【黒い砂漠】ドラカニア(DR)覚醒スキルのクイックガイド

以前より当サイトに秀逸な記事をご寄稿いただいている砂漠のフィジークさんから、「ドラカニア覚醒スキルのクイックガイド」が届きました。

謝辞とご挨拶

記事の執筆者、砂漠のフィジーク(@bdophysique)と申します。2022年7月27日に実装されたばかりである「ドラカニア（DR）」覚醒スキルのクイックガイドをお届けします。

記事を執筆するにあたってはグローバルラボのテストに参加してきた方々のフィードバック、とりわけDrakania専用Discordの研究成果を参考にさせていただきました。

ドラカニア（以下DR）の研究に熱意をもって取り組み、姉妹達へ道しるべを残してくれたDR専用Discordのメンバー達に敬意を表し感謝申し上げます。また、Youtubeに投稿された動画を参考にしたコンボについては参照リンクを附記しております。

さて、今回の記事の目的は覚醒スキルを使いこなすために必要な基礎知識と、幾つかのスキル連携を想定されるシチュエーション毎に整理し、新しく羽ばたき始めた覚醒DRに慣れ親しむことにあります。

スキルの連携、いわゆるコンボはまだ研究の途上で最適化されているとは言い難く、さらに今後の調整によってすぐにでも陳腐化してしまう可能性が高いことをご承知おきください。

また表題にもある通り、覚醒DRをすぐにでも動かせるようになることを目標に据えているため、スキル一つ一つの詳細な情報についてここでは割愛します。

それではさっそく、ロマンと魅力に溢れるDR覚醒スキルを体験しに行きましょう！

覚醒DRの基本操作

スキルツリービルド

まずはスキルポイントの振り分けから簡単に解説していきます。

全ての覚醒スキルと覚醒武器状態で使用可能なメイン武器スキル、移動と持ち替えに便利なスキル錬成とパッシブを取得した最小限の構成で必要なSPは1282です。PvEのみであれば以下のスキル構成でさほど不便を感じることはないでしょう。

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PvPを目的にする方はここからマクタナンの龍鱗、拠点戦/占領戦でのみ適用されるパッシブスキル等の優先順位が高いスキルから取得していきます。
覚醒DRでも使う可能性のあるCC保護やSACCのメイン武器スキルを取得するにはおよそ1900ポイント前後が目安となり、全スキルの取得に必要なSPは2241ポイントです。

トリオン状態で使用可能なメイン武器スキル

覚醒武器（トリオン）状態でいくつかのメイン武器スキルを使用可能であり、武器の持ち替えを行わずトリオン状態を維持します。全ての行動に関わる重要な要素なのでまずは以下のスキルをしっかりと把握しておきましょう。

態勢転換スキル

覚醒DRは［地踏の魔人］(以下魔人)と［蒼天魔竜］(以下魔竜)というふたつの特性に分かれた態勢を転換しながら戦うことを最大の特徴としています。ゆえに態勢の転換を把握することが何より重要であり、思いのままにキャラクターを動かすために欠かせない要素です。

態勢転換の基本操作

上記スキルはどちらの態勢からでも使用可能な態勢転換用のスキルです。この遺産選別に加えて態勢転換を伴う下記スキルを把握することでスムーズな戦闘を実行できます。

魔人→魔竜へ態勢転換を伴うスキル

以下は魔人態勢で発動すると、魔竜態勢へ転換しながら発動できるスキルです。

魔竜→魔人へ態勢転換を伴うスキル

以下は魔竜態勢で発動すると、魔人態勢へ転換しながら発動できるスキルです。

スキルスロット登録とスキルロック

推奨されるスキルスロット登録は、スキルスロット発動のみ可能な湧き上がる闘志（いわゆる覚醒バフ）、エルビア：蘇った戒律、58レベルスキル錬成の3つのみであり、他は各人の操作環境や好みによります。
強いて挙げるならば大地を引き裂く咆哮は魔人と魔竜のコマンドが被っているため、混乱を避けるためにスキルスロット発動を利用する価値があるかもしれません。筆者個人は前方ガードで保護されつつ近距離前方に攻撃を放つコンボ：生命の終焉を試しているところです。

スキルロックについても覚醒DRは不要なスキルや誤発動をまねくコマンド被りが少ないので特に必要ありません。ただし後述する一部のコンボにおいてはコンボ：根絶をロックするパターンがあることだけ覚えておいてください。

移動スキルと連携

基本操作を把握した次の段階は移動を伴うスキルを手に馴染ませることです。ムービートレイラーのように爽快な戦闘を実演するためにも、ここで紹介するスキルと連携を何度でも繰り返しマッスルメモリーに刻み込んでいきましょう。

移動用途で頻繁に用いるスキル

メイン武器スキル

魔人・魔竜共通

態勢転換を伴う移動スキル

シチュエーション毎に最適なスキルを選択を行うために、上記スキル群の移動距離・CC付与・CC保護・スタミナ消費等の特性を明確に整理し把握しておく必要があります。

移動スキルの連携

消費持久力の少ない移動連携

覚醒DRを動かしていてスタミナが枯渇してしまう時は、まず持久力の消費が少ない移動スキルの連携を意識して取り入れてみましょう。ジャンプからのトリオン連撃の突進攻撃や呼びかけは移動距離に対して消費する持久力が少ないため推奨されます。

※ トリオン連撃の突進攻撃はジャンプ7月27日実装の現時点において一度Wキーを離さなければ発動しません。この不具合は7月29日のグローバルラボのアップデートで修正されています。

CC保護された移動スキル

キャラクターを目標地点へ連れて行き、その場の状況に対応するため移動スキルは組み合わせて利用されます。とりわけPvPの状況では使用するスキルの選択に慎重を期す必要があるでしょう。

着地点でCC攻撃を受ける可能性がある場合、あるいは危機的な状況から離脱する場合と要求される状況に応じて適切な連携は異なります。

PvEコンボ

この項目ではPvEで使用されるスキルコンボ、及び連携の組み立てに必要となる知識を紹介していきます。
PvEコンボの主軸となるスキルはダメージ倍率とスキル補正、攻撃範囲とモーション速度の優秀なスキルが選択され、連携の組み立てには事前のバフとデバフ、あるいはHP/FP回復を考慮します。

バフとデバフ

HP/MP回復スキル

PvEコンボサンプル

それでは狩りで使用されているコンボを幾つか例に挙げて紹介していきます。狩り場の選択とプレイヤーの攻撃力次第で適切なコンボは異なるため、連携の設計思想を知ることで自分に合ったコンボを見つけ出し、さらに自分用にカスタムしていくことができるようになります。

2つのパターンでCTを回すシンプルコンボ

覚醒DRのPvEコンボを考える時にひとつ悩ましいのが大地を引き裂く咆哮（魔竜） の存在です。クールタイムが18秒と長くmobの群れ毎に使用することが難しいので、2つのコンボパターンを用いて狩りを行っているプレイヤーが多く見られます。

以下のコンボパターンはシクライア海底・星の墓場・セレンディアエルビア地域など、フルコンボを叩き込まなくてもmobの群れを掃討できる狩り場に適しています。

・얌비얌 YamBiYam's PvEコンボ

韓国サーバーのプレイヤー얌비얌 YamBiYamが紹介している新規プレイヤーでも非常に馴染みやすいコンボパターン。ダメージ量の多い大地を引き裂く咆哮（魔竜）と破滅の引導者、魂に滲む怨恨（魔竜）及びコンボ：斬雲（魔竜）を主軸として2つのコンボパターンを組み立てています。

魔竜状態からでも発動可能な滅砕突槍と嵐の襲撃は移動を伴う攻撃であり、かつCTも短いのでコンボスタートのスキルとして馴染みやすく優秀です。

パターン1

パターン2

スキル特化例

FP回復を意識したコンボ

無限ポットを持っているプレイヤーを除いて、狩りにおけるFPの枯渇は対処が必要な問題です。前提知識として上述したFPを回復するスキル群に加えて、スキル特化のFP回復を活用することで重たい回復POTを何百個と抱えずとも戦闘を続行可能となります。
このコンボに限った話ではなく、一般的にPvEのコンボとはスキル特化の設定とセットで検討されるものです。

ここで紹介するコンボのように狩りでは大地を引き裂く咆哮（魔竜）をコンボに組み込まない、あるいは単発で用いることでテンポ良く狩り続けるコンボも数多く試されています。

スキル特化例

魔人態勢のクリティカル確率を最大化するコンボ

魔竜スキルは全てのスキルがクリティカル確率100%で設定されているものの、魔人スキルのクリティカル確率補正は100%を満たしているものがありません。
下記のコンボはスキル錬成の終末の進撃でクリティカル確率+24%、破滅の引導者のスキル特化で+30%、潜在力の+18%で合計72%の補正を前半に固めた魔人スキルに適用しています。
また、このコンボ例ではコンボ：根絶（魔人）をスキルロックしています。

スキル特化例

PvPコンボ

最後にPvPで使用するコンボを紹介していきます。本項で登場する様々な用語やCCに関連する一般的な用語や仕組みについては解説を省きますので、下記リンクからCCシステムの基礎を解説した連載記事をご参照ください。

【黒い砂漠】連載「CCのメカニズム」Part1. CCという危険な行動不能状態

https://ossan-gamer.net/post-36346

黒い砂漠のPvPにおける「行動不能状態(CC)」について、フィジークさん(@bdophysique)にご解説いただきました。連載「CCのメカニズム」 　　＞　Part.1 CCという危険な行動不能状態 　　　　Part.2 状態追加ダメージとCC状態の連続 　　　　Part.3 CCスキルの特性と防御 　　　　Part.4 CCとコンボ記事の概要この連載記事では戦闘システムの核を成すCCシステムの仕組みについて、対人戦（PvP）を主眼に置いた解説を行います。基本的にmobとの戦闘（PvE）は考慮しておらず、各項目に書かれている説明はPvEに当てはまらない場合が多々あり...

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また、覚醒DRは実装から間もなくバランス調整で大きく変化する余地を残しています。最適なコンボとは開発チームの調整によって常に変化していくことを念頭に置き、今後のアップデート情報を注視しておいてください。

本スキルの設定

覚醒武器スキルに追加のCC効果やCC保護を付与する本スキルは魔人スキルのみ設定可能です。PvPにおいては起点で用いる滅砕突槍、または範囲と火力に優れる吹き荒れる暴圧を推奨します。
吹き荒れる暴圧はコンボ中のダメージスキルとして頻用されているため、本スキルに設定する場合はコンボの中でスキルを使用する順序に注意してください。

ベーシックPvPコンボ

起点となる1回目のCCスキルは「浮かす」を持つ3スキル

覚醒DRは同じスキルコマンドでも魔人と魔竜の異なるスキルが発動するため、慣れないうちはコンボ中に態勢切り替えのことを考えて手が止まってしまいがちです。
混乱を防ぐためには起点となる1回目のCCスキルの性質を把握し、態勢転換のために遺産選別を使用することは避け、コンボの中間に態勢転換を伴うスキルを組み込むことを推奨します。

覚醒DRの実装からほどない現在では、コンボの起点となる1回目CCスキルは、「浮かす」をもつ以下の3スキルが主力となります。

浮かすCC1回目スキル

魔竜スキルは動作が遅く無防備であり、一息で距離を詰めて襲いかかる覚醒DRのスタイルに合致していないこと、本スキルも魔人スキルにしか設定できない等の理由によるものですが、今後のアップデートで調整が行われたら覚醒DRの核心的な変化となるでしょう。

イージーコンボ

起点の後に態勢転換を伴う吹き荒れる暴圧を発動することで起点後の態勢について注意を払う必要がないシンプルなコンボ。2回目CCも浮かしで削りきれる相手であれば一番楽なコンボ例です。
本：滅砕突槍のスーパーアーマーは打撃後すぐに切れてしまうため、吹き荒れる暴圧のSAでつなぐのはキャッチされやすいという点に目をつぶれば安定行動ともいえます。

パターン1

パターン2

2回目CCノックダウンコンボ

2回目CCに行動不能時間の長いノックダウンを狙うコンボ。バウンド・ノックダウン抵抗を積んでいるプレイヤーが多いことを考慮し、直後に浮かすCCを連続することでコンボの安定化を図っています。
突き破る槍で1回目CCを取った場合、魔竜態勢であればスペースキーの遺産選別を挟んで態勢転換を行う必要があります。

イージー&プロテクトコンボ

CC保護付きのダメージスキルを採用することでコンボ中に他の敵からカットされるリスクを抑えるコンボパターン。魔竜スキルをコンボに組み込む場合、CC保護と魔竜状態の転換を併せ持つ滅砕突槍が非常に優秀です。
拠点戦などの集団戦を重視するプレイヤーの場合、一人で相手を削り切るコンボよりもまずは安定度の高いコンボを身につけることを推奨します。

吹き荒れる暴圧を本スキルに設定しフルSAで繋ぐコンボは集団戦において安定します。

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