【黒い砂漠】朝の国～ストーリーとボス戦「黒い祠」の基本知識～
2024/01/17
黒い砂漠に6月14日に実装された「朝の国」において、ストーリーやボス戦などについて簡単に書いていく。
※2023/7/19 朝の国スタート時の大陸間移動が緩和
Contents
黒い砂漠における「東洋の国」が満を持して登場
朝の国は韓国の伝統文化を題材とした新地域で、物語やボスも韓国の伝承を元に作られている。
黒い砂漠は元々「いわゆる中世ヨーロッパ」的世界観を持ちながら、東洋系のキャラクターとしてリトルサマナーやブレイダー、ツバキなども登場させてきた。
そして、本格的な東洋の国が、大洋の向こうについに登場する。
朝の国へ行くには？
新規キャラクターは朝の国からスタートすることができる。
既存キャラクターは、「AbyssOne： マグヌス」のメイン依頼 、 アビスエピソードを全て完了させた後、南浦のムドゥル村に向かう「深淵の血管」を利用するとワープが可能だ。
既存キャラクターの場合、以下の依頼を行っていないと、朝の国のメイン依頼が始まらないようである。
前提依頼を終えると、闇の精霊から[朝の国] エマからの招待状が受けられる。バルタリ農場から朝の国の物語が始まるのだ。
ベリアからのワープは16Mシルバー。それなりのお値段だ
マグヌスによるワープの他、大陸から帆船で朝の国に移動することもできる。私も実際にやってみたが、オープンワールド風情があるのでぜひ船旅も楽しんでみて欲しい。
新規アカウントで朝の国からスタートした場合 の大陸移動(2023/7/19)
2023/7/19アップデートにて、南浦ムドゥル村の「[朝の国] 再び井戸へ」メイン依頼を完了すると、深淵の井戸からバレノス地域への移動が可能になり、バレノスに関する知識を獲得するようになった。
以前に既に依頼「[朝の国] 再び井戸へ」を完了している場合、闇の精霊(/)と会話(W)することでバレノスが活性化されるとのこと。
新キャラでも問題なく進められるストーリー
先述の通り、「果てしない冬の山」に引き続き、朝の国も新規キャラクターのスタートポイントになる。
ストーリーの演出としてカットシーンが多用され、物語の状況がわかりやすくなっている。また、カットシーンから戦闘への繋がりがシームレスになり、没入感を削がないように改良された。
ストーリーを進めていくと「説話日誌」から、8つの物語が選択できるようになる。要はそれぞれが独立した連続依頼(クエスト群)を持っている形だ。
ESC > 冒険 > ●●の説話日誌
物語はどれから選んでも良く、1つ終われば別の物語が進められる形になっている。テストでは「九尾狐」の物語をプレイしたが、新規キャラでも問題なくクリアできる印象だった。今後戦い続ける対象となるボスの素性などを知る機会になるだろう。
ちょっとややこしい依頼内容
例えばクスンセ伝においては、「マツの木の原木を手に入れる」といった内容がある。これは実際に採集で取るのではなく、下図のように指定場所付近の「会話」が出るところを探す。
おそらくこうなった理由は、プレイヤーが実際に採集するとオブジェクトからしばらく採集ができなくなるため。進行不能になってしまう人が出ないように、擬似的な内容にした可能性がある。
ボスとの闘い
朝の国アップデートでは、これまでのような「狩場」は存在せず、朝の国の島そのものにもアクティブモンスターが登場しない。
では、戦闘コンテンツは何か？というと、説話日誌でも戦った「ボスとの戦闘」になる。
【注意】新規のボス討伐は「週に5回」まで
どうやってボスと戦うか？というと、「黒い祠」というコンテンツ画面から、挑戦するボスとその強さを選択して挑戦する。
ここが難易度選択の項目だ。見方は以下の通り。
| アイコン | 意味 |
 |
「まだ倒していない」 最優先でやるべき内容 挑戦して倒すと週間討伐回数を1消費する |
 |
「今週すでに倒した」 週間討伐回数を消費せずリトライ可能 |
 |
「前週までに一度は倒した」 今週倒すと週間討伐回数を消費する |
  |
「現在選択中」 全体が燃えているのは 今挑戦しようとしているもの |
そのキャラでまだ倒していないボスは、週に5回まで新たに討伐可能だ。負けた時のリトライは何度でも可能となっている。ボスの討伐可能回数(挑戦可能回数)は日曜日にリセットされる。また、討伐回数は家門共通のようだ。
「討伐した1体」の数え方は、「ボスの種類」「段階」「倒したキャラクター」に紐づいている。例えばウォーリアでボス「金豚王」の1段階と2段階を倒すと、計2体倒したことになる。その後格闘家で「金豚王」の1段階を倒すと新たにカウントされ、計3体倒したことになる。
キャラクターが討伐したボスの段階は、その週の間は討伐回数を消費することなく何度も戦闘が可能だ。上記の例だと、ウォーリアは「金豚王」の1段階と2段階を倒した後、それらを討伐可能回数を消費せずに何度もプレイできる。翌週にリセットされると、既に倒したボス段階もまた討伐可能回数にカウントされる。つまり、全段階を一度倒しても、フリープレイのようにはならないということで注意が必要だ。
2024/1/17のアップデートで、朝の国にいなくてもボス戦ができるように改善された。
ドケビの王「ドゥオクシニ」。カットシーンにもこだわりを感じる。
「旦の籠手」のために全ボス5段階までを倒そう
「討伐回数制限もあるし、ボスの簡単な段階はやらなくてもいいのでは？」と思うかもしれないが、5段までは全ボスそれぞれやった方が良い。
というのも、各ボスの各段階に初回討伐報酬があるからだ。初回討伐報酬からは、朝の国で実装される最上位グローブ「旦の籠手」のための材料が確定で手に入る。
冒険日誌にて初回討伐報酬が受け取れる
冒険日誌に、ボスの初回討伐に関係する「ボス図鑑：朝の国」が追加される。これはボスの難易度である1～7災シニに対応する日誌になっている。
まずは1～5が目標だ。それぞれの日誌が9体のボスにまつわるものなので、コンプリートするには9体×5段階 = 45回は討伐が必要。最短でも9週間は攻略にかかることになる計算だ。
各ボスを倒すと、冒険日誌から報酬アイテムがすぐに獲得できる。
開封したところ
旦の籠手のコア材料に「弘益の炎」があるが、弘益の炎の天井アイテム「舞い上がる弘益の火種」が、確定で手に入る。
- 1段階ボス：12個 (×9体で108個)
- 2段階ボス：12個 (×9体で108個)
- 3段階ボス：13個 (×9体で117個)
- 4段階ボス：14個 (×9体で126個)
- 5段階ボス：15個 (×9体で135個)
毎週5つずつ網羅的に倒すだけで、旦の籠手のための炎が完成する量(500個)が集まる。
もちろん、6～7災シニにも設定されているので、腕に自信があれば挑戦してみるのもいいかもしれない。だが、それらをやらなくても十分に火種は集まるのだ。
また、「結晶化した絶望」を火種に交換する方法もある。熱心にプレイする人は、「ボスをプレイしつつカルフェオンエルビア」という形もアリだ。
また、他の冒険日誌同様に、各冊子の最後には家門あたりの永久追加効果が得られる報酬がある。おそらく各段階のいずれかのボスを倒すと開放されるようなので、とりあえず1~5段の敵を1つずつ最初に倒すと良い。
- 1段階：最大所持重量+10LT
- 2段階：すべての命中力+10
- 3段階：最大持久力+12
- 4段階：すべての命中力+10
- 5段階：最大HP+12
ボス討伐報酬
ボス討伐報酬は3種に分けられる。
- ボスの各段階の初回討伐報酬 (冒険日誌より即時受領)
- 討伐したボスの報酬 (毎週日曜配布)
- ランキング報酬 (毎週日曜配布)
1は先述の通りだ。
2と3の報酬は、毎週日曜日に送られる。
討伐したボスの報酬のほか、先述の「ランキング」に応じた報酬が追加でもらえるようだ。
日曜にもらえる報酬の画面(テストプレイ時点)。1段階2つ、2段階1つ、5段階2つをクリアしてみた。
段階に応じた報酬がもらえる。週に5体まで討伐可なので、毎週日曜にもらえる報酬は最大で5つ
ランキング
黒い祠のボス討伐には「ボスの種類」「段階」「倒したクラス」に基づくランキング要素(討伐順位)がある。
ランキング自体は毎日0時に更新される。上手く上位に入った時は、抜かれなたくない気持ちになるだろう。
討伐のランキング順位によって、毎週日曜0時に追加の報酬が与えられるそうだ。
属性(精気)の強化
既存の装備はボスに対して10%程度効力があり、90%は属性の力となる。このため、属性を高めることが重要になってくる。
属性は「太陽」「月」「地」の3つの属性の宝玉があり、それぞれのボスと対応している。
月の精気を例に見てみよう。ここでは、青い「月」属性はパッシブとして1段階が入っている。
その後ろに5段階分「黄色い玉」が入っているが、これは「光の宝玉」というものだ。
光の宝玉は好きな属性に割り振れるポイントになっていて、200万シルバーを支払ってリセットも可能となっている。
ボスに有効な属性はそれぞれ1種類だけなので、倒したいボスの属性に集中させるのがセオリーだ。
属性は1段階あたりA50、D100獲得となる。また、攻撃力と防御力に追加でステータスを割り振ることも可能だ。光の宝玉1個あたり、攻撃または防御に触れる能力値が3追加される。
もちろん、光の宝玉が最初から潤沢に与えられているわけではない。これらはメイン依頼の進行で家門ごとに既定の数まで得られる。このため、とりあえずはメイン依頼および説話日誌をガンガン進めて、光の宝玉を集めるのが得策だろう。
ストーリーを進めつつ、毎週日曜更新までにボスを忘れず5体ずつ倒していくのが理想だ。
属性がもらえるタイミング
メイン依頼をクリアしていくと、闇の精霊から以下のメイン依頼を受けられるようになる。依頼完了時に各宝玉が配布され、直接「黒い祠」に入る。
| 依頼区分 | 依頼名 | もらえるもの |
| [朝の国] 太白に忍び寄る影 (朝の国メイン依頼序盤) |
[朝の国] 闇の精霊のプレゼント | 太陽の宝玉 x1 月の宝玉 x1 地の宝玉 x1 光の宝玉 x1 |
| オドゥクシニ伝 | [朝の国] ドケビのプレゼント | 光の宝玉 x1 D+1 荘園「松風の家屋」利用可能 |
| 説話日誌クリア後 | [朝の国] 太白を司る者 | 光の宝玉 x1 A+1 ドケビの清水を使用で 水晶スロット x1 荘園「心郷齋」利用可能 |
| 説話日誌クリア後 | [朝の国] 説話ケビの試練 - 三災シニ | 光の宝玉 x1 |
| 説話日誌クリア後 | [朝の国] 説話ケビの試練 - 五災シニ | 光の宝玉 x1 |
まずはメイン依頼(説話日誌)全クリアを目指そう
メイン依頼を奨め、説話日誌を全て完了すると、闇の精霊から「[朝の国] 太白を司る者」が受けられ、光の宝玉1つがもらえる。
これで、元の属性と併せて4段階まで属性を上げられる。ここまで出来てから黒い祠コンテンツを始めればOKだ。
とはいえ、毎週日曜までには5体は倒したいので、説話日誌を奨めつつ、黒い祠で選べるボスの1段階目などは倒し、週間討伐回数を残さないことを優先した方がいい。
説話日誌がすべて完了したら、さらに闇の精霊から「[朝の国] 説話ケビの試練 - 三災シニ」を受ける。いずれかの三災シニ(3段階)のボスを倒すと、光の宝玉を1つ獲得できる。
「[朝の国] 説話ケビの試練 - 五災シニ」を受けて、いずれかの五災シニ(5段階)のボスを倒せば、さらに光の宝玉を1つ獲得する。
つまり、黒い祠のボス戦闘は、3と5段階を1度ずつ行うだけで、6段階まで精気を上げることができる。また、これが執筆時点実装の最高段階のようだ。
なお、説話ケビの試練は家門依頼のため、ストーリーを進めたキャラ以外でクリアしてもクリア判定になる。クリアが難しい場合、色々なキャラで試してみよう。
水晶スロットの開放
闇の精霊からの依頼完了で、新規に水晶2スロットが開放される。
| 依頼区分 | 依頼名 | もらえるもの |
| オドゥクシニ伝 | [朝の国] 不思議で美しいドケビの箱(ドゥオクシニ伝) | ドケビの清水 使用で 左下水晶スロット開放 |
| 説話日誌クリア後 | [朝の国] 太白を司る者 | ドケビの清水 使用で 右下水晶スロット開放 |
ボスの属性一覧
火の宝玉
二番目に攻略が楽なグループ。
- 金豚王
- オドゥクシニ
- 大倀鬼
月の宝玉
一番攻略が楽なグループ。特に竹葉軍は楽だと思う。
- バリ (巫堂霊)
- ソンカクシ
- 竹葉軍
地の宝玉
最も攻略が難しいグループ。
- 九尾狐 (メイン依頼で倒していない場合、狐峠のNPC「スンサン先生」からひょうたんをもらうことができる)
- 山君
- ドゥオクシニ
- イムギ (7/5追加)
6～7災シニでは「デヴォレカイヤリング」真IIも獲得できるチャンス (2023/7/26追記)
「旦の籠手」を狙うだけなら、5災シニまでのクリアで事足りる。より難しい6～7災シニをクリアすれば、「デヴォレカイヤリング」の真IIなども獲得できるチャンスが与えられる。
「黒い祠」コンテンツの難易度「六災シニ～七災シニ」の週間討伐報酬で、「デヴォレカイヤリング」を最大「真(II)段階」まで獲得できるようになりました。
ただし、既に獲得済みの討伐戦利品および冒険日誌を通じて獲得できる討伐戦利品からは獲得できません。
デヴォレカイヤリングは執筆現在最高のADバランスをもったイヤリングだ。
最高の攻撃力という意味では、「黒い侵食のイヤリング」や「バアの暁」があるが、これらは「防御力-5」というなかなか大きいデメリットを持っている。
デヴォレカイヤリングは真IVで攻撃力が1、真Vで2低くなるものの、防御力減少のデメリットがない。トータルのADも高くなる。
さらに、デヴォレカアクセサリーは3種類着用することで、攻撃力がアップする効果がある。
デヴォレカシリーズはイヤリングのほか、ネックレスとベルトが実装されている。どちらも獲得が難しく、上級者向けのアクセサリーセットだ。
最高難度を倒すとチャンネル全体に報酬が(2023/9/6追加)
2023/9/6のアップデートで、黒い祠の最高難易度のボスが討伐されると、ボスが討伐されたチャンネルにいる冒険者全体に「朝の祝福」バフがかかるようになった。
朝の祝福の持続時間は180分で、太陽/月/大地の祝福のうち、討伐したボスの弱点である精気に対応した祝福が適用される。
また、これらは別の種類が重複適用される。
3つのフルバフ状態
例えばCalpheon-1chで金豚王、ソンカクシ、山君がそれぞれ最高難度で討伐されると、Calpheon-1chでは全ての朝の祝福が適用され、攻撃力+1、防御力+1、アイテム獲得確率上昇+20%の効果を一緒に得られるのだ。
アイテム獲得確率上昇の上限値はArshaチャンネル/領地占領効果の限度となる400%まで適用されるとのこと。
| 討伐したボス | 朝の祝福 | |
| 金豚王、大倀鬼、オドゥクシニ | 温かな太陽の祝福 | 攻撃力 +1 |
| 巫堂霊、ソンカクシ、竹葉軍の隊長 | 仄かな月光の祝福 | 防御力 +1 |
| 九尾狐、ドゥオクシニ、山君、イムギ | 豊かな大地の祝福 | アイテム獲得確率上昇+20% |
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