードゲージが10を下回った瞬間ガードは強制的に解除されます。
そしてガードを構えている最中はガードゲージが回復しないため、限界が訪れることは避けようがありません。
ガードゲージを大幅に削られたなら後退を余儀なくされますが、しかしそのたびに戦線を離脱していたらキリがありませんし、状況が退くことを許さない場合もあります。
そこでスキの少ない行動によってガードを解除し無防備になる時間を最小限に抑え、戦闘に参加したまま徐々にガードゲージを回復する動作の習得が必要となります。
ガードゲージを第4のリソースと呼ぶのは誇張ではなく、時にHPよりも優先される状況が存在します。必要があればSAスキルで攻撃を受け止め、HPと引き換えに時間を稼ぐことも選択肢の内に数えておいてください。
方向転換する際の追撃やシールドチェイスは安定行動のひとつですが、CTが発生するため不用意に使うことも憚られます。
このためPvPにおいては、ガード状態を維持したまま歩く動作とカメラ操作がより重要性を増しています。
危険を察知したら一瞬でも速く逃れたくなるのは当然ですが、少なくともガードを維持していればCCによって転ぶ危険を最小限に抑えられることを常に意識しましょう。
ダメージ覚悟のスーパーアーマー(SA)
CCを回避する手段としてSAは非常に有効な手段ですが、実のところ使用頻度の高いスキルの中で移動を伴うSAスキルはセイクリッドエンスラーとデスペレーションラッシュの2つしかありません。
正確にはセイクリッドエンスラーも無敵時間以外のSA動作は移動ができず、宣告:ジャッジメントランス同様に足を止めた状態でスキルを放ちます。
デスペレーションラッシュ以外はSA状態で敵の間合いから遠ざかる離脱手段として使えるものではないため、VKのSAスキルはCCから保護された状態で相手とダメージ交換を行うような使い方が必然的に多くなるでしょう。
そして上記3つのスキルは、スキルの動作が始まる瞬間はSAで保護されていないというギャップにも注意してください。
残留モーションSAの利用
スーパーアーマースキルのセイクリッドエンスラーとデスペレーションラッシュは、スキル発動後の残留モーションが非常に長いという共通点を持っています。
そして、のんびりと槍をかつぎ直すこの残留モーション中もスーパーアーマー効果は持続しており、CCを受け付けないため様々な局面で利用可能です。
ただし残留モーションSAの利用の際には、振り向く予定の方向に対して移動キーは使わずカメラ方向だけを向けるように気を付ける必要があります。移動キーによってキャラクター動作が発生すると残留モーションのSAが解除されるためです。
- 使用例1) ヒストリア遺跡の狩場でスキルローテーションのオープニングに使用、mobが集まりきっていないため残留モーションSAを利用してmobが集まるのを待ちながら、シールドチェイスで背後へ回り込む方向の確認
- 使用例2) セイクリッドエンスラーの着地後に残留モーションをガードキャンセルせずスーパーアーマー維持、背後から攻撃を仕掛けてくる相手にカメラだけ向き直して振り向きキャッチ
無敵回避
無敵は前方ガードやSAのような弱点を持たない最も有力な回避行動であり、VKはほんのわずかな時間の無敵行動を二つ備えています。
まずひとつがセイクリッドエンスラーで空中動作中の状態。
キャラクターの姿が消失している間は完全に無敵になるのでダメージは勿論CCも受け付けませんが、空中動作時間があまりにも短いため無敵による緊急回避として用いるにはタイミングの見極めがやや困難です。
そしてもうひとつの無敵は、スキル説明に存在しないソード状態の←or→+右クリック回避動作と、ランス状態の←or→+左クリックによる左右攻撃(ランスマスタリー)です。
どちらもモーションが始まるほんの一瞬無敵状態が発生しており、このタイミングで敵からの攻撃を受けてもダメージとCCを回避することができます。
カウンター目的で利用するのは非常にリスキーですが、1 on 1の戦闘に極まったプレイヤー達は、無敵時間を利用したキャッチスキル回避の応酬を当たり前のテクニックとして用いているようです。
ただし複数のCC判定に対しては脆弱なので、集団戦で信頼できる回避行動ではないことは念を押しておきます。
クールタイム管理
再使用待機時間表示については完全に各人の好みであり、自身が最も視認しやすいUIを自ら整えることを推奨します。
筆者が再使用待機時間表示設定しているスキル
参考までに、筆者の例を紹介しましょう。
シールドチェイスⅠ , Ⅱ , Ⅲ・光の波動・デスペレーションラッシュ・ライトニングスラスト・ガーディアンシールド・天上の槍・エリアンの息吹・追撃
上記の他、エデンの槍はコマンド入力で使用していますが、CT確認のためスキルショートカットに登録しています。
CT登録とUI配置を行う時は、自分の視野がどの程度かを考慮する必要があります。
人間は集中している時、目には映っているけれど見えていないという、いわゆる視野狭窄の状態に陥りがちになるためです。
PvPの時などは自分の思っている以上に視野が狭まるものであり、筆者の場合は命綱のシールドチェイス、前線の味方を回復させるガーディアンシールドと敵を足止めする光の波動CTをその範囲に収まるようにしています。
スキル使用テクニック
ランス持ち替え前方ガード
メイン武器からの武器持ち替えは勅裁が非常に便利なので、意識しなければCキーを使う機会はあまり多くありません。
しかしメイン武器から覚醒武器へ持ち替える動作には他クラス同様に前方ガードが設定されており、PvPにおいてこの持ち替え前方ガードは重要な意味を持ちます。
勅裁のSAとガードSAバフが剥奪された現在のVKは、CCから保護される覚醒武器持ち替え動作がセイクリッドエンスラーと覚醒:ランス装備(Cキー持ち替え)しかありません。
そしてVKは火力を出すために天上の槍の使用が必要不可欠です。覚醒武器→天上の槍(メイン武器)→覚醒武器という省くことのできない手順の合間に勅裁を使用する場合、どうしても無防備な瞬間が発生します。
1 on 1の戦闘で相手を行動不能に陥らせている場合は問題にもならない事柄ですが、集団戦PvPでは天上の槍と勅裁持ち替えのタイミングにCCが刺さると致命的です。
集団戦でCCから保護されないスキルを振るのは自殺行為でしかないため、SAが無くなった現在の勅裁を持ち替えのために多用するのは考えものということです。
また、勅裁をCキー持ち替えに置き換えることは、持久力消費をセーブできるという点でも大きなメリットがあります。
中距離の天上の槍や聖なる剣で始まる攻撃行動は、覚醒:ランス装備のFGを経由してガーディアンシールドやデスペレーションラッシュ等のCCから保護されるスキルへと繋いでいくように意識しましょう。
また、メイン武器状態でガードを構えていない、シールドチェイスがCT中という進退窮まった状況で、Cキー持ち替えとジャスティスカウンターは最速の前方ガード発生手段であることを忘れずに選択肢の内に持っておいてください。
なおCキー単独では空へランスを突き上げる動作で持ち替えを行い、方向キー+Cキーでは前方へランスを突き出すモーションが発生します。
後退の追撃から前方へ槍を突き出すモーションで持ち替えたい場合、シールドチェイスの誤操作を避けるためShiftから指を離して方向キー+Cキーの操作が必要です。
キャラクターすり抜けの利用
シールドチェイスの左右及び後方移動と、後退する場合の追撃、そしてメイン武器の← or →+右クリックと覚醒武器の← or →+右クリック or 左クリック動作は、キャラクター衝突が発生せずすり抜けることができます。
危険な状況から離脱を試みるときに、他のキャラクターに引っかかって身動きがとれないという状況はPvPでも多々あります。
ガード耐久値やエリアンの加護など攻撃を受け止める手段が使えない状況に備えて、すり抜け効果を利用して集団から抜け出す退路について意識しておきましょう。
あるいは敵の背後へ回り込む動作としても最短距離を移動することが可能であり、攻守両面に渡って非常に有用です。ただし保護効果の前方ガードは、至近距離の攻撃によって簡単にめくられることも忘れてはいけません。
パニッシュメントの範囲
2019年1月のアップデートでパニッシュメントの範囲が大きく広がりました。
ティラノサウルス並みに手が短いと揶揄されていたVKも、現在はWRに匹敵する前方範囲を獲得しています。
元々横方向に対して広い判定も相まって、このスキルの有用性は高まっています。
サポートスキルの範囲と特性
周辺の味方を回復するエリアンの息吹・ガーディアンシールド、そして6秒間絶大な防御効果を与えるエリアンの加護を活用するために、まずはスキルの範囲を把握しておきましょう。
上記画像はあくまで範囲の目安であり、プレイヤー達が目まぐるしく駆け回る戦場での使用タイミングを体で覚えるしかありません。
特に、エリアンの加護の狭い範囲には注意が必要です。筆者が拠点戦VCでプロテクコールする際も「プロテク入った!(届いたとは言ってない)」という状況が頻繁に起きてしまっています。
よほど味方が密集している状況でない限り数人に届くのがやっとなので、使用するタイミングの見極めは味方との意思疎通が重要です。
エリアンの加護はWTZのプロテクションフィールドと比較した場合、範囲が狭くて効果時間も短いものですが、詠唱時間を必要としないため緊急時の使用という利点があります。また状態異常抵抗の増加は味方にも作用します。
この性質を考えると、敵陣へ突撃した味方の防御効果が切れる前に追加する(いわゆる追いプロテ)使用法が適しているかもしれません。
WTZのプロテクションフィールドとはバフ効果が重複するため、被っても無駄にはならないということは覚えておきましょう。
もう一点、ガーディアンシールドは敵を巻き込むことで回復効果が追加されるという特性があります。縦範囲の射程も非常に長いので攻撃用途だけでなく味方のサポートにも活用したいところです。
光の波動範囲と吸い込み位置の指定
光の波動は1 on 1から大規模な戦闘に至るまで有効に活用できるスキルです。ここではスキルの特性を幾つかの項目に分けて紹介しておきましょう。
まず把握すべきことはAoEの発生範囲と召喚オブジェクトの特性です。
光の波動を使用するとキャラクター方向の前方一定範囲内のキャラクターを吸い込むエフェクトが発生し、その中心地点に召喚オブジェクトが出現します。
光の波動に設定されているダメージとバウンドCC効果はこの召喚オブジェクトが命中した場合に発生するものです。
1 on 1の戦闘で動き回る敵の行動を阻害するには、吸い込み効果が発生するまでの間に敵プレイヤーが移動する位置を予測するという難しさがあります。
光の波動モーションキャンセルと前方ガード
光の波動はコマンドを追加入力(S+F押しっぱなし)すると一度目の吸い込みに続いて溜めを行い、より強力な範囲で2段階目の吸い込みエフェクトを発生させます。
この溜めには前方ガードが付いているとスキル説明にありますが、上の動画でデモンストレーションしているように、一度目の発動から前方ガード発生に至るまで非常に無防備な間が空いてしまいます。
このためPvPにおいては1段階発動を基本とし、スキル使用直後にガード状態へ転換してモーションキャンセルを行います。
しかしガードを構え始めてから防御効果が発生するまでのギャップがあるため、即モーションキャンセルを行ってもほんの一瞬のスキがあることを忘れないでください。
集団戦でチャージ発動するタイミング
敵プレイヤーの行動を制限し、一箇所にかき集めるAoEを発生させる効果は集団戦のPvPでVKの活躍が光る瞬間です。
しかし光の波動が届く範囲はすなわち敵の矢面に立つ位置であり、戦闘の最前線でガードを解除することになるため、光の波動の使用は集団戦のVKが最も無防備になるタイミングでもあります。
2段階目の溜め発動は動画のように前方ガードが発生するのがほんの一部であるため、1段階目の発動から2秒ほどの長きにわたりほぼノーガード状態となるのです。このため実戦での光の波動の使用においては、おいそれとチャージ発動を狙えるものではありません。
ただし、D盛りでタフな装備構成の味方が先陣を切って突入し相手の注目を集めているタイミングや、敵集団の側面から仕掛けることで欲張ったチャージ発動を行うこともできます。
しかしその場合にもただ敵をかき集めただけでは足止め程度にしかならないので、このスキルの使用は味方と連携することを第一に意識しましょう。
集団戦におけるVKのポジション
集団戦闘なら盾は前に出てナンボ、と言いたいところではありますが、いわゆる盾職と呼ばれるWRやVKがファランクスを組むように最前線で陣取った時代は遠く過ぎ去りました。
昔のような戦い方が許されない原因は様々に挙げられます。まず、全体的な火力のインフレーションによってガードはすぐに割れてしまい、火力の高い敵を相手にする時は数秒すら耐えるのが難しくなりました。
そして回避行動を前方ガードに依存するVKは、盾が割れたら退くこともままならずしめやかに昇天します。
FGスキルやガードを構えてCCから保護されるまでのギャップを埋めていたSAバフの剥奪により、集団戦では動くと転ぶしスキルを振っても転びます。
また、過去のWRやVK達は盾を構えお互いにカバーし合う動きによって強固な前線を保っていましたが、足並みを揃えて戦う仲間がどんどん減っていくのも大きな要因の一つでしょう。
遠距離攻撃が飛び交い敵味方入り乱れるデスボールと化した最前線に単騎で飛び出したところで、もはや満足にスキルも振れない歩き回るバリケードのような存在になりかねません。
ただこれは、昔を懐かしみ現状を嘆いているわけではありません。裸スキルがある筈のないSAで保護されガードを構えているだけで怒りゲージがモリモリ溜まり、闇100撃ち放題だったあの狂気の時代はもはや過去の話であると確認しているだけです。
バランス調整によるメタゲームの変化はネトゲにつきものですし、頭を切り替え今の環境に適応したVKの戦い方を模索していくことにしましょう。セカンドラインからの起点とダメージディーラー
戦闘の規模や状況によりけりですが、移動を伴うSAスキルに恵まれない現在のVKは一番槍で敵集団に飛び込むのに適したクラスではありません。
たしかに、エリアンの加護による強力な防御効果を付与してダイブする戦法も時には有効な場合があります。
行きはよいよいとして、味方の居る場所へ帰ってこれるかどうかは離脱のための前方ガードスキルをめくられずに済んだ場合だけです。エリアンの加護を利用しようとも単独で敵陣深くへ踏み込むのは、およそオールインに近い行動になると考えたほうがよいでしょう。
しかし過去より状況が厳しいといえど、耐久力の高いガードスキルを持つVKは最前線の一歩手前でチャンスを伺う余裕とさまざまな選択肢を持っています。
まず、VKといえば誰もが第一に思い浮かべる光の波動。ダイソンのニックネームで知られるこのスキルは敵プレイヤー集団の行動を阻害する手段として非常に優秀です。
ただし光の波動を単独で発動しただけでは一瞬の足止め程度にしかならないことが多く、警戒している敵集団への突破口を開くにはややプレッシャーに欠けます。
集団戦の均衡を崩すにはたとえば、プロテクを付与して足並み揃える突撃であったり、GAの巨神兵砲撃であったり、D盛りプレイヤーによる陽動と妨害などの、味方の動きに合わせて使用することでより効果的な作用を期待できます。
そして戦闘の最前線に最も近い位置で立ち回れるVKは、CCやデバフによって行動に支障をきたした敵に対しダメージを与える役割を担うこともできます。
中距離CCの手段も幾つか備えており、たとえば闇の精霊:神々の大地は2018年のnerf前同様にCC判定が広く、VKの間合いを見誤った敵集団を転ばせるという使い方も可能です。
集団戦で主に用いるスキル群
フロントラインのサポート
ほんの少し遠距離攻撃のマトになるだけでも盾ゲージがすぐさま削れるので、かつて盾職と呼ばれたWRVKですら回復のために後退を余儀なくされるのが現在のゲームバランスです。
集団戦の最前線に立ち続けられるようなプレイヤーは、もはや防御力に特化した装備ビルドのプレイヤーに限定されるでしょう。
前線ではこうしたD盛りプレイヤーの他に、ダメージやCCから保護されるスキルを利用した安定行動によって、敵の前線を切り崩しにかかるプレイヤー達が入れ替わり立ち代わりスキルを放っていきます。
この危険地帯に誰よりも近いポジションから、VKは味方のプレイヤーへ回復やバフ効果を届けることができます。
または、敵が放つスキルの性質によっては転んでいる味方を保護する手段も備わっています。
VKはアグレッシブな戦闘スタイルで活躍できるだけでなく、味方をサポートするさまざまな手段に恵まれていることを思い出しましょう。
筆者個人もガード耐久値を活かして放射オブジェクトの遠距離攻撃をカットしたり、ガーディアンシールドで最前線の味方のケツを叩くなどの、サポートタンク的なプレイングを好みます。
プレイヤー毎の志向や戦場の状況によって立ち回りを変化させられることも、VKの大きな魅力のひとつであるように思います。そして戦況にあわせて最適なスタイルを使い分けることができれば、まさに理想的なVKのあり方といえるでしょう。
終わりの挨拶と参考資料リンク
記事の終わりに、今回執筆するにあたって参考にした情報ソースをご紹介します。下記リンク先は英語圏のプレイヤー達による情報コミュニティであったり、その参加者達によって作成されたガイド記事や動画です。
私は英語に堪能なわけではありませんが、Invenのブラウザ翻訳よりはやはり、英語のほうが情報を集めやすいと考えています。
主にNA/EU圏のプレイヤー達が利用しているクラス専用Discordコミュニティでは、戦闘スキルのTipsや狩り、PvP用コンボ、装備構成など役立つ情報交換が盛んに行われており、基礎ガイドや頻出する質問への解答なども充実しています。
筆者はVKの動かし方を師事できる人が身近に居なかったので、やむなくこのクラス専用Discordの情報を頼るしかありませんでした。
今回おっさんゲーマーどっとねっと様にて記事を掲載する機会を頂き、日本語のガイドを公開できたことで、これからVKをプレイされる方のお役に立てたなら幸いです。
そしていつか共に盾を並べて戦場に立つことができたらこれ以上のことはありません。
それではここで解説を終えますが、締めくくりとして初めのヴァルキリーの言葉をもう一度引用しましょう。姉妹達(兄弟達)にエンスラーの導きがありますように。
「正義は頭に、エリアンは胸に、理念の天秤はただランスの先に。」
・参考資料リンク (外部サイト)
VK専用Discord招待リンク(discordapp.com)
Black Desert Online Valkyrie Overview (Guide) Updated 2019! [NA/ENG Voiceover!]
著者
家名 フィジーク
メインキャラ ガチ子
所属ギルド Sirius
略歴
プレイ歴約2年
ヴァルキリーのプレイ歴は1年ほど、拠点戦には基本的にVKで出撃しています。
所属ギルドの「Sirius(シリウス)」は2016年2月設立、占領戦への挑戦も活発に行う中規模の拠点戦ギルドです。
2018年9月以降は老舗の拠点戦ギルドEDENと連盟を組み「Ehrgeiz(エアガイツ連盟)」(aka. エアゲイツ・ビルゲイツ)として活動を続けています。
ギルドHP
連載「ヴァルキリー(VK)基礎ガイド」
Part.1 クラスの特徴と育成
Part.2 スキル効果の知識とビルド
Part.3 スキル操作の知識
Part.4 スキルキャンセルと連携
Part.5 狩りのガイド
Part.6 PvPコンボ構築
> Part.7 PvPガイド
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